「プリンセス・ミネルバ」は1995年発売のOVA作品。だいたい50分の作品である。
PC、SFC、PCエンジンなどのハードでゲームが発売し、漫画や小説にもなったメディアミックス作品である。
今回OVAを見たのが初タッチの作品だったのだが、ちょっと気になる作品だったのでゲームがあるならいつかやって見ようと思う。
粗野で粗暴なお姫様のミネルバが付き人のブルーモリスをはじめ、色んな人を騒ぎに巻き込む内容であった。
ミネルバが自分の親衛隊を作るからと募集をかけて戦士を集め、武道大会を始めるのだが、そこへ自分も覆面を被って「キューティー仮面」として参戦する。直に手合わせした方が実力がわかるからと言ってお姫様が武道会に出るとはじゃじゃ馬すぎる。お姫様の身分でありながら大会で闘うとかドラクエⅣのアリーナ姫を想いだす。親衛隊選抜大会に鞭使いに長ける「ボンデージ仮面」というエッチなお姉さんが出ていたのは良かった。
中盤くらいまでドタバタ喜劇で進めていたが、後半はダイナスターという悪のエッチなお姉さんとのちゃんとしたバトルも描かれた。
それにしてもミネルバのわがままに被害を受けるブルーモリスが可哀想。しかし私は、このミネルバの様な扱いが面倒で、周りを翻弄する女子がなかなかどうして嫌いではない。
彼女達の今後がこの先どうなるのか気になる感じで終わる。そこはゲームを買えってことみたい。
魅力的な闘う女子キャラが多く登場する。下着みたいな装備をしているキャラもいて、肌色部分多目なアニメだった。エロい格好のキャラ多目。チロリアの股間周りの布が少なくて見えそう。という訳で少々のお色気要素もあり。
エルフの少女や、破門された元シスターなどのキャラも中々個性的で可愛かったし、声優も良かった。
明朗快活な主役のミネルバは伊藤美紀が演じた。伊藤美紀がハキハキしたギャルを演じるのは合っている。ドラゴンボールの人造人間18号のクールで低い声が印象的だけど、ゲームとかであれとは真逆の明るいキャラを多く演じている。
面倒見の良いお姉さんキャラのブルーモリスの声は井上喜久子姉さんが演じていた。お姉さんボイスはやはりこの人に合っている。
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