こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

「岡村靖幸」という天才についての思い出 その2

 1990年に発売された彼のアルバム「家庭教師」を聴いて衝撃を受けた。

 無知な子供を教え導く神聖な職業であるのに不思議な事にどうしてもエロティックな印象が付きまとう「家庭教師」という意味深な言葉をタイトルに持ってきている。

 予想通り色々深い作りになっている一作である。 

 

家庭教師

 なにやら混沌とした世界観を現した絵と色使いが印象的なジャケットである。

 

 

 この作品はかなりエンターテイメント性に富んでいると評価できる。そして愉快に気持ち悪い。

 

 彼の音楽には爽やかで楽しいものもたくさんある。しかし彼の魅力の真髄を見るにはそういった作品の裏に隠れる気持ち悪い作風の曲を聴かなければならないのだ。何がどうゆうワケで気持ち悪いか、それは個人の感覚でもって実感して欲しい。

 

 

 

「カルアミルク」

 

 この「家庭教師」に収録される一曲の「カルアミルク」という曲はまるでトレンディドラマでも見たような気分に浸れる。

 歌詞にファミコンやレンタルビデオなど私が友情を捨ててまでもどっぷりハマりこんだ趣味に関するワードが登場する。一昔前感があるよね。ちなみに岡村はファミコンの次世代機である神ハード スーパーファミコンもやってたらしい。

 本曲に登場するカルアミルク、バーボンソーダってのが一体何なのか結構最近まで知らなかった。私は下戸(げこ)なのである。あ、カエルじゃないよ。

 ゆったりメローな雰囲気で大人のLOVEを歌っている曲である。

 ミスチル櫻井さんの属する「BANK BAND」もカバーした名曲である。同じ曲なのに原曲とカバーとを聞き比べるなんだか違った曲に感じたりもする。それだけ岡村のオリジナリティってヤツのクセが強いわけだ。

  


カルアミルク

 

 

 

「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」

 

 そして私のかなりお気に入りの曲「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」が収録されている。

 歌いだしの「あともう~~」の歌い方が超好き。だんだん「もう~~」が「めぇ~~」に聴こえてくる。

 

 岡村はバスケットボール経験者なのでそれを絡めた爽やかな青春ソングである。 

 ちなみに私は体育の授業のバスケの時に「いつも平凡なゲームをしていてはつまらん、眠い!」という理由からボールを持った相手選手を猫だましでビックリさせ、その隙にボールを掠め取るというニュー戦法を実践したことがあるのだが、失敗した上に仲間からは卑怯者呼ばわりされ、教員からはコートから出て行けと言われた。なのでバスケに関しては散々な思い出しかない。お相撲さんが猫だましを使うとファンから文句を言われると聞くが、文句を言われる奴の気持ちがちょっとわかりました。

 

 この曲に引かれた一番の理由がタイトルの長さにある。どんなものか思わず聴いてみたくなる。

 どうゆうわけか私は長ったらしいタイトルを好む傾向にあり、図工や美術の授業で手掛けた自慢の一作にはいつも長ったらしいタイトルをつけていた。

 近頃ラノベ業界で流行のダラダラ長々タイトルの走りともいえようネーミングセンスが見られるのがこの曲である。

  それにしても多くのラノベに関しては長すぎで覚えられないのでタイトルをもうちょっと短くして欲しいものだ。

 

 「あの娘(こ)だけの汗まみれのスター」

 これ最高の歌詞だよね。

 


岡村靖幸 あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう

 

 

 

「家庭教師」

 そして、表題曲の家庭教師である。

 上記2曲とは激しく世界観が異なる気持ち悪い作風の曲にして名曲だ。

 愉快に気持ち悪くてそして面白い。

 

 「パパ きゃわいそう~~」って歌詞をネットリ歌っているところが個人的に一番ツボ。

 

 この曲の特徴は後半で岡村が良い声で普通にセリフをしゃべっている点にある。

 セリフの中では1929年の世界恐慌、またそれが引き金となって起こった第二次世界大戦についてなどをちゃんと教師っぽく教えている様子が窺えるのだが・・

 手相をみてあげよう。という流れになり、そこから段々おかしい流れになって最終的にいかがわしい取り組みを行うに至る。

 喘ぎとかも聴こえて「何だコレ!?」って感じになった。

 

 特に「僕はベッドの中じゃすごいって日本じゃ有名なんだよ」は名セリフ。

 

 喋るのが好きなのかこの曲に限らずセリフが聴こえる曲は他にも結構ある。 

 

 まぁ、上質な下ネタを楽しんだという感想が浮かぶ一曲であった。


岡村靖幸 家庭教師 Me-imiTour2004

 

家庭教師

家庭教師

 

 

 

  秋の夜長は岡村節を楽しもうぜ!