こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

そしてまたひとつ NOT FOUND. マリウス葉活動休止

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 先日、Sexy Zone最年少メンバー マリウス葉の活動休止発表があった。これにはかなりデカいショックを受けた。

 

 9月に松島が復帰し、これにて真のセクゾが完成したとケンティーの口から語られたのがまるで昨日のことのようだ。この調子で景気良く活動10周年を駆け抜けるのだと盛り上がっていたところでコレだからな。困る。

 どうしてセクゾはこうも上手く行かないのか。グループの弟二人が揃って引っ込んだ闇の時期があり、次には松島一人が引っ込み、やっと帰ってきたと思ったらほとんど入れ替わりのようなタイミングで次はマリウス、こんな感じで彼らの旅は難航状態にある。

 

 5人に戻ってテレビ披露した「RUN」、そして11月に発売した5人体制による久しぶりの新曲「NOT FOUND」のパフォーマンスを見た時には、素晴らしき軍団だと思って拍手を送った。足りなかったピースが揃い、何も不足がない最強の5人によるパフォーマンスが見れたのは本の一時のことで、また4人に戻ってしまった。果たしてマリウスは帰ってこれるのかどうか、ものが良い上に若い才能ということで、時間の面においてもまだ先がある人材だ。それだけに一番綺麗になって行く今の瞬間を見れないのは勿体ない。

 

 約10年も仕事をしてやっと成人になった段階であり、今年の春まではまだ未成年だったのが信じられない。

 ニュースでちょこっと聴いた話によると、学業と仕事の間で精神の安定状態が崩れ、それで倒れたみたいなことになっている。本当ならなかなかとんでもないことになっていると言えよう。二足の草鞋を履きこなすことが、いかに精神を圧迫することなのかが分かった。マリウスは、どちらも一生懸命頑張るスタイルを崩さなかった真面目気質だったゆえに、ダメージを溜め込むことになったという。これを聞けば、マリウスって若いのに頑張り屋と思う反面、適当なガス抜き、程良いサボりの有用性についても考えてしまう。
 というか、まだ学生だったんだな。考えてみればすごいことだ。私は学校に行く時には学校だけ、労働する時は労働だけを行っている。二つを同じ日に行うことはなく、それをすることなど考えられない。マリウスって大変な立場にいたのだなと改めて思う。

 

 今でも思い出すのが、デビュー時のマリウスがいかにチビなお子様だったかということだ。当時は11歳だった。かつての私をはじめ多くの11歳は仕事などもちろんしていないし、その歳なら学校で芋を掘ったり、休みの日には虫を採ったりして過ごしていたはず。そこへ来るとマリウスは仕事をしているのだからすごい。たった11歳なのに、スターとしてステージでスポットを浴びる、これは全く想像出来ないことだ。 
 そこらのおっさんが会社帰りに専門学校に行くのとは次元が違うことで、マリウスの場合には二足の草鞋の苦労と共に、多くの者から視線を向けられるという点でも少なからずのストレスがあったことだろう。本人も気づかないところで徐々にストレスは溜まっていくものなのかもしれない。

 

 セクゾは誰かが悪さをするなどのスキャンダルがなく、活動自粛、脱退無しにやって来たクリアなグループイメージがある。それだけに病気関連でメンバーが引っ込むのが気の毒でならない。

 勉強も仕事も頑張りたい若者が、それを出来なくなるという現状が悲しくて悔しい。そこへ来ると、勉強も仕事も全くやらないのに、そのくせいつだって疲れている命も多くあるというのに。マリウスにこそ、気持ち良く頑張れる場と健康状態を与えて上げたいぜ。と、やや方向性を変えた怒りも沸いてくるものである。

 

 全員が成人を迎え、未だ実現されていないカウコンに5人が揃う光景が見れると思ったのに、それもまた流れてしまった。

「NOT FOUND」のパフォーマンスが良すぎて、この軍団の進化のノンストップさが面白いと期待しまくっていたのになぁ。
 Mステやベスアには4人で来るから、なかなか5人のセクゾが見れないなと思っていた。だが来年はフルスロットルでやるのだろうからまぁいいかって思っていたらまさかマリウスがこんなことになるとは……未来は予想がつかないものだ。
 
 5人に戻ったのに、今年もセクゾが紅白に来ないのは何故なんだと思っていたのだが、マリウスがこうなったことと関係しているのか。

 10周年を気持ち良く駆け抜ける上では引っかかる残念な要素となったが、別にセクゾの誰が悪いわけでもない。マリウスにはしっかり静養を取ってもらいたい。

 

 奇しくも新曲の「NOT FOUND」に引っ掛けて、見つからないピースがまた生まれることになってしまったセクゾだが、私はこれからも応援し続けるぜ。

 

 もがいてもがいて、とにかく止まらないでくれ、セクゾよ!

 

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