こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

最近の懐かしアニメリメイクブームの流れについて

 毎日起きる度に「ヤベェ!」と言ってしまう暑さ。起きてしばらく経過した今になって改めて思う。やっぱりヤベェ!

 この調子であと1ヶ月も2ヶ月も行くのかよ。ヤバいって。ヤバいといえば今日なんて40度を越えた地域もあったとかなんとかいう地獄みたいな内容のニュース記事を見かけたんだけど。あんなのは気の所為であって欲しい。

 しかし40はヤバい。もう風呂じゃん。冬でも40度の湯なら温かいんだから、湯に浸からずともその温度を感じるとか鬱陶しい。

 そんな暑い中でも、こうしてココに他愛もない文章をを打ち込むだけの頭と身体の元気が残っているなら、なんとか明日の朝日を拝むことも出来るだろうさ。暑くてダレるけど、明日への希望は絶やさない。その勢いで夏を駆け抜けよう!

 

 じゃあ今日も元気に趣味のことについて色々やっていこう。私の趣味といえばアニメを愛すことが上位に来る。アニメについて色々想って楽しくやっていこう。

 

 ジャパニメーションの歴史が始動してとっくに100年を過ぎた。アニメという文化は、我が国に100年以上前からあったのだ。すごいぞ!これは世界に向けて胸を張って誇れるわけだ!

 

 でもそんなアニメもいつまでも調子良く波に乗れるわけがなく、時には流れが詰まるとか暗礁に乗り上げてもうどうにもこうにもならないなんてピンチを迎えることもある。

 それもこれも長い歴史の中で色々やり尽くしてしまったから起きること。鉄砲弾は数が残っているからこそ、銃爪を引けばバンバン発射出来るわけだ。だがその弾が尽きて弾倉が空になったら、または次に詰める弾の在庫までも無くなればどうなるか、そのイメージは簡単に出来る。銃は銃として機能せず、ただのおもちゃに成り下がるのだ。というのが、バンバン撃ち合う西部劇好き人間脳で語る今のアニメ界の現状。

 つまりは新作をやろうにもネタの枯渇を迎えているのだ。テンプレ作品のコピーは可能だ。だから新作と言い張ってそいつを流せば、既視感はバリバリでも一応新作の扱いで行ける。オールパクリ仕上げたとしても、そのシーズンの新作として番組表に載るのだ。だから新作が上がる分にはストップがかかることはない。現にこの7月からも1人の人間の二つ眼で処理していくには酷なレベルでヤバい数が放送スタートしている。趣味でやっているとはいえこの数の視聴には日々疲れますなぁ。

 

 テンプレ、パクリ、コピーの不名誉なワードで真っ先に思い浮かぶ作品群といえば、やはり異世界なろう系。この評価については、不謹慎で無礼だという一般常識での考えも残っている。でもね、絶対コレ前にやったやつじゃん、要はおんなじじゃん!と1話目からも強く想ってしまう類似作品が増えすぎている。これはもう逃げることが出来ない事実なのだ。ホント、よく互いに訴えられないなぁ~というレベルで酷似したのが多くあるから笑う。

 ここらを見れば特に分かる。もう天井が可視化されてちゃんと見えているのだ。そこに頭をゴッツンコしたまま割れないでいる。このジャンルはここから更なる飛躍を迎えることはないと想っています。粗く作って数を流すのは簡単だが、実を伴ってのヒットを狙うならもう弾を撃ち尽くしているっぽい。

 現在だとクソアニメハンターの血が騒いでうるさいから、それを鎮める目的でこの手の粗製乱造作品をあさっている。まぁなんだかんだとマニアックな趣味を突く面では需要が残っているコンテンツなんだよな。

 楽しくやっていることだが、行動の根っこにある心理を今一度確認してみれば結構悲しくもある。

 

 今のアニメを諦めることはしない。だからちゃんと毎週何話分と見ている。基本的には楽しいが、前を目指しての向上心、過去に見る栄光と比べての廃れから、どうしても文句が垂れちゃう。人間心理ってのは複雑なものだから、愛しながらも憎まれ口を叩いちゃうものなんですね。今日も私はしっかり人間をやっている。

 

 てなわけで、最近はまんねり打破のムーブメントがアニメ界に起きている。それが過去作の復活。最近はその流れに注目するしかない。

 新作をやるより過去作をまたやる方がまんねり解消になるとは、そんなこともあるのねと新しい気付きがありますなぁ。新しいものでもたくさんやればさっそくくどい、そこで懐かしいのをやれば逆に新しい。その心理を突いてのムーブメントである。

 もうね、新人が育たない、そもそも生まれないとなれば、老兵がまた前線に戻ってくるしかないんですよ。こうなると新顔の情けなさを痛感するのと同時に、過去に栄光を作っただけあってしっかり老兵はすごかったのだと感動することも出来るわけさ。

 新しいのがダメなら古いやつにまた復活願って前線に立ってもらう。これは理に適った作戦だ。で、今はその流れでアニメ界をなんとかしようと皆頑張っているのさ。

 

 最近は懐かしいのがどんどん復活しているな。古今東西アニメなら何でも好んで見る私としては、最近どんどん出てくる懐かしアニメのリブート企画が気になる。結構好きでそこに注目しちゃう。

 今は「狼と香辛料」のリメイクがやっているし、長い歴史を持つ「キン肉マン」は令和になった今期から完全新作がスタートした。すごいよね。こういう古いのも楽しいっす。

 前期で「うる星やつら」の令和版が終わったし、次には同じくるーみっくわーるどの傑作「らんま1/2」のリメイクの放送が決定した。すげぇな、高橋留美子作品の需要は昭和、平成、そして令和まで続いていたのか。

 らんまはメインキャストを過去作から継続でやるというからそこも注目。こういう場合にはキャスト一新のパターンと継続のパターン、どっちで行くか慎重に検討してくるというからな。らんまは当時だと新人、今となっちゃベテランの有名人が多く集まったコンテンツだからな。令和になってあの時のメンバーが全員集合となるのは熱い。今は亡き鈴置洋孝演じる九能帯刀先輩が好きだったなぁ。らんまの新作はしっかり見よう。

 

 近い内にドラゴンボールもまた新作をやるという。これもすごいな。「超」のシリーズがもう5、6年前になるのか。こないだ見たネット記事で知り、前作シリーズがそんなに前なの?とビックリ。ドラゴンボールもよく人気が続くなぁ。なんだかんだ「超」のシリーズも楽しく見たしな。

 鳥山先生が亡くなった後も、彼の生み出したキャラ達の冒険はまだ続くとかエモエモロマンだな。ドラゴンボールもしっかり見ていこう。

 

 直近で知ったものといえば「地獄先生ぬ~べ~」も新作をやるということ。懐かしいじゃんか。これの実写ドラマだってもう懐かしいよな。あれも10年くらい前か。実写のぬ~べ~は笑ったな。関ジャニの丸ちゃんがぬ~べ~役だった。

 ぬ~べ~は漫画全巻を購入してチェックした。まずは怖い、そしてエロい。いずれも強く人間の感情を揺さぶるダブルパンチの要素で戦うもので、私としては新機軸の作品として楽しむことが出来た。小学生なのに三樹ちゃんのおっぱいがデカすぎてビックリしたわ~というのが一番の衝撃ポイントかな。

 これの新作もどうなるのか楽しみに待つぜ。

 

 やっぱりブームってのも時代が変わって一周するものなんだな。ファッションの世界がそうだって聞くし。20年、30年前の作品を今テレビで流せば結構イケるっていうのが流行りの戦略なんだな。

 最近だと「るろうに剣心」「シャーマンキング」などの懐かしのジャンプアニメも楽しかったし、こういうムーブメントは結構良いんじゃないかと思う。

 今だったら古臭いとは思うからもしれないが、新顔を見ても目新しさがないからな。じゃあ過去にヒットしたやつで良いじゃんて思う。

 

 良い物はまた見てもやっぱり良い物だ。そうなるのも世の常だな。 

 しかし今やっているなろう系なんかを、20年、30年経った先でまた見たくなるのかと思うとまぁ無いわな~となる。

 スマホ太郎とか失格紋のアニメとか、直近だと「できそこ」のアニメなど、そのクールの新作枠でトップを走ったクソアニメが未来で再評価されたり、懐かしの名作として振り返られることはまず無いと思う。

 あの日のクソアニメは今日でもずっと先の明日でも一貫してクソアニメである。それが動かぬ定説となる未来が来る時まで楽しくアニメライフを歩んでいこう。

 

 最低でも「良い物として振り返ることが可能」なだけの実績がないとリメイク企画に上がらないわけだからな。そう思えば、四半世紀くらい経っても覚えられているというだけで偉大な過去作だと言えちゃうのかも。

 

 これからのアニメ業界がどうなっていくのか。そこには不安も期待もあるけど、まぁ趣味なので飛躍の時も朽ち果てる時もしっかり見ていこう。

 これからのリメイクアニメには期待します。業界をもリメイクせよ!

 では今日も明日も楽しくアニメを見て行こう。

 

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