今年に入ってからアニメ二期、スマホゲームのダブルパンチで盛り上がりを見せるコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」から目が離せない。うまぴょいからは何人たりとも逃れられない。
当初はちょっとしたサブカル情報としてニュースの端に上がっていたくらいだったのが、今となってはもう社会現象だろってくらいになっている。推しているコンテンツなので、このように化けたことは嬉しい。
ゲームでスマートファルコンやナリタタイシンが育成キャラとして追加実装された時には、昼の時間帯であってもそれ関連のワードがyahoo検索ワード1位を獲得したりするのはスゴイと思う。ていうか暇かっ!とまずツッコミを入れてしまうものだが、次にはちゃんとスゴイとも思う。隠れ、丸出し問わず、日本にはゴミ程オタクがいるのだ。1位を獲らせるくらい熱に湧いたオタク達がいるってことが素晴らしい。
萌え萌え女子にウマ耳と尻尾を生やし、実在する競走馬の名前をつける。昨今では数打てばどれかが当たるというわけで乱発される擬人化コンテンツの一つとして登場したもので、最初こそ誰しもが「またかよ!」「もういいわ!」「いい加減にしろ」「ダートを舐めるな!」と厳しい意見を飛ばしたことだろう。私も当初はそっちの口だった。
だがしかし、アニメを見て楽曲を聴き、推しキャラが決まらないのに悩んで悩んでその結果DD(どいつもこいつも皆だ~いすき的な意味を含んだ略語)に落ち着いた今となっては、心から人生の中で出会えて良かったコンテンツだと思えるまでになった。元ネタの馬を育てた人、アニメ、ゲームを作った職人、そして可愛いキャラをもっと可愛く見せるため魂から絞り出した声をあてた役者諸君、などなどの関わった人間全部に「ありがとう」を言いたい。
舐めている人間を叱ったり、逆に舐めてかかったことを叱られたりすることで「怒」の感情渦巻く我が人生において、感謝の気持ちがこみ上あがった結果こんなに心穏やかになることはそうそうあるものではない。私の心にそんな革命的変化を呼んだこのコンテンツはマジで素晴らしい。
いつまで経ってもゲームが出ない、輝かしいサイゲ史上における黒くくすんだ暦、などなどの悪口がオタク界隈で飛び交っていた過去も今となってはすっかり綺麗に塗り替えられた。ここまで綺麗さっぱり汚名返上を果たした見事な逆転の仕事ぶりが見れるのも珍しい。一度名を汚せば汚しっ放しのコンテンツが数多ある中、ウマ娘はよくぞ巻き返したと思う。
アニメ二期はとにかく素晴らしい出来になっていた。押し合いへし合いして休み無く毎クール一定数出て来るクソアニメの群れを蹴散らして輝きを放つ2021年を代表する素晴らしい作品となった。
とにかくアニメの出来には感動出来るものがあり、本放送終了後には録画したものを再度一気見することで2周目も完走した。三期が待ち遠しい。
スマホゲームの登録者が600万人を越え、会社の月収が一億円を突破したとかいうとんでもない売上を叩き出しているとかいう。笑えるくらい稼いでいるな。サイゲの上から下までの人間が笑っていると思う。ここまでアホ程稼いでいるのだから三期も是非やって欲しい。出来るだけの小遣いは貯まっただろう。
三期をやるとすれば、オグリキャップが主役の漫画シリーズが上がってくるのか、二期最終回で遂にトレセンに入門したキタサンブラックとサトノダイヤモンドがツイン主役の新たな物語が上がってくるのか、はたまたウオッカとダイワスカーレットの物語でいくのかという楽しい憶測があっちこっちのオタクの間で飛び交っている。私としてはどれが主役でもイケる。
ウマ娘熱で日々体温も上げている私だが、今一番熱いスマホゲームはプレイしていない。となると、どこまで行っても俄ではないかと思われるかもしれない。
ガラケー愛好家を長らく続けていることからスマホを持たず、パソコン版も現在ココに文章を打ち込んでいるこのパソコンが笑える程のゴミスペックでまともに動かないことから無理という状態にある。これだけ日本がウマ娘熱に沸き、それこそうまぴょいから逃げられない状態にある中、私は完全にうまぴょいから逃げ切っている状態にある。ていうか、うまぴょいって何なのか一生分からない。
そもそもだが、買ったまま未だプレイ出来ていないけど死ぬまでには何とかクリアする予定のレトロゲームが部屋の端に100本以上積まれている状態なのに、そこへ来てスマホゲームなんて新しく始めるには時間の隙が無さすぎる。やりたいけど出来ないゲームが多々ある。これがストレスにもなり、同時に死ねない理由でもあることから明日への活力にもなっている。オタクのジレンマ的なものがあるのだ。そんな訳でなんだかんだあっても毎日が楽しいオタク人生真っ最中である。
仕方ないのでアニメ一期の円盤(もちBD)、二期の録画したやつ、そしてCDも聴いて楽しんでいる。今の世はYoutubeという便利が過ぎる動画サービスがあり、そちらではスマホゲームの映像を垂れ流すものが多々あるので、そちらも見て楽しんでいる。マジで誰でも彼でもウマ娘動画を流しているな。ユーチューバーの中でも流行りのものになっているようだ。
Youtubeではスマホゲームのウイニングライブシーンを良く見る。曲も良いのだが、マジで可愛すぎて心拍数が上がる。後に追加された名曲「ユメヲカケル」のライブの途中で初音ミクみたいにキャラの衣装が変わる演出が可愛すぎて夢がありすぎて感動出来る。このライブ映像を作っている軍団の技がすごすぎる。
小野坂昌也のYouTubeチャンネルでウマ娘特集しているのも大変楽しかった。彼も結構なお兄さんな歳になったけど、可愛いウマ娘を見て相棒の小西克幸とめっちゃはしゃいでいるのが若々しくてウケる。良い歳したお兄さんもああなってしまうくらいとんでもない魅力がウマ娘にはある。
このチャンネルではウマ娘の中の人も呼んでインタビューも行っていたのが良かった。ウマ娘のBDを見たらオーディオコメンタリーがないのが残念だった。好きな作品なら、キャストの口から現場のことや芝居に関することを聴いて楽しみたいものだ。中の人から作品のことを聴けるのは大変嬉しいことだった。そういえばエルコンドルパサーを演じた高橋ミナミっていつのまにか名前表記を漢字からカタカナに改名してたなって気づく。
こうなったら元ネタになったモノホンの馬のことも気になり、そっちの動画も探しては楽しんでいる。擬人化コンテンツを入り口にしてモノホンにもはめるという向こう側の狙いにまんまとはめられている気がする。まぁそこは気持ちよくハマっていこう。
これで馬券まで買ってしまったらいよいよだな。競馬を趣味にする人間が悪いとは全く思わないが、我が家では家訓として賭け事がタブーとなっているので、いくらハマっても馬券だけは手を出すことがない。なので私にとっては、お金の面でどこまでもクリアな良きコンテンツであり趣味となった。
人気がアップしたのが如実に分かるのが、Youtubeでぱかチューブ生放送をした時の同時視聴数の数。最新放送を私が覗きに行った時には、同時視聴数7万人くらい行ってた。自分も見に来といてなんだが、皆暇かよ!と思えた。その後にはもっと数が伸びたのかもしれない。これだけの集客率を持っているとはすげぇ。
夏にはキャスト陣が大量に登場してこれのライブイベントを行うという。時間と金の都合で私は出走出来ないが、これは見たいと心から思うぞ。
そんなこんなで今はウマ娘が熱い。
昨今アニメ関連のことで社会現象にまでなった作品といえば「鬼滅の刃」が上げられる。まぁ根っこから先までジャンルが異なるものだから並べて比べるものではないとは思うが、それでも個人的な評価を言うと、鬼滅の8倍ウマ娘がキテる状態である。私の中で鬼滅越えな次なるマイブームがウマ娘だった。
何かにハマると心がウキウキワクワクして楽しい。そしてそれがイコールして生活の質の底上げにもなる。これだからオタク文化は楽しい。
令和はウマ娘と共にうまぴょい!うまぴょい!
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