2024年11月29日の晩のことでした。沙花叉クロヱちゃんが配信活動終了を報告した。
いや~そう来たのか。この日は3周年記念配信であり、事前に何か大切なお知らせをするとは言っていたが、まさかこうなるのか。
ちょっと前のあくたんのことがあったから、大切なお知らせと聞けばこういう話も出るものだとちょっとは心の準備があった。でもそれもちょっとだったから、こうしてしっかり話を聞けばやっぱり衝撃的なものがあるなぁ。驚きと寂しさがゼロになることはないっす。
今回の発表については、数日前からもお知らせの内容が何なのかとヤフコメ民が憶測を飛ばしていた。連中の内にも今回の発表内容を読んでいた者がいたなぁ。
私はあそこに一切コメントを打たないが、あそこで話している人間達の意見を見て笑うのが好きである。なので割と短いスパンで監視しているのだ。
配信活動は来年1月末で終了。でも籍は残したままで従来の卒業扱いとはちょっと違うらしい。直近のアメリアちゃんの時と同じ扱いだな。
これって一体どういう扱いなんだろうか。本人も後にどうなるのかはっきりとは分かっていないようだ。どちらにせよ引退とほぼ同じような内容だろうな。
これは寂しいことです。今年はアイドル、裏方含めてホロから出ていく人間が続くなぁ。激動っすわ。
しかしアイドルってのはいつか必ず卒業する。デビューした時が引退へのカウントダウン開始の時でもあるのだ。では自然なこととして受け入れるしかない。
あくたんの時がマジで青天の霹靂だったので、現在はあの時から学んで少しはこういう報告に対して耐性がある。まぁそんなこともありえるかもしれないくらいには備えがあった。
でも遂に6期生ホロックスからも欠員が出てしまうのか。これで1~6期生それぞれから欠員が出ることになってしまった。仕方ないことだとは思うが、やはり空いた穴がいつでも見えるようになったら寂しいなぁ。
じゃあホロックスとクロヱちゃん本人について色々と振り返るか~。
まずこの秘密結社ホロックスというのがコンセプトとして良し。メンバーが並んだ絵面としてもツボだった。
まずオタクってのは、とかく秘密結社が好きな生き物だから。ショッカーしかり黒十字軍しかし死ね死ね団しかり、太古からも存在するあれこれの秘密結社はだいたいオタクに愛されている。そりゃ就職するならそこらの株式会社の方が無難で良いだろうが、夢と野望を求めてなら刺激的な秘密結社ってのも悪くない。
メンバーも良いよね。周り4人を美形で固めてセンターにラプちゃんという角と態度がデカいちびっ子がいる。このアンバランスを越えて超良いバランスにしてしまう5人の並んだ画が好きなんだよな。この5人めっちゃ良いじゃんと思っていたのになぁ。
あとラプちゃんは表では態度が悪くとも裏ではとても良いって皆言ってる。総統ってのは、組織を動かしやすくするためにもあちこちに良い顔をしておくべきポジらしいよ。
こうして一人抜けるとなると、つい先日行った久しぶりの全員集結配信でチームの名乗りをやったアレが尊くレアな集いに思えてくる。皆カッチョ良い仮面を被って出てきたのが良かったなぁ。
「我らエデンの星を統べる者!」という名乗り口上は中2オタク脳的に刺さるワード。格好良いよね。
それぞれに割り振られた役職もそれっぽいヤツで好き。総帥、女幹部、用心棒、科学者と来て、クロヱちゃんの担当は掃除屋でholoXのインターン生。コレ、初めて聴いた時には、この枠だけ特撮やアニメによくある悪のポジとしてはパターンを外していると感じた。意外な枠です。
そもそも掃除屋もインターン生もいまいち何者か分かっていないし。どちらも経験がありません。お初の時には、毎度の挨拶セリフの「ばっくばっくばく~ん」と共に何を言ってんだろうと思ったものだ。あの挨拶も超可愛いよね。
インターン生という設定的なので、それが終わったということにして組織を離れるなら自然な流れで行けるのかも。インターン後には全ての人間が本採用へ移行するというわけでもないだろう。
いつか何かの時にみこちも言っていたことだが「沙花叉クロヱ」ってネットで入力しても変換候補に出てこない。沙花叉もクロヱも変換出来ないから入力したい時には厄介。あるあるです。
そのクロヱちゃんを初めて見た時には、役職のことはよく分からんにしてもビジュがめちゃくちゃ良い!と思ったものだ。顔、良すぎるだろ。
シャチの覆面とフードの衣装センスも良い。この衣装もめちゃくちゃ格好良い!
すげぇのが来たもんだと思った。あと声もすげぇ声してんなぁと思った。普段はなんかポエポエした声だけど、イケボで歌うとしっかり格好良く聞こえる。
この人の歌唱レベルもなかなかのものだ。3周年配信でのお歌披露も良かったっす。「だから僕は音楽を辞めた」の歌唱はすごく良かったぞ。辞める時は誰だって来るから仕方ない。今回の事は受け止めて今後の人生を応援します。
この人の配信を聞いていると、いい感じに童貞ボーイを転がしそうな軽快かつちょい生意気な喋りだなと感じる。こういうノリが好きな人はいます。シオンちゃんとはまたちょっと違った生意気な感じでそれもまた良し。すごくかしこまった感じも悪くはないが、微妙に態度が悪い可愛い子ちゃんもそれはそれでアリなんだよな。クロヱちゃんくらいの塩さ加減、または甘さ加減は結構刺さる。
あとこの人はキャラ設定として3分の1くらいはバカっぽさ出しの姿勢で行っているように感じるけど、その実頭が良いよな。喋りを聴いていると全然バカじゃない。ゴメンけど最初ビジュを見た段階にはもっとおバカキャラで行く枠なのかと思っちまった。
クロヱちゃんの思い出配信といえば、女子の毛事情について過度に突っ込んで行った回。
脱毛の人としてもちょっと有名。彼女は脱毛関係の事をやって話していた。脱毛配信は笑った。
面白かったのが、下の毛を脱毛するとションベンの時に失敗すると言っていたこと。それまであった物がなくなったことで、多分肌の突っ張り具合とかが変わるのかな?とかなんとかあって感覚に違いが出て失敗するとか言っていた。
これを聴いた時には面白い!と笑った。売り出し中のアイドルが何を言うとんじゃ!と笑ってツッコんだものだ。よくコレを言おうと思ったものだし、思ったままによく言えたな。上に叱られなかったのかな。バーチャルが薄れまくったえらくリアルな響きに聞こえる配信回だった。尖った正直者なんだな~。
これを見れば人類というか哺乳類は「毛」というしがらみの中で日々生きているのだなと思えた。シャチも哺乳類だしね。
女子だろうがアイドルだろうが、人間をやっていれば生えるものは生える。それが自然というものだ。シャチから学べる毛理論でした。
可愛いアイドルだが風呂に入らない、字が汚いというのも良きキャラ付けになっていた。彼女が書く字なんてまるで抜け落ちた親父の下の毛ってな感じのヒョロ文字だったからな。申し訳ないがあれは笑った。筆圧が弱いんだろうな。
こうして振り返ると結構ネタっているおもしろお姉さんだったなぁ。ファンタジックなようでそれを上回って親近感もありました。
最近はどうも体調が悪かったようで、その点は気になっていた。ARK企画の途中で体調が悪くなり、次のGTAは出る予定が取り消し。すいちゃんのライブのゲストとしても出るはずがお休みになっていた。割と長い期間不調の話が続くなぁとは思っていたが、それも今回の件の原因の一つになったという。
体がシンドくなる事からは、シンドさを感じられる内に手を引くのが吉だからな。そこを越えて感覚が麻痺した上で最悪の方向に行った結果が過労死だから。サボりに対しては達人級のこの私が絶対に回避出来ているやつだな。なんの自慢だよって話だけど。
先日配信での話を聞くと、稼働量が多くて困るという事を言っていた。うん、そりゃどこの労働者もそうなった時にはきっと言う共通のことだわ。
確かにホロなんて大きな方舟に乗っていればなかなかサボれないかも。会社がデカくなると仕事も増える。増えた分だけサボるのが難しくなる。その仕組はなんとなく分かります。
単純な疲労に加えて方針も合わなくなって来たという。これは退社に王手がかかるダブルパンチ案件ですね。
あくたんの時も同じだったが、方針を違えたならそれまでいくら仲良くやって来たとしても色々きついんだよね。
25年いた者でも26年目から会社方針が一新されたらもう共にはいられないということがある。そういう例もあるってウチのジイさんが言ってました。こういうのは義理や人情や仲良しさんの心があってもどうにもならず、主義が固定している者ほどはっきりと別離を示すものらしい。
そもそも組織に対して帰属意識を持たず好き勝手している私にはちょっと分からんことだが、分からんなりにもそういう事情を知れば、今回のクロヱちゃんの脱退にもまぁ納得が出来るというもの。
まぁ仕方ないのかな。会社と切り離してタレントは別思考を持っているからな。契約した当初は全てが重なって未来を目指せる状態だったのだろうけど、長いことやっていれば人は変わるし、会社だって大きくなるほどに企業方針や細かい都合が変わってくるものなぁ。そうなれば当初重なり合った互いの意思にも相違が生じ始めるわけだ。最初はちょっとだったそれもやがては離れすぎてもう修復不能になるのだろう。
方針違いによって道を違えるなんてことはあるべくしてある物なんだな。そう理解したところで彼女の出立に際しては背中を押そう。
活動終了までにホロックスの集いもあるし、かなたちゃん、アズちゃんと組んだかなけんのイベントもあるとのことだ。そこも終了までのカウントダウンを聞きながら注目していこう。
あと先日のかなけん3人揃っての放送でちょい出しした3人のASMRボイスドラマの破壊力はやばかった。皆声が良いからお耳が心地よかったっす。もしかするとあの習得も多すぎた稼働の内の一つだったのかもしれない。
ホロも激動の中で体制が変わり周囲の環境も変わりで、それまで通りにタレントと向き合う事が難しくなって来たのかもしれない。良くも悪くも会社規模が変わればそりゃ内部事情も変わるものだ。そこを上手いことやって関係者皆がハッピーになる道を目指すのに困難している時期なのかもしれない。
諸々が変わりゆくここで上手いこと舵取りをすることが超大事になってくるぞ。人間もそこは同じで成長期を迎えたその時が本人も己のコントロールが難しくなる時だし、親目線でも育て方が難しかったりする。
そんな今が成長期で同時に難しい時期にあるホロライブにこれからも注目していこう。
クロヱちゃんはこれまでお疲れ&ありがとう。あと約2ヶ月間活動が残っているので、最後の時まで応援します。
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