こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

プレイボーイのDNAで未来が危ない「D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」

「D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」は1994年に放送した全12話のTVアニメ。翌年1995年にはOVAが3話作られた。

 

 本作は桂正和原作漫画のアニメ化作品である。

 いつの世でも、結局桂正和の描く女子は可愛くてエロくて良い尻をしているのだ。

 美少女メーカーの老舗の桂正和先生だが、その腕と需要は未だ健在。現在放送中のアニメ「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」でもキャラデザを手がけている。

 「D・N・A²」が24年も前に放送され、そして今でもテレビをつければ桂正和先生の可愛い女子が見れる。これはありがたいので感謝。

 

 ちなみに私の可愛い妹が似たタイトルの漫画「D・N・ANGEL」の愛読者でコミックスを購入していた。妹が名前の似ている両作には何か関係性があるのかと私に聞いてきたことがあったと思い出す。

 

 そんな訳で懐かしのアニメ「D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」の感想を書いて行こう。

 

D・N・A2 ~何処かで失くしたあいつのアイツ~ Collector's Edition [DVD]

 

内容

 未来の日本では人工が増えすぎて困ったことになっている。

 そのため夫婦で子供を2人以上作ることは禁止されている。

 未来の日本の人工を増やしすぎた犯人は主人公の少年桃生純太(ももなりじゅんた)。

 未来の純太は、女を虜にする「メガプレイボーイ」として覚醒し、100人の女それぞれに一人ずつ子供を産ませ、産まれた子供達もまた次々と子孫繁栄を行うことになる。まるでネズミ講のごとく桃也の血筋が拡散されて行き、人が増えまくった。

 メガプレイボーイになる前に純太を何とかしようとして、未来の世界から現代の世界へエージェントである葵かりんが派遣される。

 純太のメガプレイボーイDNAを書き換えようとして接近するかりんだが、作戦をミスってしまう。かりんは過去の世界で純太を見守ることになる。

 

感想

 作品ジャンルはちょっとのSF要素を入れたラブコメディ。4人のヒロインに囲まれて純太がいい思いをするお話。

 

 作品キーワードである「メガプレイボーイ」というアホくさい名前と設定が面白い。

 

 普段は冴えない純太だが、たまにメガプレ状態になるとあらゆる女を惚れさせる。

 未来では成人してから完全にメガプレに覚醒するということになっているが、高校生時代ではまさかの女子アレルギー体質で、女子のおっぱいを見たり、抱き合ったりしたらゲロを吐いてしまうという真逆の体質な点も面白い。

 

 ヒロインは葵かりん、幼馴染の栗本亜美、佐伯倫子、高梨ことみの4人。

 皆良いが全話見終えての結果、亜美が一番良い。幼馴染という設定は結局最強。

 作品を見た一番の感想は亜美が可愛いということ。

 

 亜美は可愛い女子だが、口調がやや男っぽいツンデレ

 

 後半で純太に化けた竜二に強姦されそうになた時の「好きにしな、でも絶好だからな」のセリフにはキュンときた。

 

 亜美は笠原弘子が演じている。笠原弘子の声を聞いて懐かしい思いになった。この人の声は綺麗で好き。レイアースでお嬢様っ子役をやったのが印象的なので、亜美のようなツンデレ口調を演じるはレア。オーディオコメンタリーでもツンデレ役は珍しいと本人の口から言ってた。

 

 緊張したら屁が出るということみの体質も印象的なものだった。そういう体質は実在するのか。設定がマニアックだった。

 

 かりん役は冨永みーな、倫子役は林原めぐみ、ことみ役は椎名へきる

 ヒロインを演じた声優4人によるオーディオコメンタリーはかなり聴き応えがある。過去作をBD化した時に新規コメンタリーを付けてくれるパターンはすごい嬉しい。

 4人が放送当時出演していた他作品名とかもピー音なしで言っちゃてるのが良い。 

 作品の打ち上げにはOPは曲を歌っていたL'Arc~en~Cielも来ていたとかいうレアな話しも聞けた。

 

 OP曲がL'Arc~en~Cielの「Blurry Eyes」、ED曲がシャ乱Qの「シングルベッド」というのが意外。どっちもこの時には売れる前か。

 シャ乱Qのメンバーたいせいはチンピラ役でアニメにも出ている。

 

  

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