こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

ライブ・ア・ライブのリメイクが楽しみ

 

ライブ・ア・ライブ オリジナル・サウンドトラック

 

 1994年に発売されたスーファミソフトの「ライブ・ア・ライブ」が、なんとこの夏ニンテンドースイッチソフトとして装いも新たに帰って来るという。

 なんだろうか、久しぶりにワクワク&ゾクゾクする。

 

 このゲームは割と有名なので遊んだことがある。なかなか味わい深く、心に残る作品だった。

 だいたい10年くらい前にスーファミ実機で遊んだ。wii uも世に出たくらいの時期に古いのを遊んだものだ。内容が良かったので、一つ目を買って遊んだ後には、偶然ショップで発見した二つ目も買ってしまった。無駄に2本所持してしまっている。

 意識的にダブって買ってしまうくらい購入に損の無い作品だったことから、結構前に遊んだものでもそれなりに思い出があるぜ。今回のリメイク発売を受けて楽しい事を色々と思い出してしまった。

 

 しかしよくぞリニューアルが叶ったよな。複数主人公それぞれがのキャラデザを行う人間が異なる事で版権が面倒とか言われていたような気がする。そこもクリアして最新ゲームとしてまた世に出るとはなんだか感慨深い。大昔のゲームだが、こうして新時代に発売することで今の子供にも知ってもらえる。これは素晴らしい発掘だ。

 

 作品の特徴は主人公が7人もいること。時間軸も世界観も異なるそれぞれ独立した各章をクリアして行く。そして最後の8つ目のストーリーは次元を越えて全員が集結する。冒険好きなヤツには漏れなくハマる熱い要素があった。

 まるでドラクエ4の仕組みだな。ドラクエ4の選ばれし者達が時間をかけて着々と集合する展開に大変胸熱状態になった私は、この手のラストスパートで主人公結集型作風が大好き。スーファミだと「ルドラの秘宝」もその仕組になっていたな。そんな関係から、スーファミRPGだと「ライブ・ア・ライブ」「ルドラの秘宝」は他と別口で愛してしまう。こうなると「ルドラの秘宝」も新しく出して欲しい。

 

 本作は一応RPGというジャンル作品のはずだが、戦闘システムにクセがあって従来の物とは違っていた。なんだか陣取り合戦みたいな特殊な戦闘システムだった記憶がある。色々目新しい。

 

 原始時代、中世、未来、現代、幕末など各章の主人公の冒険する時間軸が異なっている。時を越えての物語な点には「クロノ・トリガー」の要素を感じる。

 

 どの次元にもオディオというボスがいる。微妙にニュアンスをいじっているけど全部オディオのワードがベースになったボス。だから主人公の名前を忘れてもオディオだけは覚えている。どこの世界に行ってもこの名前がいるからしつこいわと思ったものだ。

 

 ただエンカウントして相手をぶっ飛ばすに留まることのない工夫されたRPGだった点が良かった。

 西部編だと罠を仕掛けて敵を撃退する。幕末編だと隠密として敵から逃げるといった具合に、正面からの戦闘以外にもゲーム性に膨らみを持たしている。

 アイデアが詰まっていて良かった。

 

 SF編はちょっとダークなメッセージも感じる変わり種だったような記憶がある。各章でテンションが異なるのもお楽しみ要素だった。

 

 オチは初見ではまず読めないであろうドカンと凄いものだったことは覚えている。

 

 昔遊んだもので結構忘れている箇所もあるが、とにかくワクワクしてやったものである。リメイクの話を聞けばまた遊びたくなるな。

 現代技術を用いたリニューアル版には、スーファミでは難しかったキャラボイスが搭載されるという。出演者を見れば中村悠一上田麗奈ら推している者の名が確認できた。まさかこれに声がつくだなんて。もっとワクワクするじゃないか。

 

 もう一回遊びたいと強めに思うが、肝心なスイッチを持っていないんだよな。それにソフトも高いし。でもリメイクが出るというタイミングでまたスーファミ版を遊ぶのも何だか切なくなるし。リニューアル版を遊ぶのはもっと先の未来になるかな。

 

 名作が現代に復活して良き再評価を得る。これまで知らなかった者が新たに良き評価をしてくれる。そんな流れで、良い物が後の世になってもしっかり輝く素敵な未来になると良い。

 

 あと関係ないけど、これの後に世に出た秀逸なコンテンツに「ラブライブ」というものがある。そちらにもハマったものだ。どっちもおすすめ出来る良きコンテンツである。

ライブ・ア・ライブ」「ラブライブ」。並べると普通に字面も語感も似ているので、どちらも好きな私は、メディアでどちらの表記を見かけても「ううん!」と反応してしまう。オタク脳で生きているとこういう事になる。

 

 楽しいワクワクとドキドキをありがとう。令和時代でも私は「ライブ・ア・ライブ」を強く推す。

 

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