こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

キンプリ新曲「Life Goes On / We Are Young」のナイスな仕上がり

 今キンプリが熱い。というわけで年明けからもキンプリを楽しむ。

 

 5月で現体制が終わるとは思えないくらい「今」の活動に充実と勢いを感じる。

 ここへ来てまだ願うから言うのだが、3人は辞めるのを辞めて残れば良いのに。

 

 5人時代ラストのお祭り騒ぎということで、ここの所は連月で作品をリリースしている。各商品が確実に売れることだろう。旅立つ3人は在籍期間ギリギリまで良い仕事を見せて事務所の懐を温めているようだ。

 

 遂にベスト盤が出るという時期に体制変更なので寂しい。このベスト盤のファン投票企画は面白い。私はキンプリなら全曲含めて「Glass Flower」が一番好き。

 結果発表を見ると、この曲は13位にランクインしていた。もっと上位に来ると期待していたが、思ったよりも低い。6人時代最後の名曲やぞ。

 第1位に輝いたのは、長いタイトルを縮めてKPQPで通じる(ティアラになら)例の名曲だった。分かる。分かるが、あの曲はやはり6人の曲の意識が強い。5人で歌ってMVを作るのは嬉しいが、ちょっと寂しい。

 そんなグループ初ベスト盤も楽しみだが、今はそれより先行して2月に発売した新シングルを楽しむ。

 

 これは良かった。11月に発売したシングルがラストでもう新曲は無いのかと思ったが、ちゃんとあった。5人のシングルはここがラストか。年を越してもうワンチャンスが叶ったのでとりあえず良しとしよう。

 3人まとめて脱退報道以降、音楽番組で歌わせない的な事を書いてたネット記事を見たことがある。それも見事外れて新曲はあちこちのテレビで歌っていた。これも良かった。封印のまま終わったら気持ち悪いもんね。

 

 2月22日発売だが、その一週間前に先輩のKAT-TUNがアルバムを出した。そっちを先に聴いていたらキンプリのシングルを聴き込むのが遅れてしまった。アルバムだと曲数が多いから仕方ないよね。なので今更だがちょっとした感想とかを書いていこう。

 

 今回のシングルも出来が良い。

 ダブルA面それぞれ聴きやすく良い曲だな。曲テイストは異なるが、どちらも人生の幸福感的なとにかく前向きな良いことを言っているのが良い。今のグループの状況と重ねてジワるフレーズも出てきて胸が熱くなる点も良い。

 

「Life Goes On」は曲調、MVを見ても、いつかの時代のどこかのグループの洋楽って感じがする。なんとなく懐かしくておしゃれ。

「されど愛しきlife」という歌詞がとても良い。素晴らしき哉、人生!て感じ。あの映画も好きだった。

 ゆったりかつおしゃれに聴かせる演奏も良い。ホリデー感があって好きなんだよな。日曜朝の日差しを浴びながら聞きたい。

 

 サビのダンスが可愛い。頑張ればダンスが下手なヤツでも何とか真似出来る。

 良い感じにレトロ風アレンジを効かせたMVも良い。昔のVHSを回したら画面下部にビリビリノイズ線が走ることがあるが、最新機器で撮ったMVでもわざわざその効果を入れていた。レトロな映像オタクあるあるが詰まっていて良い。

 

「We Are Young」も心に染みる。人生は若さと共に。その人生観を謳っている。

 しっとりミディアムバラードで作曲はあの玉置浩二。V6、TOKIOにも楽曲提供した有名人ではないか。5年やって来て大御所にプロデュースしてもらえるとは、キンプリも良くやったものだ。

 岸くん主演ドラマ「すきすきワンワン!」の主題歌。岸くんお当番回の曲で嬉しい。でもこのドラマタイトルを聞いた時には「なにそれ?」ってなった。ドラマのタイトルがかなり気になる。

 

 若さって素晴らしい。だから人生も素敵で頑張れる。そんな感じで元気を貰える曲だった。

「今日より若い日は来ない」の歌詞が大変印象的。言われてみればそうだが、言われる事がないからそうだと気づきにくい概念だった。確かに「若さ」で生きる人生の最前線とはいつだって「今日」なのだ。これは意味としては簡単だが、あまり意識しない概念を言葉にしている点でナイス。このフレーズは好き。

 

 なんたる優しい曲に声。改めて5人の声が良いし、歌が上手い。特に岸くんの声の綺麗さがよく分かる楽曲だ。こういうのもしれっとイケちゃう高い歌唱力を持つグループだからこそ、この形が崩れるのが勿体ない。

 関係ないけど神宮寺くんが今やっている真ん中分けヘアーはかなり良い。顔面の成長を言えばデビュー後に一番伸びたメンバーではなかろうか。せっかく格好良いのにここから出ていくのも勿体ない。

 

 キンプリは毎度カップリング曲も優秀。

 今回はファンクラブ盤に入っている「愛を伝えましょ」が完璧に良いな。視聴一発目から気に入った。

 軽快なノリで景気よく愛を伝えるもので幸福感たっぷり。今のように暖かくなってきた春先をイメージ出来る曲調だ。季節感的にもこのくらいに聴くとよりマッチする。

 微妙にTOKIOの「花唄」感がある。キンプリでやる花唄って感じで楽しめるかもしれない。というのがTOKIOユーザーも兼ねる私の意見。

 前作「ツキヨミ」では愛はいらないとか言ってたくせに、今回は愛をだいぶ伝える内容のシングルで良かった。同じくカップリグ曲の「僕のワルツ」でも愛してるって言ってるし。

 

 A面2曲のコントラストが抜群に良かったし、カップリングも良かった。今回のシングルも名盤だったな。

 そんな出来の良いシングルなのだが、なんと一週間でミリオンを売りさばいている。すげぇ。

 諸々話題のグループではあるが、ここまで世の注目と人気を集めて高い売上を出せるとは思わなかった。びっくりだ。売上がすごいし、売れるスピードも尋常でない。

 この結果からキンプリって愛されているのだなと分かった。

 

 そんなわけで愛がたっぷりのキンプリの新シングルの出来が素晴らしく良かった。とっても楽しい。

 今後何があっても、客員にはされど愛しきライフと言って歩んで欲しい。

 私の人生もそうあるよう、今からでも愛しきライフを邁進しよう。

 

 

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