こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

「ご注文はうさぎですか?? 〜Dear My Sister〜」妹愛に溢れた物語

 「ご注文はうさぎですか?? 〜Dear My Sister〜」は2017年11月11日(通称ぴょんぴょんの日)に劇場公開された心がぴょんぴょんする激萌えアニメである。

 

 公開のかなり前から新作エピソードを上映するという話は上がっていたのだが、これがかなり遅れてた。これには出演者の種田梨沙が体調不良で休業を取ったのも関係するものと思われる。もしかして話が流れたのかとも思ったが、ちゃんと公開して良かった。去年の11月11日に見に行きたかったが、色々あってそれが叶わず、先日発売したBDでやっと新作を見ることが出来た。アニメ2期が2015年放送だったので、かなり久しぶりにキャラクターと再開した。それにしても種田梨沙の声がまた聴けて良かった。

 

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 今回のお話はホームスティでチノの家の喫茶店で働いていたココアが帰省し、実家のパン屋を手伝うものであった。テレビシリーズではちょっとしか触れていないココアの実家風景を拝めるのはレアであった。

 序盤でココアが号泣しているので何事かと思った。たった一週間の帰省だが、皆と離れるのが寂しくて泣いていただけといういつもの茶番展開であった。最初のシーンでなんだか安心した。

 

 副題の「Dear My Sister」の通り姉妹愛にテーマにした意外にも深く、ハートフルなストーリーだった。実家に帰ったココアと姉のモカ、ラビットハウスではなんだかんだで姉妹関係を築くココアとチノ、これら2組の姉妹にスポットを当てている。

 二組とも互いに愛し合う姉妹として描かれる。モカがココアを可愛がり、ココアがチノを可愛がるという妹愛の溢れ具合は心暖まるものであった。

 

 ココアの実家ではお母さんが登場する。お母さん役は皆口裕子であった。この人と井上喜久子はお母さん役ばかりやっているイメージがある。ザ・お母さん声優だと思う。

 

 本作の注目ポイントは、一つはココアの実家で展開する物語、もう一つはチノとリゼとの関係が築かれていくエピソードである。ココア不在のラビットハウスではチノとリゼがかなりいちゃついている。テレビシリーズでは最初からチノとリゼは喫茶店で働いるが、それより前の二人が出会うエピソードは必見であった。

 リゼがとにかくツンデレで可愛い。不器用ながらも、互いの距離を詰めようとしてチノに眼帯をしたウサギのぬいぐるみを手作りして送った過去が明らかになった。指を怪我しながら作ったのには萌えた。あと、リゼのパパもツンデレな一面を見せていた。

 

 久しぶりの新作ということで、あますことなく全キャラクターを登場させてのお祭り企画となっていた。リゼのパパまで忘れていないの点は素晴らしい。それから青山先生の編集担当のお姉さんも出ていたのはありがたい。

 

 

 本編は文句なしに良かった。加えて主題歌も神すぎる。こっちの歌の方は、去年のCD発売日からずっと聴いていたが、マジで可愛くてはまる。主題歌「セカイがカフェになっちゃった! 」を聴くと、楽しいことを追い求めることこそ我が人生の目的だったと再認識できた。

 今回はメイン5人を演じる声優に加えてそらまるとりえしょんも追加して7人で歌っている。改めて徳井青空村川梨衣は声が可愛いし、歌もいけると思った。

 

 


ご注文はうさぎですか??Dear My Sister 主題歌「世界がカフェになっちゃった」

 

 改めて「ごちうさ」と「妹」って良いなと思える作品だった。

 

 

 

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