これが発売した当時の世の中は、「ミレニアム ミレニアム」と騒いでいた時期であった。
ローアングルパンチラアニメの金字塔「AIKa」と同じスタジオ・ファンタジアが手掛けた作品だけあって、やはり不自然で不必要なパンチラシーンが盛り込まれている。
和風な世界観での、ラブコメとアクション要素を含むパンチラアニメであった。
「AIKa」がアホ程パンチラを盛り込んでいたのに対してこちらはやや控えめ。
大江戸風な世界設定だが、主人公ガラン君はモスクワ大学の生徒とかいうことで、なんだかとっ散らかった世界観だなと想った。
刀オタクのガランは、刀を餌に夏姫と結婚することになって、その後面倒な騒ぎに巻き込まれる。
ガランを見ると「セイバーマリオネット」の小樽君を思い出す。
個性的なキャラと可愛いヒロイン達で賑わう作品で、内容は実に下らんが、とにかく楽しく見ることが出来た。2話があっという間であった。
女子キャラの絵が可愛いしキャラも良かったので2話で終わるのは勿体無い。もう少し続きが見たかった。OVAなので作画はとても綺麗。
着物などの和風ファッションのパンチラもなかなか赴きがあった。
メインヒロインの夏は可愛い。
いつも体長不良で、特殊な点滴を打つと強くなるドーピング忍者のかすみの存在感が強かった。男の尻を追っかけるばかりで、肝心な時に夏の護衛の任務がおざなりになるという間抜けキャラであった。しかも声がまだ新人だった頃の田村ゆかりだったのは良かった。
夏の親父の葵重光が面白いキャラであった。スケベすぎて娘のケツを触るし、娘に殴られてもムチで打たれても喜ぶドマゾキャラだった。色仕掛けで敵に簡単に重要な情報を漏らす困ったエロ親父であった。
敵の女ナスターシャの必殺技ギロチントルネードが面白すぎる。派手にパンツが見えている蹴り技で「ストリートファイター」の春麗(チュン・リー)の必殺技のスピニングバードキックの進化バージョンといったところであった。
日課の筋トレをしながら2話で約1時間の内容を見た。暇つぶしには丁度良い出来である。可愛いヒロインとパンチラを楽しめる作品であった。
パンチラという名のラビリンスを楽しむが良い。
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