遂にこの時期がやって来た。そうクールの変わり目である。
今クールで終わる様々なテレビ番組を振り返ってサヨナラし、次クールで新しい名作に会えるのを楽しみにする時期である。
本当に歳を取るたびに日数の経つのが速く感じるので怖い。3月の終わりに今年の第1クールのアニメ作品を振り返った記事を書いたのが、さっきのことのようだ。
最近の放送アニメは過去作の続編やリメイクが多い。
今期は前期に比べて見る番組が多かった。趣味でアニメを見ているのだが、正直本数多すぎて見るのも疲れる。そういう訳で、習慣的に無駄なく睡眠を取って疲れを取り、体は日々のアニメ視聴のために最善の状態にしている。
では今年の第2クールに楽しんだアニメを振り返ろうと思う。
・アイカツフレンズ!
前回シリーズが終わって少し寂しくはあったが、新作の新ヒロイン湊みおちゃんが早くもお気に入りキャラとなった。みおちゃんが可愛いし格好良い。仕事で「マカロン音頭」を踊った回が個人的に神だった。あの歌と踊りは可愛かった。
そういえばマカロンって人生で二回くらいしか食ったことがないので、どういう食感と味だったか覚えていない。
アイカツはもはや教養として見ている。
・あっくんとカノジョ
あっくんとその彼女のんたんとの日々を描くラブコメディ。
あっくんの愛情表現が変化球過ぎて、これではDV男か、あるいはただの変態。
ほぼ毎回、彼女に向かって「ブス」と言うあっくんの態度はいただけない。
ショートアニメですぐに終わるが、しっかり萌える良い作品だった。
あっくんの妹も好きだった。
・甘い懲罰~私は看守専用ペット
出た出た、ここ最近用意されているショートエロ枠。
ヒロインは可愛い。
常におっぱいが覗いているあの囚人服のデザインは何なんだ、けしからんと思ったけど、目の保養となりました。
・あまんちゅ!~あどばんす~
第一期放送がかなり前だったと思うが、「ARIA」とはちょっと違っていて一期の時はあまりハマらなかった。
しかし二期になってから女子キャラがこんなに可愛かったかなと想い、特に姉ちゃん先輩と伊藤静演じる女教師が好きになった。
この二人を中心とした謎の少年ピーターのエピソードは印象的で好きなエピソードだった。
文化祭の準備中に転んだ姉ちゃん先輩のおパンツの柄が明らかになったのは良かった。
「ぴかり」と「てこ」の友情をしっかり描き、特にてこの人間的成長がよく描かれていた。
それにしても制服スカートが長すぎて趣味じゃない。
・ありすorありす
妹ものなので視聴。やはり妹は良い。
双子妹とお兄ちゃんとその他の美少女でわいわいする内容。
ショートアニメですぐに終わるので、次週になると先週のエピソードはどんなだったかよく覚えていないという状況であった。
とにかく女子が可愛いので萌えた。
・宇宙戦艦ティラミス
格好良いロボの出るアニメだがギャグ満載。
主人公がロボのコックピットに引きこもりがちという設定であった。こいつのお兄ちゃんも結構やばい奴で面白かった。
主人公スバルの陰毛に魂が宿って喋りだす回がバカっぽくて面白かった。後に陰毛の嫁まで出て来てカオスなことになっていた。しかも陰毛の声は中田譲治、陰毛の嫁の声は能登麻美子だった。陰毛ごときに無駄に良い声の役者を当てていたのも印象的だった。
・ウマ娘 プリティーダービー
なんかおかなしアニメやってんなと思って見たら、こいつが個人的にツボって、今期の中では、かなり毎週放送が楽しみな作品となった。
アニメ制作を「ピーエーワークス」が担当しているが、良くも悪くもピーエーワークスぽくない作品だった。
馬なんてハイセイコーかシービスケットくらいしか知らないが、実在する有名な馬の擬人化アニメらしい。
セイウンスカイとかナイスネイチャって響きの良い名前だよねって思う。
馬なのか人なのか「馬娘」の位置がイマイチ分からないがとにかく馬娘達は皆可愛い。やっぱり人参を食っている。
スペちゃんが飯を山盛りにして食っているのが可愛かった。
馬の擬人化なので、競馬レースは普通に陸上大会みたいだった。
白熱のレースが終わった後のウイニングライブがラブライブみたいで、この緩急のつけ具合にはやられた。
馬共が活躍する一方で、少ない人間キャラのトレーナーさんとハナさんとの関係にも注目せずにはいられなかった。二人は出来てるよね。
ヒロインが可愛いだけの作品ではなく、馬娘達がレースにかける青春ドラマが意外にも熱かった。
世界戦で敗れたエルコンドルパサーがスペシャルウィークに電話をかけて泣いていたシーンでは何故かこっちも泣けてきた。
最終回でスペシャルウィークが憧れのサイレンススズカとレースをするシーンでも泣けた。
最終回は得も言われぬ感動があった。
・お前はまだグンマを知らない
群馬、まだ行ったことのない郷だ。
そんな群馬のあるあるを詰めたギャグアニメ。
作者は群馬を愛しているのかディスっているのかどっちなんだろう。
群馬という名の小惑星があるというがわかり勉強にもなった。
内田彩のED曲が可愛かった。
・かくりよの宿飯
深夜の飯アニメだった。
爺ちゃんの借金のカタにされて、孫娘が妖怪の類の嫁に取られるというスタートを切ったが、なんだかんだでヒロインは幸せそう。
東山奈央ちゃん演じる主人公ヒロインは顔も声も可愛かった。
やはり料理ができる女はステータスが高いと思う。
声優の内田姉弟が競演したのが印象的だった。
・Caligula -カリギュラ-
主人公が暇潰しトークで心理学の話をするインテリだったのが印象的。
己のコンプレックスを乗り越えることを可能とする世界「メビウス」を舞台に設定したのは現代社会らしい着想だと思う。
イケメンと美女のキャラクターが光る作品であった。
登場人物のイケPが色々と印象的であった。
次回予告は「ポプテピピック」作者の4コマ漫画が写され、主人公がちょっと難しい格言を放って終わるという印象深いものであった。
この主人公は面白いけど友達にはなれないと思った。
柏葉琴乃が現実世界ではシングルマザーだったという事実には驚いた。
・ガンダムビルドダイバーズ
戦争ではなくガンプラバトルを題材にした平和なガンダムシリーズである。
ガンプラバトルシリーズも回数を重ねてきている。
懐かしいMSが出てくるのでオールドファンとしても楽しめる。SDガンダムにクマみたいなガンプラも出てきて面白い。
女子キャラが可愛く、忍者のアヤメが一番好き。なんかエロくて可愛い。演じている沼倉愛美の声が最近お気に入りである。
・キャプテン翼
サッカーにはまるで興味がないのに「キャプツバ」はマジで好き。
まさかの4度目めのアニメ化である。
新しく若林君を演じた鈴村健一の声が合っていた。
翼のママが昔のアニメに比べると何かエロかった。
小学校篇を結構ゆっくりと描いているので今後も楽しめそう。
そういえば小学校篇ではまだそれぞれの必殺シュートはなかったんだなと思い出した。
ジャニーズWESTのOP曲が爽やかですごく好き。桐山君のソロパートがお気に入り。
・Cutie Honey Universe
これまた懐かしい作品のリメイクである。
変身後のハニーの声優がそれぞれ違い、いずれも有名声優が演じているのが印象的だった。
キューティーハニーOVAでハニーを演じた堀江由衣が、今回はハニーの親友のなっちゃんの役で出演したのも印象的だった。
パンサークローとの激しいバトルを描く一方で、永井豪作品の醍醐味であるエロス要素もちゃんと入っていた。
・キラッとプリ☆チャン
今度のシリーズでは主人公達が動画チャンネルを有し、何たらやってみた動画とかライブで人気者になる話。まるでユーチューバーをやっているみたい。
ヒロインの萌黄えもちゃんがお気に入り。
えもちゃんの口癖で、良く耳にするようになってから久しい「えもい」っていう言葉の意味が未だによく分からない。
・銀河英雄伝説 Die Neue These
VHS主流時代の頃からOVAのキラーコンテンツだったあの作品が最新映像で帰って来た。このシリーズの人気はすごい。
久しぶりの新作を見てまず最初に思ったのは「こいつらまだ戦争してるのか」であった。
ほとんどの人物がイケメンとおっさんだけど、少ない女子キャラも可愛い。
ヤン・ウェンリーの掴みどころのない感じが良い。
・グラゼニ
プロからすると、グランウンドには銭が埋まっているらしい。
そんなグラウンドに散らばる銭を拾って生活するプロ野球投手凡田夏之介の物語である。
野球作品はマジで腐る程見て来たが、この作品は野球を題材にしていながら従来の野球ものとは毛色の違う一作だった。この野球アニメは着想が新しく、はっきり言ってかなり面白い。
キーワードは「年俸」。夏之介はプロ野球選手名鑑で選手の年俸を覚えている。年俸に異常に執着がある男で、そこのところを反映しての独特の投手戦を組み立てている。
野球というスポーツの裏を見れる作品だと思う。
例え野球ものでもやっぱり女の子が見たい。OPアニメ、EDアニメ共に女子キャラが映っているのに本編になかなか出てこず、1クールも終わる頃になってやっと出て来た。正直言うと、女の子キャラはいつ出るんだと思いながら毎週見ていた。
ヒロインの定食屋の娘は可愛かった。まさかの関西訛のヒロインを演じたM.A.Oの演技は萌え。
音楽好きだと思わず反応するのは野球のチーム名。
登場する野球チームの名はスパイダーズ、カーナビッツ、ブルーコメッツ、テンプターズなど有名なGSグループと同じ名前ばかり。作者は一体何歳だよ。50代より上が反応しそうなネタだった。
それにしてもこんなもっさい男が主人公の漫画も珍しい。
夏之介を演じた落合福嗣くんの声はよく合っていた。
・ゲゲゲの鬼太郎(第6期)
だいたい10年に一回はアニメをやっている日本人の心に根付く妖怪達の物語。
今回の鬼太郎は沢城みゆきちゃんが、やや低めの声で演じているのでイケメンボイスに仕上がっていた。
アニメ第一作で鬼太郎を演じた野沢雅子が、最新作では目玉のおやじを演じているのには感慨深いものがある。あの日の少年を演じた者が今やオヤジを演じているとは、時間の流れと人の成長を感じる。まぁ野沢さんは女性なのだが。
個人的に今作の最大の見所にして楽しめる点は麗しきツインヒロインの存在にある。
可愛らしい人間の少女犬山まなと妖怪ヒロンインの猫娘である。この犬猫コンビで仲良くユリリズムを奏でている点も目の保養になる。
特に注目してしまうのは猫娘である。原作漫画の「墓場」と「ゲゲゲ」の両方完走組からすると、今作の猫娘を見て「原型はどうした?」と思わずにはいられなかった。あの猫娘が新作アニメではモデル体系の超絶美少女になっていた。
猫娘はアニメ化を重ねる度に徐々にデザインが変わってきていたが、今作ので最終形態を迎えたと思う。
この件にはついてはヤフーの「話題のキーワード」の上位にも上がっていた。
スマホが出てきたりしても鬼太郎への依頼は妖怪ポストを通じて、というのには安心した。
割と風刺がかった回もあったので、大人が見ても楽しめると思う。
・こみっくがーるず
マジ最高でした。2期が見たい。
主人公のカオスちゃんがどうしようもなくへっぽこで、それゆえに愛しい。
最初から最後までカオスちゃんが面白すぎた。
困った時には「あばばば」を始め、うら若き女子らしからぬ奇声を発する点が面白い。
「こいつ、なんで漫画家になれたんだろう」と思わせる反面、応援したくなる不思議な魅力を持つ主人公だった。
メインの4人の漫画家女子はどれも申し分なく可愛い。
しかし一番注目したキャラは、カオスちゃんの学校のクラス担任の女教師虹野先生である。虹野先生がかなり可愛い。
虹野先生を見たカオスちゃんが「美人教師に叱られたい」という願望を持ったのも納得できる。
最終回でカオスちゃんが言った「私って一人でいると本当にしょうもない生き物」は名セリフだと思う。
そういえば一昔前に「まんがーる!」ていう女子が漫画を描くアニメがあったなと思い出した。
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