こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

悩める男優の女装コメディー「トッツィー」

 1982年公開、ダスティン・ホフマン主演映画「トッツィー」を見た。

 

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 ダスティンの出ている映画はだいたい面白い。

 

 現場で揉め事ばかり起こすために仕事が激減した俳優マイケルは遂には女装して女性役のオーディションを受ける。一時しのぎでやった仕事であったこの女性役が意外にも世間に受けて雑誌の表紙を飾るまでのスターとなってしまう。世間では女装した彼に憧れを抱く女性も現れ仕事を辞めるにも辞められない状態に追い込まれる。そうい困った毎日の中で彼もとい彼女には恋の悩みものしかかる。仕事と恋に悩む女装男優のロマンティックコメディーである。

 

  

 マイケルのプライベートは男として女としてのそれぞれの生活を上手い事分けて行わないといけないので大変すぎる。

 

 男と女の生活を行き来する中で、恋人のサンディのデートを上手い事断り、女装後の現場で新たに好きになったジュリーとの親交を深めていく。女装したマイケルの強く生きる女性としての姿にジュリーは憧れを抱いている。ジュリーに尊敬されるのと同時にマイケルもジュリーのことが好きになっていくのだが、一応女性対女性の形を取っているためにマイケルが行動に出ることが出来ず歯がゆい思いをするのは印象的。

 

 女装後のマイケルは意外にも男性にモテてジュリーの父にプロポーズされ、現場で知り合った医者役の男には襲われかける。話の流れでサンディにはゲイと疑われ、ジュディにはレズと疑われるというひっちゃかめっちゃか状態に陥る。

 

 ダスティンの女装が結構完成度が高くて最初に見た時はちょっとごついだけで本物のおばさんかと思った。だんだん女装にはまってきたのか服やアクセサリーをマジで選んでいるシーンなどは面白かった。

 

 笑いばかりでなく、男でありながら女性目線にたったマイケルが女性の権利の確立を女性に理解が少ないおっさん監督に訴えるシーンなどちょっぴり風刺がかった真面目な部分もあった。

 

 

 軽妙なテンポで進むロマンティック女装コメディーであった。

 

 

 映画「トッツィー」は頑張る女性と一部の女装おやじを応援しています。と思えるような映画に仕上がっている。