こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

堀江由衣ちゃんを巡る旅「フォトン」

 アニメ好きな私はずっと堀江由衣ちゃんの声に癒しを貰っている。私の耳は長いこと彼女の世話になっているわけだ。

 Ipodをシャッフルして聞いていると私的堀江由衣最強ソングの「Love Destiny」が出て来た。それが縁で彼女の歴史を拝みたくなりウィキペディアを開いたら彼女の出演作に「フォトン」というのがあった。これは知らねぇ・・・・ 

 というわけでOVAフォトン」を見てきたよ。

 

フォトン VOL.6「緑の星のフォトン」 [VHS]フォトン VOL.3 「旅立ちのラシャラ」 [VHS]

 

 本作は1997年~1999年にかけて発売された全6話のOVA。世紀末の作品なんだね~。

 DVDはプレミア化しとるで。

 

 はじめ人間と未来少年とを合わせた様な印象のチビ少年のフォトンとキーネはじめその他のヒロイン達のどたばた冒険活劇であった。フォトンがあんな見た目で反則的に強い。第一話で幼馴染のアウンにおでこに「バカ」と描かれたのが最終回までずっと消えない。途中から見た人はコイツおでこどうしたんだとずっと気になるだろうと思う。

 

 スターウォーズ砂の惑星タトゥーインを思い出すかのような砂地だらけな場所が舞台であった。最後の方では宇宙に出て闘うという壮大なスケールの物語であった。細かい話の筋とかは「結構どうでもいいや」って感じで見ていて雰囲気を味わった作品である。

 SF&お色気ハーレムものといった感じで普通におもしろかった。パンチラ、おっぱいもたくさん拝めるOVAの強みを感じる作品だった。コメディ色も強い。女子キャラは可愛い。

 亜法というよくわからんエネルギーが満ちた世界という設定で、キャラクターが魔法のような大技を使ったりもする。

 

 キャラクターが個性的で良かったな。キャラデザが「天地無用!」の人だった。どうりで見たことある感じがすると思った。ヒロインのキーネとラシャラは可愛いかったけどアウンは煩かった。アウンとキーネの仲の悪さが見ていて面白い。

 

 フォトン役はナルト役で有名な竹内順子、そしてその煩い幼馴染のアウン役が堀江由衣であった。両名がまだ新人時代の作品だ。この二人が一緒に出ているってなんか新鮮、なかなか共演しているのを見ない組み合わせだなと思った。

 アウンの声を聴くと最初は堀江由衣ってわからないくらいに声が若い。やっぱり今と違うな。CDデビューする前なのにエンディングも担当している。エンディング曲の「PINCH!」は好きだな。彼女の歌う楽曲の中でも最初期に分類される一曲だと思う。歌声も若いな。まだまだ歌い慣れていない感が新鮮で良い。PINCH!のフルバージョンはかなり後になってCD化した。今は毎日聴いている。

 

 一番強烈な印象があったキャラクターは山ちゃん(山寺宏一)が演じる悪者のパパチャ様だ。こいつが悪者なのに憎めないかなり面白いキャラだった。嫁が13人いてお姫様のラシャラまでをたぶらかすクソ男の決定版である。肉まんみたいな体系の打たれ強い部下のポチというのが何人もいる。実はポチ達は女であるとサービス満点な温泉回で明らかになる。パパチャのポチの扱いが酷すぎる。パパチャのDVぷりが爽快である。

 悪者だけに劇中でパパチャはたくさんの攻撃をうけるのだが、ものすごいの出血をしてもすぐに回復してくる。パパチャが毎度怪我をして出血していることが強く記憶に残っている。山ちゃんがノリノリで演じている。セリフも多くて悪くて煩いおじさんだった。

 

 堀江由衣めあてで見た縁で素敵な作品に巡り会うことができました。

 

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