こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

マジ神バンド Mr.Children30周年

 Mr.Childrenとは、1992年にメジャーデビューした神バンドである。

 

 普通に街で生きてラジオとかを聴いていると避けようがなくどこかで曲を耳にするはず。それくらい世にミスチルが産んだ楽曲は世に広まっている。ここまで来ると人生においてミスチルに触れないなんて不可避。

 

 私はミスチルが大好き。デビューしてCDを出してくれてマジありがとうと言いたい。

 

 父、母、お兄ちゃんに妹、その次くらいにたくさん聴いた声が多分ミスチルだな。櫻井さんの声良すぎるだろ!

 

 そんなミスチルも今年で30周年。マジでめでたいな。

 30周年といえばクレヨンしんちゃんもそうなのだが、まさかこの2つのコンテンツが同期だったとはな。関連なさすぎて意外。

 最近はしんちゃんも30周年だからということで昔のDVDを見たりCDを聴いたりしていた。ミスチルもそうだと知ってからはミスチル強化月間に入るしかない。最近は過去30年を懐かしんでミスチルのCDを聴いてる。

 めっちゃ曲出しているな。30年もあればそりゃ作品も増えるわな。我がiPodを締める楽曲の多くがミスチルなんだよな。

 

 20周年の時に発売したニ枚のベスト盤<micro>、 <macro>を予約注文して購入したのが昨日の事のようだ。アルバムニ枚は決して安い買い物ではない。頑張って小遣いで買ったんだよな。アレから10年か。ミスチルの歴史を懐かしんでの話なのだが、自分の10年も色々あったし、めっちゃ楽しかったなとも思い出せる。

 

 で、迎えた10年後にまたベスト盤発売か。色々と感慨深い。

 新曲を長らく出していない期間もあったなと思えるが、この10年分をまとめると意外にたくさん出していた。

「足音」とかちょっと前と思ったら2014年の曲だった。懐かしの一曲の範疇になってしまっているじゃないか。名曲「足音」にちなんで、これからも彼らには一歩一歩踏みしめて良い曲を産んで行って欲しい。

 

 ここのところはSONGS、Mステで連続してミスチルSPを放送してくれた。

 テレビにあまり出てくれない軍団なので、気軽にお家で見れる分にはとてもありがたい。

 SONGSには記念すべき600回放送ゲストになった。なんたるメモリアル。

 

 今年になって発表された「生きろ」「永遠」の新曲2曲の出来栄えがご機嫌だな。

 先に発表された「永遠」の方はかなり擦って聴き込んだ。いいな~この物悲しくも綺麗な入りと終わり。

「蘇生」以来のカメラ関係名曲かな。いや、忘れているだけでその間にも何かあったかもしれない。てか、あの「蘇生」すら20年前の曲か。歴史がすごいな。

  

 Mステではお得意のランキング企画でミスチル名曲をカウントダウンしていた。

 好きな曲3曲を選べみたいな事言われても全体曲が多すぎるし、その中で名曲が締める割合も多くて難しすぎる。

 

 私の方でもミスチルベスト10を作りたいと思ったが無理だな。だってどれもこれも良いのだもの。 

 

 ミスチルの曲の何が良いかといえば、やはり熱いメッセージ性があることなんだよな。

 それには愛だったり平和だったり、逆に平和を犯す何かしらへの警告だったりと、人間の真実性から導き出される様々なものがある。歌に乗せて共感と説得性を持つ正直な想いが発せられている点が良い。やはり嘘つきよりも正直者の方が気持ち良いからな。そこがミスチルの良さ。

 

 若い段階からでも自己を分析して感情を文章と歌に出来た櫻井さんの人間力は素直に凄いと思う。自分や社会を見つめていないと作れない世界観の曲も多数ある。「マシンガンをぶっ放せ」とかがそうだな。

 

 アーティストの才能とは別に、単純にそれなりの人生を詰んだ上での当たり前の気づきを歌詞に盛り込んでいる点も良い。

 

 先日放送したMステでファンが好きなフレーズとして上げていた「終わりなき旅」ニ番のサビの歌詞にその点が見られる。

「高ければ高い壁の方が 登った時 気持ちいいもんな」というものだ。これは何もやっていないヤツには一生分からない概念だが、それなりに何かをやったヤツには即共感を呼べるただの事実である。当たり前の話であり、私も好きな歌詞である。

 

 いつだったか、このブログ内でも告白した事があるが、私は「名もなき詩」をかなり気に入っている。我がiPodにおけるミスチル曲の中で再生数1位の曲だ。1000回以上聴いている。オリジナルの販売形態となった8センチシングルでそれだけ繰り返し再生していたら本体もプレーヤーも死んでいたことだろう。

 

 この曲のニ番サビの歌詞が特に心をノックするのだ。

「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気が付けばそこにある物」

 これって当然そうだし言われなくてもしっかり知っている話なのだ。当たり前の事だからわざわざ言葉や文章に起こす必要がない。だからこそ改めて音で聴き、歌詞カードで読むとジワる。

 こういうことか。当たり前の事実でも歌というマジックに乗せればまるで大発明を見たかのように感動し心にめっちゃ刺さる。

 

 チルドレンと名乗ってもミスチル各員はしっかり大人だ。だからこそ、共感出来る正解の人生経験を詞に出来る。難しい事ではなく、誰でも知っている人生経験を言ってるだけなのに、なんかすげぇ~ってなるのがミスチル曲の良さ。

 

 やっぱりしっかり魅力があるバンドなんだよな。だからこそ聴きたくなるし、多くに求められて30年そこある。

 ミスチルは格好良い。これに尽きる。

 

 デビューから30も経てば普通に皆おっさんになってしまっているのだが、それでも学生の頃のキラキラ感を忘れず楽しく演奏して歌って欲しい。それを見るのがまた楽しいのだ。

 

 30周年きっかけでミスチルに対して色々想うことがあった。まぁどれも好きの感情からくる事。とにかく好きな軍団なのでこれからも元気に活動して欲しい。

 

 我が青春を賑やかに彩ってくれた音がミスチルだった。マジ感謝。

 我が青春の砦Mr.Childrenよ永遠なれ。    

                              おわり

 

 

 スポンサードリンク