こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

心に残るセリフ「チビ人間」

← 翠星石(CV:桑谷夏子) こないだちょっとした用事で保育園に行くことがあった。そこにはもちろん幼子がうんさかわんさかといる。とてもうるさい。私を見れば「誰?」と聞いてくる。「誰と聞く前に己の名を言うがいい」と言ってやるとクソウケして大笑いを…

こしのり漫遊記 その13「和尚と私の夏休み(下)」

寺での生活は半月以上続いた。他所から預けられたガキが住んでいるなんてのは地元の民の間では珍しい話題となり用も無いのに私を見に来る人もいたくらいだ。それも年寄りばかりである。ここの年寄りは決まって私に昔話をして、そして何か食べ物をくれる。餌…

こしのり漫遊記 その12「和尚と私の夏休み(上)」

私は多くの子供達がそうであるように学校という名の子供を一杯詰め込む檻が嫌いであった。こんな表現をすると学校が大好きなお友達、そしてそこで楽しく教える先生達には申し訳ないが私の記憶の中の学校のイメージがコレなのである。 そんな檻から開放されて…

不思議でユーモラスな短編集「檸檬」

檸檬(れもん)、私の大好きな黄金の果実だ。何の話か全く知らない作品だったが「ただ檸檬が好きなので」という理由で手に取った。しかし、これは軽い気持ちで読める簡単な本ではなかった。難解な文体、独特な心理描写、不思議でオカルティックな要素も含む…

変態美食家の高校時代「東京喰種トーキョーグール PINTO」

東京喰種のスピンオフとなるOVAアニメ。 アニメ本編でも大活躍の変態美食家 月山習の高校生時代を描いた物語である。 本編では主人公でないにしろ存在を絶対に無視できない「東京喰種」きってのヤバイキャラで私も大好きなキャラである。とにかくその変態的…

バック・トゥ・ザ・12年前「東京喰種トーキョーグール JACK」

テレビアニメ版で盛り上がった大規模な捕り物のフクロウ討伐作戦から12年前のお話だということです。 アニメ2期最終回でオシャレな黒いアタッシェケースを持って登場したヤバ強いCCGの捜査官 有馬貴将と同じく捜査官の富良太志の出会いを描く番外編エピソー…

女子二人だけの秘密の関係「桜Trick」

最近は女子しか出てこない日常系アニメが増えてきた。本作も女子達のゆるい日常を描くアニメだけれど、それに加えて友達の関係を一歩抜けての女子同士のLOVEをも描く所謂百合アニメである。百合アニメって国内で結構な本数作られているよな。 毎話女子同士の…

社会道徳を無視してでもマイライフ「或る女」

「或る女」。なんとも性を主張した深みがかったエロスを彷彿とさせるシンプルタイトルだが内容は決してそういうのでなく本当に或る女、つまりは主人公 早月葉子の一年間の人生記録を読んでいく本である。 表紙の女の絵をじっと見ているとなんだか変な感覚に…

こしのり良い曲 その5 夏ソング ジャニーズ縛り 2

ジャニーズの夏ソングってやっぱりいいよね。ジャニーズの好きな夏うたを語る。 BOUNCE GIRL / KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST “10Ksテンクス! "【期間限定盤2】(2CD+1DVD) アーティスト: KAT-TUN 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム 発売日: 2016/03/22 メ…

こしのり良い曲 その4 夏ソング ジャニーズ縛り 1

ああ、昨日も今日も暑い。きっと明日もクソ暑いだろう。私は夏が嫌いだ。日本の夏は暑いし湿気がすごい。蚊やゴキブリなどの虫が出てくる季節だし良い事ないな。暑がりの虫嫌いにはどうにも困った季節なのだ。早く冬になればいいと思う。 そんな夏嫌いな私だ…

こしのり漫遊記 その11「 ダイヤモンドの苦悶」

これは苦悶話であって自慢話と勘違いしないで欲しい。最初にこれだけ言っておいて本題に入ろう。 ごく最近のことである。私は全く興味がないために5万時間の自由時間が与えれても決して見ることは無いであろう野球試合中継を私のお兄ちゃんが手に汗を握って…

で~とデート? 

お題「初めてデートした場所」 14歳。公園ベンチ。 雨後の虹の架かる青空の下でフレンチキス(日本的な意味での)。 実際時間にして2秒程、体感的にはテニス一試合分くらいの恋人達の時間。

遥かなる金星での闘い「ヴイナス戦記」

1989年、つまり花の平成元年公開のアニメ映画作品である。 アニメ・漫画好きの間では伝説的な有名人である安彦良和が原作者にして監督も手がけた作品である。ビデオとレーザーは出ていたが長らくDVD、BDにならない困った作品であったが2016年にやっとDVD、BD…

こういう未来へのルートも存在する「東京喰種トーキョーグール√A」

2015年1月~3月放送のダーク(すぎる)・アドベンチャー作品。 前作「東京喰種トーキョーグール」最終話からストーリーが連続しているがタイトル変更しての第2期からは、原作とストーリー展開が異なる。 でも安心してください。アニメオリジナルの展開は原作…

禁断のグルメ「東京喰種 トーキョーグール」

2014年7月~9月放送のダーク(すぎる)・アドベンチャー作品。 現代日本では絶滅危惧種と言っても過言で無い、清楚お姉様系文学少女 神代利世とのデートにホイホイとついて行った主人公の金木研は、実は食人の化け物グールであった利世に餌として選ばれて襲…

心の剣を握れ「バケモノの子」

2015年公開劇場アニメ映画。 細田守監督のアニメ映画作品はこれまでもチェックしていたのであたり前のように見ると決めたわけだが、それにプラスして私の大好きなミスチルが主題歌を担当しているので更に視聴意欲が湧いた。私の幼少期なんて頃はだいたいアニ…

中国古典を漁ろう「李陵・山月記」

中国古典作品を元に書かれた小説作品なので当然にして人物、地名その他もろもろのワードが小難しい漢字で書かれる。開いたページが漢字まみれだと活字に慣れない方は遠慮したいと思うかもしれないが集中して読めばいける。 読み進めるのに少々不自由をするか…

女に飢えた童貞男のイタイお話「お目出たき人」

人はきっと恋をすることだろうと私は信じている。 タイトルが面白いと思っての完全なるタイトル買いの本だったこの「お目出たき人」という一人の男の恋物語、いやいや考え方によってはまだ「恋」としても出来損ないのような感じなのだが、まぁそこのところが…

こしのり漫遊記 その10「夏の夜は怪しげなる話を語らおう(下)」

円形脱毛と一瞬見間違った頭に乗っけた白いお皿、肩まで真っ直ぐに伸びたつやつやとした黒髪、全体的に緑っぽい肌の色、背に背負った茶色がかった甲羅、人のような顔ではあるが何故か口を見れば鳥の口ばしのようになっている。間違いない「河童の三平」で知…

こしのり漫遊記 その9「夏の夜は怪しげなる話を語らおう(上)」

このクソ暑い時期に涼を取るひとつの手段として怪談というのがある。これは普通ならヤバ恐ろしい内容のお話を披露して人を縮みあがらせて寒気を誘うものだが、私が持っているネタは確かに「怪談」の字のごくとに怪しげなる要素を含むが怖さの方は多分ゼロで…

楽しい大冒険だけでない深い紀行文「ガリバー旅行記」

このガリバー氏による愉快な冒険紀行文は数多く映像作品化されているため原作本は読まないがお話は知っている、聞いたことがあるという人は世の中にいくらでもいることであろう。私も今回始めて手にとったが、本作のことを始めて知ったのは大昔の白黒アニメ…

こんなに人の名前が知りたいことが今まであったか!?アニメ映画「君の名は。」

約一年前に公開した新海監督アニメ。 とうとうBDが発売したのでやっと見ることができた。世故に疎い私は世間様の情勢なんてのは知らないし特別知る気もないのだが、聞くところによるとかなり客が入ったようである。ロングラン状態だったためパッケージ化が遅…

20周年おめでとう。そしてありがとう。KinKi Kidsを振り返る

ただただキンキの思い出を語ろう。 あっという間の20周年。キンキがデビュー20年とか速すぎる。昨日デビュー会見を見たような感じやで。と、それはいい過ぎかもしれない。 CDデビュー前の二人 CDデビュー前から武道館でコンサートをやったりとかなりの人気者…

乙女心を描く無骨な男子高校生「月刊少女野崎くん」

2014年7月~9月放送アニメ。 男子高校生でありながら月刊少女コミック誌に連載を持つ若き天才 野崎梅太郎(ペンネーム夢野咲子)と、そんな野崎に愛の告白をするのに失敗した結果、なんやかんやでアシスタントとなってしまった佐倉千代を中心として、その周…

人々よ夢と希望を失わないで「魔法のプリンセス ミンキーモモ」

これまた古い1982年放送スタートの魔法少女アニメ。魔法少女ブームを牽引した時代を彩る名作でした。 私が中学生の頃、平日朝7時からこれの再放送をしており、そんな時間から起きなくても余裕で学校には間に合うのにモモを見るため早起きをしていた。しかし…

極めればエロも美学と成りうる「マンガ家さんとアシスタントさんと」

2014年4月~6月放送のアニメ。 本作はスケベな作風の漫画を書くスケベな男性漫画家とその美女アシスタント達の日常を描く漫画家コメディである。 主人公 愛徒勇気(あいと ゆうき)を演じる声優の松岡君はハーレム主人公役にあたる率が高くて羨ましい限りで…

青春は悩ましいが悪くない「ポッピンQ」

2016年公開。東映アニメーション60周年を記念して製作されたオリジナル劇場アニメである。 ポッピンQ Blu-ray *豪華版 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ 発売日: 2017/06/02 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る プリキュアっ…

夢の国の裏事情を知れる「甘城ブリリアントパーク」

2014年10月~12月放送のアニメ。新番組予告を見た時からなんて色鮮やかで派手な番組なんだと思った。京都アニメーション作品なのでシナリオを無視しても画面のみを見ても目の保養になる。女子キャラはやはり舐めたくなるほどに可愛い。夢の国であるテーマ…

もっともっと友達になりたい「一週間フレンズ」

2014年4月~6月放送の純で上質な青春グラフィティ。声優の雨宮天ちゃんを始めて知ったアニメである。コレに出た後は続けざまにメインキャラを連続クール担当していた記憶がある。全体的に淡くて明るい色使いのアニメで夜に見ると眠くなる。 たまたまテレビを…

読書好きの私は感激!「バーナード嬢曰く。」

名作本(のあるあるネタ)をテーマにしたコミカルストーリーである。 バーナード嬢曰く。 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ドリームクリエイション 発売日: 2017/01/20 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る 読書好きの私にはとても楽しめた。元ネタが…

おい、山根ぇえ!じゃないよ「山の音」

川端康成作の「山の音」です。山の音(おと)と読むらしい。 山の音(新潮文庫) 作者: 川端康成 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/06/14 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 主人公の老人 尾形信吾は、ある日の夜中に聞いた遠く吹く風の音…

にゃんこ is Loveアニメ「にゃんこデイズ」

一話2分の全12話のアニメ。作品の魅力といえば特別深く掘り下げて語るまでもなく猫が可愛いだけのアニメである。ちなみに私は完全なる犬派である。あとはアリクイ派にも属している。 女子高校生の主人公は学校でボッチで「早く帰って猫モフしたい」と言うほ…

こしのり漫遊記 その8「はじめてのチュウ~私と栄子とのあれこれ~(下)」

私がファーストキスを済ませた次の日のことである。栄子からすると私とあの犬との間で起こった椿事は周りに触れて回らないわけにはいかない程の出来事であったらしい。もう随分お兄さんになったといえる歳なのに朝にやってる「ひらけ!ポンキッキー」を最後…

こしのり漫遊記 その7「はじめてのチュウ ~私と栄子とのあれこれ~(上)」

ある日の夕方、私は私のことを必要以上に猫可愛がりする祖母にを頼まれて商店街で買い物をしていた。 その日は何を買ったか今では覚えていないが恐らく野菜か果物かそこらだろう。 私は買いもしないのに魚屋で魚を見るのが大好きであった。まだ生きている魚…

巨匠宮崎駿もチェックした名作「風立ちぬ / 菜穂子」

風立ちぬ/菜穂子 (小学館文庫) 作者: 堀辰雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/11/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「風立ちぬ」について 「風立ちぬ」は2013年に宮崎アニメとなった同名作品の元ネタの本である。関係無いがこのアニメ風…

美少女7人+αでハーレムだ「トリニティセブン」

2014年10月~12月に放送したハーレムラブコメディ&魔術バトルアニメである。 振り返っての思い出がまず一つ、7人の最強集団トリニティセブンは7つの大罪をテーマとしているが本作と同時期に少年マガジンの作品をアニメ化したこれとは別の「7つの大罪」とい…

世界最強の吸血鬼と美少女がてんこ盛りなアニメ「ストライク・ザ・ブラッド Ⅱ」

テレビアニメ、OVA一期を経て今回のがOVA二期ということである。リリース期間が長いので最終巻まで出揃ったところで一気見を決行した。 楽しかった~。続編を長く長く待っていた甲斐があったぜ。テレビ版BDのオーディオコメンタリー、イベントでも主演の細谷…

こしのり良い曲 その3 2017年上半期振り返り編

今年の年明けと共にSMAPが解散してしまった。そんな悲しみの中の年明けがまるで昨日のことのようだ。早いものであれからもう半年が過ぎて今年の上半期が一瞬で終わってしまった。上半期、楽しかったな~。 というわけで今年の上半期に発売した曲の中でよく聞…

眼鏡美少女萌えに目覚めた!「境界の彼方」

2013年10月~12月放送のアニメ。激しいバトルあり、萌えもあり、ラブ&コメディもありでアニメ作品に対する要求多めの私の需要をことごとく満たしてくれた名作である。 舐めたくなるような可愛い女子を描く会社である京都アニメーション製作作品である。先に…

嫉妬が生む悲劇の連鎖「オセロー」

いわずと知れたシェイクスピアの四大悲劇の一つに上げられる作品である。本作の読破を持って私は四第悲劇をコンプリートした。 オセロー―シェイクスピア全集〈13〉 (ちくま文庫) 作者: ウィリアムシェイクスピア,松岡和子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日:…

痛快パンチのロボットアニメ「THE ビッグオー」

ビッグオーに対する私の思い出 全26話。1999年に前半シリーズがスタートし、後半シリーズはそれから随分経ってからの2003年にスタートしたロボアニメである。海外ですごい評判がよかったらしい。 一般人にはハードルが高いWOWOWアニメであったためにリアルタ…

こしのり漫遊記 その6「ジジイの青春の終わる時(下)」

私はメモ帳を左手にペンを右手に掴んで目の前の老人がぽつりぽつりと漏らす言葉を聞き取っては紙面に書き留めた。 普段から紙になり心になり重要なことは書き留めることを習慣にせよ。これは、今は亡き私の祖父が凡庸故に子を教育することに不得手であった私…

こしのり漫遊記 その5「ジジイの青春の終わる時(上)」

あれは私が中学の2年か3年の時である。 当時の私は青春と小遣いの全てを賭けても「タイムスリップグリコ」のオマケ集めを成し遂げたかったのである。このグリコは従来のグリコとは違ってオマケがマジなんだな。こんなことを言ったらグリコの人に怒られるかも…

人間性の美しさも醜さも描かれる芥川の名作「地獄変・偸盗」

芥川龍之介の文才光る人間味溢れる物語二本であった。 地獄変・偸盗 (新潮文庫) 作者: 芥川龍之介 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1968/11/19 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 30回 この商品を含むブログ (53件) を見る まずは「偸盗」の感想 偸盗(ち…

こしのり漫遊記 その4「17番目の女 皐月(下)」

この時の私は沖縄から音楽業界に放たれた歌って踊る4人組の刺客「SPEED」に大変はまっていた。彼女らの出すCDが欲しい。詳しい理由は抜きにして私はにその望みが叶わない状況下でそれを毎日願っていたのだ。そんな時に意外にもラッキーな情報が転がり込んで…

こしのり漫遊記 その3「17番目の女 皐月(上)」

これは私の人生における唾棄すべき9年間、横に=(イコール)を置いて義務教育を受けていた時分のお話である。 この話をするにあたって、まず何に置いても最初に知っておかないといけない人物がいる。それは私の小学校の同級生の皐月という女子である。この…

NHKアニソン企画に物申す!私の選ぶアニソン100選

もう随分前のことだが今年の2月にNHKの特番でアニソンベスト100を発表をする番組をやっていた。 アニメが好き、音楽も好きの私はこの番組をかなり楽しみにしていたのだ。 視聴してみて・・・ うん、100曲出揃ったな。見事に出揃ったな。このランキングは投票…

歪な愛の形を物語る「痴人の愛」

痴人の愛 (新潮文庫) 作者: 谷崎潤一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1947/11/12 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 123回 この商品を含むブログ (226件) を見る ずばりタイトルの通りの痴人による不思議な愛のお話であった。 主人公の河合譲治がカフ…

こしのり漫遊記 その2「同じ窓から同じ景色を見てはいなかった仲間達」

ある年のくそ熱い夏の日のことである。当時私は冷やかし程度に学び舎に通い、腹のたるんだお肉がズボンのベルトにしっかり乗っただらしない体型のジジイ教師を相手にヘラヘラしながら学問の教えを受けていたのだ。成績こそ良かったものの生活態度のみを切り…

こしのり漫遊記 その1「ゴミから始まったそこそこの冒険」

強靭な肉体を作り上げるために日課のランニングをしていたとある日の朝のことである。 道に紙切れが落ちている。この私の前に紙切れという名のゴミくずが落ちている。私の爽やかな朝がこんなゴミのせいで不快なものとなった。 小さなゴミだし拾ってゴミ箱に…