こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

三文以上の価値ある作品「三文オペラ」

ブレヒト作の戯曲「三文オペラ」。 乞食と盗賊と娼婦の栄えるというなんともダークな要素の揃ったロンドンの貧民街を舞台として、お尋ね者の盗賊ボス メッキースの大捕り物を描く内容となっている。 タイトルに「三文」と付く通り、気品溢れる従来のオペラと…

赤い不死鳥「スーパーロボット レッドバロン」

「スーパーロボット レッドバロン」とは1973年~1974年にかけて放送した全39話の特撮番組である。 シンプルな赤きボディはナイスデザイン。カッコいいぜ! 赤いロボといえば何もシャアだけのモノでは無い。日本の赤いロボはここにもいると若い世代に声を大に…

リアル路線の社会恐怖「セールスマンの死」

アーサー・ミラーによる戯曲作品、それが「セールスマンの死」である。 作品の内容はタイトルが示す通りに、とあるセールスマンが死ぬお話である。 セールスマンのウィリー・ローマンが死を迎えるまでの過程を見ると創作物だからといって無関心でいることは…

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その3

学園戦記ムリョウ なんだか妙なテンションの学園もの+SFアニメ。 学生達で街に攻め入る宇宙人を追っ払ったりするアニメ。 最後の方は宇宙規模の闘いになって壮大であった。 謎の少年ムリョウは私服登校の学校でも常に学生服を着用するというこだわりを持って…

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その2

引き続き輝かしいNHKアニメを振り返ろう。 ふしぎの海のナディア ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」を原作としたアニメ。 海洋冒険ものではあるが原作とは内容が大きく異なる。まず原作にはナディアが出てこないし。 この作品でヒロインのナディアを好きに…

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その1

NHKの悪口をたくさん聞くので、私くらいは良いところを見てやろうと天上から地上を見下ろす神のごとき気持ちでいる今日この頃である。 NHKと言えばなんといっても良い子の味方のチャンネルである。 「おかあさんといっしょ。」 「いないいないばあっ!」 「ひ…

NHKの良いところを振り返ろう。大河ドラマ「黄金の日日」

NHK受信料がどうのこうので争った裁判の記事を先日のヤフーニュースで拝見したところ、結構な量のNHKへの攻撃的コメントが投稿されていたのでNHKだって良い所はあるんだぜと言っておきたい。 NHKと言えば、大河ドラマだよね。 いつから始まったか、古くから…

NHKがやらかしたらしいな

昨日のヤフーニュースでNHK受信料を払う、払わないで揉めた裁判の記事がアップされていた。 ちょっと興味があったので読んでみたら記事の下のコメント欄にはNHKに対するお叱りの声が多数投稿されていた。 見ていないのに何故受信料を払わなければいけないと…

悩める男優の女装コメディー「トッツィー」

1982年公開、ダスティン・ホフマン主演映画「トッツィー」を見た。 ダスティンの出ている映画はだいたい面白い。 現場で揉め事ばかり起こすために仕事が激減した俳優マイケルは遂には女装して女性役のオーディションを受ける。一時しのぎでやった仕事であっ…

農家を舞台にした愛憎劇「楡の木陰の欲情」

劇作家オニール作「楡の木陰の欲情」を読んだ。 いや、全く知らない本だった。 何か底知れぬ深いテーマがあるような心に引っかかるこの変わったタイトルに釣られて読んでみた。 これは面白い。 作品前面に良くも悪くも「人間」らしさが漂っている作品であっ…

私もかつてはそうだった「恐るべき子供たち」

コクトー作の「恐るべき子供たち」を読んだ。 先日見たアニメ「空の境界」で登場人物の黒桐幹也の名前についてヒロインの両儀式が「フランスの詩人みたいな名だ」と感想を述べたシーンがあった。そのフランスの詩人がこの本の作者コクトーであろう。 かつて…

朝が来るその前に!「夜は短し歩けよ乙女」

今宵の一本はコレだ! 「夜は短し歩けよ乙女」 うん、いいタイトル。 2017年公開のアニメ映画である。 何やらおかしい世界観と冴えなくてちょっぴりアホな青年を書くのに定評がある作家 森見登美彦原作小説のアニメ化作品である。 この原作の方は今から丁度2…

韻文小説の金字塔らしい「オネーギン」

プーシキン作の「オネーギン」。 オネエではなく登場人物のエヴゲーニィ・オネーギンという青年の名がタイトルとなっている。 内容は遺産で遊び暮らすオネーギンが田舎娘のタチヤーナに惚れられて恋文を貰うのだが、オネーギンは他に類を見ない特殊な振り方…

ストラダアップ!「電撃!! ストラダ5」

「電撃!! ストラダ5」は1974年に放送した全13話の特撮番組。 5人チームで任務に当たるという戦隊モノの基礎が詰まった作品である(と思う)。この翌年に「秘密戦隊ゴレンジャー」が放送しスーパー戦隊シリーズの歴史がスタートした。そういう点では戦隊モノ…

SF青春群像劇「無限のリヴァイアス」

「無限のリヴァイアス」は1999年10月~2000年3月までの間に放送した全26話のアニメである。 1999年と言えばノストラなんとかの大予言とかいうどっかのお蔵入り映画のタイトルと同じ名の事件で世は賑わい、そんな中でラルクが世の終わりの前の大サービスのご…

今さらだが「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」をプレイする その3

ドラクエⅣの第五章では別々の場所からスタートした仲間達が一同に会するという燃える展開が楽しめる。 プレイヤーが初めて勇者を操作することが出来るようになり、他の仲間達はソフトに搭載されたAIによってオート操作が可能となる。戦闘がスムーズになって…

今さらだが「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」をプレイする その2

5章構成のストーリーには大変感動したので感想を書き殴っていこうと思う。 第一章 王宮の戦士たち 本作で我々プレイヤーに操作が許される最初のキャラが第一章の主人公である王宮戦士のライアンである。このライアンはピンクの鎧を身に纏うというハイセンス…

今さらだが「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」をプレイする その1

あのヒット作ドラゴンクエストの第四弾「ドラゴンクエストⅣ」は1990年にエニックスより発売したファミコンソフトで神RPGである。 Ⅰ~Ⅳまでがファミコンで発売されドラクエⅤからはスーパーファミコンへとステージを移していく。 もう30年くらい前のゲームだが…

女性の自我の目覚めを描く「人形の家」

イプセン作の戯曲「人形の家」を読んだ。 日本では弘田三枝子が歌うこれと同じ名前の「人形の家」という楽曲が大ヒットしたのを思い出す。私も良く聴いていた。いずれもマストで子供の遊び道具ということから布施明の「積み木の部屋」という曲とごっちゃにな…

訳がわからない。だがそれが良い「ゴドーを待ちながら」

サミュエル・ベケット作の戯曲である。 本作はとある田舎の一本道が舞台。エストラゴンとウラジーミルというかなり歳のいった冴えない浮浪者が主な登場人物の2幕構成のストーリー。 途中にポッツォという高慢ちきなジジイとその下僕のラッキーというのが出て…

「岡村靖幸」という天才についての思い出 その3

先日DAOKOとコラボした曲をリリースしてから再び岡村熱が燃え上がり、古いアルバムを聞き返したりしている。それにしてもその当時も今になっても岡村ソングはキラッキラしているな。 彼のやる音楽は唯一無二であるから岡村靖幸が満たしてくれる私の音楽的欲…

女の特性を知る「かわいい女・犬を連れた奥さん」

戯曲作家として有名なチェーホフの小説作品。 表題の2編の他に「中二階のある家」「イオーヌイチ」「往診中の出来事」「谷間」「いいなずけ」の合わせて7編が収録されていた。全体的にどことなくアンニュイ感が漂っている印象があった。 「かわいい女」に「…

ヘヴィメタルボディのお巡りさん「機動刑事ジバン」

「機動刑事ジバン」は1989年放送開始の全52話の特撮番組。世が平成と呼ばれるようになって第一発目のヒーローである。平成特撮の始めの第一歩がココに詰まっている。 記録メディアの主流がビデオの時代にはパッケージ化しない特撮番組も結構あった。この作品…

きっと来る良い便り「空の境界 未来福音」

「空の境界 未来福音」は全7章+αで構成されたあのすばらしき映画「空の境界」の新作で2013年に公開した。今回も恐ろしく綺麗な絵ですばらしい作品に仕上がっている。 先のシリーズとはまた毛色が違ってそんなにバイオレンス感も無く話の構成も独特な群像劇…

悲しき戦争の終結へ向けて「重装機兵ヴァルケン」

「重装機兵ヴァルケン」は1992年発売のスーパーファミコンソフトである。アサルトスーツと呼ばれるカッコイイリアルロボットを操縦して敵を倒すアクションシューティングゲームだ。 主人公ジェイクは22歳で徴兵され兵士としてロボに乗り込み戦争に駆り出され…

昨日のMステの岡村靖幸

私のこの一週間の楽しみは2つあった。それというのが一つはちょっとばかし小金が手に入ったのでたまの贅沢でカツレツでも食いに行くということ(これは一昨日食いに行って非常にうまっかた)、そして二つ目が岡村靖幸がMステに初登場するということだ。彼の…

久しぶりだぜ!「GODZILLA ゴジラ(2014)」

先日、「シン・ゴジラ」が地上波初放送した裏で私は2014年のハリウッド版ゴジラを見ていたのだ。公開から3年も経ってやっと見た。 TOKIOの松岡君が出た2004年公開映画「ゴジラ FINAL WARS」でゴジラ映画は終わりだとなりそれ以来新しい物は見ていなかったと…

どこからなのかはよく分からない「空の境界」

「空の境界」は全7章+終章で構成される劇場アニメ。2007年~2010年にかけて公開し完結を迎えた大作である。 絶対に空(そら)だと思ったらタイトル読みは空(から)の境界であった。 第1章の段階からアニメのクオリティーがすごい。特にハイセンスでスタイ…

迫り来る死から生をを振り返る「イワン・イリッチの死」

ロシアの文豪トルストイの書いた恐ろしい作品。 ロシア人作家の作品の登場人物はとにかく名前が覚えづらい。ロシア文学を好んで良く読むのだがこの名前の問題には困ったもんだぜ。 一官吏であるイワン・イリッチが不治の病にかかり、迫り来る死からそれまでの…

おつかれ安室ちゃん!「安室奈美恵」を振り返る その2

引退発表後程なくしてベスト版を出した安室奈美恵の懐かしい楽曲を聴き直している今日この頃です。 withスーパーモンキーズ時代の5ショットが見たいので引退までにやるライブのどこかでMAXを呼んで欲しいものだぜ。「太陽のシーズン」のダンスが超好きです。…