今、アニメ最前線が危ない。
放送がストップしてバッタバタと倒れる作品が連発。
今の段階だと
「あやかしトライアングル」
「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2」
「久保さんは僕を許さない」
「魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」
「NieR:Automata Ver1.1a」
「UniteUp!」
なんと6作品が延期アナウンスしている。
そしてもう一つ。去年末から延期を決め込んで年明けからはちょっと頑張っていた「メガトン級ムサシ」2期もやっぱり延期で行くことになったっぽい。これはマジでさっき知った。放送が飛びすぎて前回の流れを忘れちまう。
テスト週間だからってことで1週間RPGを休んでいたら、再開した時にはどこの街に行って何をすれば良いやら何も覚えていない。これが学徒とゲーマーを兼ねて青春を送る人間のあるあるなのだが、マジであれの感じだわ。
どうしたんだ日本。そんなにギリギリの仕事でアニメを流しているのか。ギリギリで生きるのはKAT-TUNだけにしてくれ。
今回の件は、まず時期が悪い。厄介な病気が地球に蔓延しているからな。
加えて悪い時期に対応する事に不得手な業者に当たったという引きも悪かった作品郡が、順調に万策尽きた未来を迎える事ととなった。これはこれで逆に選ばれし作品達だったのかもしれない。
まぁどうしても次回放送が待てない顔ぶれでもないし、ぶっちゃけ追いかける物が多すぎるので、ちょっと減った分には余裕を持ってオタク活動が出来て良かったりもする。実は数が減って安心している自分もいる。
今後は必ずしも25分で1クール分で戦わなくても良いかな。時間も話数も半分でも良いかもしれない。
その点では今期だと「犬ひろ」のハーフ感が良いじゃないか。そしてあのパーフェクトにスケベでアホな感じも良い。激しくネタアニメだけど、犬ひろが生き残ってくれて良かった。あれはあれで良い作品だと思う。
これだけ倒れて行く中で意外なヤツが完パケになっているのもまた意外な事実として楽しめる。氷剣ネタアニメや異世界洗濯屋があの感じでストップなしに最後までやるならそれはそれで面白い。
そしてここで朗報も一つ。いい加減にしろってくらい延期まみれだった「異世界おじさん」の最終回が遂に完成したとのことだ。今期クール中に見れるぞ。
ぶっちゃけここまで来れば「もういいわ」という声も出る(←心の中オンリー)ものだが、私はおっさんの青春の決着をちゃんと見るぞ。
そんなわけで、乗りこなすのが困難であろう波が業界に押し寄せる中で楽しんだ新年の万策尽きたアニメ達を振り返ろう。
NieR:Automata Ver1.1a
おおっ、これはあの胸に残るフレーズ「命もないのに、殺し合う」がキャッチコピーとなったいつぞやのゲームではないか。この大きく矛盾した「?」ってなるけど何か刺さる響きが良いよね。
もちろん新しいゲームなのでやったことはない。でもこのゲームは世間的に高く評価されて人気者だという事は結構聞くぞ。死ぬまでにやろうとは思うが、ソフトに対応したハードを持っていない。こちらも死ぬまでに物を揃えねば。
この目隠しヒロインはゲーム屋でも見かけたことがある。この子、良いよね。ちなみに目隠しではなく、ちゃんと見えるゴーグルだと作中で語られていた。
攻殻機動隊の感じがしなくもないし、ヒロインはの黒い服は格好良かったりちょっとエロス感もあったりで良い。
なぜ目元を隠すだけで人はいつもよりエロく見えるのだろう。コレ、論文にしている人がいたら優秀。そんなわけで2Bはなんかエロく見える。
強くて儚い、そして何か物悲しいバトルヒロイン2Bの存在感が光る。鉛筆みたいな名前。
確か本作が最速クラスのバタンキューだったはず。3話くらいで終わっている。そんだけしか作っていないのに放送スタートしちゃうんだ。
とにかく荒廃した世界観でやって行くSFバトルものだった。かなり厳しい世界だな。もう少しキラキラした感じやサイバー都市が見れるものと思ったら、かなり荒廃な舞台で物語が展開していた。
デカい敵相手でも美しいバトルヒロインがガンガン行こうぜのスタイルで攻めて圧倒する。そんなバトル展開は迫力があり、一話目の掴みは良い感じだった。
今の所は世界観全体がよく分からない。とにかく激しい戦闘をしている感じ。
無口な2Bと口数多めの9Sとの良いコンビ感で進めるものだった。
今の所だと評価するポイントが多くないが、この硬派な感じのSF感は嫌いではない。
原作ゲームがマルチエンド方式だと紹介していたので、アニメではどういうオチにするのか気になる。こちらの命が続く限り放送を待って見守っていこう。
あやかしトライアングル
美少女とお色気は任せろの「ToLOVEる」と同作者原作作品である。
「BLACK CAT」の時から矢吹健太朗先生の事は信用している。
人に仇なす妖怪を退治する男子主人公が、その妖怪の呪いで女子の体になってしまう。
そしてヒロインは、男子の時でも女子になった後でも主人公の事がラブになっている。ここが意外なんだけど。好きな男子が女になっても「イケるかも」ってなるすずちゃんの反応は今時だなぁ。時代はラブにおいてもジェンダーレスなのだ。
タイトルのトライアングルってそういうことなのか。2人だけど、実質3人分ラブが飛び交っている。
妖怪と過ごす青春+女体化+ユリ世界というなんとも暗黒鍋のような新進気鋭ラブコメが誕生した。
妖怪は昔からだけど、ここ最近は女子になりたい男子の願望と女子同士で繋がり合いたい願望が世間的に伸びているのだ。世相も反映した新時代作風。この私はどの要素もイケる口なので普通に楽しい。
ヒロインがむっちり目の可愛い子ちゃんなのは良し。すずちゃんは菓子食ってばっかりのギャル。パフェが食いたくなるアニメだったな。
女子になった祭里がとりあえず自分の巨乳を揉むというのは、まぁ分かる。富田美憂が男の心で女子声を出す芝居にも注目だ。
学校のお友達の月丘ルーシーは、同期放送のラブコメ「トモチちゃん」に出てくるキャロルと並べて今期の2大ハーフなお友達となった。
お色気ともう一つの売りとなる妖怪退治バトル要素を見れば、喋る猫妖怪がキーパーソンとして印象に残る。これはあちらの妖怪アニメとユーザーが被っていた場合にはすぐ思うことだろう。そう、夏目友人帳のニャンコ先生を思い出す猫だったのだ。玄田哲章のブタネコ声も良いものだ。
こちらは4話分放送して万策尽きた。
幸いにも、今期だと近い時間に「もののがたり」という同じく妖怪とラブコメを要素にした作品があるので、妖怪と男女ラブ要素はそちらで補填しよう。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2
賢明だと思う。
1期が2年位前か。1期ラストで1枚の楯が2枚に増える演出があり、あれが2期やるよの合図だったのだろうが、そこからかなり貯めたな。でも貯めても6話までで終わったなぁ。
今回もとりあえず女子が可愛いからそれだけを楽しむ枠になっている。話とかは別にどうでも良い。
バトルシーンはだいぶご機嫌に絵が動いている。コレを仕上げるのが大変で途中ストップになったのかな。
メイプルがデンドロビウムみたいになったり映画のエイリアンみたいになったりと、チート能力は相変わらずでやりたい放題。
今度は新しく手がタコの触手みたくなっている。あの部分変怪はキモいからいくら可愛い女子でも新能力としてはウケが悪いだろう。
いきなりカスミにスポットが当たる。カスミが妖刀をゲットして使ったら副作用でロリになるのは良い発見だった。
ミィが皆の前では格好つけているけど、メイプルと二人きりだったらめっちゃデレるのは良いギャップだった。
ヒロインズがキャッキャしている画は大変平和で可愛らしい。
ここに一人混ざっている男のクロムは良いポジを掴んだよな。
メイプルよりもサリー派だったけど、サリー役って野口瑠璃子だったのか。一期の時はまるで知らなかった。ウマ娘でお初の声優だったけど昔からいたのね。
放送再開の未来が来るまで待機に全振りしよう。
久保さんは僕を許さない
これも最近流行りの「さん」とか「ちゃん」が出てくる例のラブコメ潮流に乗って流れてきた一作だな。今期なら長瀞さんもいるからな。こうなってくると楽しいぜ。
白石くんの隠密スキルもヤバいけど、その白石くんの行く所ならどこでも出てくる久保さんの追跡スキルもやばい。ちょっと怖くもある。二人揃って傭兵部隊行きでも良い線行くのではなかろうか。
中の人の組み合わせが「3月のライオン」だな。
それにしても白石くん、落書きみたいな顔をしているな。去年やっていた「古見さん」の只野くんとどっこいどっこいだな。
クラスの集合写真を見ると、白石くんが出席して写っているのにも関わらず欠席者として端っこに顔が貼られてる。このネタに笑った。二人分写ってるからお得やん。でもコレは悪意の有無に関わらず、本人としてはイジメとしか思わないだろう。
モブみたいな自分を見つけてくれる女子の存在に感動があり、久保さんは誰も知らないモブの良い所を自分だけが知っていることに大きく満足感を得る。そんな二人の素敵にウィンウィンなラブがあって結構楽しい。
久保さん役が花澤香菜で、その姉役が伊藤美来なんだ。年齢がひっくり返ったこの配役もユニーク。
久保一族は隠密発見スキルが高く、久保さん以外の関係者も白石くんを見つけられる。白石くんの特性が一体何なのか解明してくれ。
これも頑張って半分くらいは放送したけど後は延期。
花澤香菜が頑張っているので、久保さんの放送が遅れても私は許すよ。
魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
この時代、この時期の放送に不適合ということで、順調に万策尽きた。万策尽きるなんてことがあると思ったか?とアノス様も言っていることだろう。
地雷みたいなタイトルの割には見れるし、1期も結構楽しく見たヤツ。でもまさか2が来るとは思わなかった。
残念ながら鈴木達央の降板により、今回からは梅原裕一郎がアノス様役で参戦。鈴木達央の事は高く買っていたので変更は残念。だが梅原裕一郎も好きなのでまぁ悪くない。結果的に極上だ。
新章突入早々学校にもヤバい連中が突入してきてなんかいきなりスゴイ事になっている。そしてよく分からん内にまたまた次なるスゴイ事になって終わった(←バカの日記みたいな感想でごめん)。
まぁコレは一生懸命かじりついて見るのでなく、アノス様の圧倒的俺様最強感を楽しむ感じで行けば良いので、最悪内容はどうでも良い。
昨今はキモかったり、とにかくネタに走った変な主人公が多い中、アノス様のストレートな俺様最強感は一周して清々しい。この作品は美男美女揃いなのでビジュとしても良し。主人公もイケメンの方が好ましいんだよな。
早くも今期のパワーワードにノミネートされた(←個人調べ)「アノス棒」には笑った。石原夏織はじめそこそこ名のある声優達が声を当てるアノス親衛隊のヒロインズが何か恥ずかしいそうに、且つ結構嬉しそうにアノス棒を所持しているシーンは記憶に残る。どんな想いで「アノス棒」のセリフを読んでいるの?
阿澄佳奈演じる森の妖精みたいな感じの女が今回の新キャラでキーパーソンぽい。今後は彼女に注目だ。
このアニメの女子は全部可愛いけど、中でもミサがお気に入りだった。今回は彼女の中で真に厄介な何かが覚醒してやはり厄介な事件にツッコんでいるようだ。ミサも何かスゴイことになっている。ミサとレイがいちゃつく平和なシーンは、まぁご馳走様でした。
UniteUp!
放送はギブアップしました。
いや、これからがネバギバだ。
二次元と三次元をクロスして第四の次元で楽しませる。そんなイケイケ企画だ。ということが、延期を繋ぐ中の人特番で分かった。こんな企画jがあったのか。知らなかった。
キャラ画とかはいい感じ。
一話目の明良のママのメシがヤバい。すげぇ変な組み合わせの朝飯を食わされている。メロンパンと納豆が一緒に出てくるし。そして味噌汁にパイナップルが入っている。攻めたママだった。
覆面をなかなか取れないアイドルがいたり、総理大臣になるとか言ってるアイドルもいる。大臣アイドルは面白いかもしれない。
なんか楽しい感じなので今後を見守ろう。
少し間が空いて先週から第4話目以降の放送が再開した。頑張れ。
陰の実力者になりたくて!
アイ・アム・クソアニメ。
順調に万策尽きる作品が出る中、これは謎に去年から、しかもまさかの2クールを順調に完走した。
いや~これは近年稀に見る激イタアニメだったな。主人公がネタ過ぎてキショい。確かに陰に置いておくのが賢明で日向に引っ張り出すものではない。「よう実」と違って絶対ようこそしてはいけないヤツ。
山下誠一郎のアホみたいな喋り方とクールな喋りを交互に行う演技は良かったぞ。声優は良い。
地味な青年になっての剣術大会を長めにやっていたな。緑川光が主人公の地味おっさんバージョンを演じていた。ホント、謎に声優が豪華だよな。
特に多く出てくる女性キャラはいずれも人気声優が演じていた。女共は皆被って見えてくるし、大して可愛くない。画の動きは良かったけど、キャラデザや話としては残念。
スローなテンポで弱いギャグをずっと見せらているような感じがする内容だったな。オチが来ずにずっとギャグの「フリ」の部分だけを見ているような変な感じだった。
最終回は最強女二人がチームを組んでシャドーにかかるも、やはりアホみたいにチート能力が強いことで圧倒されてしまう。誰かもっと強いヤツが出てきてこいつをボコってくれと思いながら見ていた。これにのされる女達が可哀想。
まだ続きがありますよ的な感じで締めたけど、2期はいらんでしょう。
結構きつかったけどちゃんと見た私は、なんだかんだ付き合いが良くて優しい人間なのだと思う。自分を見直す機会になったよ。
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