こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

今期もたくさんあるアニメの温度差

 今期もアニメが楽しいから忙しい。

 

 今期だと「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」が熱い。多分コレが一番熱いかな。

 先日第2話が解き放たれたが、1話目に引き続きこちらも楽しい。2話連続で迫力のレースをぶちかましてくれるのから嫌でも手に汗握る。

 

 一回戦はオペラオーが、今回はアドマイヤベガが勝利を飾った。こうなると負けが重なるナリタトップロードがキツイ。この娘、髪のサラっていて性格も真っ直ぐでめちゃ良い子やん。勝たせてあげたい。

 

 アヤベに影がある訳が判明した。死に別れた妹の魂も背負って走っていたのか。ストイックに走るクールウマで良いな。何か暗みのあるエフェクトで映しがちだったアヤベが一位になった時にはキラキラと光に包まれているのは神々しい。可愛い。

 

 負けた事でオペラオーはすぐにも涙を押し戻して勝者に拍手を送るが、トプロちゃんは皆の期待に答えられなかった事に申し訳ないのとシンプルに悔しい事からめっちゃ泣く。敗者達の反応の違いの差も印象的。

 

 耐えるオペラオーは偉いが、トプロが泣くのも分かる。これはこの子を勝たせてあげたい、寄り添ってあげたいとなる。

 このレースの所は二回見たわ。

 

 オペラオーを見守るメイショウドトウ、アヤベを見守るカレンチャン、ここらのまるで彼女的ポジションのウマ仲間達の存在も良い。

 オペラオーと並ぶと余計にドトウがデカイ。カレンチャンめっちゃ可愛い。

 

 気づいたんだけど実況席のおっさんが山本昌だった。

 あのマサかよ。古いパワプロに出てくるんだけど、マサは珍しい球種のスクリューを放る。あれが打てないで苦しめられた。何か良くわからん仕掛けで変化するんだけど、とにかく打たせる気が少ない困った球種なんだよな。マサのスクリューの想い出も浮かんで何か余計に楽しかった。

 

 ウマ娘がわちゃわちゃポヤポヤしているのを見るだけでも十分儲け物な時間だが、しっかり熱血モノしているからそこにも大きな価値がある。

 

 これが良いよな~。しっかり生きている。そこにこそ一番魂の共感が出来るってものだ。私は一生懸命に真面目に生きる現代人です。全然フザケていません。

 

 そこと比べて同時期にやっている異世界枠の酷いこと。

 ウマでなく人なのに、ウマ並にしっかり生きていない緩さがる。あのギャップも面白いよな。ウマに学んで人も生きるべし。

 作ったキャラが生きている、しっかり生きた人間の話を書くってのも難しいんだな。まぁ書く人間にもその経験がないと無理だし。物語上で真に「生きる」というテーマを描くのは作家が極めるべき課題なんだな。

 

「いせレべ」とか「スマホ太郎2」とかパーフェクトにネタアニメだったし。ウマ娘の後に見たら作品熱の違いがすごい。

 中2童貞がやりたくても出来ない事を全部詰めた青春ですっ感じの「いせレベ」の内容は真面目なのかギャグなのかどうなんだ。てか中身は無視してもフルタイトルが酷すぎる。

 

 今期も安定して異世界ファンタジー枠は総すってんコロリンぽいな。

 このすばのめぐみんの学園ライフアニメは可愛いので普通に楽しく見ている。

 

 てか異世界多すぎだろうに。日本とかデブから逃げるな。

 とりあえず出てくるヒロインが可愛かったら見てられる。

 

 ネタ枠なら「逃走中」のアニメがなんか良い感じ。多分危険枠っぽいけど、結構好きなネタ要素がある。 

 これはすごい事をぶっ込んだな。

 ハンターが迫ると壁を蹴り上がって逃げて「オォ!グラビディマスター」とかナレがはしゃいでいる。やべぇぞコレ。

 

 それにあの番組は知っている芸人やアイドルが逃げ回るから普通に見れるのだが、アニメだとアニメ用に作られた誰にとっても初解禁の顔ぶれだからそこは何か新感覚。何も知らんヤツが逃げる番組として見るとこうも新鮮なのか。

 そのキャラがまた多いこと。覚えさせる気ゼロだろう。しかも(多分)無駄に有名な声優陣で固めている。

 

 逃げる途中でデカい怪物が出てきて、それを討伐するのもミッションに含まれる。これは実写では出来ないことだ。天然の巨大怪物の用意は無理だものな。この怪獣バスター要素もウケる。

 今の所は真面目路線なのか、ウケ狙いネタぶっ込みおふざけ枠なのか、なんとも言えない。とりあえず一話目で笑ったので次も見よう。抜群にユニークなのは評価する。

 

 それとあまり期待していなかった「推しの子」とかも良いスタートを切って割りと熱い。

「推し武道」以来の推しアニメだったな。推しが武道館行ってくれたら死ぬではなく、これからライブ行くぞって時に推しが死んでいた。

 

 アイドルの子として日本に転生はちょっと珍しくとも、医者が転生する入りまでの段階ならいつもの我々の世界の範疇だった。でもそこから二転三転して何だか本格的なお仕事要素やママンをキルした犯人を追うミステリー・サスペンス要素も見えてきた。コレは何か楽しくなりそう。

 

 そんなわけでそろそろ春クールも一月が過ぎそうって段階に来て色々振り返りを行った。なんだかんだ夏まで楽しいが続きそう。

 頑張れジャパニメーション。まだまだ滅びるのは早いぞ。

 

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