- WIXOSS DIVA(A)LIVE
- WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~
- ウマ娘 プリティーダービー Season 2
- 裏世界ピクニック
- EX-ARM エクスアーム
- SK∞ エスケーエイト
- エビシー修業日記
- おとなの防具屋さん(第2期)
- オルタンシア・サーガ
- 俺だけ入れる隠しダンジョン
- 怪病医ラムネ
- 回復術士のやり直し
- 蜘蛛ですが、なにか?
- ゲキドル
- 怪物事変
WIXOSS DIVA(A)LIVE
また来た、闇のカードゲームアニメ。と思ったが、前シリーズと比べるとだいぶポップである。
今回作品は3人1チームでのカードバトルとなり、バーチャル世界で可愛いアバターを用いて戦う。カードゲームの実力とは別に人気ポイントみたいなものがあるらしく、ランク上位に行くには人気者である方が有利らしい。カードゲームでの勝者は、ウマ娘のウイニングライブみたいにライブを行い、それで人気を獲得する。人間心理の闇を掘り起こす展開が目立つのがこのシリーズの大きな要素でもあったのに、新作は随分と萌えを盛り込んだポップなものになったな。
複数のチームが登場し、各話のEDは毎度違うチームが担当することで、毎週新鮮な要素が味わえた。
「うちゅうのはじまり」といチームがいる。なんか壮大な名前で嫌いじゃないネームセンス。
よく見たら、にじさんじ所属ライバーが映り込んでいるシーンがあった。
WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~
サーフィンは天国に一番近いスポーツであると作中で語られている。そんな危険性もあるからこそ、波を制した時の快感がたまらないものらしい。どちらかというと山派な私にとっては新たな気付きが得られるものだった。
主人公マサキをサーフィンの世界に連れ込んだショウが、まさかの急死展開を迎えたのは意外。友人の死を越えてサーファースキルを上げるマサキの物語が描かれた。
マサキの友人のウクレレ奏者ナルのキャラ性がユニークで良かった。ウクレレを聴かせてくるくれる友人とは、気が利いて良い。
波乗りの男共ばかりが登場するが、サーフィンショップ店員のお姉さんとマサキの妹は可愛かった。
波乗りシーンでの海のグラフィックがとても綺麗。動く波の描き方にも優雅なものを感じられる点は良かった。
初音ミクっぽい作中作キャラクター「みるる」の信者のサーファーがいたのが面白かった。みるるも可愛くて良かった。
ウマ娘 プリティーダービー Season 2
ぶっちゃけクソアニメもちらほら見られた今期作品の中で群を抜いて良かった。
こんなに良い作品がまだ作れるんだから、日本アニメシーンはもっと頑張れよと思える。数打てば当たるの考えがあるが、アレで言うと、撃ちまくった割にはヒット率がいまいちなのが現在のアニメ業界の実情である。
とりあえず最終回のウイニングライブのナイスネイチャが可愛すぎて殺されるかと思った。それからヒシアマ姉さんのゴールパネル欲しい。
大変感動したので別途だらだらと感想を記載
↓
裏世界ピクニック
これも一応異世界ものなのか。普通に日本で暮らしている女子大生二人が、偶然見つけた謎ゲートを通じてこっちの世界とあっちの世界を行き来する奇妙な冒険物語だった。だいぶ危険な冒険でピクニック感は薄い。都市伝説要素を絡めた化け物を倒して行くのが特徴。
メインキャラの空魚、鳥子のコンビはどちらも可愛くて好きだった。それぞれ花守ゆみり、茅野愛衣が演じ、この二人は近い時間帯に放送していたアニメ「ラスダン」でもコンビで出演していた。聴きたくなる声をしている二人で良かった。
緩くユリ要素も感じた。自由奔放で可憐な鳥子は同性にもモテると思う。
二人の裏世界冒険を支援する小桜も可愛いチビで良かった。人間の怖がり度は、個人の体組織の条件である程度決まってくるという小桜の生物学的怖がり屋さん分析は面白いもので聴く価値があった。
EX-ARM エクスアーム
毎週放送事故風な通常運転でやり抜いたサイバーアニメ。色々ビックリなアニメだった。
大体は3D、たまに2Dも混ぜつつ進行するアニメなのだが、そのどこに放送事故風な要素が見られるかというと、キャラのアクションが何か変なのだ。アニメだからリアル人間ではない。にしてもリアル性にかけるキャラの描き方になっていて、絵に命を感じるのがアニメの醍醐味なのにその要素が薄い。なんとなく見ていれば分かるのだが、目、表情のアクションがおかしいというか、怖い。そう、なんか怖いのである。
出演者は演技力がある人気者が集まり、その点は豪華だ。しかし、控えめに見ても違和感が拭いきれない3Dアニメに合わせての演技なので、その点は残念。EDにキャラ原画らしき画像が見られるが、本編よりもそちらの方が女子キャラが美しく描かれている。キャラの3Dへの落とし込みにミスっている。
主人公が車に轢かれてから物語が本題に入っていくという点は、奇しくも同クール放送作品「無職転生」と共通している。主人公が「禁書目録」の主人公上条当麻っぽい。
お話としては特になんともって感じだった。ぶっちゃけ3Dのことが気になってシナリオが入ってきづらい。
ヒロイン同士がキスして未知なるパワーを産むユリ萌え展開は悪くない。
SK∞ エスケーエイト
意外に楽しいスケボアニメだった。
スケボーは山に近い田舎だとタイヤが走らないし、人がゴミゴミの大都会でも走りにくい。田舎と都会の要素が適度に合わさった土地でこそフルで楽しめる。そんな良い条件が揃った街に暮らすキャッホーな連中が夜な夜なスケボー闇試合を行う感じが楽しめた。
レース展開は迫力があって楽しく、登場キャラも結構好きだった。
子安武人演じるボスキャラのアダムが、子安らしいミステリアスさと不気味さをかもしていて印象的。スケボーに乗って踊ったりするのは面白い。スケボーでチェリーを殴ったアレはいかんだろうとツッコんでしまった。
水戸黄門の歌よろしく、後からスケボーの世界に来たランガに追い抜かれ、劣等感で萎えてしまうランガの悩ましい青春が見られた。泥臭く足掻く青春を送る少年ランガを演じた畠中祐には、この手の役がハマっていると思う。
聖飢魔Ⅱみたいなメイクでバッチリ決めてくるシャドウが、実は花屋さんで美人店長に優しいというこのギャップにはやられる。昼夜で落差がある愛せるヒールキャラだった。
スケボープレイヤーにとってはあるあるとなるスケボー事故を順に見せていくEDアニメも好きった。
エビシー修業日記
頑張るテレビマンの話。
テレビってのは演者が全てでなく、むしろ彼ら裏方のテレビマンいてこそ番組になるものだと分かる。
弁当の買い出しはチョイスセンスとスピードが大事、停電を考えると大事な書類は絶対にEVでなく階段で届けるなどのテレビマンのあるあるネタを見せつつ、忙しきテレビマンエビシーの毎日がコミカルに描かれている。
例の蜘蛛女のアニメに次いで、ここでも人外キャラに声をあてる悠木碧の芝居に注目だ。
なんか聞いたことがある声だと思ったら、EDは藤井フミヤが歌っていた。
おとなの防具屋さん(第2期)
そういやあったな、こんなアニメ。懐かしく思いながら久しぶりの新作を視聴した。
OPでスタッフロールを読み上げる謎の親切心はそのままにスタートする。監督のことを変態呼ばわりするのは前回と同じ。
全体的に絵が動いていない。エッチなショートアニメなのでたくさんお金をつぎ込むことはしないだろうが、にしてもこんなに動かないアニメだっけ?と思った。
リリエッタは相変わらずエッチで可愛い。新キャラも追加され、より楽しめる新作になっていた。
スケベな中学生みたいな発想のどうしようもないアニメなのに、出演者が有名人ばかり。そこはグッジョブ。
チビの頃に遊んだゲームジャケットに描かれた女戦士の中には、結構エッチな感じの装備をしたヤツもいたなと確かに記憶している。そこからアイデアを膨らませてこのようなエロ防具精製アニメに漕ぎ着けた作家陣のガッツを称賛したい。
このアニメが言いたかったことは、どこの世界にも程よい不健全が必要ということだったのではないか、という考察を勝手にしておいて感想を終わる。
オルタンシア・サーガ
なんか西洋風な世界観のゲームぽい感じがするぞと思ったら、どうやらゲーム原作らしい。
出演声優が豪華なので、とりあえず耳で楽しめた作品。
堀江由衣演じるマリユスが、前半は身分を偽って男装の戦士として登場し、中盤からは本来の姿であるお姫様の姿を見せた。彼女の男女それぞれの演技を見れたのは良かった。やはり堀江由衣推しである。
キャピキャピしたテンションでお姫様のフリをした偽物のマリーが可愛かった。伊藤静のキャピキャピしたテンションの芝居は昨今ではレアなものだと思う。
ドジっ子メイドさんのノンノリアも可愛かった。上田麗奈の声も好きだな。
そんなわけでヒロイン、それを演じた声優で楽しめた。
俺だけ入れる隠しダンジョン
ええやん!このスケベな感じ!
異世界スケベファンタジー作品であり、内容は取るに足らないものだが、ヒロインが可愛かったので毎週楽しみに視聴した。スケベ要素とヒロインの可愛さだけで戦った作品だった。出演者が良く、こんな内容でOPとEDの曲もとても良い。
同時期に放送していた「ラスダン」とタイトルが被ってどっちがどっちだか混乱しがち。昨今のこの手のアニメには似たようなタイトルが多く、名前も長いので、放送が終わって数週間経ったら何のアニメか忘れてしまっていることもしばしば。
巨乳の幼馴染、可憐なお姫様、兄さん好き好き妹、エルフのお姉さん、イケてる受付嬢、荒い感じで来る美人教師、そして堀江由衣演じる眠ったままの師匠、といった具合で変態紳士諸君の需要のどこかには刺さる多彩なラインナップ揃い踏みなヒロインズが優秀。ヒロインはどれもめっちゃ良かった。
ヒロインズとのスケベイベントを迎えることでスキルポイントを得られるというスケベ中学生が考えついたような都合の良い設定には笑える。
リア充をとにかく罵るという負け犬が徒党を組んで開いた謎大会の回がアホすぎてウケる。
権力者のわがままにより、一話冒頭で就職先を奪われて即ニートになる主人公の都合を描く点には、理不尽な階級社会問題の要素が見られた。理不尽な権力社会に打ち勝つノル少年のラッキースケベな青春に注目出来る作品だった。
怪病医ラムネ
現代医学的にはありえない怪病を扱ったものだが、その中で精神的に病んだ人間の姿を描く点にはリアル性と社会性があると思えた。
怪病という現実味のないものを触れ込みにしているが、本当に怖い病は黒くくすんだ人間の心にあるのではないか、というリアルを突いた考察が勝手に思い浮かぶものだった。
浮気者の男の股間の棒が竹輪になる、子を失ったことで真実に耳を塞ぎたい母親の耳が餃子になるというアイデアは面白い。食べられたらもう全部終わりな上に、どこかしらフェチズムを感じないこともない。
回復術士のやり直し
サクッと感想を言ってしまえば、これはもう最低なエロアニメだった。最後まで視聴した者に「原作からやり直し!」ツッコませるまでの前フリがこのアニメだったのか?
盾の勇者とは異なるお下劣なやり直し物語だった。比較すれば、盾の勇者がどれほどマトモなアニメかが良く分かる。
最初に見た時には、どんなに酷い目にあったらこんなに酷い話を考えつくのだろうと思った。中二童貞の夢が詰まったようなプロットだが、なかなかどうしてそんなに嫌いじゃない。私の中の中二が肯定している部分もマジでちょっとあったりなかったりする。
見る人を選び、逆に見ない人をも選ぶ品性を欠いた代物ではるが、やりたい放題にのびのびと話を作っている点には、清々しさを見もする。
確かに人生をやり直したくもなるくらい主人公ケアルは酷い目にあっていると思う。でもコイツもなんだかんだでやり口が酷い。私の中でここまで好感と共感が限りなくゼロに近い主人公との出会いも珍しい。
フレアへの復讐プログラムに含まれていた「火で炙ってアッツアツの棒か、いきり立った俺様の棒かどちらか選べ」っていうのが最低過ぎて笑える。
ターゲットに復讐する時に見せるケアルの顔が本当に悪い顔なのが印象的。腹立つけど笑える顔なんだよな。ケアルの顔芸アニメもである。
可愛い姫様に変態プレイを強要され、ゴリマッチョ男にも犯されるなど、その分野に理解がある者からすれば、ケアルがされたこともご褒美と取れるのだろう。
日課として男女のソレを繰り返すケアルを描くのが最低過ぎてやはり笑える。仲間にした女共の一人セツナを演じる石上静香のことは推しているので、彼女の濡れ場シーンの芝居が見れたのはちょっと良かった。
チビで可愛い魔王のイブを演じた高森奈津美、後半に登場した女版ケアルを演じた日笠陽子は共に推しの女優なので、二人をこんな変態アニメに出演させたのはある意味罪とも考えられる。だが、芝居において変態の世界を知れば、俳優としての成長に繋がるとも考える。
最終回が特に最悪なエロ描写を見せてくれるヤバいものだった。お上品に育ってきた私には全く理解出来ない愉快な性癖が随所に見られる作品であり、面白くはないけど、下品だからと途中で視聴を止めるとなんか負けた気がする。そんなわけで我慢比べのごとく苦戦しながらも最後まで視聴した作品だった。作品ファン以外でもこういう理由で視聴するヤツもいるんだって自分のことながら思ったりもする。
他作品ではなかなか見ない特殊性癖、普通に変態な要素が詰まっているので、話題作りとなる点はある。でも中身はロクでもない話だった。
蜘蛛ですが、なにか?
これはぶっちゃけ悠木碧が好きでないと視聴がきつい。
そんなに面白いものではないが、主人公ヒロインが異世界転生して蜘蛛のモンスターになる点は異質にして珍しい。この蜘蛛女がとにかく喋りまくって素直にうるさい。それが作品の味噌なのだろうが、やっぱりうるさい。
主人公の蜘蛛がずっと暗い洞窟の中にいてうるさいサイド、主人公と同じく転生してきた同級生達の学園ライフが描かれるサイド、二つの物語が交互に描かれるのが特徴。後者の方が好きかも。
必ずしも人間に転生するわけでなく、ドラゴンになる者、現世では男だったのに女に転生する者もいる点はちょっと面白い。転生後は俺が主人公だみたくなって暴走した痛い同級生がとっちめられる展開にはスカッとした。
蜘蛛が洞窟でバトルを繰り広げるシーンの描き方には迫力があった。ヌルヌル動くカエルのモンスターがキモかった。
悠木碧の良さがタップリ出たED曲はネタすぎて笑える。
まさかの2クール目もあるらしい。悠木碧推しなので、付き合いで残りも見るか。
ゲキドル
ゴクドルズ第二章かよと思ったら全然違った。
立体映像装置を用いることで、より臨場感が増すという進んだ舞台演劇を行う集団のお話だった。キャラデザに一昔前の古臭さを感じる。
舞台演劇、アイドル、SF展開を混ぜたもので、ちょっと混乱もする。そして序盤からなんか怪しいとは思っていたがやはりユリ要素もあった。偶然なことに、前期の素晴らしきユリ枠「アサルトリリィ」から連投でこちらでも赤尾ひかるが主演を張った。
杖をつく過去に傷ありな感じが良い榊原かをるが好きだった。
せりあが好き過ぎるヒロインのまこちんこと樋口真琴も良かった。なかなかまこちんと呼んでくれないせりあに、なんとかしてまこちんと呼んでほしい彼女の青春物語が面白い。
怪物事変
読みは「かいぶつ」でなく「けもの」。ちょっと前にやっていた「アイドル事変」を思い出すタイトル。
人の世にこっそり隠れて生きる半妖のような者達を描くバトルものだった。
火羽がコミュ障でマイペースすぎる。首が吹っ飛んでも再生可能な能力はチートだろうって思う。泥田坊と呼ばれて実家でこき使われる序盤の火羽の扱いが酷い。令和に聞くと泥田坊って結構パワーワードだよな。
花澤香菜がセクシーな悪者女の稲荷さんを演じたのが良かった。自分の残り香が味わえるだけでもありがたく思えとマウントを取る稲荷さんのキツイキャラ性は嫌いではない。
最初は敵だったのに、なんだかんだで火羽に懐いている紺も可愛いヒロインだった。
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