1986年のアニメ映画「時空の旅人」。時空と書いて「とき」と読みます。
かなり古い映画で生まれてこの方、私の周りで本作を知る人は見たことがありません。
小説が原作であの「ねらわれた学園」と同じ人が書いてるそうです。
「幻魔大戦」が好きでそれっぽいの探していたらこの青春SFアドベンチャー映画に行き着いたのだ。
遙彼方の未来から現代にやってきた少年が学生らの乗るバスをジャックをし、手早く装置を取り付けてバスをタイムマシン化して時空の旅をしてしまうお話である。まさか後付け装置でお手軽にタイムマシンを作れるなんて便利な時代になったもんだぜ。
しかし、巻き込まれた現代人らはいい迷惑。
東京大空襲の日に飛んだり、戦国時代に飛んだりします。
冒頭の未来のシーン、良く動くラグビーの試合シーン、空襲で上がる火、などの各場面の絵がとても綺麗だったのが印象的。古い作品なので絵柄が古かったりもするけれどとにかく良い絵なんだよね。よく書けてる。
織田信長、森蘭丸らの時代に飛ぶ。主人公らとは別に過去を塗り替えて未来を変えようと画策する別の勢力がいる。信長を本能寺で生かすか死なすかが後の時代に影響する大きなターニングポイントらしい。やはり信長はすごい人物なんだな~。
重要なシーンでもないのだが、現代から来た登場人物の男子が信長の時代でラグビーの練習をするシーンが印象的。綺麗な夕陽の指す中、松に囲まれた平地でラグビーをするのがなんか哀愁漂う。そのシーンで竹内まりやの曲がかかるのがいいんだな~。珍しく全部英語の詩で何言ってるのか全然わからないけどとにかく穏やかで良い曲なんだ。挿入曲、主題歌共に竹内まりやが担当しています。やっぱ、竹内まりや好きやわ~。
これのファミコンがでてるけど手を出さないほうが良いです。
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