こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

NEWSのシゲにグッと来た話

 

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 先日「RIDE ON TIME」というドキュメント番組を見た。

 

 番組ではジャニーズアイドルグループ「NEWS」にベッタリ張り付いての密着取材を行っていた。

 

 去年がデビュー15周年目だったが、そんなタイミングでメンバー不祥事があったことは世に広く知られたはずだ。そういうことからか、私が日頃の暇潰しに見ているヤフーニュースでは、NEWSに対して結構キツイことを言ってるコメントがちらほら見られる。

 とまぁ、地下も地下のコミュニティでは結構叩かれているっぽいNEWSだが、個人的にはデビューの頃からずっと好き。

 結局コイツら、良いんだよ。何だかんだ問題があって悪口を叩かれても、結局は才能があり、運があり、それゆえ求められて居場所がある。有象無象が悪口を叩いても、その有象無象とは物が違うってことよ。だから生き残れる。

 NEWS応援してます。

 

RIDE ON TIME」を見てグッと来たのがシゲこと加藤シゲアキのインタビューね。いつの間にか漢字からカタカナに改名してた。

 

 シゲは歌って踊って芝居も出来るアイドルの他に物書きの一面も持っている。彼が物書きを行なう上でのモチベーションがどこから来るのか、それを辿ると小学校の国語の時間まで遡ると言う。

 私も確かに国語の時間に習った記憶がある「大造じいさんとガン」という話をシゲが持ち出した。これはなかなか良い内容の趣あるお話なのだが、そこの所が気になる方は図書館でどうぞ。

 シゲは学校の課題でこれを読んだ読書感想文ではなく、読書感想画を提出せよと言われたそうな。ジジイとガンがメインの話だから、大方の生徒がガンを描いた所、シゲはプレゼントボックスを描いたという。その理由は、何かプレゼントをもらったような気持ちになったから。

 これを聞いて私は「おおぅ!」と唸った。多くが鳥を描く中、一人違う物を描いたという突飛な感性を先生に褒められ、その思い出が彼の物書きとしてのモチベーションを上げているという。

 

 このエピソード、良い!

 分かるわ~。ガキの頃のこういうちょっとした良い話が後に生きるんだよな。

 

 私もシゲのこのエピソードと似たような経験があり、それが嬉しかった。まずは他人と違う所に気づいたという優越感、そして他人とは似ていたくないという願望が答え合わせの末叶ったこと、これが私的には嬉しいことだった。

 

 シゲが鳥を描かなかったこと、やっぱりここなんだと思う。有象無象、十把一絡げという括りとそれ以外を分かつポイントってのがここなんだと思う。

 シゲが自分は鳥を描く側の人間にはなりたくないと言った時には「良く言った!」と想った。すげぇ分かる、その気持ち。

 

 彼のことは前々から気になるメンバーだとは想っていた。何せ彼、NEWS初期のシングルではソロパートがなかったから。ついでに言うと小山君もね。コヤシゲはソロパートがない時期が長かったんだよね。こうなると逆に気になる。内君、草野君が抜けたくらいからはシゲもソロを歌うようになった。初めてシゲの声を聞いた時は、可愛い顔してなかなか野性味のある野太い嗄声を出すなと想った。

 NEWSは皆声が高いから彼の声はちょっと浮いてたのだが、今は昔よりも確実に歌が上手くなり、見事グループに溶け込むセクシーボイスになったものだ。

 

 そんな訳でシゲの成長、そして熱い魂を持っている部分が良いと想った今日この頃でした。

 

「生きろ」っていう歌、良いよね。最近良く聴いてる。 

 

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