4月26日、平成最後のミュージックステーションが放送された。
平成最後のMステ放送に対してタモさんは「感慨深い」とコメントしていた。私もそう想う。平成、楽しかったもんな。
この放送回ではオープニングナンバーを担当したジャニーズWESTとラストを飾ったマッキーこと槇原敬之を見た。つまり最初と最後だけな。
ジャニーズWESTは良いグループになったよ。これもしみじみと想う。新しいからってキンプリばかり推す私ではない。WESTも一流パフォーマンス集団だからな。特に桐山君がイイね。
新曲の「アメノチハレ」を聴くと、「ズンドコパラダイス」の頃から考えたら大分真面目な曲をシングルでやるようになったと想う。と言ってもズンパラだって良い曲で全然嫌いじゃない。むしろ好きだけどね。
歌唱力と声量のあるグループなんだよな。ミディアムテンポナンバーの方がそれが良くわかって良い。
平成も後半に入ってからMステは迷走を続けていて、それが何かっていうと余計なVTRを流すこと。ヤフコメとかでめっちゃ文句言われてけど、あのVTRの作りについては残念ながら私もヤフコメのお叱り意見とだいたい同じことを想っていた。
しかし平成ラストのVTRは、有名アーティストの有終の美を振り返るもので、そこには余計な素人コメント映像を挟まなかった。Mステに素人が出ない回とかいつぶりだろう。ランキングの間に素人映像を挟むあれがテンポを悪くしていたのだが、今回はスムーズに流していたので良かった。
いつもの時間稼ぎをしなかった分、ラストはマッキーが「世界に一つだけの花」のフルで歌った。
これについてだが、もちろんマッキーは好きだし、本人が歌うのだから文句はない。マジで良い曲だと想う。
だがしかし、これを今更言っても仕方ないが、本来あそこは先に歌ったSMAPが出るべきポジだったと思わずにはいられない。マッキーもSMAPがあってこそ産まれた曲と言ってた。SMAPの名前を出してくれただけで嬉しい。
有名アーティスト解散シーンVTRでも安室ちゃんやXの最後が流れる中、「解散」を怠ったSMAPはラストシーンがないので当然VTRには出なかった。あれだけの良いグループだったのだからちゃんと解散していれば絶対にランキングの1位で出たろうに。と、古傷をえぐってしまった。
「世界に一つだけの花」は教科書にも載る平成ナンバー1ヒットの名曲。どこで流しても恥ずかしくない曲だ。そう想うからこそ、もう終わったSMAPのことを想って感傷的になってしまった。
でもさすが名曲、本家のマッキーが歌ったのも最高だった。
最近のMステには確かなる迷走ぶりが見られた。しかし一旦忘れよう。ラストにこれだけすばらしい曲をフルで流したこと。終わりよければ全て良し。この言葉通りに行くと、Mステは平成の最後の最後にして格式高き音楽番組の体裁を保つ意地を見せた。
Mステはてっきり平成で終わると想っていたけど5月からもやるらしい。そんな訳で令和になってもMステを見るぜ。今分かったけど、まだ出来てから馴染みがないワードなので一発変換で「令和」が出てこない。
そんな訳で、いろいろ言ったけど平成の間ありがとうMステ。おつかれタモさん。
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