こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

燃えたし萌えたで最高!「ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top」第4話(最終回)感想

 昨日の晩はウマで弾けたぜ。

 昨晩はヤフーの注目ワードでもウマ娘がトップを取っていた。一緒に楽しんでいたウマユーザーが地球の上にわんさかいた事が確認出来たぜ。日本って平和で素晴らしい。

 

 ありがとうRoad to the Top。トプロちゃんマジかわ超グッジョブ(←そんな言葉無い)。

 

 たった4話しかなかったのに素晴らしく熱い作品になっていた。4話に渡って我が内に秘めし喜怒哀楽どれもの感情が元気になった。コレを受けてそっちがウマならこっちはしっかり人間なのだな~と改めて気づけた。人生観にも影響する熱がある、それがウマというコンテンツの素晴らしさだ。

 

 で、肝心要のラストはやはり最終戦らしく超迫力レースからの萌えを結集したキラキラアイドルステージが楽しめた。過程からオチまでずっと楽しい。

 

 トプロの苦悩と葛藤があって、アヤベさんは妹の呪縛を越えて戦っていく。そんでオペラオーは安定して我道を行く。3人それぞれのウマライフがあって良き。

 

 アヤベさんがウェルカム闇世界状態になった前回の終わり方は不穏すぎた。でもそこは妹の魂と和解して乗り越えることが出来た。妹とは乗り越えるべき壁であり、乗り越えたからには人生の質を底上げするお供にもなる。うむ、ウマも良いが「妹」も良きコンテンツだな。思えば「妹」とつくアニメ、つかずともその要素がメインのものは何でも見てきたものな。

 このアヤベ姉さんはちょっと思い詰めすぎて、妹を怨念や呪縛かのように受け入れていたところに人生のミスがあったな。しっかり心を落ち着かせて神経を研ぎ澄ませば、自分を鼓舞してくれる妹の呼吸に気づいたはずなのに。さっき丁度「鬼滅」3を見てきたから「呼吸」に意識が行く時間帯である。関係ないけど今日の甘露寺ちゃん良かった。

 というわけで亡き妹と魂でしっかり結ばったアヤベのエンドが良い。アヤベを笑顔にしないままのオチはないからな。彼女が闇から抜け出す青春の決着が見れたのに安心。

 

 毎度出てくる度に死角無しで可愛いカレンチャンがまるで彼女のようにアヤベを応援しているのにも萌えた。このポジに置きたいルームメイトウマ1位だな。

 死角の話をすればメイショウドトウも最後までやっぱり死角無しでデカい(←コレ、全話共通の感想だったなぁ)。そんなドトウちゃんは、オグリと一緒にメシを食いながらレースを応援していて可愛かった。逞しいオペラオーの背中を見て己を鼓舞するドトウちゃんの覚悟も次ステージに入ったと分かる。この点も熱くて良かった。ドトウってただデカいだけでなくやっぱり熱いんだな。救いはしっかりありました~。

 

 とにかく迷わないオペラオーを横に、結構迷って悩んだ末に最終戦まで来たトプロの青春に共感できる人間は多くいるのではなかろうか。たくさん負けても最後まで勝利を捨てきれないヤツこそが、真に強者として後に残っていくのだと分かったぜ。私もそうありたい、もっと言えばそもそも負けたくない。 

 トプロ、実に熱い。にしてもなぜ前回は水着シーン披露のチャンスを封印したのだ?と未だに燻っている私は母に叱られるべき人間なのかもしれない。

 

 レースのゴール前接戦の描き方はすごい。バトルに湧く男子が喜びそうなカットだった。少年漫画みたいな熱があるよね。

 オペラオーの覚醒モードも格好良い。オペラオーって終始格好良い女だったよな。演じたそらまるはホント偉い!

 紙芝居演出だったけど、レースを見ている仲間達の中に我々のキングさんがいて可愛かった。それからスペちゃんとセイウンスカイちゃんもいて嬉しい。

 

 やっぱり最後は可愛いのに安心。レースもだけどウイニングライブシーンだってマジで作っているな。これはなんか可愛くてツボったのでリピートで見た。

 鬱屈とした青春を振り切ってアイドルスマイルを見せるアヤベさんにはうっとり。

 トプロってスタイル良くて結構エロいよな。それにしてもトプロの前髪真ん中分けデコ出しスタイル好き過ぎる。あれって本当に顔の出来が良くないと自身を持って出来ないヘアーらしい。デコを出すってのはそのくらい覚悟がいるとかなんとかどこかの女MCがラジオで言っていた気がする。

 

 すったもんだの末のとどめの一撃は、伝家の宝刀 黒バックウマぴょい。コレで締めるのがウマ流だな。こんなトンチキソングが心晴れ晴れするアンセムにまで昇華されたここ数年のアニソン界は良き方向に進化している。

 

 よく見るとスペシャルサンクス枠でトレーナーの皆さんもクレジットされている。トレーナー総員の努力で勝ち取った4話構成の神アニメとなった。皆良くぞ愛と金をコンテンツに注ぎ込んだ。その結晶がこの景色。ジワる。

 トレーナーといえば、良き親父目線でトプロを支えて押し上げた沖田トレーナーの功績も大きい。可愛いトプロを勝たせてあげる事が出来て唸る親父トレーナーの姿にもグッとくるものがあった。勝利したトプロの漢泣きを見るとこちらにも誘い涙だったぜ。

 

 たった4話ですげぇ情報量と熱量で魅せた良き作りのアニメだった。

 短い分サボりなしの全力仕事で、作り手は大変だったはず。楽してこのクオリティは無い。でもダラダラと12話やって結果1話分も記憶に残らない駄ニメがたくさんあることを考えると、短いスパンで出し切って上質に作るこちらのスタイルの方が結果的に省エネで良いのではないだろうか。見る方も短いと楽だし。ダラダラ長くやる中で手抜きして後のBDで修正とかするなら短期決戦でマジでやるこのスタイルの方が賢いよな。

 4話でこれだけ満足させてくれると、12話やって何もないアニメは何やってんだ?ってなるよな。ジャパニメーションはまだ死んでいないと唸りを上げたのが今回のウマアニメだった。

 

 この4話のアニメが成功の形で締めたことで、今後のアニメのやり方についても色々考えてしまう。4話って丁度良いかも。

 

 実に楽しかった。ウマ娘の時代に生まれてきて良かったぜ。マジで可愛い。

 こんなに良い物がYou Tubeでタダで見れただなんて、不景気の中景気の良いサービス過ぎて感心。金を払ったのにゴミしか出さない会社もある中、タダでこれだけやりきったサービス性は秀逸すぎて胴上げものだ。

 

 次はテレビアニメ3期が待っている。こちらも背筋を伸ばして見るしかない。

 私の葬式にはウマぴょいを流して欲しいかも。またウマぴょいが聴けるであろう次回作も楽しみに待とう。

 というわけで、まだ棺桶で眠る時間ではない。しっかり生きてウマ娘の世界をしゃぶりつくそう。ではおやすみスカピ~。

 

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