こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

WUGの良い曲を振り返ろう 2

 少女交響曲
少女交響曲

少女交響曲

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 アニメでは、東京の冷たい風を浴びてハートフルボッコになったWUGが再起をかけて披露した一曲という扱いになっている。一度は死にかけたWUGにこんな名曲を寄越した早坂さんはガチのやり手音楽家

 

 昔読んだ「ピューと吹くジャガー」というめっちゃアホな漫画(←大好きだし褒めてます)では、凍るに狂うと書いて凍狂(東京)と表現した面白いネタがあった。ちょっとその感じもするくらい、WUGにとって東京は狂ったように凍てつく冷たさがあったのだ。対して彼女達にとってホームの仙台の風は暖かい。

 

 視聴一発目で何かスゴイ曲だと思った。

 曲構成の展開として先の読めないハラハラ感があるものだった。意外性ある内容の一曲で刺激的。2015年発表楽曲だが、今年初めて聴いても諸々新鮮な変わった作りの曲だと感じた。

 

 アイドルものにしてはバトル感をある。ウテナとかレビュースタァライト的なバトルヒロインの世界観もありで格好良い曲。

 己を鼓舞する全てのガールズにオススメしたい戦う乙女ソング。なんたるガールズシンフォニー。

 

 歌詞にはポリフォニック、クリシェ、デモーニッシュなど、普段聞き慣れない横文字が多数登場する。珍しい響きがたくさんな観点からも新鮮。

 

 Bメロの入りからサビ到達までの展開は格好良いしめっちゃ癖になる。1番はななみん、2番はみにゃみが担当するBメロ入りのソロパートが格好良い。

 

 曲調的には格好良いのに、サビ前の合いの手パートに面白い仕掛があるのが印象的。曲中に多く登場する()で閉じられたパートは、ライブではワグナーの歌唱パートとなる。

 結果、野太いオタク声で歌うパートが多すぎることになる。ファイナルライブではオタクもファイナル仕様に高められていることから、ここのパートですごく良く声が出ていた。ここまで出来たオタクコールを受けたら、ステージに立つWUGちゃん一同は気持ち良かったはず。

 ライブに見る会場の人間全員で完成させるパフォーマンスの圧に感激できるものがあった。

 

 Dメロをよっぴー、まゆしぃがソロで情熱的に歌い上げてからの全員で「ごめんさようなら」、そこから落ちサビをみにゃみ→ななみんの順でソロで歌う一連の流れが素晴らしい。

 ここらを見ていると、こんなに可愛らしいギャルズなのにこんなに格好良いの?と衝撃を受けた。

 あとよっぴーのソロの「人と人とがぁ~」のところの歌唱について、みにゃみがイジっていた(←愛情表現)のがちょっと面白い。

 

 秀逸な構成を器用に勧めていくWUGの力量が見える大いなる交響曲だった。とにかく格好良い。

 

タチアガレ!
タチアガレ!

タチアガレ!

タチアガレ!(6人ver.)

タチアガレ!(6人ver.)

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 かの有名なニーチェは、空を飛びたきゃまずは立たなければと言ったらしい。てなことをウチのジイさんが言っていた。

 では目覚めた少女が次にやることは何か。それはやはり立つことである。そんなわけで、WUG結成後一発目の曲がコレ。

 WUG開幕の第一歩を刻むための意気込み満点なガッツ溢れるパワーソングになっている。とても格好良い。

 

 アニメでは、WUGのデビューステージに合わせて誕生した曲になっている。そのステージでは、学生服姿でパンチラ覚悟の決死のパフォーマンスを見せた。特殊な仕掛けでもない限り、スカートアイドルがパンチラ無しで踊り切るのがいかに困難なのかがよく分かるものであった。

 

 自身の名にも含まれる「ウェイクアップ!」をサビ部で叫ぶのが特徴。自己紹介ソング的要素もあり。

 

 WUG6人時代からの曲であり、アニメでは6人バージョンでCD発売直前まで漕ぎ着けている。7人目の戦士 まゆしぃが合流してから披露したバージョンがイレギュラーで、むしろ6人バージョンが公式だったわけである。そんなわけで、7人だとまゆしぃがDメロソロパートを持っていくが、そこをみにゃみが歌っている6人バージョンも存在する。どちらもCD音源があるので聴き比べてみよう。

 

 最初の楽曲のこの曲をファイナルライブでもやった時には、さすがに感動して泣けてきた。

 

7 Girls War
7 Girls War

7 Girls War

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 アニメ1期のOP曲。

 

 目覚めて立ち上がって極上のスマイルをぶっ放した女子達が次にやることは戦争である。そんなわけで、完璧な臨戦態勢を整えて挑む乙女大戦争勃発。てな流れで聴いて楽しめる最強アイドルポップス。

 

 曲調は元気で明るく超可愛い。Warの単語が含まれながらこんなに物騒さ皆無な作品世界もそうそうない。

 

 大きくチェンジしたい。が、それは簡単でなく難しい。そう言っているサビ歌詞には共感。ここで仮面ライダーの変身ポーズみたいな振り付けをしているのが面白いし可愛い。

 

 間奏部分では、各々がかなり自由に技の応酬を見せてくれる。ここはお楽しみポイント。バレエ・ダンスや側転など、活き活きした元気女子のパフォーマンスが見れる。かやたんの指技は何回見ても「ん?」ってなるけど。

 

 Dメロのよっぴー、まゆしぃの声量番長の絡みは最高。メンバーの中でも声が太いこの2人のソロパートは聴き応えがある。

 

 よっぴーがソロで歌う「流した涙ファ~」のパートは、WUG6年の活動を振り返る中で伝説に認定された(←恐らくワグナーの総意)。「流した涙ファ~」でネット検索すると、ちゃんとWUGの事が出てくると確認が取れた。

 このパートの歌い方についてもみにゃみがイジりネタ(愛情表現)にしていた。

 

7 Senses
7 Senses

7 Senses

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 アニメ2期のOP曲。

 

 個性、センス、原石、力、それぞれ7つを重ねればとにかく良い事になる。奇跡×7で構成されたWUGという軍団の尊さ、偉大さがが伺える極上アイドルポップスに仕上がっている。めっちゃ良い。

 曲にダンスにMVも最高。

 

 MVは7人の可愛さを最大限盛って放つ最高の出来だと思う。7人の1番良いところが出ている。

 MVでモデル業をやっているよっぴーがめっちゃ格好良い。アニメ1期から2期の間に髪をざっくりカットしたのは正解だと思う。よっぴーもまゆしぃもショート時代の方が断然良い。

 それからMVで飯を食ってるみにゃみも尊い。ブログを書いているかやたんもくそカワ。

 

 あと全然関係ないけど、字面的に似ているから思い出した「7SEEDS」ていう漫画、好きだったなぁ~。

 

 

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