春。それは全てが捗る希望の季節。その全ての中には、やはり全てが含まれるってわけで(←は?)。ならば仕事も捗ります。アニメ制作の仕事も捗っております。で、ヤツらが作ったアニメを見る私の仕事というか宿命というかまぁ趣味も捗るってわけっす。スマートに成り立つロジックです。←バカでも分かる!
そんなわけで春クールヤバいぞ。めちゃくちゃアニメ多いぞ!
絶対に前期より多いって。疲れる~&楽しみ!
特に日曜日なんてゲキヤバ過ぎる。1日でワンクール分、つまりは12、13話突破するくらいの勢いで見ることになる。午前中は間違いなくアニメを見るだけで終わる。あと特撮もあるし。
毎度のことながら週末の集中度具合がエグい。皆が皆週末は家で楽していると思うなよ。つっても私は土日ならほぼ100%家にいれる身分なのだけど。ありがたいことです。
ついでに今期は午後のアニメも多い。夕方にやっているヤツから深夜まで気が抜けねぇ~。
こないだなんて、強めの誘いを受けて花見に行って帰ってきたら録画分でHDDが破裂しそうになっていた。うっかり日曜にお出かけなんて行けねぇぜ。日曜の在宅率を超上げていかねば。
これは全く退屈してらんねぇ春が来たものだ。桜を見ながら武者震いが来るぜ。前世はきっと武者だったんだろうな。私のスペックで足軽はありえん。←無駄過ぎる脱線お喋り
こうなったら海開きの時くらいまでずっと忙しいぞ。
まったく、この業界はいつまで私に棺桶に入る隙を与えないレベルで忙しくやっていくんだろうか。ちょっとは休めって。
死ぬ間も与えない怒涛のアニメラッシュで来られたら楽しくなっちゃうだろうが。もう魂から陽キャパリピです。
まぁ体力には自信しかないのでどんなタイトスケジュールでも付き合うぜ。若さって素晴らしい!
もはや毎クールお約束のことだが、今期もゴミから良作までマジで色々ある。上を見ても下を見ても笑える。←趣味の幅が広いっていうか無限
全体に見るピンキリ具合もえぐい。広くクリエイターの腕っぷしってのも残酷なまでに上下の差があるのね。これが業界のリアル。私くらいイキ切ったオタクなら、そんな所まで見えてくるからそろそろ出来ずぎたフィルターが邪魔。完全丸出し裸眼で全てを手放しで喜んでいたシーズンが懐かしいぜ。思えば遠くまできたものだ。
では気になるのをピックアップしていこう!
私は直ぐ様異世界脳になれる現実主義人間なので(←結果どっちよ?)、しょうもないと言われて久しいこのジャンルから逃げない。
・THE NEW GATE
・出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした
・転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
・転生したらスライムだった件 第3期
・転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
・魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第2クール
・魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?
・Re:Monster
・Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
・魔法科高校の劣等生 第3シーズン
このあたりが今期のなろうとか異世界とかのやつかな。それと中華枠の「龍族 -The Blazing Dawn-」も仲間入りで良いと思う。
しかしすごい。こうして列挙すればバカでも分かる。多すぎ!
毎日誰かが異世界に行っている。それだけ死んでいる。日本という楽しい世界があるのに、なんでそこまで行きたい?
誰かあっちとこっちを繋げるゲートを封鎖して、死にっぱなしかまた日本人になるかの異世界厳戒令を敷いてくれ。
こうして並べてみると、タイトルだけで危ない地雷枠と見抜けちゃうのもあり。
勘の良い人ならもう分かると思うが、だいたいが既視感バリバリの致死量おかわりブッコミ枠。もう食えませんの勢いで同じような駄世界で攻めてくる。
かつては憧れの世界だったファンタジーワールドだが、今となってはこれが現実でなく2次元の世界でホント良かったって思う。そのくらいに夢も覚めるし冷めるわな。同音でダブルなミーニングなのです。
というわけで、いたずら小僧な春風が素敵クソアニメも複数運んで来ました。まぁそれも悪くないってなくらい私も快楽の間口が広い。←人からよく変態、変人扱いを受けます。
このすば、転スラなどの続編ものは限界値が見えているからまぁ特に期待せず普通に見れるけど、あとの新顔は慎重に行かないとな。
しかし転スラは眠い内容の割によくここまで作ったな。こうも作りたい連中がいて、作って欲しい連中もいるのか。意外だ。
会議アニメに成り下がった前作からよくもまぁ復活出来たものだ。私は見るけど、これってどこの層のどんな人間がメインで見るものなのだろう。まぁ答えは聞いていないのリュウタロス思考人間なんだけども。
3期分作って劇場版にスピンフオフまであるとかすごい。しかも割とスパン短く作っているのだな。意外すぎる。
ぶっちゃけシズさんが退場して以降は長いエピローグと思って見ているから(←失礼かもだし、その理解は頭おかしい)今回も力を抜いて見ていこう。
このすばもまだやるんだ。勝手に劇場版がファイナルのつもりで見ていたから、その次に来た爆炎のアニメで本当にさよならしてもう終わりでいいかってなっていたら本編の3が来た。
まぁつっても楽しく見ます。キャラが好きです。
去年は万策尽きさせて大遅刻作品となったアノス様の新作アニメもまだやるんだ。アノス棒アゲインがあれば良い。
優等生のくせして劣等生のさすおにの3期もチェックや!で行く私ってば多趣味。
前作で何をやっていたのかもう覚えていないが、それでもさすおになのでさすおにっている春を見逃すわけにはいかない。←もはや意地で見ている。
無職転生もまた来たな。EとDの季節を越えた主人公くんは、その先でどんな青春を送ることやら。
前作のあの件を見た時には、歴代で一番可哀想な転生者だと思ったものだ。そんな彼に幸あれ。立つこと、それが人生の醍醐味だ。
ていうか続編が多い季節だな。おまけにゆるキャンも3が始まったし。響けユーフォも3期だものな。異世界のみならず、日本シリーズもどんどん続編が来るなぁ。こうして書くと野球の話みたい。どの続編作品も全く野球をしていないから安心っす。
新作も多いけど、既出のものを見てもこれだけ異世界ファンタジーだらけとか、日本アニメ業界は大丈夫かよ。
この異世界大軍団に加えて、前期から謎に続いている「異世界道中」の後半戦消化試合もやっつけていかねばならない。前期から継続の異世界野郎は奴だけか。雰囲気的に微妙に転スラっぽいことからキツいことになりそうだ。←じゃあ見るの止めればってよく言われるけど、そうは行かない事情があるので何も言わないでおこう!
新クラス、新部署でやって行くってことで、リアル世界では新たに希望の世界が開ける時期を迎えた。それなのに好き好んで異世界に閉じこもりたいヤツもいる。私は両方での楽しみ方を知っているので、好き勝手に行き来させてもらおう。
で、今の所だと、そのワードだけで危険な「転生貴族」の鑑定のやつ、タイトルに答えが含まれている(多分)「できそこ」、作画は良いがそれだけでは拭いきれないヤバげなオーラが半端ない「第七王子」あたりが怪しい。怪しい作品が気になって仕方ない私の特殊趣味発動だ。
今回は例のダービー(他者の異論は認めない私の私によるクソアニメ決定戦)で毎度上位獲得常連さんのMAHO FILM作品がない。MAHOがお休みのこのクールでどれが1位に来るのか、非常に楽しみだ。MAHOは異世界クソアニメーカーのエースです(もちろん褒めています)。
もう擦られまくって摩擦による発火が起きそうななくらい強い既視感のある作風が並んでしつけぇ~。
転生貴族なら1年前にナンジョルノが出たクソアニメがあったし、「できそこ」は失格紋のアニメが失格な出来だったのと同じ手法で出来こそないに仕上げるつもりらしい。そして第七王子も八男を想起させることで脱力させてくれる。多分こいつらのどれかが7月を迎える前には私のハートを射抜く例のダービーの1位になる。
つうわけでこの春もクソアニメハンターの血が騒ぐぜ!クソアニメが好きなんです。
上位争いからは漏れるだろうが「まどめ」もちょっと気になる。やや危険。
可愛い奴隷を買ってきて嫁にするというラブコメである。相手を奴隷というランクに下げて、申し出を断りにくいよう設定を敷く。その上でコミュ障な主人公があれこれとウダウダしながらラブな青春を送っていく。この痛さが一周して快楽になって来るじゃないか。
コミュ障に全く共感がないゆえ、見ていてちょっと楽しくなる部分もある。へぇ~こういう人間もいるんだ~ってな感じで見る。
私は自分の意見なら黙ることをしないし、他人の黙っていられない意見もちゃんと聞ける人間です。そのように教授から特訓を受けました。
こういうのを見るといつも思うけど、ヘボい異世界男の奴隷になる可愛い子ちゃんがマジで可哀想。
前期は男がギャルの奴隷にされるバトルものがあったが、今回は通常ダイヤで行くのね。男子ってこういうのが好きなんだろうけど、私の場合だと奴隷の女子が可哀想で楽しめないプレイ。プレイのアニメじゃないんだけどね。
ていうか奴隷の可愛い子ちゃん役の市ノ瀬加那は、また男に拾われる役なのか。前期もタンクの兄貴に拾われていたし、今期の他の作品では吸血鬼ボーイにも拾われているじゃないか。代表作だってヒゲを剃ったおっさんに拾われるJKの役だし。拾われ系ギャルを演じがち声優なのか。それも良いだろう。
「まどめ」のこの内容なら全陰キャ中2童貞がシェア出来そうな妄想だなと思える。そこに共感はゼロだが、正直なスケベ心がいっそ清々しいことで好感を抱くことなら出来る。
この手の作品を楽しむ時に、共感の有無を重視する者がよくいるが、私はそこは無視で良しとする人間です。
作家と自分は別人であって、私の趣味に合わせて作られたわけではない。どれを見る時も共感などゼロであるのが普通と思って向き合っています。共感出来ないからと怒っているヤツがおかしい。たまにそういうヤツがいるよね。ていうか共感出来た異世界男なんてほぼいない。
同期作品なら天使ヒロインとラブコメる「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」なんかも発想として共通性が見える。春は当然ラブも捗る季節なので、大いにラブコメってくれて構わん!
ワンルームは無駄なき機能的な建造物内部構造だと推します。
自分のスペックとはマッチしないより高位のギャルとお楽しみイベントに突入したい。この正直な童貞ズマインドが落とし込まれた作風、展開を見ると、これはロボではなく間違いなく煩悩渦巻く人間の頭で描かれた世界であると見えて来て楽しくなる。私は恥ずかしいまでに正直な人の心を見るのが好きです。
ということをお兄ちゃんに話したら「お前、普段は笑顔で楽しそうにしていても、その奥では病んでるんじゃね?ていうか性格悪くない?」って言われました。そうして病んでいくことさえお楽しみ要素に出来るのが新の陽キャです。
「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」、これもちょっと気になる。
このタイトル、だいぶ怪しいだろ。もう今の時代は「異世界」とつくならどの世界以下(←?)くらいに思って警戒した方が良い。警察でも泥棒をする時代だからどんなことにどれだけ警戒しても損はない。
やっぱりレベル2の作り込みなのか、それともレベルカンストを迎えた99か100の作りなのか、果たして未来の数値はいくらになるやら。と数値を用いたインテリ感ある見守り方をしつつも、ホントのところではふざけながら気楽に視聴して行くのみ。
これも追放系混じりの異世界ものかぁ。最近は追放されたがるのも少なくはない国民性の一部分として膨らんで来ているようだ。時代毎に人の趣味や性癖も変わってくる。
これの一番気になるのはキャストだ。私レベルになるとシナリオが死んでいるのなんて予想の範疇である。そうなると制作はどこ?作画担当は?そして声優は誰が来るの?と玄人思考で作品に向き合うのだ。今の時代、シナリオだけで人を惹きつけることが可能なアニメなんてまぁ少ない少ない。例えゴミだとしても好きな役者がいれば見ます。
で、その面々なのだが、メインに日野聡、釘宮理恵の名前がある。そんでお姫様の役で川澄綾子も出ていた。あと高橋美佳子もいたし。これは「ゼロの使い魔」の布陣。懐かしいっす。
あれをやったのが2000年代真ん中くらい。当時は今ほど人間が異世界脳ではなかった。だから珍しく新鮮な物として楽しまれヒットしたわけだ。
作品発表当時だと誰にも読めない事だけど、後の時代になってくればあれも戦犯だったのかもと振り返ることが出来る。ファーストキスから始まった素敵なファンタジーに感銘を受けたことで、後の作家がゴミファンタジーを多く生んできた、そうするしかなかったという暗黒史も膨らんでいるのが今日という日の真実。
こちらのタイトルは低レベルだけど、中身はまだま未知数のファンタジー作品もしっかりチェックしていこう。
この春も異世界が元気!
見世物として良い悪いの一般的ものさしで計るクオリティはこの際無視で、ちょっとでも笑いのネタになるのがあれば儲けもの。この手のを気楽に楽しむ良き春にしよう。
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