こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2022年のアニメ感想(7月~9月)その1

 暑い!なんて暑いのだ!

 キーボードを弾く指先からも手汗が湧き出る。これがPCの深部に届けば壊れてしまうではないか。指を拭きつつ今日も元気に書き殴ろう。

 

 お外で遊ぶには危険な夏本番には、お家でしっかり楽しめるアニメを見るべし。というわけでこの夏に始まったあれこれのアニメを見る。

 

 やはり楽しい。そして数が多くて疲れもする。楽しいことをすれば疲れる。これが物事の真髄ってもの。

 前々から思うのだが、土日に数が集中しすぎる。いくら休日といえども、そこに集中投下されると見るのが忙しくて体は楽でも目が疲れる。均等に7日分に振り分けて欲しいものだ。どうせほとんど録画分を見るわけだしね。

 

 最近ではそんな文句を無効にするネットで全話独占配信の新作もあったりする。今期もそうだがNetflixがその点で強い。謎に良いカードを独占で抱き込んでいる。

 一挙解放は嬉しいようで、その分イッキ見必須による疲れがくることからやっぱり困るともいえる。結局何をされてもそれなりに文句を言うのがオタクってもの。

 

 そんなこんなで、まだクールの中盤の8月だが、視聴が終わった作品の感想やその他関係ない事とかを書き殴って行こう。

 

 

 

賭ケグルイ

賭ケグルイ双 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)

 久しぶりに賭け狂おうぜ!ネトフリでっ!

 というわけで久しぶりの新作全6話はネトフリで展開した。そして新作とはいっても前作が本編で、こちらはそのスピンオフ。タイトルの「双」の読みは「ツイン」だという。

 

 視聴してすぐに思うのが夢子が出てこないこと。どうしたんだ。早見沙織の賭け事に狂ったボイスも聞こえない。そんで今回の主役は早乙女芽亜里。

 調べてみると、夢子が学園にやってくるよりも前の世界線のお話らしい。じゃあいなくて当然だな。

 夢子の狂いっぷりが激しかったので、芽亜里オンリーならそこまで賭け狂ってはいない感じだった。

 

 学業成績よりもギャンブルの腕が物を言う異色の学園ライフが見えるもので、これはこれで同期に新作放送が始まった「ようこそ実力主義」な学園ライフだと言えよう。にしてもようじつ2の作画は雪崩れていたなぁ~。

 

 今回のギャンブルも基本のサイコロから始まり、そこから発展して学内お見合いパーティー、施設丸ごとを使った宝箱探しと、アイデア力とネタ満載な物が展開する。

 お見合いパーティーのヤツは笑った。宝探しのキーワードに尋常小学校で歌っていたド懐メロをぶっ込むんだのは何時間あっても分からないネタだったな。どこからネタを引っ張ってんだって思った。学校に興味ないもんな。

 

 怖い生徒会を潰したいと考える裏生徒会みたいな組織が登場することで、芽亜里の闇の学園ライフが捗っていた。

 壬生臣は良いイケメンだと思って見ていたが、咲良がギャンブルで負けた途端にクソ野郎の一面を見せたことで引いた。絵柄としては華があるけど、そういえば結構ヤバいヤツ多めなアニメだったなと思い出した。

 

 高い知略戦で見せるギャンブル合戦が最大の売りになる作品なのだが、ぶっちゃそこはあんまり集中して見ていない。それよりもヒロインがめっちゃ可愛い。キャラ目当てで見る物でもある。

 久しぶりに見て、芽亜里ってこんなに可愛かったけ?となる。それに結構イケメンな女でもある。キャラ絵がすごく良い。

 本編だと夢子の暴れたヒロイン性に押されて受け身だったような気もする芽亜里だが、こちらでは格好良いヒーロー役だ。どん底状態のつづらちゃんをすくい上げる王子様役だった。ギャンブルに勝ったらイキりまくる芽亜里が面白い。

「やくも」「ゾンサガ」では爽やかで朗らかな役を演じていた田中美海が、芽亜里役だと結構毒っ気のある芝居を見せたのも印象的だった。

 

 ユリ臭い見た目だとは思っていたが、案の定つづらがユリ妄想キャラで助かる。

 芽亜里ちゃんは自分を救ってくれる王子様と思っていて、その時の妄想のワンシーンが美しい。王子様姿の芽亜里がバッチリ決まっていて格好良い。

 

 地味で初見ではモブ臭いと思えた雪見だってよく見ると清潔感があって綺麗に描かれている。地味な文系女子も華やかに描くこの作品のキャラ絵が良い。

 

 EDアニメの動きがとても良い。毎回のED映像も華があって楽しめた。

 もっと見たかった。こちらのシリーズも続きを作れば良いと思う。

 

Dr.STONE 龍水

本編

 おっ、三期来たのかと思って視聴すると、それはまだで今回は繋ぎの特番回だった。

 

 次は石の世界を飛び出して海を目指そう!という所で2期は終わっていた。で、肝心な海を目指す前の準備を行う回だった。

 海に出るならまずは船が必要。そしてその扱いに長けたスペシャリストもまた必要。一行はそれらの調達に出るのである。

 そこでタイトルにもある七海龍水という船の扱いなら俺に任せろなヤツを復活させて仲間にする。こいつがかなり元気でお金に敏感な頼もしいヤツだった。ストーンワールドにお金という文化を持ち込んだすごいヤツだった。

 

 キャラが出揃った状態で楽しく海に出る準備をしていた。ワイワイとしたファミリー感が良かったぜ。

 海よりも先に気球に乗って空を目指すのがハイライトシーンだった。荒れる天気の中で繰り広げられる科学による空の攻防戦が楽しめた。

 

 こうして見ていくと、出演者にはアニメ一期の頃からぐ~んと売れた面々が揃っているなと気づく。皆、一作目から新作の間にそれぞれ腕を上げて売れたのだな。声優達の物語を見てもなんだかジワる。

 

 それからこのアニメといえばのおはようの歌のリニューアルバージョンがOPで聴けたのも良かった。おはようの歌が面白い。おはよっ世界グモ~ニングワ~ルド♪

 

 というわけで、アニメ三期と「おはよっ世界グモ~ニングワ~ルド」する未来まで元気に生き延びる。

 

BanG Dream! Morfonication

タイトル未定【Blu-ray付生産限定盤】

 アニメ3期がもう2年位前か。3期をやった時くらいにゲームの方で初お披露目した新グループだったと思う。そんな彼女らが主役の新作が開始。

 二話しかなくてあっという間に終わった。4期としてもっと長くやっても良かったのに。絵が可愛くて好きなシリーズである。

 

  ヴァイオリニストがいるのがこのグループの強いポイントだ。ヴァイオリンの子が意外にもクールでギャルのノリには合わせてこない子だった。

 他のメンバーについてもこんな子達なのかと知れて良かった。

 

 トラウマで楽曲作りが捗らないメンバーの復活から、結束力を上げてライブを行うまでの過程を描く爽やかストーリーだった。

  4期は普通に歓迎するので、またやってくれると良い。

 

あたしゃ川尻こだまだよ〜デンジャラスライフハッカーのただれた生活〜

第五集: 「認知シャッフル睡眠法」他 川尻こだまのただれた生活

 

 年明けからこっそりダラダラ流していた川尻の人生物語もこの8月で完結した。ダラダラしたから24話モノなのに、最終回が3クール目の頭に突っ込んでいる。

 

「ずっと何やってんだろコイツ」の感想が連続するもので、最終回も何やってんだかな話だった。

 川尻を演じた悠木碧の省エネな演技が見れたのは良き。

 

 ライフハックって物の必要性も人それぞれ。生活の利便性を求めるのはそりゃ良いが、真に個人にマッチした充実な時間の構築こそをしっかり行うべき。川尻の生活は川尻が平和で幸福ならそれでいいが、人によっては別にいらない要素。

 ライフのハックよりも前にしっかりメイクしよう。そういう多分良い気づきを得るきっかけになった。

 

 というわけで、このただれ感がたまんない謎アニメともおさらばだ。

 

D4DJ Double Mix

TVアニメ「D4DJ Double Mix」

 おお来たか!アニメ一期が結構楽しくてハマったやつ。

 アニメ一期に「First Mix」とあったので、なんか次がある気はしていた。あれからしばらく経ってやっと新作が来たな。でもこちらは単発SPだった。

   

 今回のSPでは、燐舞曲とMerm4idの2チームにを当てた物語が展開した。

 簡単に感想を言えばパーフェクトに可愛かったな。キャラが全部可愛い。

 

 Merm4idがアニメ一期でちょこっと顔出しした時には「こいつら、なんかエッチで気になる」と思ったものだ。で、今回しっかり見てみると、改めて「なんてエッチな軍団なんだ。そんで可愛い」と思ったわけである。水から上がったパリピギャルって感じで良かった。目の保養でしかない。

 肌色たっぷりなMerm4idと打って変わって燐舞曲の皆さんときたら、とっても黒い。漆黒の衣装で肌をしっかり覆っている。そんな硬派な軍団。

 

 見た感じの印象が異なる2チームが仲良しになって一緒にライブで一曲ぶちかまして楽しく終わった。このライブシーンは格好良いし可愛いしで良い出来だった。ギャル達が歌って踊ってターンテーブルを回してバンドもやってと、ステージでやっていることが色々で実に忙しい。ゆえに見ていて面白い。

 

 最後らへんにマジで秒くらいの顔出しだったけど可愛いむにちゃんがいたな。久しぶりにむにちゃんを見れて良かった。

 

 なんか諸々楽しかったのでもっと見たいな~と思っていたら、なんと嬉しいことにもう2期が決まっているとのこと。来年やるというので楽しみに待つ。

 

 

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