こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2018年のアニメを振り返る(4月~6月) その5

 今期も放送アニメが多く、視聴していくことに疲れた。でも趣味なので負けない。

 

 これは私のこだわりというか、ただのやさしさかもしれないが、それと言うのが基本的に「クソだな」と思っても、アニメやゲームは途中で投げないということである。

 

 具体的にどの作品か指摘はしないが、実はクソと思いながらも見続けた作品もある。

 

 例えどんな出来であっても、大人が一生懸命作ったものだと思うと、途中止めにするのはなんだか惨くはないか、と私は考えるのである。

 

 世に散らばるあらゆる作品の作り手の方々に言いたい。皆頑張れ。きっと見ている奴がいるぞ。

 

 では、今期放送アニメの最後の振り返りを行おう。

 

グランクレスト戦記

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 魔法などのファンタジー要素ありの軍記モノであった。

 キャラデザが良い。衣装も華があって良い。

 1月からの2クール放送はとても楽しめた。

 

 メインヒロインのシルーカは可愛い。

 マリーネ様がすごく好きだった。

 

 闘いの末にテオとシルーカ、アレクシスとマリーネの二組がダブルウェディングを迎えたラストは良かった。マリーネ様はウェディングドレスまで漆黒なのか、最後くらいは純白のドレスが見たかった。

 しかしマリーネ様の純潔を奪ったミルザー大使は許さん。 

 

 

 個人的にはヴィラールが死ぬところがぐっと来た。

 

 ヴィラール「君には、幸せになってほしかったのだがね」

 マルグリット「私が不幸に見えますか?」

  ↑ 

 死が迫った時の二人のこのやり取りには泣いた。

 

 

 兵隊共の士気を高めるためエドキア様とそのおつきの女が決意のストリップをするシーンもテンションが上がってよかった。

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス

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 1月から2クール頑張ったオリジナルアニメ。 

 登場するロボに目がある。一昔前にやっていた「HEROMAN」を思い出すデザイン。

 

 大人よって仕組まれた世界で得体の知れない敵と闘うことになった少年少女達によるSF群像劇であった。

 

 男女の区別ははっきりしているものの、結婚や性行為の必要性がなくなり、子供らもその手の知識を全く知らないというジェンダークライシスが起こりつつある世界観設定となっていた。もうちょっとで「シムーン」みたいになっていたと思う。

 そんな中で一早く性に目覚めるのがまさかのココロちゃん。

 ココロちゃんとフトシがまさかあんなことになり、その後にココロちゃんとミツルがまさかあんなことになるなんて想像もしなかった。大人しそうに見えるココロちゃんがなかなか侮れない。フトシが可哀想。

 

 イチゴちゃんがヒロに精一杯の愛の告白をするシーンを見て目に涙が浮かんだ。ヒロにキスするために一生懸命背伸びをしているイチゴの足をアップで映したあのカットは良かった。

 

 後半でイクミがイチゴにユリラブなのを告白したのも良かった。ユリは正義。

 

 ゼロツーが可愛い。

 

七つの大罪 戒めの復活

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 アニメ一期が終わって、スペシャル回を何回かやって、今回が二期ということで結構続いている人気作。

 

 メリオダスが相変わらず息をするようにエリザベスにセクハラをしているのは爽快。

 

 ホークちゃんを演じた久野ちゃんのブタボイスはやっぱりはまっている。

 

 アニメ一期の時は何とも思わなかったが、二期でディアンヌが可愛いと気づいて好きになった。

 キングが男を上げてディアンヌとの仲を深めていた。

 

 そういえば「7つの大罪」のメンバーは7人目が出てきていなかった。前期OPでは7人目にシルエットがかかっていて、後期に入るくらいでやっと本編に登場した。

 最後の一人はエスカノール。ひょろいおっさんと思ったらかなり強かった。遂に7人終結したのはテンションが上がった。 

 

 一期よりも面白かった。強敵「十戒」を相手取って迫力あるバトルが展開した。十戒メンバーのメラスキュラはエロくて可愛いので好きだった。エスカノールの酒場で酔っている時が可愛かった。結構痛めつけたけどまだ生き残っているらしい。

 

 一応こっち側のメンバーなのだが、やはりゴウセルは行動心理が読めず得体が知れない。こいつは危険で好きになれない。

 

 大罪のメンバーではないが、今期では女騎士のジェリコの活躍が多かった。最終回で自分を愛してくれた兄が亡くなって涙を流すジェリコは良かった。兄が死んだ悲しみをパワーに代え、最終回にしてジェリコに新たなパワーが宿った。三期はこの能力が活躍するかもしれない。

 

 まだ敵が残っている状態で二期は終わったので、恐らくやるであろう三期に期待したい。

 

HUGっと!プリキュア

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 1月から放送スタートしたプリキュア最新作。

 

 今回は謎の赤ちゃんがキーパーソンとなっている。

 皆で赤ちゃんの面倒を見ているから「おジャ魔女どれみ」的な感じになっていると思った。はぐたんは可愛い。

 

 女優のさあやとスケーターのほまれはスペックが高いのに、はなはちんちくりん。

 さあやちゃんは天使。

 

 変身前は皆可愛いのだが、変身後がちょっとケバイかなとも思う。

 キュアエールの決めポーズはバランス力がないと無理。

 

 2クール終わって、プリキュアが5人になった。

 敵のアンドロイド娘として登場したルールーを田村ゆかりが演じていた。せっかくゆかりんなのにプリキュアじゃなくて敵キャラなのかよと残念だったところ、かなり色々あって人間側に付き、それからプリキュアに昇格した。ドラマ性をもたせてくれるぜ。

 これで声優御三家は皆プリキュアになったわけだ。劇場版で三人が競演してほしい。

 ルールーの「発注オシマイダー」のシーンの作画がかなり良かったと記憶している。

 

 えみるのお兄ちゃんがシスコンすぎ。まぁ可愛いから分かるけれども。

 

 大原さやかの演じた敵のセクシーバブル女も好きだった。

  

BEATLESS

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 結局今期でも放送が終わらなかった。サッカーで延長まで闘い抜いてPK戦にもつれこんだような何ともすっきりしない感じがする。やはり予定された期間内でやっつけてスッキリしたいものだ。それはアニメもサッカーも同じである。

 

 総集編がもはや定番となり、当たり前のようにナンバリングまでしてやがる。オマケに実写の特番回も挟んだので放送飛びすぎ。ただし、アニオタ芸人が集合した特番回は面白かった。

 何にせよアニメを作るって大変なお仕事らしい。お気楽に見るだけ側で良かった。

 

 色々大変なアニメだけど、話は嫌いじゃない。人とモノとの未来はどうなるのかに焦点をしぼった設定は、情報社会ならではのアイデアといえる。

 

 キーパーソンとなる5体のロボ少女達はどれもカワユイ。レイシアは可愛いし、東山奈央の声もとても良かった。

 

 紅霞の散り際は見事だったぜ。

 

 ちょろい主人公の妹も優秀なヒロイン。

 

 多分BDで続きを見ることが出来るはず。

 

バジリスク桜花忍法帖

バジリスク ~桜花忍法帖~ Blu-ray BOX 下巻(期間限定版)

 あの悲劇の忍者アニメの新作が放送とは、と嬉しく思って視聴した。

 

 新作のヒロインを若きいのりんやあやねるが演じているとなると、声優界も10数年で変わったものだと実感出来る。

 

 今回もやはりストーリが厳しい。

 敵味方なく次々とキャラクターが死んでいった。

 

 ヒロインの涙がエロいし、実はユリだったのですごい好きだった。

 

 前作ラスボスだった薬師寺天膳が今作でも話に絡んできた。あいつは本当にクソだと思う。

 悪くはなかったが、やはり前作の方が好き。


一人之下 羅天大醮篇・全性篇

 早見沙織が出るからということで、一期から見ていた。そんな訳で二期も何となしに見ていた。まさかの2クールものとは思わなかった。

 一期では主人公が大学に通っていて、まだ普通の生活をしていたのに、今回は山の上で天下一武道会的なのを行うのがメインだった。バトルの連続で結構楽しめた。

 女子キャラが結構可愛い。

 日笠陽子演じるピンク髪フェロモン女の出番が少なかったのは残念。

 

 OP曲が日本版とチャイナ版で週替わりとなり、チャイナ版の方が最初は格好良いのにサビが何か面白くて笑ってしまう。

 

覇穹 封神演義

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 いつのアニメだよと思うくらい懐かしい作品の新作だった。

 

 中国人とロシア人の名前は覚えにくい。この作品のキャラも名前が覚えにくい。

 

 日笠陽子演じるクソ女の妲己(だっき)が異彩を放ち、悪者だけど魅力たっぷりなキャラだった。能力がチートすぎると思う。

 今作で一番印象的だったシーンは、妲己が自分にとって都合の悪い人物をハンバーグにしてしまうという例のアレ。しかもそれをそのオヤジに食わしていた。

 割りとライトな絵柄だけど、たまに凄惨な描写もあった。

 

 四不象 (すーぷーしゃん)の見た目がムーミンだった。

 声優が豪華。

 

弱虫ペダル GLORY LINE(第4期)]

弱虫ペダル GLORY LINE Blu-ray BOX Vol.3(初回生産限定版)

 遂に決着付かずで、インハイラスト日は次のシリーズに持ち越しとなった。

 

 弱ペダで一番好きなキャラは勝利する男御堂筋翔くん。こいつは本当に良いキャラをしている。御堂筋無しでこんなに面白い作品にはなっていない。

 各選手個別の回想エピソードが多くはさまれたが、御堂筋の母との絆の物語には泣けた。掴んだ光は逃すなの教えは胸に響くものがあった。こういう設定があるから、あそこまでヒールに徹していながらも、愛すべきクソ野郎という憎めないポジションを不動のものに出来ている。

 御堂筋が一位でゴールした後のカリスマ性を放つスピーチはさすがだった。人身掌握術に長けている。

 走行フォームは普通に気持ち悪い。

 最終回では「軽量化や」とか言って決意の丸刈りにしていた。次期も御堂筋がどのように物語を掻き乱してくれるのか楽しみで仕方ない。

 

 前年大会では己の筋肉に名前をつけて会話をするという変態キャラの認識しかなかった泉田が今回は部長として皆のまとめ役を行っていた。しっかりしたリーダーだと見直した。

 同じくそれまでただの変態としてしか描かれていなかった小鞠君もしっかり活躍した。小鞠君の筋肉への執着はすごい。ディープな人間性に心引かれるキャラであった。

 

 最終回の坂道の回想で大会のハイライトシーンが流れた。あれで泣けた。

 次期では恐らく坂道と山岳との一騎打ちが実現するはず。続きが楽しみである。

  

 ヒロインのおっぱいがでかい自転車屋の娘が好き。

 

 

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