こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

20周年おめでとう。そしてありがとう。KinKi Kidsを振り返る

 ただただキンキの思い出を語ろう。

 あっという間の20周年。キンキがデビュー20年とか速すぎる。昨日デビュー会見を見たような感じやで。と、それはいい過ぎかもしれない。

 

 CDデビュー前の二人

 CDデビュー前から武道館でコンサートをやったりとかなりの人気者であった。NHKの番組を中居君と一緒にやったりしていたから中居君の弟子って感じがしていたな。

 キンキの凄いのはデビュー前からもうテレビ番組にレギュラーで出てたことだ。そのため、当時のちびっ子にも大変人気であった。私のガキの時分にキンキが出ていた「バリキン7」というバラエティ番組が級友達の間で大変人気であった。「バリチッチ」とか言う流行文句も私の学校では広まった。オマケに一緒に出ていた「アバヨ」こと柳沢信吾も大変人気であった。それより少しばかり人気が下がるがこれまた一緒に番組に登場した山崎邦正も話題に上がっていた。

 色々とコーナーがある番組だったが、名物企画の「地獄の滑り台」というのが我が地区で一位の人気を誇っていた。お題に答えられないと滑り台がどんどんヤバい角度に上がっていって滑り落ちたら負けというルールの実に楽しい企画だった。3つくらい向こうの町公園にやばい急角度の滑り台があったので、皆してそこへ行って地獄の滑り台ごっこをしていた。当時の私の休暇の過ごし方というのが午前はファミコンの「ロードランナー」をして遊び、昼は先にあげた滑り台で遊び、夕方からはアニメでもバラエティでも何でもいいからTVを見るといったものであった。

 

遂に果たしたデビュー当時

 そうしてまだまだ小僧の時期にあるにも係わらず数々の仕事をこなしていた彼らが97年についにCDデビューをするという話が地方で暮らす私の耳にも届いた。シングル「硝子の少年」とアルバム「A-album」のダブル売り出しだった。長いケースに2枚セットになったのを買ったな。今でも押入れに入っている。こちらのアルバムに収録の「kissからはじまるミステリー」「せつない恋に気づいて」はヘビロテしました。後者の方はまだまだ子供の歳の彼らが歌うには中々大人な曲であった。彼らの歌唱力が歳に似合わず大人びていたために難しい歌をあてても見事歌いこなせたのだと思う。彼らはアイドルらしからぬテンションの曲もこなすので、アイドルの域を超えてマジにアーティストだと思う。

 光一君は今でも本当に綺麗なんだけどデビューした時から2年3年くらいずっと髪が長すぎた。あの長すぎるのは切っちゃいなよ!といつも思っていたな。ついでなことを言うと嵐の大野君もデビューの時に同じくらい髪が長くてもう切っちゃいなよ!と思っていた。どうやら私は男の行き過ぎた長髪は本能的に受け入れられず切っちゃいたくなるようだ。

 硝子の少年はラジカセでカセットテープにダビングした。60分のテープに一曲のみをエンドレスで収録し、既に手にしていたオートリバース搭載機器で再生していたので再生ボタンを押したまま学校に行こうが、昼寝をしようがずっと硝子の少年が流れていたわけだ。そして同じテープをもうひとつ作ってそっちは母の車に乗っけてどこへいくにもこれ一曲をずっと聴いていた。ちなみに兄は「モーニング娘。」、妹は「ひらけ!ポンキッキー」とそれぞれ聞きたいカセットを持参していたのでドライブに行くには私の持っているキンキのテープと合わせてこれら3本のどれが旅のお供になるのかをプチ家族会議を開いて小競り合いをする結果となった。何もかも皆懐かしい。

 そんなこんなで硝子の少年は6000回くらいは余裕で聞いている。

硝子の少年

硝子の少年

 
A-album

A-album

 

 

最高の出会いが真実のサヨナラでした 

 数々の名曲を発表した彼らの曲の中で私の一番のお気に入りはどの曲かはっきりしておこう。それというのが2002年発売の「solitude 〜真実のサヨナラ〜」(気をつけて、真実とかいて「ほんとう」と発音しますである。ちょっとこれ、すごく大人な曲なんだけど。マジ最高。ジャニーズってこういうのもやるんだと意外だった一曲。この時期になると声変わりも終わってとっくに大人になっている二人。声に歌い方にセクシーでかっこよすぎる。イントロの演奏無しでいきなり二人で「ラララ」と歌い始めるのが良いね。この最初のラララの部分だけを家でも学校でもセブンイレブンでも所かまわずに鼻歌を越しての堂々と声を出すレベルで歌っていたっけな。

 ジャケ写が雰囲気出していて、蔦が壁に生えてまくっているどっかの教会?のような建物をバックに写している。このくらいからCDの売り方がお財布に打撃をあたえるやり方に変わってきて、一作品で2パターン3パターンとCDの種類を増やしていたんだよね。今ではあたり前の売り方なんだけどね。今作は計3パターンでCDを売り出した。二人が引きの画で取られているバージョン、光一君が手前で剛君が奥に小さく写っているバージョン、そして逆に剛君が手前で光一君が奥に移るバージョンがあった。私が手にしたのは光一君が手前のジャケット。剛君が手前のバージョンも欲しくてこっちは中古屋で探したが出てこなかったので残念な思いをした記憶が残っている。

 この曲も5000回は聴いてるよね。いまだにコレを聞きながらジョギングとかしてます。

Solitude - 真実のサヨナラ (通常盤)

Solitude - 真実のサヨナラ (通常盤)

 

 

学校生活で意外にも役だった一曲

 先に言っておくとコレは下らない私個人のお話です。

 中学の体育祭で組体操をやったのだが、その中で曲にあわせてダンスも踊った。曲終りはそれぞれが考えるカッコイイ決めポーズを取れという指示を教師から受けて私が取ったポーズというのがキンキの「情熱」という楽曲の振り付けラストの決めポーズと同じもの。磔にされたみたいに両足は揃えて両手を垂直に伸ばし、手のひらは地面に向けるという物。このポーズすっげぇかっこいいと当時お気に入りでした。そして教師にはそれいいな!とお褒め預かりましたとさ。 

 この曲のバックダンサーでKAT-TUNとかNEWSのシゲに小山君もいたなと思い出す。

情熱

情熱

 

 

20年目を迎えて 

 語ればきりが無いキンキの思い出だが、20周年なのでそれについて語ろう。20周年を記念してのでツアーがあったり新曲も発売したりと勢力的に活動するのが嬉しいと思っていたら、先日剛くんが突然の体調不良でお休み状態になってしまった。これにはビックリ。

 ニュースとか見ないので先日のテレ東音楽祭で初めてこのことを知った。あれ?なんで光一君一人で出てるんだと思ったらまさかのショックな報告を聞かされた。

 ショックはショックだったが、テレ東音楽祭では剛君の代理でTOKIOの長瀬君が参戦し、THE MUSIC DAYでは後輩の嵐の相葉君、マツジュンが代理として参戦しジャニーズファンなら嬉しい珍しいパフォーマンスが拝めてこれには怪我の功名感もあった。

 うたコンでは光一君一人で「もう君以外愛せない」を歌い上げた。あれには男を感じたな。剛君パートも一人で歌って二人分背負っている光一君はいつもの王子様で無く闘士のように見えたよ。

 

 先日放送のザ少年倶楽部プレミアムではNEWSの4人を引き連れてキンキの曲を歌った。あれはすばらしいパフォーマンスだった。NEWSの小山君やシゲはチビの時からキンキの後ろについていたなと思い出す。かなり昔のMステを録画した分を見るとデビュー前の嵐、タッキー、翼、NEWS、KAT-TUN、A.B.Cなどなど多くのグループが過去にバックについていたとわかる。先にデビューしたけどカミセンの三人も昔はバックについたことがあった。

 今活躍しているデビューしたグループも二人の後ろで成長したんだなとわかる。

 近頃あっちこっちで悪口を叩かれているNHKさん(あくまで私の周りでね)だが、今回放送分ばかりは受信料を払う価値のある物を放送したと称えたい。同番組で光一君が数人に相方の代理をしてもらってもやっぱりしっくり来るのは剛君のみとお休みの相方に対する愛を語ったのにはちょっとうるっと来た。新曲を発売したが、初披露を剛君抜きでやることは出来ないと言って披露しないその姿勢には感動したよ。

 予想しないトラブルが起こった20年目だったが剛君が復帰したフルメンバーでの活動を期待したい。