こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

ヤオフク出品デビューしてしばらく経過。そしてかなり良い感じ

 5月の連休くらいから出品者デビューしてヤフオクを楽しんでいる。

 にしてもマジで売る物が一杯ある。これまでの人生でたくさんの物を集めたんだな~これが。

 置き場に困りすぎるから、未来に残すためにも未来あるどこぞの誰かに引き取ってもらおう。その願い叶って、昨今は売れ行きがよろしいぞ!

 

 大事にしていたからこそ、古い物が今日までまともな状態を保っているわけだ。そんな大事なあれこれが手元を旅立って行くとなるとちょっとの寂しさもあるが、確実なバック、つまりは金が舞い込んで来ることで嬉しくもなる。

 コレ、結構くせになる。売れると寂しいより嬉しいが打ち勝つ。コレクターだったのに、リリース天国にもハマるとは。

 食うのでなく釣ることのみを目的に魚釣りに出て、釣り上げたら即リリースしてまた同じ川で釣ってを繰り返すみたいな感じ。ゲットもリリースもどちらにも良い知れぬ快感がある。こうして多くのアイテムが調子良く世の中をクルクル回っているのか。私もその中継ポイントにいて、人から物を得ては他の人に流す。こうして丸っと皆が地球のお仲間ってわけだ。商業の事情の真髄にちょこっと触れた今日このごろである。

 

 オークション価格設定は「ちょっと高くない?」と思うギリギリの強気ラインに合わせている。でも皆さん、良き判断能力と戦える金をお持ちのようで結構売れる。最近は連日何かが売れている。嬉しい。

 かなりマニアックかつレトロなガラクタ軍団を売っている。出品時には「ホント誰が欲しいんだろ?」って思うのに、案外売れるから不思議。どこかに何かの需要があるものなんだな。

 

 で、ちょっと面白いのが、これまで私達も落札サイドで参加してきた入札合戦を管理者の立場から見ること。

 これまでは必死に相手と競る戦闘態勢でヤフオクと向き合っていたのだが、今回はプレイヤーではなく完全に上から見下ろす管理者の立場。サッカーで言うと選手ではなく監督とか大会運営サイドのポジかな。こうしてあの日の緊張感なく完全にリラックスして皆が戦うのを見るのになんかワクワクする。これが出品サイドの快楽か。だから1円スタートとかやって人が集まりやすくするのか。

 自分が出した古いガラクタに何人と群がってくると嬉しいし面白い。最初の出品は入札1件のみでそのまま一抜けで、実質即決フリマ状態だった。でも最近の出品には人が集まって戦争状態にもなって来る。

 なんだろうコレ、思った以上にこの戦いを見るのが楽しい。もっと来い、100でも1000人でも来て入札合戦やってくれってなる。

 自分の中にこういうなんとも言えない娯楽思考があったとは思わなかった。もしかしてコレって変態思考なのかな。よく分かんない。完全安全圏からドンパチを見る分には面白いっていうことなんだな。

 

 最近は私の出品者評価も上がって来たので、皆さん「こいつは大丈夫!」と安心して入札してくれているようだ。

 落札したら24時間以内には必ず発送するぜ。こっちも通販を頼んだらとにかく待ち遠しい。それがモタモタしてたらノロマな業者だなと思い、遅いことは亀でもやるぜっていう爺さんが良く言っていた謎の亀言葉も思い出しちまう。最近の亀は俊敏だよな。あれは外国から入ってきたやつかな。

 そんなわけだから待っている人のためにもさっさと出すのだ。幸い宅配事務所がめちゃ近いので散歩がてら行けるしな。

 

 初めて宅配屋で二次元コード読み取りを行った時には、思った以上に「出来んやんけ!」と何か落ち込んだりムカついたりもしたが、あれも慣れだな。最近は慣れてスマートに事が済むようになった。

 あそこでモタモタしなかったら、マジで入店から3分と経たずに事が終わる。すごいなぁ、もう10個以上物を送ったけど未だに感動する。ホントに早い。

 こうしてどんどんメカなりロボなりの技術が上がって、その内には人が事務所から消えるのかなとか思ってしまった。

 

 マジでこの5月まで事務所に入ったことがなかったのだけど、いつからこんなに宛名の処理が簡単になったのか。ホント未来人の感覚で新鮮に二次元コードを扱っている。

 まずあのタッチパネルってのがまだ未知なる文明の範囲だからな。最近ちょこっと遊んでいるニンテンドーDSでやっとタッチパネルが身近になったくらいで、あれ以外に日常でタッチパネルに触れることなんてほぼないものな。ガラケー派だからスマホタッチもしないし。文明の進化ってすげぇ。

 

 こうして順調に物が減るのだが、同時に良いのか悪いのか、同じく順調に物が増えている。これが自分で、というか自分でしか気にならない最近の気になるポイント。

 ヤフオクのシステムがこうだとは思っていなかったので今回のような気になる案件が起きた。ヤフオクの収益管理は意外な形を取っていて、売上が随時銀行に行くものではない。一旦はサイト内マネーみたいな宙ぶらりんな形で個人に振り分けられる。そこから各々の判断で銀行に移行するか、もう一つはPayPayポイントに替えてしまうかを選ぶ事になる。

 このPayPayがありがたく便利である反面、ある意味厄介でもある。銀行で現金にするよりもPayPayにしてしまう方がリアタイで事が早く済んで、なによりそのままヤフーサービスで買い物が出来るという誘惑がヤバい。

 

 これなんだよなぁ~。しっかり上げた収益でまたヤフオクで出ている他の商品を即買える。そうなると心がヤバい。

 それにPayPay支払いすることで使用出来るクーポンがあったり、支払いによるバックも発生する。となるとクレカで行くよりもこの売上をPayPayに替えて何か買って楽しむ方が~となっている内に何か買ってしまっている。お得感と手っ取り早さに引っ張られてこうなる。

 

 コレ、上手いよな。上手い仕組みだわ~。

 即換金じゃなくワンクッション置くから、売上でまた何か買おうとなる余地がたっぷり出てくる。こうして売ったらまたヤフーサービスにその金を落としてぐるぐるとこの市場が回る。

 こうなると売って金を得たはずが、何か物々交換したような気にもなってくる。こういう流れを組むと、収益が出たと言えば出たが、現金としてこっちに入ってきていないから、なんだこれは?ってなる。

 

 ヤフーの思う壺ですっかり買い物させられている。オークションの賢いシステムも憎らしく、ピンポイントで食指が動く何かしらのアイテムを勧めて来やがるのが。そうなると売上もあるし、すぐに買えるし、じゃあ買うかとなってまた物が増える。

 物を減らそうとしたのに、ちょこちょこ小さい物ではあるが新しく入ってきている。これはどうしよう。困る。でも楽しい。

 

 そんな楽しい悩み?的な事で頭の中がいっぱいな今日このごろ。まぁこれも平和で幸福な人生の形なんだと思う。

 

 ヤフオクは、便利で楽しくてとても良いものだと思います。皆でマナー良く使ってもっと盛り上げよう。

 

 スポンサードリンク