今年も1クール目が終わってしまった。マジで速いわ。紅白歌合戦が昨日のようだ。
2018年の最初の三ヶ月もアニメシーンでは色々楽しませてもらった。
「人生適当な所での振り返りが大事」というのが我が祖父の教えの一つである。というわけで、先人に綾かってここらで一つ、この三ヶ月のアニメについて振り返ろうと思う。
新年早々にアニメシーンを賑わせたのが、今期の怪作アニメ「ポプテピピック」である。テレビニュース、Yahooニュースでも取り上げられる程に話題と人気を呼び、詳しくは知らないがこのアニメのイベントは人がたかりすぎて混乱状態になったとか。
昨今では過去作のリメイクや続編などが目立つが、そんな中で放送20周年の「カードキャプターさくら」の新作がスタートしたのは嬉しかった。ここだけの話、さくらちゃんは私の初恋の人です。
さくらと言えば、ローラーブレードで小学校に通学することで、当時のちびっ子にセンセーショナルを巻き起こしたことが有名。さくらが中学校になった新作でも、再びローラーブレードを履く回があったのは嬉しかった。
今期アニメでは駄菓子を取り扱った「だがしかし2」、酒を取り扱った「たくのみ。」、ラーメンを取り扱った「ラーメン大好き小泉さん」など深夜に見ると危険な食欲を招く、食料品販促効果を持つアニメの存在が際立っていた。美味い食い物、飲み物は絵にしてもやっぱり食欲を掻き立てる。しかし摂生の行き届いた私は、いかなる誘惑があろうとも21時以降の飲食はしないという自分ルールを貫いた。
楽しいアニメがたくさんだ~と浮かれる中で、どうしても厳しい目で見なければならない状況もあった。昨今では、1クール内に数作品が「放送を落とす」という事故というか事件をやらかすことが珍しくない。そして、やっぱり今期でもそれが見られた。
該当するのは遂に放送期間内に完走できなかった「メルヘン・メドヘン」、1クールに総集編を二回も流してしまった「BEATLESS」、加えて急に放送を打ち切った中国アニメの「銀の墓守 セカンドシーズン」の存在も浮き立つものとなった。
記憶に新しいところで「レガリア The Three Sacred Stars」「ろんぐらいだぁす!」などが放送を落としてあちこちで叩かれたアニメの例として上げられる。これらの作品の放送延期は当時Yahooニュースの記事にもなっていた。ニュースも注目のアニメ放送延期の現状は問題なのではなかろうか。
アニメ製作については結構ブラック企業的なことになっているとか何とか聞いたことがあるが、実際の所はわからない。
製作側が作業に対しておサボり様を決め込んでいるわけではなかろうが、やはり納期に間に合わない仕事っぷりというのは、いくら厳しい現状がわかっていても顧客からはクソと思われても仕方ない。情けないようで悲しい現状である。それにしても「メルヘン・メドヘン」の続きはちゃんと見れるのだろうか。
そして、ニュースにもなったアニメ関連のショッキングなことと言えば、声優竹達彩奈がストーカー被害にあったという事件。
ファンクラブの偉い人が犯人だったとかいうので情けない。これについて私は「俺達のあやちをよくもっ!犯人はミンチにしてやる!」とTVの前で豪語したわけである。もう捕まったということだが、犯人のことはまだ許さない。
そんなストーカー被害にあった竹達彩奈だが、今期はめっちゃアニメに出ていた。「ラーメン大好き小泉さん」「だがしかし2」「Citrus」では主役を演じていた。ストーカーに負けずに仕事を頑張る姿に希望をもらったぜ。
私はアニメを愛しても、ストーカーを含めた犯罪者は許しません。
それでは、今年1クール目に見たアニメを振り返ろう。次クール継続物の感想は省く。
宇宙よりも遠い場所
JK4人が南極を目指すという奇抜なストーリーが光るオリジナルアニメーション。
報瀬(しらせ)ちゃんの絶対に南極へ行くというガッツがすごい。己の力で100万円を稼ぐその行動力は軟弱でついついサボりがちな現代の若者にも見習ってもらいたい。
たまにいいことを言う日向ちゃんのオリジナル格言も毎回の楽しみの一つであった。
南極観測隊の訓練や移動での苦労など、意外なことも勉強できるアニメであった。
最初らへんは日常系アニメの緩いノリだったが、最終回は泣けた。報瀬の母への強い想いには心が動かずにはいられなかった。私も母には大変世話になったからな。母って偉大って思うアニメだ。
メインキャラ4人の声優に水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織の最強布陣を選んだ段階で傑作の予感がしていた。去年放送の「アニメガタリズ」に続いて水瀬いのり、本渡楓で姉妹を演じたのが印象的であった。
ゆるキャン△
女の子だらけでゆる~くキャンプの楽しさをお届けするアニメ。
なでしこが可愛い。やはりピンク髪ヒロインは正義。
たまに出てくるキャンプ飯は美味そう。志摩リンが作っていた肉まんを焼いて食うっていうアレが食ってみたい。
これを見て「ウチもいける!」と思って軽い気持ちでキャンプに手を出す者も現れることであろう。
しかし忘れてはいけない、本来キャンプとは厳しい自然に晒されることなのである。よって本当に本当の意味でゆるいキャンプなんてのは存在しない。
からかい上手の高木さん
学校の隣の席の西片少年をいつだってからかうのが高木さんの趣味というか性。そして西片はからかわれ上手。
高木さんの真ん中分けでおでこモロ出しの髪型は、自信のある美少女にしかできない芸当。
高木さんは今期のイケてるヒロイントップ10に入る可愛さ。
高木さんの男心を程よく弄ぶ微Sな迫り方に毎週ときめいてしまう。こういう翻弄のされ方なら「まぁいいや」って思ってしまう。これは見ているこっちも高木さんにしてやられる内容である。
ずっと高木さんにやられっぱなしの西片が11話と最終回となった12話のみ、それぞれ一発ずつクリティカルヒットを出して高木さんをキュンとさせる。特に11話で出し抜けに西片から思わぬ告白があった際に、高木さんが「えっ!」ってなっていつもの飄々とした調子を崩してときめいている様には萌えた。
男前を演じるイメージの梶君が三枚目の西片を演じたのは良かった。
ちょっとアホっぽい子とかをやるイメージの高橋李依が落ち着いた調子の高木さんを演じたのが意外だった。こういう演技もするんだと思った。
青春のどこかで耳にした聴いて楽しく懐かしいJ-POPの名曲を高木さんがカバーしたED曲も印象的であった。
りゅうおうのおしごと!
昔出た羽生名人のニンテンドー64のカセットを持っているだけで将棋のルールは全く知らない。にも拘わらず可愛い女子キャラ目当てで見てしまった将棋アニメ。
思えば囲碁を知らずに「ヒカルの碁」、麻雀を知らずに「咲-Saki-」を見たので、アニメは絵がよければだいたい手をだしちゃう。
将棋を隠れ蓑にして中身は例の「小学生は最高だぜ」のアニメだった。登場するふたりのあいちゃんはどっちもかわいい。金元寿子演じる銀子ちゃんが一番可愛かった。
あとは声優くじらが演じた「新世界の女豹」の名を取った、途中までおばさんかおじさんかわからなかった将棋指しが面白かった。 後におばさんと判明した。
古参のアニメ好きに嬉しいポイントが、ヒロインの母親役で堀江美都子が声優として出ていること。この人は歌手としての成功が大きいだけに忘れがちだが、声優もすればドラマで出役もやっていた。そして堀江美都子が演じた母親の尻に敷かれまくりな面白い父親は水木一郎が演じた。この二人の歌声は親族並に聴いて育ってきたので懐かしい。
オーバーロードⅡ
この作品は一期の方も見ていた。特別はまったワケでもなかったが二期も続けて視聴した。
二期では印象的なキャラが追加されたので注目して見ていた。
まず、放送初回あたりのトカゲ男の青春。いかついトカゲ男が、声が雨宮天ちゃんの白いメストカゲと添い遂げるエピソードが何か良かった。白いトカゲが、トカゲにも拘わらず可愛いくて萌える。そして結構グイグイくる行動力あるタイプだった。
しかし、まさかトカゲの交尾が見れるとは思わなかった・・・・・・
あとは千葉繁が演じためちゃめちゃ強い執事のセバス。おじさんなのに格好良い・・・・・・
主役のガイコツ男そっちのけで魅力的な他のキャラが目だっていたような気がする。
恋は雨上がりのように
女子高生の恋の物語。しかし相手は45歳のファミレス店長のおっさん。
年の差のある恋に悩むのにプラスして怪我で陸上部を去ったことでこじれ始めた友人との関係なども描かれる。青春のあれこれで悩む思春期の若者の感情の機微を写していた。そして店長の方も青春に置き忘れた小説を書くという夢に向き合う。
若者とおっさん、それぞれの心の成長がみられる文学的とも言える作品であった。
つり目のヒロインあきらは可愛い。クールな感じに見えて、教科書に店長との相合傘の落書きしている点には萌えた。店長に好きという想いを伝えて以降はグイグイ距離をつめてくるのも良かった。
CHiCO with HoneyWorksのOP曲も良かった。
スロウスタート
おたふく風邪にやられたために高校受験出来ず、一年遅れで高校に入学した少女がスロウな成長を遂げていく萌えてほっこりするアニメ。てか、おたふく風邪になるの遅いな。私は赤ん坊の時にとっくにかかった。
もう一人困ったことに、ヒッキーの初期症状が見られる大学浪人しているキャラも出てきた。
急に榎並先生と栄依子ちゃんとでユリユリする展開にはパンチを喰らった。攻めと受けが入れ替わりながらのこの二人のユリな絡みは胸キュンでしたね。割りと後半からこのカップルのエピソードがスタートしたので、タイトルの「スロウスタート」ってこっちにもかかってたのか。この二人がすごく好きだった。このアニメの印象深い点は、ほぼこの二人のことに尽きる。二期で二人の関係がどうなっていくのか続きが見たい。
さすがきらら枠、良質な出来であった。
OP曲が可愛い。
citrus
やべぇガチユリ枠を設けたものだ。
ギャルと生徒会長の義姉妹でユリユリするというもの。
見た目的に柚子が攻めかと思うとそうではなく、芽衣がリードするのが意外。
これは毎週ドキドキしてしまった。下手な恋愛ドラマよりもこっちにときめくようになったとは、私が駄目になったのか、それとも実写ドラマが廃れたのかさぁどっちかわからない。
OPアニメで柚子がポケットに手を突っ込んだまま芽衣とキスするのが格好良い。
学園ベビーシッターズ
身寄りのない兄弟二人が、とある学園の理事長の下に引き取られ、兄の竜一は学校が終わるとその学園に設置された保育ルームでベビーシッターをすることになった。
保育ルームには弟の虎太郎の他にも学園の女性教員の子供が預けられているので働くお母さんにやさしい仕事現場で良いと思った。
出てくるちびっ子達は可愛いので癒される。
しかし、小さい弟をすぐ殴り、母親をババア呼ばわりする狼谷(かみたに)君の態度はよろしくないと思う。
ヒロインの猪又さんと牛丸さんの可愛さが光る。特に猪又さんのツンデレぷりは至高。
あんまりちびっ子が写るとこっちの二人を出せよと思ってしまった。
キャラの名前は動物の名前が入りがち。
ミイラの飼い方
ミイラの飼い方という今までになかった手引きを楽しめる。
登場キャラはミイラの他にドラゴン、鬼、夢を食うバクが出てくる。オカルト好きのするあれこれのキャラがコミカル且つキュートにデフォルトされて登場する。新しい可愛いがここにある。ような気がする。
結局ミイラの包帯の中がどうなっているのかわからない。絶対に鳴き声は「わんわん」って言ってる。
主人公空君と同居しているモデルをしている叔母さんのカエデさんが好きだった。
EDで皆で踊っているのが印象的だった。
三ツ星カラーズ
上野の街を守るための活動をやっているらしい三人組みの女の子の話。その実迷惑行為をたくさんやってたりもする。コイツら暇人すぎる。カラーズのチームロゴがちょっとオシャレで好き。
黄色の子は女の子なのにやたらと「う〇こ」と言いたがる困ったさんだった。
カラーズはいつも交番勤務の警官に喧嘩を売ってるし、最終回では警官からチャリをパクっていた。アレはウケた。
印象的だった回が、納豆は水を綺麗にする効果があるらしいので池にばら撒こうとか言い出した回。結果、良識ある大人に止められてたので良かった。というか納豆にそんな効果があったのか。
商店街のパン屋を頑張りたい妹と、パンは廃業にしておにぎり屋を始める計画を練っているお姉ちゃんの姉妹も好きなキャラだった。
見ていて癒される悪ガキアニメだった。
ラーメン大好き小泉さん
美少女JKの小泉さんが全国をあまねく巡ってラーメンを食い倒す話。ラーメン食べ歩きのためにだけに旅行もするラーメンファイターである。
小泉さんは、JKなら控えたい油ギットギトのヤツもラーメン愛を持ってして躊躇なく啜る。その食いっぷりは見ていて気持ち良く、どういうわけかエロい。そして見ていて腹が減る。
小泉さんのちょっとしたラーメンうんちくも聞けてためにもなる。馬油(まーゆ)ラーメンにおける馬油は決して馬の油ではなく、焦がしニンニク油なのだとか言ってた。他にもお一人様用ラーメン店というのも登場し、注文の時に店員の顔が見えないという変わったサービスをする店であった。外食はあまりしないので結構知らないことだらけだった。
小泉さんのことが大好きな悠がストーキングするがごとく小泉さんに付きまとうが、クールな小泉さんは中々なびかない。猛烈アタックをするりとかわす小泉さんに、めげずに再度チャレンジする悠のでこぼこコンビのやり取りも面白かった。
あとは中毒になるOP曲が好きすぎた。
キリングバイツ
主役のヒトミの決めセリフ「牙の鋭い方が勝つ」が印象的なアニメ。
人間同士が獣人化してガチバトルするアニメ。男も女も関係なしのガチバトルだった。テラフォーマーズ的な能力者が出て来るアニメ。
女子キャラの獣人化は可愛いが、男キャラはいいや。爬虫類の能力を持つキャラはちょっとキモい。最終回に出て来たカメレオン人間もキモかった。
ヒトミはラーテルという獣の力を持つ獣人だが、このラーテルのことを初めて知った。何かすごい獣らしい。
毎回挟まれる動物図鑑のごとくやさしく説明してくれるテンション高めの諏訪部順一のナレーションが好きだった。
バトルの途中だが、不意にユリ回が放り込まれこともあったので侮れないアニメである。
獣人同士のバトルは財界の行く末を賭けたもので、歴史の裏で行われる闇バトルだった。この設定はダーク。
最終回でヒトミが野本を殺そうとしたのあの流れは酷い。あの間際までヒトミがちょっとデレていい感じだったのに。
「東京グール」みたいに可愛い声の雨宮天ちゃんが口の悪いヒロインを演じたのが印象的だった。
まだ続く感じで終わったので二期があったらまた見よう。
ハクメイとミコチ
小人のハクメイとミコチの二人の日常を描いた自然を感じる目に優しい癒しの一作だった。
料理や裁縫が得意なミコチに対してハクメイは男だらけの大工現場で働くいわゆるガテン系女子だった。ハクメイの大工の先輩のイワシが結構良い奴で好きだった。
ゲストキャラの声優が豪華だった。印象的だったのは、小倉唯ちゃんが可愛い声でカブトムシのメス(デフォルメ弱めで結構リアルな絵柄の奴)を演じたこと。
「とんがり帽子のメモル」以来小人作品は好きで見てしまう。
だがしかし2
個人的なことを言うと、育ちがお坊ちゃまなもので駄菓子にはあまり詳しくないのだが、このアニメは好き。
メインヒロインのほたるちゃんが中盤から終盤にかけて行方をくらませたが、その間の寂しさはニューヒロインのハジメさんが埋めてくれた。それにしてもハジメさんはどうしようもない人だな。そして、さやちゃんは可愛いヤンキー風お姉さん。
最終回でほたるちゃんがキャリーバッグ一杯に詰め込んでいたブタメンというのを食ってみたい。
ストーカー被害に負けずにお芝居を頑張るほたる役の竹達彩奈が歌うOP曲は明るくて好きだった。謎のセリフたっぷりのED曲も印象的だった。
刻刻
何かもが止まった止界という世界で、主人公の属するとある家族とヤバイ宗教関係者とチンピラとで色々揉める話。とんでもないバケモノが出たり、ちょっとバイオレンスな描写もあった。チンピラが動きの止まった女性のスカートをめくったりする場面が見られたが、アレはよろしくない。
梅津さんのキャラデザ作品なので注目した。アニメ「A KITE」の時からこの人の絵は好きだった。
主人公の樹里がエロくて可愛くて好きだった。最終回では樹里一人が止界に取り残されて生活するが、そこで樹里の髪が少し伸びているのがまた良かった。誰もいない世界に一人でいると、それはそれで不安とストレスのために発狂してしまうのかもしれないと思った。
梅津キャラの女子はエロくて可愛いが、逆に梅津アニメのおっさんは不快感がこみ上げるデザインなんだよな。瞬間移動のおじいちゃんは格好良いのだけど、お父さんは嫌いだわ。美人のヒロインとその他ブスとのギャップが激しい。
この作品で樹里役の安済知佳の声を覚えた。
不思議と脳内再生されるクセになるOP曲も良い。
ダメプリ ANIME CARAVAN
よく分からずに一話目を視聴して「なにコレ、また腐女子枠?」と思ったが、主人公の姫様が可愛いし、声優が私の好きな矢作紗友里だったので全話視聴した。この人の声ってすごい可愛いんだよね、中の人はヤンキー上がりのOLみたいな感じがするんだけど。
ガッツリ逆ハーレムものでもなく、結構ギャグ強めのアニメだった。
清々しい程のナルシストぶりを見せたナレク王子、女の子をお花ちゃんと呼んで摘んじゃうヴィーノ様、ヒッキーで美少女アニメオタクのメア皇子などのキャラが面白かった。
最終回だけはしっかり男前に決めたナレクは格好良かった。
男の子はダメなくらいが丁度良いというのが我が持論
BREAKERZのOP曲が耳に残る。
メルヘン・メドヘン
魔法の原書に導かれた主人公鍵村葉月が魔法の国に迷い込むというまさにメルヘンな物語。
たまに入る葉月のユリ妄想が良い。
シンデレラの物語について、葉月が色々とつっこむシーンがあるのだが、あれには納得。
有名な文学や児童書などをモチーフにした異能力のアイデアは良い。メルヘン寄りな「文豪ストレイドッグス」みたいな感じ。
残念なのは放送を落として遂には放送期間内に完走出来ずに終わってしまったこと。後半回はBDにでも入るのだろう。
最終回のエンドカードで葉月が両手を合わせて「ゴメンナサイ」をしているイラストがあったのにはちょっと笑えた。
七つの美徳
七つの大罪の新シリーズがスタートしたタイミングでこんなのが出て来た。
見たけど「何ぞコレ」の感想が浮かぶばかりであった。あとちょっとエロい。
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
ここ何年かは特に異世界ファンタジーが流行っているみたい。世の人々の願望なのだろうが、さすがに似た様なのが多すぎな気もする。
こうなると逆に一話で主人公が会社員をやっている場面が記憶に残る。仕事に疲れた若者が、こういう異世界に飛んでみたいと思うのなら納得出来る。
佐藤さんだから名前をサトゥーにするのは軽くププっと笑える。サトゥーってちょっとクセになる発音。
博多豚骨ラーメンズ
「ラーメン大好き小泉さん」を見た次の日にこれを見たので、「おいおい、またラーメン販促アニメかよ~僕ちゃん胃にきちゃうよ~」と最初は思って見ていたのだが、全然そういうアニメではなかった。
殺し屋を生業とする者達の話で、中には殺し屋の殺しを請け負うというややこしくて危ない二重構造のお仕事人も出てくる。こちらのアニメではラーメンよりも明太子が食いたくなった。程々にバイオレンスな作風だが、結構面白い。
「にわか侍」「サブマリン忍者」など殺し屋のコードネームがダサ面白い。
伊藤潤二「コレクション」
この人の描いた「富江」という漫画が昔から記憶に残っている。
伊藤潤二の短編作品がいくつも散りばめられたオムニバス形式のアニメで、胸糞悪い作品も少なくない。有名声優多数参加のアニメであった。
三ツ矢雄二演じる双一というずっと気持ち悪い小学生がやたらと記憶に残る作品だった。
働くお兄さん!
猫の手も借りたいって良く言うけど、そんな猫のお兄さんが毎週色んなところで働くアニメ。
ちなみに私は労働と核戦争とゴキブリが大嫌い。
そして杉田智和が演じた謎な格言を口にする多分コアラらしき動物が面白い。
たくのみ。
ダークシティ岡山から東京へ上ってきて働く主人公天月みちるは女性専用シェアハウスで新生活をスタートさせる。
シェアハウスでは女子4人での宅飲みが行われる。お酒うんちくが語られるお酒愛溢れるアニメだが、私は下戸なので酒のことは何も興味がない。それにしてもビールの甘いとか辛いって一体何なのか謎。
酒ばかりと思えば、登場キャラには社会人もいるので、仕事の方もピックアックしたちょっとだけお仕事アニメ感もある作品だった。社会人って面倒で大変。
ただ、女子キャラが可愛いので見て癒された。
内田真礼ちゃんの歌うOP曲も好きだった。
まめねこ
あっという間に終わる短い猫アニメ。
猫は可愛い。
自分を猫と信じている犬が可愛かった。
gdメン gdgd men's party
謎の大喜利アニメだったが、松岡君が楽しそうだったので良い。
毎回ちゃらちゃら喋る性格がアレなお姫様が愉快だった。
最終回で色んなアニメのパロディを入れていた。さっそくポプテのネタも入っていた。
「てさぐれ!部活もの」ってアニメがこんな感じだったな。
サンリオ男子
サンリオキャラが大好きな高校生男子四人の青春物語。腐女子系アニメかと思ったら結構青春していて普通に見れた。もう大きくなったのにサンリオ好きとかハズいとか思っているのがもう既にハズいということを学べたアニメだ。
私もキティ、プリン、ポチャッコ、てつなぎクマなどのサンリオキャラが好き。サンリオが好きなので、その昔ゲームボーイで流行った「サンリオタイムネット」というRPGゲームも購入して遊んでいた。
キティちゃんをキティ様と呼ばないとダメな謎のこだわりを持つキャラがいた。そしてキティフルという謎のワードが登場し、見終わった今でもまだ謎。
アイドルタイムプリパラ
らぁらの決めセリフ「かしこまっ」がポプテピピックでもネタとして使われたあのプリパラも遂に終わってしまった。
女児向けの作品なので毎週ガッツリかぶりつくようにして見ていたわけではなく、教養くらいなつもりで見ていたのだが、終わるとなるとちょっぴり寂しい。
らぁらの「かしこまっ」とゆいの「ゆめかわ」がもう聞けないのか・・・・・・
ゴッドアイドルという面白い単語が出てくる。
次回予告で言う「み~んな集まれ アイドル始める時間だよ」というお決まりのフレーズが好きだった。
アイカツスターズ!
アイカツも教養の範囲ということで、放送開始の2012年から見ている。
スターズ!の主役の虹野ゆめがとにかく好きだった。演じた富田美憂の声も可愛かった。アイテムの太陽のドレスって名前が格好良い。
ラスボスキャラだったエルザも格好良さと可愛さを備えていて好きだった。エルザ役の日笠陽子の声がはまっていた。
3月のライオン
第2シーズンも無事終わった。
将棋のルールは全然知らないけれど、やっぱり見てしまった。
将棋のシーン以外にも格キャラクターの心理描写を細かに行う、繊細なアニメだったと想う。
第2シーズンでは桐山君の棋士生活から離れた、ひなちゃんの中学校のいじめ問題にかなり時間を割いていた印象が強い。将棋のことがチンプンカンプンな分、学校でのシーンが記憶に残る。それにしても中学生って怖い。このエピソードの時は将棋アニメであることを忘れてしまっていた。悠木碧の演じた、いじめっ子ボスの女子生徒が怖かった。
このアニメは川本家の三姉妹それぞれが癒しのヒロインなのだが、水商売をしている巨乳の長女あかりさんが一番好きだった。演じた茅野愛衣ちゃんの声と合わせて癒し効果倍増。
Fate/EXTRA Last Encore
Fateは一番最初の「stay night」からはまった作品である。個人的にはシリーズでは「Zero」が一番好き。
新作で注目すべきは、丹下桜の演じる赤いセイバーの存在。川澄綾子の演じたセイバーとはまたイメージが異なる。そしてこっちのセイバーの方がおっぱいが大きいのでは?と思った。どっちのセイバーも好みである。
「聖杯戦争」「サーヴァント」の御馴染みのワードと要素は含みつつも、他作品とは偉く毛色の異なる世界観であった。前まで冬木市で行っていた聖杯戦争が、月にまで発展するとか、ちょっと世界観が広大すぎてオールドユーザーの私は混乱気味だったかも。話が入ってこないところもあった。
大して活躍しないのに忘れられないクソ野郎の慎二、愛くるしいツインテのヒロイン凛など「stay night」からの懐かしいキャラも登場したのは良かった。
決意の再デビューを果たしたリアルキン消し西川氏のOP曲は格好良かった。
ヴァイオレットエヴァーガーデン
美麗な仕上がりの京アニ本気の作画が毎週お目目に優しい、そして物語も心に優しい風を吹かす内容であった。
主人公の美少女ヴァイオレットは「自動手記人形」という、いわゆる代筆業を行っている。少女の身で兵士として戦場に出た過去があるヴァイオレットは、文字を知り言葉を理解しているが、人の感情がわからない。中でも「愛してる」の感情がわからない。「愛してる」を理解するために、代筆業を通してヴァイオレットの心の成長を描いている。戦争の痛ましさを底に敷きながらも、綺麗で繊細な物語であった。
私はここ数年、涙腺が弱った状態にあるのだが、そんな中でこのアニメには泣かされた。だいたい2、3話に一度は泣かされた記憶がある。中でも、川澄綾子演じる老い先短いお母さんが、幼い娘を残してこの世を去る心残りを和らげるために、ヴァイオレットに向こう50年分の娘の誕生日カードを作成させるエピソードがマジで泣けた。お母さんが死ぬっていうパターンのやつはだいだい泣いちゃうからダメ。
少佐のことが大好きだったヴァイオレットの想いにも泣かされる。最初こそ無感情キャラだったが、後半では亡き少佐に対する激情から涙するシーンも見られた。あれにはもらい泣きしてしまう。それにしてもヴァイオレットの流す涙は、そこらのギャルが流すメイク混じりの黒い涙と違って、透き通った天然水のようである。
唐沢美帆の歌うOP曲が心に染みる最高の仕上がりになっている。
おそ松さん(第二期)
相変わらずふざけまくっていた。一番最初の白黒アニメの「おそ松くん」を見た者からすると、こんなヤバイアニメだったっけ?って想える内容。赤塚先生が草葉の陰で怒っていないか心配である。
それにしてもニートを6人も抱える親の気持ちなんて考えただけでゾッとする。
一番印象的だったのが、私が好きな映画「フィールド・オブ・ドリームス」のパロネタがあったこと。平成生まれでシューレス・ジョーを知っている者は一体何人いるのだろうか。ポプテに対抗したかのように古いパロネタ使いやがっていた。
銀魂. 銀ノ魂篇
最終章らしい「銀ノ魂篇」は、地球の未来がどうなるかっていう偉いシリアスな展開になっている。そんな中でも忘れずにいつものギャグも挟まれる。
特筆すべきは、懐かしのあのキャラ達が総出演するお祭り感である。こうなると最終章感も出てくる。個人的にドMのハードボイルド刑事とハタ皇子が好き。そして、銀さんでさえその顔面のおっかなさにビビっている謎の巨漢屁怒絽 (へどろ)も久しぶりに登場し、その意外な過去が明らかになった。今更になって屁怒絽 (へどろ)って「幽遊白書」の戸愚呂と字画が似ているし、声がどっちも玄田哲章だって気づいた。
銀魂と言えば、出演者が無駄とも言えるくらいに人気者ベテラン声優で固められているのが特徴である。「銀ノ魂篇」ではベテラン勢に混じって、まだ若手の人気者梅原裕一郎が出演していたのが印象的であった。銀魂に彼のイケボは違和感。
あと、前回の「ポロリ篇」で内田真礼ちゃんが沖田の変な刀の声をやったのも意外すぎた。
クラシカロイド(第2シリーズ)
まさかこれの第2シリーズが来るとは思っていなかった。
私はクラシックミュージックが好きなので、それをモチーフにしたというアイディアは良かったと想う。
しかし、今回のNHKアニメのコレは、ちょっとギャグに走りすぎ感もあった。
正直アニメ自体はそんなにだけど、出演声優が人気者だらけなので、という声優オタクな部分が毎週の視聴意欲になった。
あと、餃子が食いたくなるアニメであった。
タイムボカン 逆襲の三悪人
前作「タイムボカン24」の続編である。
タイムボカン名物の敵の三悪人の方がよりピックアップされた変わった作風だった。
三悪人のリーダービマージョに姉がいることが判明した。姉の美麗さんはビマージョをのことを本来の和風な名前で呼ぶのだが、その名前が毎週間違っていて結果的にビマージョの本名が何だったか覚えていない。
古今東西の偉人を訪ねてダイナモンドをゲットするのだが、その中で芸人のイモトを訪ねる回があったのが印象的だった。イモトが名だたる偉人達と名を並べることになった。
それにしてもこの作品に関して言えるのはヒロインのカレンちゃんが可愛いということである。
主題歌をKinKi KidsとTrySailが担当していたのは良かった。最近どっちの曲も良く聴いている。
ポプテピピック
これは今期一面白くて好きなアニメだった。マジでやばいわ、このアニメ。
ポプ子はまぁまぁ可愛いけど、ピピ美はキモ不気味~。
しかし、こんな筋も何もあったものでないアニメが面白いなんてどういうことだろうか。だったらストーリーを練られた物語って一体何なんだ、その価値は何ぞ!といった具合に私の頭の中をかき乱してくれた恐らく平成最後の問題作品がコレ!
この作品に関しては言いたいことが多すぎるのでこことは別に振り返りを行った。
2018年も、やっぱアニメだわ
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