こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

今さらだが「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」をプレイする その1

 あのヒット作ドラゴンクエストの第四弾「ドラゴンクエストⅣ」は1990年にエニックスより発売したファミコンソフトで神RPGである。

 

  Ⅰ~Ⅳまでがファミコンで発売されドラクエⅤからはスーパーファミコンへとステージを移していく。

 

ドラゴンクエストIV 公式ガイドブック 上巻(世界編) (ENIXベストムックライブラリー)

 

 もう30年くらい前のゲームだが今になってやっとクリアした。このソフトはずっと前から持っていてプレイしていたのだが全クリはしていなかった。それには理由がある。

 

 ドラクエⅠ、Ⅱでのクソ長いパスワードを入力するクソ面倒臭いセーブシステムはドラクエⅢから廃止されて後のシリーズではパスワード無しのセーブが可能になった。

 そしてこのドラクエⅣでも普通にセーブできるのだが、問題はそのセーブデータがすぐに飛ぶということだ。この場合は何をどうやってもデータは戻ってこない。パスワードを廃止しセーブの手軽さを重視したことが仇となり、パスワードでのコンティニューが出来ない。セーブが飛んだ時にはパスワードがあれば・・・と思ってしまう。

 

 幼い私にはゲームを再スタートしてから戻し作業をする忍耐と何より暇がない。子供とはいえとにかく私は多忙だったのだ。

 本作は全5章で構成されるストーリーで、その内第1章クリア後にセーブが消えてそれより先の話は知らないままに私の人生は何年と過ぎていったわけだ。これが私とドラクエⅣの長らく続いた別離の理由の全てである

 

 このことを考えると現在放送中のテレビ番組「ゲームセンターCX」でゲーム王子有野君がレトロゲーの理不尽な難易度に何度ボコボコにされても戻し作業を行うあの忍耐力はすごいと思える。

 

 

 で、私は幼き過去に決着をつけるために再びコントローラーを握りドラクエⅣに挑戦したわけだ。

 本作は他ハードでリメイクされているのが私はもちろんオリジナルのファミコン版をプレイする。私はオリジナルしかやらないしフリーしか泳がないのだ。

 カセットの抜き差しがデータが死ぬ要因であるから、始めたらずっとこのゲームだけをプレイする。そして念には念を入れてクリアするまで電源は入れっぱなしにした。

 キング・オブ・ハート同様に私には二度と同じ手は通用しない。こうしてデータを守る策は完璧にして、あとは電気代を抑えるためにとにかく集中して短期間でクリアを目指した。

 

 結果、7日でクリアしました。まさに私の七日間戦争でした。

 

 

 

 久しぶりにプレイした本作、はっきり言ってめちゃめちゃ面白い。

 まずシナリオとストーリー構成がすばらしい。

 90年代に入って絵も綺麗で、カセットの容量も増えてストーリーがすごく長い。

 ドラクエⅠの倍くらいあったような気がする。

 ドラクエⅠがまぁギリギリの難易度でⅡがマジでアホなんじゃねえのってくらい敵が強くて攻略が難しかった(特に後半の例の洞窟な)のに対してこのⅣはドラクエビギナーに持って来いのゲームバランスである。

 昔のゲームはテストプレイなんてしてねぇだろうがってくらいに鬼難しい物があって我々幼子を苦しめたものだ。今思えば初期のファミコンソフトなんて子供がクリアできるレベルとは思えないような物もたくさんあった。

 まぁしかし遊びでも一筋縄でいかないことで子供の忍耐力を養うのに一役買ったのかもしれない。

 

 そしてドラクエと言えばゲーム作品であるのに第一作から音楽の面でも高い評価を受けている。ドラクエではバトルを更に痺れるものに盛り上げる戦闘BGMが特に印象的だ。このⅣの戦闘BGMは個人的にシリーズ屈指の神曲である。マジ上がるぜ!

 


FC版ドラクエ4 通常戦闘曲 戦闘-生か死か-

 

 

 

 ゲーム内容には大変感動したので私のドラクエⅣの思い出を書き殴っていきたい。

 

 まず、今作の特徴はスタート時から主人公キャラクターを操るのでないという点にある。

 ゲームスタート時に主人公の名前を決めるのだが、主人公は5章で構成されるストーリーのトリの第5章まで登場しない。というわけで随分後になっての登場のため「名前何にしたっけ?」ってなるのがあるあるなのさ。

 

 普通のゲームでは一貫して物語は主人公目線で運ぶものが多いが、今作ではサブタイトルにもなっている「導かれし者たち」7人それぞれの出発から勇者と合流するまでをまず描くのだ。

 そして第5章で勇者の下に7人が終結し合わせて8人でボスであるデスピサロに立ち向かう(戦闘に参加するのは4人までだけど心は8人一緒だよ)という普段クールでニヒルな私も興奮して手に汗握るようなストーリーを展開するのである。これには私のお兄ちゃんも「マジでよく出来てらぁ」と賞賛の一声を上げた。

 普通のゲームでは途中から加わる仲間って主人公に出会う前は何処で何をやっていたのか謎だよね。しかし、この作品は加わる仲間全員にストーリーがある。よって「皆が皆が主人公」と言っても過言でないのだ。

 

 それにしても第5章で一人また一人と勇者の下に集まる仲間達を見ると、仮面ライダースペシャル回で皆勢揃いするあの興奮と同じものを感じた。

 

   ~つづく~