こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2021年春 最近のキンプリについて語ろう

 現在世の注目を集めているスーパーアイドル、それがKing & Prince、縮めてキンプリである。

 

 なんと今日でデビューから3年目の節目を迎えた。VS時代を経てデビューに合わせて&になり、そしてCDデビューしたあの日が昨日のようだ。遂にデビューシングルがAmazonで予約スタートした時には、平成最後のビッグウエーブが来るのか、とワクワクしたものだ。そんなワクワクは未だ続いている。

 

 デビュー三年目の今年からはYou Tubeチャンネルを解説、冠番組スタート、そして24時間TVメインパーソナリティーにも決定しどんどん活躍の場を広げている。大変勢いづいている三年目のコイツラは何かが違う。というわけで今年の彼らの動きに注目だ。

 それにしても冠番組のタイトルが「King & Princeる。」だと聞いた時には「なにそれ?」ってなった。ちょっと間抜けな字面タイトルなのがウケる。良いと想うけど。このタイトルに行き着くまでにどんな会議をどれくらい展開したのか気になる。

 

 そんな彼らが放った7枚目のシングルは恐怖の両A面シングル。なんと羽振りが良いこと。最近はこれをたっぷり聴いて日々テンションを上げている。

 最新シングル「Magic Touch / Beating Hearts」の表題曲2曲にはそれぞれ良さがある。

 

 注目どころなのは、それぞれの曲がこれまでのシングルとかなり作風を変えていること。新しい挑戦の中に新しい魅力が見える。

 去年出したシングル「Mazy Night」でも前作からガラッと作風を変えたことが伺えたが、今回はそれともまた違ったもので新鮮だった。

 

 春に岩橋が正式に脱退発表を出しグループを後にした。後ろにもう一人控えているという余力があったのがそうではなくなり、ここから心新たに正式に5人組で戦うという新たな意志が見える決意の7枚目シングルになっていたと想う。素晴らしい出来だ。

 

Magic Touch

 全体的に音が少なく静かな曲。その分、振り付けの細かい音にも注目してもらいたいという職人的紹介コメントを放ったのが平野だった。平野のダンスもすごい。

 ゴリゴリのヒップホップ曲。そしてこれまたゴリゴリに踊る。

 聞くところによると、アメリカのすごい人が振り付けを担当しているとのこと。道理ですごい訳だと分かるダンスパフォーマンスだった。

 まさかの全編英詩曲をシングルに当ててきた。キンプリは以前にもアルバムでなら「Bounce」という曲で全編英詩にチャレンジしているが、ここへ来てシングルでもこのスタイルの勝負に出たのは意外。昨今ではSnow Manのセカンドシングルが全編英詩、セクゾも10周年記念の新曲が全編英詩だったことから、ジャニーズも世界に向けて挑戦していると分かる。どの軍団も世界を狙ってほしいものだと期待出来る。

 

 私としては、この曲を聴き、ダンスも見て素晴らしいと思った。これまでのキラキラ王子様路線とは違うガチのパフォーマンス集団としてのパワーを全面に出している。「俺たちは置いて可愛い綺麗なお人形さんなだけではない。ここまでの事が出来る」くらいのことを言っているような決意のパフォーマンスに見えた。ゆえに胸が熱くなった。

 大所帯グループの数を武器にした派手な魅せ方も良いが、5人という少なさでコンパクトにしてスマート魅せる超絶ダンス技工は素晴らしい。数は少なくとも、個々の迫力がすごいのでキンプリのパフォーマンスには圧巻のものがある。

 若手をジャニーズの超新星とか言って売り出す誇大広告で終わるだけでなく、キンプリはマジに力を付けてきていると想う。

 

 褒める点もたくさんあるが、その一方で前作シングル「I promise」と諸々違いすぎて焦るという意見が出ることにも納得は出来る。実際そんな意見もありで、キンプリの魅せ方の急激な変化に戸惑うティアラもあちこちにいるとか。だがしかし、本人達の意志もあってこの方向性になったというし、ショーとしてこれは成立していると思う。世界に羽ばたくグローバルなパフォーマンスとして十分なものかどうかは素人の私には判断出来ない。しかし、レベルの低いことをしているとは全く言えないものだと思う。なので世界を狙う彼らを応援しよう。キンプリの今後の可能性が楽しみになる挑戦の一曲だった。

 

Beating Hearts

 こちらもめっちゃ踊るダンスナンバー。「Magic Touch」よりも元気で盛り上がるので個人的にはこちらの方が好き。とにかくノリが良い。

 こちらも少ない音から始まり、サビに向けてなんだかゴージャスな演奏になって行き、最終的にはドンと盛り上がる。曲構成が良い。

 まず最初に平野が「Ah」と言うところに注目。

 一番サビの神宮寺ソロパートが格好良い。

 ラストサビに向かうソロパートを高橋、神宮寺で歌い、その後に岸くんが「キャモン、ネクストフェイズ!」って言う一連の流れが好き過ぎる。You Tubeで公開されているMVでは岸くんの「キャモン、ネクストフェイズ!」のところで終わっている。この終わらせ方については、ワクワクしてきたのでもっと先が見たいと想った瞬間のめっちゃ良いところで終わるやん、上手い!と思えた。この岸という男が次には一体どんな時代に連れて行ってくれるのか、ではついて行こうと思える安心の仕上がりだった。やはり岸くんが良い。

 

 この曲の神宮寺のソロ部分がかなり美味しいと思う。彼の伸びのある高音は綺麗で、もっと聴きたいと思えるものだ。

 高橋、神宮寺の声量のあるボーカルが綺麗だし、二人の声の組み合わせが良い。「koiwazurai」のDメロを二人がソロで歌い繋ぐの聴いて、ボーカリストとしてこの二人は良いと想うようになり、以後注目している。そして最近は神宮寺のイケ化が加速していると想う。「Beating Hearts」の神宮寺にはよりワクワクするものがあったので、岸くん推しだったけど、最近は彼の方もかなり気になる。

 

 

楽曲のテレビパフォーマンス

 先週からCDTV、少クラプレミアム、Mステ、Mフェアと連続で音楽番組に来てくれるのがありがたい。

 

 新曲のテレビ初出しパフォーマンスとなったCDTVでは2曲メドレーを見せてくれた。一番ちびっ子だった高橋海人もすっかりお兄さんになり、パフォーマンスの迫力が明らかに増していると思う。今回の曲ではヒップホップダンスに強い彼が特にイキイキとパフォーマンスしていたと思う。

 

 少クラプレミアム5月放送回にキンプリが出演したことにはビックリした。デビュー三年でもう大人組の方に行ったのか。今年から出ることになるとは予想出来なかった。というかそもそもなのだが、キンプリが少クラレギュラーを卒業するとは思わず、また予告なしのサイレントグラジュエーションだったので春になるまで卒業にも気づかなかった。

 年度末のレギュラー放送で「シンデレラガール」「KPQP」を連続で歌った時には、変なタイミングで古い曲は来たなと思ったが、今思えば卒業を意識してならこの選曲にも納得。

 キンプリの少クラ卒業もこの春驚きニュースの一つだった。少クラもどんどん変わっていくなと思える。

 皆の出発となったこの番組で岩橋合流を迎えて卒業して欲しかったが、遂にその願いは叶わずに次への出発となってしまった。もう思っても仕方ないことだが、彼の脱退は未だに悔やまれる。勿体ない。

 少クラプレミアム出演時には、平野、永瀬が6人組だった過去を隠さず明かし「キンプリは6人でキンプリ」ということを伝えていた点にちょっと泣けた。

 

 ここでMステの想い出を言っておきたい。

 キンプリ出演回は2時間SPだった。MステのSP回は危険。というのも、まずダレるのが定石となっているから。で、案の定今回もそれだった。

 ダラダラと無駄VTRを垂れ流してキンプリの出番を1時間20分くらいのところまで引っ張りやがったことにややオコだった。さっさとキンプリを見て次の仕事にかかりたいのに引っ張るからイラついたというティアラは少なくない数いたことだろう。私がそうだ。

 MステのVTRでユーチューバーの動画を流しているけど、あれは音楽といえば音楽かもだけど、違といえば違うって言い切れる感じもするので、音楽番組で流すのは微妙。ユーチューバー達には全く罪がないのだが、まぁ興味はないからな。天下のMステも「天下」を冠するに危うい番組になったものだ。

 ジャニーズのラブソングとして平野がキンキの「Misty」を推していたことについては「こいつ、分かってるな」と思わずにいられなかった。平野を知る者はもちろんキンキを知るものからも「分かっているなぁ」と共感をもらえたことと想う。

 永瀬が推していた「さくらガール」のマッスーの落ちサビソロは確かに神っていると思う。

 

 Mフェアでは岸くんが「亀、飼いたい」宣言していたのにウケル。

 

 

 そんなこんなで、正式に新体制となりブーストをかけて3周年を駆け抜けるこの5人の活躍に注目することが楽しい。

 これからもキンプリを応援しよう。

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