こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

【朗報】KinKi Kidsはスーファミ版「プリンス・オブ・ペルシャ」を遊んでいた

 毎週キンキが仲良く緩くお届けてしている番組「KinKi Kidsのブンブブーン」が面白い。何気に第一回放送からずっと見ている。早いもので放送8年目に突入した。

 

 先日の放送回では、ジュニア時代からの合宿所仲間 三宅健がゲスト出演した。V6解散後にも三宅健がテレビで見れるという点だけで見る価値があるが、中身は期待以上に楽しかった。

 

 いくらスーパーアイドルとはいえ、彼らもその昔にはただの少年だったわけである。ならば我々と同じような娯楽でウハウハした過去もあり。合宿時代の幼き彼らが楽しんだ娯楽の一つがテレビゲームだった。当時だとスーパーファミコンが全盛期。V6やキンキもしっかりスーファミで遊んでいたという過去を明かしていた。これによって一気に親近感が湧く。

 スーファミの事は歴代ゲームハードの中でも一位の傑作くらいに思っている。私もマジでアホみたいにめっちゃ色んなソフトを遊んだものだ。

 

 合宿時代の懐かしい話を繰り広げる中で、あの時の感覚も味わおうということになり、大人になったキンキと三宅くんの三人でスーファミを始めることになった。ジャニーズがテレビでまったりスーファミをやっているとか結構珍しい。

 

スーパーボンバーマン」をプレイして3人がはしゃいでいる画は平和すぎる。

ボンバーマンって人がやっているのを見ても楽しい。こっちも笑って見ていた。

 当然私もボンバーユーザーなので、彼らと楽しい娯楽を共有していたのかと思えばなんだか誇らしい。

 

ボンバーマン」はファミコンのヤツから入り、面白かったのでスーファミ版にも手を出した。スーファミ版は1~5までたくさんリリースされ、これらはコンプした。他にも出ていた「ぱにっくボンバー」というボンバーマンでやるパズルゲームみたいなヤツも買ったわ。ついでにボンバーマンと同じ見た目のヤツが敵キャラで出てくることから「ロードランナー」にも手を出したものだ。

 というわけで、アイドル達同様、私もボンバーマンにまみれた青春を送った一人である。

 

 その他番組で取り上げたゲームソフトには、ファイナルファイトストリートファイターⅡ、ロックマンXなどの有名すぎて何の捻りもないタイトルが登場した。何れも味わいのある日本の良き発明。

 

 そんなラインナップを見た光一くんが、ここには無いしタイトルも思い出せないけど面白かったゲームがあったと口にした。タイトルは不明だけどこんなヤツというのを光一くんがジェスチャーで表現してくれた。そして当時のゲームにしてはやけに動きがリアルとも言っていた。

 光一くんがくれたこの2つの特徴のみで私はすぐに「あっ、プリンス・オブ・ペルシャだ!」と口にしたのである。そんなちょっとの情報で答えに導くことが出来たくらいにこのゲームはクセが強い。

 

 後日スタッフが調べるとやっぱり「プリンス・オブ・ペルシャ」だったと判明。VTRに答えが出るよりも先に言い当てたことで、一緒に見ていた母に「すごいね!」と褒められた。めっちゃ嬉しい。オタクをやっているとグッズが増えてうざいと家族から言われがちだが、こうしてすごいと褒められるとこの趣味をやっていて何か良かったと思えた。

 

プリンスオブペルシャ

 

 このゲームなのだが、確かに当時としては動きが細かい。独特の闇めいた雰囲気があり、ワクワクもするが、どこか気味が悪く怪しげなゲームでもあった。内容は結構難しい。小学生とかではクリアするのは困難かもしれない。

 全然メジャーではないが、他にもシリーズ作品が出ているくらいだからマイナーにもなりきらない。強いて言うならマイナーの中ではかなりメジャーというポジションのゲームである。いずれにせよ数あるスーファミソフトの中でも捌けた数が多い部類には入らない。だからよくぞKinKi Kidsの手元まで届いたなと思う。

 

 KinKi Kidsがやっていたゲームだったと分かったことがとても嬉しい。

 私にはこのゲームの世界観がドストライクだった。先にゲームボーイ版をプレイして何か不気味でキモいけど面白いから好きになり、続いてスーファミ版も探して我が家のコレクションに加えることした。

 このマイナーな中のメジャータイトルが令和のテレビに出てくるとはまず思わないし、それがキンキ発信で出るとはもっと思わない。今回の事は嬉しかったな。

 

 ついでに思い出を綴ると、このゲームにハマったきっかけで後には雰囲気、システム、絵面が似ていることから「クロックタワー」「セプテントリオン」「フラッシュバック」「アウターワールド」など、いずれも知名度が微妙な曲者ソフトに手を出すようになった。プリンス・オブ・ペルシャが好きならこれらのソフトも楽しめると思う。まぁこれらのソフトをやったことがあるという人間をリアルでは一人も見たことがないのだけど。ウチのお兄ちゃんも「地域でお前しか持っていないゲーム」と言っていたし。

 

 というわけでKinKi Kidsも好きだし、名作から曲者まで豊富なラインナップをリリースしたスーファミも大好き。そういう気付きが得られる回だった。

 

 かつてキンキが遊んだ名作ということで、スーファミ版「プリンス・オブ・ペルシャ」が有名になり、中古値が上がるなんてことがあるかもしれない。キンキと少しでも人生をシェアしたい強めのオタクなら買うという人もいるかもしれない。

 私個人の意見としては、普通におすすめ出来る良い作品だと思う。購入したい人は早めにゲッツした方が良い。

 

 キンキ25周年で多分初出し情報だったであろう今回の事を受けてもっと2人が好きになった。ありがとうキンキ。もっと素敵な歌を届けてくれ。

 

 スポンサードリンク