現在絶好調放送中の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」2期がとても楽しい。もちろん毎週欠かさず見ている。
そんな本作のユニットによる挿入曲3作のCDも出揃ったところで色々と振り返りたい。
このシリーズなのだが、新曲の先行配信をしないためCD発売までマジでフルを聴く機会がない。どの曲もテレビで発表してから発売まで待たされるのでその点は困る。だって早く聴きたいのだ。
2期の一発目に公開された新曲はランジュの持ち曲だったが、アレのフル解禁がまだなのはマジに焦れる。1番古い曲のリリースを1番最後に回すってどういうことよ。
新顔3人のソロ曲CDの発売はまだ一週間先のこと。
こんな感じでフル音源解禁が待ち遠しい2期からの新曲達はどれも優秀。
今回のアニメでは、同好会9人時代からも組まれていた3ユニットを推すというまさかの展開が見られた。アニメでユニット曲をやるのはこれまでのシリーズにはなかったことらしい。
ぶつかり合う個性は無理に融合することなく、個人勢として伸ばして行けば良い。そんな寛大にして正解な思考から敢えてソロでやっていく同好会メンバーは、一人でも確かな力を持つ実力者。衝突を避けてそれらを上手いこと繋げていけば、当然新しくて良いものが生まれる。そんなわけで、ニジガクならではの個性と個性をかけ合わせた優秀なチームが3つも生まれた。なんという素敵な奇跡だろうか。
9人を上手く割り振ってユニットが結成されている事は知っていたが、ソロ曲が聴けるアルバムだけで良いかな、ユニットまで手を出すと疲れるじゃん。というニジライバーにあるまじき温い事を考えていたかつての私にさようなら。
2期はユニットで行くとなった段階でやっとユニットの過去曲をあさりだした。というわけで、私のニジのユニットデビューは今年の4月以降の事。ユニットに関してはめっちゃ俄なので恥じ入るばかりである。こんな事になるならアニメ一期の時から勉強しておくべきだった。
で、しっかり予習した上で2期のユニット新曲を聴いた。その上での感想とかを書き殴って行こう。
ENJOY IT! / QU4RTZ
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エマ、彼方のお姉さん組に一年生組が膝枕をしてもらっているジャケ写が平和で可愛すぎる。
デパートでちょっと高い菓子を買ったらこんな感じのラッピングになっていると思い出せる衣装も可愛らしい。
なんて綺麗なお声。ニジの9人のユニゾンはとても綺麗でそれぞれ声の相性が良い。その中でもより親和性の高い声を持つ4人を選りすぐって出来たユニットだな。
今期アニメの「ヒーラーガールズ」、やり手の声優ユニット「スフィア」にぶつける事が出来るラブライブ軍団はココしかない。
聴けば思わず体中がシェキシェキしてしまう大変ノリの良い楽しい曲だった。
絶対に良い曲なのだが、「Sing & Smile!!」「Twinkle Town」あたりの既出曲の出来が良すぎて新鮮味に欠けるといえばちょっとだけそうであるとも思う。
出し惜しみなく初手から強い曲をポンポン上げていると後が疲れるという都合も見えてくる。かすみんの普段はブリブリしているくせに歌えばちゃんと聴かせる綺麗な声をしているところがとても好き。
そしてカップリング愛好家である事からカップリング曲「4 SEASONS」の方が好み。そういえばココ4人だけでも一年分楽しめる軍団と言って過言ではないな。だったらこのタイトルはグループにマッチするもので良かった。
あとリナちゃんには定期的にダンボール箱にお篭り様を決めて欲しい。
お客さんが乗れるよう振り付けには手をクラップさせるものが含まれている。客参加型パフォーマンスを見越しての作りになっている。
ソロに拘るランジュに向けて放ったメッセージ性も感じられるパフォーマンスにもグッと来るものがあった。
MVでかすみんがソロ曲「Margaret」の衣装を着ているのがエモい。
コーラスが武器な4人を象徴するアイテムとしてデカい音叉がMVに出てくる。これを見てマジで関係ないけどギャオスの内部構造を思い出した。
Eternal Light / DiverDiva
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二人組だからこそ出来た顔面真っ二つジャケのデザインは、ダサいのか格好良いのかよく分からない不思議な魅力がある。
9人をぴったり3で割るのでなく数の少ない二人組を作ったのが意外。
しかしこの2人の横や間に入るならかなりのものを持っていないと難しい。ぴったりしっくり来る格好良い二人組としてはこの2人しかいなかった。並ぶとめっちゃ画になるな~。
JKにしてはという枠を出て、地上の民としてプロポーションがお化けスゴイ。こんな学生いないだろう。超人ギャルズが過ぎる。これが令和のピンクレディーをアニメにしてもっと進化させたヤツらなのか。ビジュアル、パフォーマンスを含めて圧巻のものがあった。
貫禄があるから忘れがちだけど、実は愛さんの方が一つ年下なんだよな。愛さんはシリーズ全部を含めて1番のイケメンだと思う。
私の実家の居間についてる電球みたいなアクセをつけた近未来ギャル感ある衣装も格好良い。「ダイバーディーバです!」て言う時のポーズが格好良くて好き。
そんな2人の新曲もめっちゃ格好良い。それに尽きる。
萌え萌えなアイドル感は封印で、令和の女子はココまで格好良い事が出来ると見せつけた楽曲だった。
バックで流れる音がとにかく心地よいダンスミュージックで好き。
あっという間に終わった感じのする曲で体感だと10秒くらい。実際に曲のテンポも速いのだが、たっぷり満足な面白い内容になっているためこんな感想になる。
舌を噛みそうな殺人的に忙しい愛さんの高速ラップが炸裂している。すげぇ。
今年に入るまで知らなかったが、ラップをするラブライブアイドルって平安名すみれだけじゃなかったんだ。
チームを組んでより化けたのは愛さんの方だな。カリン先輩はソロでも格好良い系のダンスチューンを見せているが、愛さんはまったり聴ける元気ソングだったからこんな曲を歌うイメージがまるでなかった。二人共ソロでやるよりユニットでやる作風の方がボーカリストとして良い味が出ていると思う。
MVで格好良い2人が乙女らしく白いドレスを着ているのは目の保養過ぎた。
表題曲がこんなに攻めた格好良い曲なのに、そこから緩急をつけてラブラブしてくるのがカップリング曲の「恋するMagic!!」。見せ方の振り幅があって楽しめるCDになっていた。呪文のような歌詞の「ちゅちゅちゅちゅ ラブラり~ん」が思わず日常生活の鼻歌にも出てしまう。
Infinity! Our wings!! / A・ZU・NA
例の流れを受けて副会長が絶する中披露された新曲。
しかしこの3人の並びは抜群に良いな。
あゆぴょんが初期のネタでなく本当にケモ耳あゆぴょんになっている!
かなり楽しく可愛いアイドルソング。
曲調、世界観は結構デタラメでやりたい事を全部詰め込んだような感じ。メンバー3人それぞれが担当するソロパートの雰囲気がどれも結構異なっていて、同じ曲内にしては緩急がすごい。
歌い出しのせつ菜の英詩パートのところが格好良い。
「いっせーの」「ハイタッチ」の所はアイドルらしくとても可愛い。
曲中にセリフを言いたがるユニットなようで、曲の頭と尻にセリフパートがある。良いお声で耳を害する要素は皆無なのだが、親や兄弟の前で聴くとマジでちょっとだけハズくなる。
なかなか思いつかない変わった衣装で踊っているな。とにかく可愛い。皆ケモノヅメになっている。
きゃりーぱみゅぱみゅあたりが、いつかのなんとかという曲でこんな服だったような気もするが、そんな気がする段階の記憶ですら間違いかもしれない。そんな頼りない私の記憶の話。
後半のお尻をふりふりする振り付けは助かる。
あゆぴょんのポニテが見れるのは「Say Good-Bye 涙」の時だけ。その衣装もMVで見れるのはありがたい。
しずくちゃんがセンターのシングル「Maze Town」のジャケショットが出てくるのもエモい。
まとめ
ニジガクはソロでも全員でもユニットでもなにをやらしても優秀。
誤差3年の内にこれだけの傑物が一つの学園に集まったのはマジで地球の奇跡。それからかすみん超可愛い。
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