先日DAOKOとコラボした曲をリリースしてから再び岡村熱が燃え上がり、古いアルバムを聞き返したりしている。それにしてもその当時も今になっても岡村ソングはキラッキラしているな。
彼のやる音楽は唯一無二であるから岡村靖幸が満たしてくれる私の音楽的欲求を他のアーティストを聞いて満たそうとしても替えが効かないのである。やっぱり天才だぜ。
私はまず音楽よりも先にアニメが好きである。と言ってもお互いを天秤にかけてもほぼ均等というか、正直言うとはっきりどっちが好きとは言えない。それくらいにどっちも好きということである。
というワケでアニソンはどうしても耳にすることが多い。私の好きなアニメソングだって担当したことがあるのがこの岡村靖幸である。
SUPER GIRL
「SUPER GIRL」は1988年発売の岡村靖幸のシングル曲である。
この曲は中毒性があって私の好きな岡村ソング5本指に入る。
アニメ「シティハンター2」のED曲として使用された。このシティハンターでは「TM NETWORK」「小比類巻かほる」「鈴木聖美」などとにかく当時のオシャレなアーティスト連中がこぞって主題歌を担当したものだ。シティボーイの私も当然楽しんだ作品であった。
「SUPER GIRL」はとにかく楽しくて爽やかなソングである。なんだかキラキラ感のあるイントロから始まり岡村靖幸のネットリした声で最初の歌詞の「ダ~リン」の部分が聴こえるまでの時点で十分に楽しい。
歌詞の「俺ほどの男は そうはないはずさ」はアニメのイカす主人公 冴羽獠を示しているように思えるし、同時に鬼才である岡村自身を示しているとも取ることが出来る。
2番の歌詞の「21で仕送りもらってる」は羨ましかった。
世故に疎いゆえ、2番の歌詞に登場する「ベンジョンソン」が最初は一体何なのかわからなかったが、どうやら走る人らしいぜ。「水曜日のダウンタウン」に出て走っていた。
曲とか関係無しにやはりこのクセのある歌い方が好きでとにかく真似したくなる。
飾らず小細工抜きのシンプル白バックPVで勝負できるあたりが神。
後ろの女性ダンサーから目が離せない。
PVの岡村は今日日巷でまず見ることのないような珍しいファッションをしている。時代が反映されているな~。
本当の Dance Chance Romance は自分しだいだぜ.!! 尤もである。
ビバナミダ
2014年に放送したおしゃれな作りのアニメ「スペース☆ダンディ」のOP曲であった。カウボーイビバップ的なやつかと思ったらそういう作風ではない。リーゼントの主人公のお供の猫みたいな奴がなんか腹立つという記憶が残っている。
クセのあるベース音がスペース感を漂わせている。岡村の歌と共に電子音を取り込んだ曲構成もピカイチなものである。イヤホンで聴けば尚のことお耳が気持ち良い一曲。
「皆 同じ人間だ」の歌詞は、とかく人を嘲る厭世家の私の胸に刺さるものがあった。忘れてはいけない精神と言えよう。
アニメと岡村靖幸がコラボしたPVが神であった。
岡村とこのアニメは相性が良かったよ言えよう。
それにしても、これだけ何て言っているのかわからない歌手の歌に魂を引かれるのはどういうワケなのであろうか。
カリスマが漏れ出ている。
という訳で今宵は岡村靖幸とアニメの関わりを「再見!!」しました。