こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

走らないウマ娘の日常劇「うまよん」

「うまよん」は、2020年7月から9月にかけて放送された全12話のテレビアニメ。

 BDには更に12話分の追加エピソードが収録された。

 

 今年始めに放送したウマ娘2期がめっちゃ熱かったので、本放送を2回、BDも見てもう3周もしてしまった。その勢いで一期もまた見た。そうなると「そういえば、うまよんとかいうのもあったな。あれも見よう」となるのが必然である。そこでうまよんのBDを探すと「あれ?無い」と分かる。

 

 この「うまよん」は、今から1年半も前に放送した作品だが、しばらくBD化されず、今年の終わりも迫ったこの12月になってやっと発売しやがった。本放送は録画して見ていたが、さすがに録画データも残っていないので、BD発売によってやっと再視聴が叶った。

 あぶねぇ。どうせパッケージ化するだろうから良いだろうと思って消したが最後で、もう一生お蔵という作品もたまにある。うまよんはかなり遅れたけどちゃんとパッケージ化してよかった。二期とゲームのヒットがないと、パッケージ化の話も出てこなかったのもしれないと思うとヒヤリだぜ。

 

 本放送はもちろんチェックしていたが、いい具合に忘れている。あれがもう1年半前とか時間が経つのが早すぎって思える。

 

 BDで綺麗になったうまよんも大変楽しんで見る事が出来た。一話3分のショートもので、あっという間に終わってしまう。

 BDには役者顔出しのオーディオコメンタリーが付き、贅沢にも新作エピソードが12話分追加されている。これは付加価値としてなかなかのものだ。

 好きな作品のオーディオコメンタリーを聴くのもBD視聴の楽しみとなる。これまでのウマ娘BDは、1期、2期共にオーディオコメンタリーがなかった。うまよんではオーディオコメンタリーがあるので、その点はとても嬉しい。

 

アニメ『うまよん』Blu-ray BOX

    ↑

  ゴルシが主役みたいな構成のジャケ写になっている。まぁある意味それも正解なコンテンツなのだが。

 

 

 本編だとかなりのスポ根要素があるウマ娘だが、スピンオフのうまよんはそんなに走らない。

 ウマ娘達の学校や寮での生活を映す日常劇になっている。本編では登場の少ない者、絡みのなかった者同士の組み合わせが見られるのが、ここでのお得な要素になっている。基本はギャグ。皆チビのSDキャラ化していて愛らしい。

 

 本編だと隠れミッキーのような扱いのオグリキャップが、ここだとメインになるエピソードがある。オグリが喋っているというのが印象的。結局食ってばかりの役だったけど。今更の話だが、美少女をデブ腹にするアニメってのも、結構な挑戦ものだよな。

 

 キングヘイローメジロマックイーンが一緒にいるのは珍しい。お嬢様キャラだから馬が合うのかな。この組み合わせは好きだった。

 世間知らずのお嬢様キャラだらけで牛丼を食いに行く回がある。牛丼屋の店員の声がくじらだったのは謎に豪華キャスティングだった。

 

 テイエムオペラオー当番回では、一話まるまるオペラをやるというカオス展開が楽しめた。オペラオーの勝負服ってセンスいいよな。レビュースターライトに移籍しても違和感がないかもしれない。

 

 逃げ切りシスターズ結成回エピソードも印象的。若手に混ざってアイドルをやりたいマルゼン姉さんが可愛い。逃げ切りシスターズはED曲の「逃げ切りっ!Fallin' Love」を歌っている。この曲がかなり可愛いくて好き。

 

 アニメ二期だと寝てばかりだったマヤノトップガンが、起きて昼間に活動しているシーンが見れるのも良かった。マヤノトップガンの元気なチビ感はとっても可愛い。

 

 次回予告はぱかチューブからの届けとなり、スマホゲームと同じ姿のウマ娘が登場する。3Dウマ娘可愛すぎかよ。

 これの放送時だと、まだまだスマホゲーム完成に遠い時分だったから、ゴルシ以外がぱかチューブで見れるのは貴重だったぽいな。

 

 サクッと見れるし可愛いので癒やされたぜ。

 今年は私のみに限らず、国民的に見てもウマ娘熱がとんでもない一年だった。このタイミングでこの作品を振り返れて良かったぜ。

 当時よりもキャラクターが増えたし、キャラ追加で作るうまよん二期も期待したい。待っている。

 

 そういえば、あの時代の同期5人で歌う「ぴょいっと♪はれるや!」という曲がEDになっているが、こちらはうまよんの楽曲ながらも、つい最近スマホゲームのライブに実装された。この5人はバエる。またまた伝説的萌えソングを作ったな。

 本家ウマ娘にも曲が参戦しているから、やはりいつか二期も来そうだな。ウマ娘の益々の発展を願って、楽しかった今年を終わろう。

 

 スポンサードリンク