こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

春の大嵐!2024年春アニメがマジで多すぎる問題 中でもやっぱり異世界もの

 春。それは全てが捗る希望の季節。その全ての中には、やはり全てが含まれるってわけで(←は?)。ならば仕事も捗ります。アニメ制作の仕事も捗っております。で、ヤツらが作ったアニメを見る私の仕事というか宿命というかまぁ趣味も捗るってわけっす。スマートに成り立つロジックです。←バカでも分かる!

 

 そんなわけで春クールヤバいぞ。めちゃくちゃアニメ多いぞ!

 絶対に前期より多いって。疲れる~&楽しみ!

 

 特に日曜日なんてゲキヤバ過ぎる。1日でワンクール分、つまりは12、13話突破するくらいの勢いで見ることになる。午前中は間違いなくアニメを見るだけで終わる。あと特撮もあるし。

 毎度のことながら週末の集中度具合がエグい。皆が皆週末は家で楽していると思うなよ。つっても私は土日ならほぼ100%家にいれる身分なのだけど。ありがたいことです。

 ついでに今期は午後のアニメも多い。夕方にやっているヤツから深夜まで気が抜けねぇ~。

 

 こないだなんて、強めの誘いを受けて花見に行って帰ってきたら録画分でHDDが破裂しそうになっていた。うっかり日曜にお出かけなんて行けねぇぜ。日曜の在宅率を超上げていかねば。

 

 これは全く退屈してらんねぇ春が来たものだ。桜を見ながら武者震いが来るぜ。前世はきっと武者だったんだろうな。私のスペックで足軽はありえん。←無駄過ぎる脱線お喋り

 

 こうなったら海開きの時くらいまでずっと忙しいぞ。

 まったく、この業界はいつまで私に棺桶に入る隙を与えないレベルで忙しくやっていくんだろうか。ちょっとは休めって。

 死ぬ間も与えない怒涛のアニメラッシュで来られたら楽しくなっちゃうだろうが。もう魂から陽キャパリピです。

 まぁ体力には自信しかないのでどんなタイトスケジュールでも付き合うぜ。若さって素晴らしい!

 

 もはや毎クールお約束のことだが、今期もゴミから良作までマジで色々ある。上を見ても下を見ても笑える。←趣味の幅が広いっていうか無限

 全体に見るピンキリ具合もえぐい。広くクリエイターの腕っぷしってのも残酷なまでに上下の差があるのね。これが業界のリアル。私くらいイキ切ったオタクなら、そんな所まで見えてくるからそろそろ出来ずぎたフィルターが邪魔。完全丸出し裸眼で全てを手放しで喜んでいたシーズンが懐かしいぜ。思えば遠くまできたものだ。

 

 では気になるのをピックアップしていこう!

 

 まずはやっぱり異世界とかなろうとかのファンタジー

 私は直ぐ様異世界脳になれる現実主義人間なので(←結果どっちよ?)、しょうもないと言われて久しいこのジャンルから逃げない。

 

この素晴らしい世界に祝福を!

・THE NEW GATE

・出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

・転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

転生したらスライムだった件 第3期

・転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

・魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第2クール

・魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

・Re:Monster

・Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

魔法科高校の劣等生 第3シーズン

 

 このあたりが今期のなろうとか異世界とかのやつかな。それと中華枠の「龍族 -The Blazing Dawn-」も仲間入りで良いと思う。

 

 しかしすごい。こうして列挙すればバカでも分かる。多すぎ!

 毎日誰かが異世界に行っている。それだけ死んでいる。日本という楽しい世界があるのに、なんでそこまで行きたい?

 誰かあっちとこっちを繋げるゲートを封鎖して、死にっぱなしかまた日本人になるかの異世界厳戒令を敷いてくれ。

 

 こうして並べてみると、タイトルだけで危ない地雷枠と見抜けちゃうのもあり。

 勘の良い人ならもう分かると思うが、だいたいが既視感バリバリの致死量おかわりブッコミ枠。もう食えませんの勢いで同じような駄世界で攻めてくる。

 かつては憧れの世界だったファンタジーワールドだが、今となってはこれが現実でなく2次元の世界でホント良かったって思う。そのくらいに夢も覚めるし冷めるわな。同音でダブルなミーニングなのです。

 

 というわけで、いたずら小僧な春風が素敵クソアニメも複数運んで来ました。まぁそれも悪くないってなくらい私も快楽の間口が広い。←人からよく変態、変人扱いを受けます。

 

 このすば、転スラなどの続編ものは限界値が見えているからまぁ特に期待せず普通に見れるけど、あとの新顔は慎重に行かないとな。

 

 しかし転スラは眠い内容の割によくここまで作ったな。こうも作りたい連中がいて、作って欲しい連中もいるのか。意外だ。  

 会議アニメに成り下がった前作からよくもまぁ復活出来たものだ。私は見るけど、これってどこの層のどんな人間がメインで見るものなのだろう。まぁ答えは聞いていないのリュウタロス思考人間なんだけども。

 3期分作って劇場版にスピンフオフまであるとかすごい。しかも割とスパン短く作っているのだな。意外すぎる。

 ぶっちゃけシズさんが退場して以降は長いエピローグと思って見ているから(←失礼かもだし、その理解は頭おかしい)今回も力を抜いて見ていこう。

 

 このすばもまだやるんだ。勝手に劇場版がファイナルのつもりで見ていたから、その次に来た爆炎のアニメで本当にさよならしてもう終わりでいいかってなっていたら本編の3が来た。

 まぁつっても楽しく見ます。キャラが好きです。

 

 去年は万策尽きさせて大遅刻作品となったアノス様の新作アニメもまだやるんだ。アノス棒アゲインがあれば良い。

 

 優等生のくせして劣等生のさすおにの3期もチェックや!で行く私ってば多趣味。

 前作で何をやっていたのかもう覚えていないが、それでもさすおになのでさすおにっている春を見逃すわけにはいかない。←もはや意地で見ている。

 

 無職転生もまた来たな。EとDの季節を越えた主人公くんは、その先でどんな青春を送ることやら。

 前作のあの件を見た時には、歴代で一番可哀想な転生者だと思ったものだ。そんな彼に幸あれ。立つこと、それが人生の醍醐味だ。

 

 ていうか続編が多い季節だな。おまけにゆるキャンも3が始まったし。響けユーフォも3期だものな。異世界のみならず、日本シリーズもどんどん続編が来るなぁ。こうして書くと野球の話みたい。どの続編作品も全く野球をしていないから安心っす。

 

 新作も多いけど、既出のものを見てもこれだけ異世界ファンタジーだらけとか、日本アニメ業界は大丈夫かよ。

 この異世界大軍団に加えて、前期から謎に続いている「異世界道中」の後半戦消化試合もやっつけていかねばならない。前期から継続の異世界野郎は奴だけか。雰囲気的に微妙に転スラっぽいことからキツいことになりそうだ。←じゃあ見るの止めればってよく言われるけど、そうは行かない事情があるので何も言わないでおこう!

 

 新クラス、新部署でやって行くってことで、リアル世界では新たに希望の世界が開ける時期を迎えた。それなのに好き好んで異世界に閉じこもりたいヤツもいる。私は両方での楽しみ方を知っているので、好き勝手に行き来させてもらおう。 

 

 で、今の所だと、そのワードだけで危険な「転生貴族」の鑑定のやつ、タイトルに答えが含まれている(多分)「できそこ」、作画は良いがそれだけでは拭いきれないヤバげなオーラが半端ない「第七王子」あたりが怪しい。怪しい作品が気になって仕方ない私の特殊趣味発動だ。

 今回は例のダービー(他者の異論は認めない私の私によるクソアニメ決定戦)で毎度上位獲得常連さんのMAHO FILM作品がない。MAHOがお休みのこのクールでどれが1位に来るのか、非常に楽しみだ。MAHOは異世界クソアニメーカーのエースです(もちろん褒めています)。

 

 もう擦られまくって摩擦による発火が起きそうななくらい強い既視感のある作風が並んでしつけぇ~。

 転生貴族なら1年前にナンジョルノが出たクソアニメがあったし、「できそこ」は失格紋のアニメが失格な出来だったのと同じ手法で出来こそないに仕上げるつもりらしい。そして第七王子も八男を想起させることで脱力させてくれる。多分こいつらのどれかが7月を迎える前には私のハートを射抜く例のダービーの1位になる。

 つうわけでこの春もクソアニメハンターの血が騒ぐぜ!クソアニメが好きなんです。

 

 上位争いからは漏れるだろうが「まどめ」もちょっと気になる。やや危険。 

 可愛い奴隷を買ってきて嫁にするというラブコメである。相手を奴隷というランクに下げて、申し出を断りにくいよう設定を敷く。その上でコミュ障な主人公があれこれとウダウダしながらラブな青春を送っていく。この痛さが一周して快楽になって来るじゃないか。 

 コミュ障に全く共感がないゆえ、見ていてちょっと楽しくなる部分もある。へぇ~こういう人間もいるんだ~ってな感じで見る。

 私は自分の意見なら黙ることをしないし、他人の黙っていられない意見もちゃんと聞ける人間です。そのように教授から特訓を受けました。

 

 こういうのを見るといつも思うけど、ヘボい異世界男の奴隷になる可愛い子ちゃんがマジで可哀想。

 前期は男がギャルの奴隷にされるバトルものがあったが、今回は通常ダイヤで行くのね。男子ってこういうのが好きなんだろうけど、私の場合だと奴隷の女子が可哀想で楽しめないプレイ。プレイのアニメじゃないんだけどね。

 ていうか奴隷の可愛い子ちゃん役の市ノ瀬加那は、また男に拾われる役なのか。前期もタンクの兄貴に拾われていたし、今期の他の作品では吸血鬼ボーイにも拾われているじゃないか。代表作だってヒゲを剃ったおっさんに拾われるJKの役だし。拾われ系ギャルを演じがち声優なのか。それも良いだろう。

 

「まどめ」のこの内容なら全陰キャ中2童貞がシェア出来そうな妄想だなと思える。そこに共感はゼロだが、正直なスケベ心がいっそ清々しいことで好感を抱くことなら出来る。

 この手の作品を楽しむ時に、共感の有無を重視する者がよくいるが、私はそこは無視で良しとする人間です。

 作家と自分は別人であって、私の趣味に合わせて作られたわけではない。どれを見る時も共感などゼロであるのが普通と思って向き合っています。共感出来ないからと怒っているヤツがおかしい。たまにそういうヤツがいるよね。ていうか共感出来た異世界男なんてほぼいない。

 

 同期作品なら天使ヒロインとラブコメる「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」なんかも発想として共通性が見える。春は当然ラブも捗る季節なので、大いにラブコメってくれて構わん!

 ワンルームは無駄なき機能的な建造物内部構造だと推します。

 

 自分のスペックとはマッチしないより高位のギャルとお楽しみイベントに突入したい。この正直な童貞ズマインドが落とし込まれた作風、展開を見ると、これはロボではなく間違いなく煩悩渦巻く人間の頭で描かれた世界であると見えて来て楽しくなる。私は恥ずかしいまでに正直な人の心を見るのが好きです。

 ということをお兄ちゃんに話したら「お前、普段は笑顔で楽しそうにしていても、その奥では病んでるんじゃね?ていうか性格悪くない?」って言われました。そうして病んでいくことさえお楽しみ要素に出来るのが新の陽キャです。

 

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」、これもちょっと気になる。

 このタイトル、だいぶ怪しいだろ。もう今の時代は「異世界」とつくならどの世界以下(←?)くらいに思って警戒した方が良い。警察でも泥棒をする時代だからどんなことにどれだけ警戒しても損はない。

 やっぱりレベル2の作り込みなのか、それともレベルカンストを迎えた99か100の作りなのか、果たして未来の数値はいくらになるやら。と数値を用いたインテリ感ある見守り方をしつつも、ホントのところではふざけながら気楽に視聴して行くのみ。

 

 これも追放系混じりの異世界ものかぁ。最近は追放されたがるのも少なくはない国民性の一部分として膨らんで来ているようだ。時代毎に人の趣味や性癖も変わってくる。

 これの一番気になるのはキャストだ。私レベルになるとシナリオが死んでいるのなんて予想の範疇である。そうなると制作はどこ?作画担当は?そして声優は誰が来るの?と玄人思考で作品に向き合うのだ。今の時代、シナリオだけで人を惹きつけることが可能なアニメなんてまぁ少ない少ない。例えゴミだとしても好きな役者がいれば見ます。

 

 で、その面々なのだが、メインに日野聡釘宮理恵の名前がある。そんでお姫様の役で川澄綾子も出ていた。あと高橋美佳子もいたし。これは「ゼロの使い魔」の布陣。懐かしいっす。

 あれをやったのが2000年代真ん中くらい。当時は今ほど人間が異世界脳ではなかった。だから珍しく新鮮な物として楽しまれヒットしたわけだ。

 作品発表当時だと誰にも読めない事だけど、後の時代になってくればあれも戦犯だったのかもと振り返ることが出来る。ファーストキスから始まった素敵なファンタジーに感銘を受けたことで、後の作家がゴミファンタジーを多く生んできた、そうするしかなかったという暗黒史も膨らんでいるのが今日という日の真実。

 こちらのタイトルは低レベルだけど、中身はまだま未知数のファンタジー作品もしっかりチェックしていこう。

 

 この春も異世界が元気!

 見世物として良い悪いの一般的ものさしで計るクオリティはこの際無視で、ちょっとでも笑いのネタになるのがあれば儲けもの。この手のを気楽に楽しむ良き春にしよう。

 

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春に思うこと そういや学校のクラス替えって誰がどうやって決めてたんだろ

 基本的に日本のニュースならヤフーサイトでしか知ることがありません。わざわざ世間様の動きを知ろうとテレビや新聞を見るのも面倒だ。ヤフーのニュースならさっくり知れるよね。

 

 扱うネタ、肝心な中身の文章表現テク、共にしょうもない。誤字脱字、誤植、そもそも嘘であるなどなど、読み物としてのクオリティは大変低く設定さている。だがそれを求めて見に行っちゃう私がいる。ゴジップ好き根性ですね。

 最近は性格と趣味嗜好がひん曲がったのか、どうにもこの手の「しょうもない」を敢えて掴みに行きたい衝動に駆られる。人間も色々極めると、逆に極まりの足りなさが極まった(←結局どっち?)何かを求めるようになるってことなんだな。自らの人生で体感しないことには分からぬ謎の境地である。

 私がクソゲー、クソアニメを好むマインドがこういう場所でもガンガン出ている。何にでも何らかのユーモアと価値を見出す前向きなマインドだな。そうして自分を、または自分で選んだコンテンツを意地でも肯定しにかかるのだ。

 かくいう私もこのようににしょうもない事を言ったりやったり書いたりするのが好きだからどうしようもない。

 

 そんなヤフーニュースのネタで最近「気になります!」となったのが、どこぞの学校でクラス替えをミスってまたやり直したという件。そんなことある?

 学問の現場にはとかく誤りが多いものだ。その誤りを受け入れて成功への糧とするのもまた学問。学問の世界は全く浅くなく、超深いのだ。

 その学問を受けるためのチーム決めの段階でミスるとは初歩の事故。車に乗ろうってのにそもそも免許を取っていなかった~とか思い出すくらい間抜けな出だし。

 こういうことは珍しいと聞く。確かに一回決まったのにやっぱりメンバーを替えますなんてことは無いよな。

 

 このニュースを知って思ったけど、そもそもあれって誰がどうやって決めているのだろう。

 クラス替えを経て新学期を迎えていた当時はなんとも思わなかったし、そもそも誰がいて誰がいないということに興味も無かったなぁ。なんとなくこのクラスに行けと言われた通りに行くだけみたいな、別段盛り上がるイベントでもなかったような。

 私の場合は、クラス替え無しの学校にも在籍したことがあるので、人よりクラス替えを経験した回数が少ないんだよな。つうわけでより思い入れがないイベント。

 

 あれを選ぶのに何かしらのデータを反映したりして大人が何かを考えているなんて露ほども考えたことがない。

 くじを引くとか、ある程度は先生の趣味とかで決まることもあるのかな。成績を考慮してクラスの学力バランスを考えることがあるとか何かの作品で聴いたことがあるような気もするが、私の学校だとその感じではなかったような。まぁそこのことを言えば皆どんぐりなり松ぼっくりの背比べ状態だものなぁ。

 

 クラス決めの方法の事は結局分からずじまいだが、クラス内で何かをやる際の班決めの基準、課題発表の順番決めについてなら聞いたことがある。子供が自分でメンバーを選んで班決めするパターンもあるが、先生がメンバーを決めて異論を挟む余地がないパターンも結構あった。

 その際には「どうやって決めてんのさ?」とタメ口で質問を飛ばしたことがある。こういう場合には、ある程度生徒同士の関係性とか相性も考慮しているとか。

 例えば、こことここは普段関わりがないから敢えて組ますことがあるという。それには、課題を通して親しくない人間とも必要とあらば円滑なチームワーク形成が出来るようにする狙いがあるという。

 これにはおおぅ~!となった。先生もただの中年と思いきや、それなりに考えを持っている。確かに会社に行くようになれば、人を見て好きだ嫌いだのを言うのは封じてチームメンバーとして協力しないと給料がもらえないという場面も高い確率でやって来る。終始仲良しこよしで行けるようにセットするのが教育として正義かといえば、必ずしもそうではないのだな。

 

 で、私の場合なのだが、ぶっちゃけどういう人間か分からんとのことで、先に分かる人間で組み合わせを考えたら、最後に残った所にぶっ込んだみたいな事を言われた。まぁどの人間ともテキトーな関係性だったから、やはりその対応もテキトーだったらしい。じゃあ先生の分析は正しいわけだ。

 

 いつも気になっていたのだが、課題発表会の際、高確率で私は1番に指名されていた。これは小学校から始まってずっとそう。 

 さすがに気になったので、ある時先生に尋ねたみた。やはりタメ口で「どうやって決めてんのさ?」と。

 するとちゃんと理由があった。大人もバカではない。

 

 まずこういうのは全員が緊張してかかる。普段から全員の目が自分に集まる事に慣れていないためにそうなる。

 その空気感は良いのだが、それに飲まれて良いパフォーマンスが出来なくなる者もいる。よくあるのが過度の緊張で声が出ない、硬直する、吃音が出る、最悪の場合は泣くことだってある。

 そういう中で一人目がスムーズに決めてくれるとその後も順調に続きやすい。私の発表内容が優秀だとか、発表態度が素晴らしいというわけで1番手に指名するのはちょっと違う。逆に一人目がそれなら評価基準が最初から高まって次が余計に緊張する。

 まず人前で緊張せず楽にこなす。程よく気が抜けた喋りとテンションの中で、微妙にフザケている。確かに笑いを誘うウケも取るっちゃ取ります。その感じで発表内容も無難なクオリティで目立った手落ちもない。まぁとにか一同が無駄に厳粛な場と設定している会場の空気感をブレークしにかかる作用があるらしい。

 そうなればなんだかんだ後の者がリラックスして臨みやすい。だから一番手らしい。

 

 へぇ~、先生がいい感じにこちらの技量や人間性を上げて下げての分析をしてくれているのだな。

 こんな感じであくまで空気感としてクラスの流れを決めてくれる者があれば、教師的には良きコマになるみたいだ。まぁそういう使われ方なら良いだろう。

 聞いたらある程度納得。だからトリは皆無の一番手ばかりなのだ。実際のところ、程よく場が和んで次がスムーズに続きやすくなることで「ありがたい」と先生から言われたこともある。うむ、だったら意図せずクラスに貢献していたということになるので、私グッジョブだ。

 

 で、そんな先生も判断をミスってクラス替えの結果がヤバいと後で気づくことがあるのだそうな。

 今回のニュースだと、クラス替えをもう一回やり直すから予定通り授業がスタート出来ない結果になったとか。これはレアパターンだよな。

 教室で授業を受けようにも、クラスが決まっていないなら自分の座る席もないわけだ。どんな感じなんだろう?

 でも新学期早々授業がお休みになるのは、生徒的には嬉しいのかも。そのツケが後で周ってきそうな気もするけど。

 

 何が駄目でやり直しになったかというと、最初に決まったクラスだと人間関係に問題があったからだという。まぁそりゃいくらかはあるだろうさ。ゴミほどたくさん生徒がいるのだから。

 これの内容についてなのだが、どういうことだろ?

 こいつとこいつが同じ空間にいたら核融合反応が起きて学校が終わるとか、そういうヤバさをイメージしてしまうが、そんなアホなことが実際にあるわけがない。

 あとは学校側がそれと知らずに、同じ学区にいた異母兄弟同士を同じクラスにしてしまったとか。生徒同士が顔を会わせる度に、生まれた腹に関するストーリーを回顧することを思うと、確かに精神状態的に良くないかもしれない。そうなれば授業どころじゃなく学業成績にも悪い影響が出るかもしれない。というマンガでありそうだけど、リアルではまず無いような都合も想像してしまった。私の脳みそも調子良く動いているようだ。

 

 まぁそこまでの都合があって親からツッコまれたらとしたら、学校側としては「黙ってろ」を言うわけにもいかず、言う事を聞いた方が良い感じになるのかも。

 学校側もシビアな判断を求められて大変だな。私の経験上だとクラス替えで何か問題があったことはないから、まさかこういう所で問題が発生するとは思わないものな。なので今回のニュースは珍しくて新鮮だった。

 

 でもまぁクラスなんて1年だけの期間限定チームにすぎない。後になって振り返れば、人生という長きストーリー上においてうたかたの時でしかない。だからそんなに難しく考えずに気楽に行こう!←と全員が全員そう出来れば、今回のような騒動など世界のどこにも起きるわけがない。

 まぁ人それぞれ色々あるという理解も持っておこう。

 

 というわけで人間関係含め生活環境が色々変わる春はワクワクもありだが、新たな面倒到来の時期でもあったりするわけだ。なんにせよ春は退屈知らずな人生の捗り時。私もこの春を楽しもうと思います。

 

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全国的にパン屋が減っているらしい そんな中未だに元気なパン屋さんに行ってみた

 ちょっと前にネットニュースで知った。ここ1年くらいでパン屋さんがバッタバタ潰れているとか。

 まぁそうしたくもなるわなぁ。なにせパンの値上げもえぐいと言って問題ない範疇に入りつつあるし。でもそのえぐさ到来については、業界も飛び出て日本全部の問題かもなんだけど。

 そうなったら安く売れない。安く売れないからこっちも買わない。そうして懐事情から店と顧客の関係に不和が生じ、没交渉となって商売の終わりを迎えるわけだ。

 

 パンなんて主食にする人が全部ではないし、多くの場合はおやつとして用意するものだろう。物価高騰なんて厄介な問題があれば、切り詰める部分はどんどん切る。懐がピンチならパンなんて買うよりも肉とか根菜とかもっと腹に溜まって栄養になる物が優先されるだろう。

 菓子はエンプティーフードなんて呼ばれることもある。そことはご近所さんの小麦粉が主役の菓子パンなんかは、生活に余裕がない者から率先して縁を切られる。

 

 こうして思い返せば、街のパン屋が流行ってあちこちにあれだけ出来たのって、広く皆の生活に余裕があってこそ叶ったムーブメントだったのだな。

 栄枯盛衰ってわけで、現在は栄えて隆盛を極めた後の枯れて衰える段階にあるのだな。悲しいけどこれが世の真実なのね。スレッガーさんも悲しむ現状だよ。

 

 今は皆苦しい思いをするから都合が変わったよな。金の事について割とのんびり思考で挑む私ですら、昨今の値上げに関する世界の変化はヤバいって思っているし。ていうかもう日本がヤバいって思っているから。

 

 私も長いこと同じ食パンを楽しんでいたのだが、去年末に店に行くと1割くらい値上がっていたので「うわぁ~」と一言呟いて買うのを止めたものなぁ。

 まぁパンが高いならもっと安いうどんにするかぁ。パンを齧るよりうどんに醤油をかけて齧る方が腹持ちが良いよな。まぁ同じ齧るでも気分的にうどんの方がなんか残念ていうか惨めな感じがするけども。ホントにうどんパックの上部分を開けて、醤油(必須)と鰹節(あれば)をかけて齧って乗り切る時期もありました。

 そういうことをしていたらしっかり食費も浮きます。

 

 私の人生から退場して久しいパンなのだが、よそ様の人生の中では未だに主役を張っている。そういうパターンもある。

 で、そういうパン好きにおつかいを頼まれて、普段はまず行かないパン屋に行くことになった。

 パン屋に行くなんて久しぶりだぜ。確かに近所のパン屋もここ数年でいくつか消えたものな。

 

 おつかい先のパン屋は私の家の近くにある。頼んできた相手は随分遠くに住んでいて、物が売り切れる前の早い時間に行くのが無理。というわけで私に依頼が来た。もちろん報酬もそれなりにあるわけだ。じゃあ行くか。

 

 思ったよりも開店が遅い。あれ?もっと早くからやると思ったら意外と遅い。やっていると思って入ったら「まだ開店前です」と言われ優しく追い返された。先走ってすまん。

 早く着いた暇潰しということで近くのデパートに入った。その中にもパン屋があるけどかなり高級志向。メロンパンが300円とかで転がっている。ちっこいのにたっけぇ!

 そりゃ立地的にショバ代自体が高くつくから元々高いとは予想していたが、物価高騰の波もあって想像以上にバカ高い。私の感覚だと完全にバカがつく高さ。誰が買うの?って素直に思った。売れ残らないのかな。100円買えるものなんてないぞ。

 これを見たらおやつのパンどころじゃない。だったら大根や人参を先に買って齧らないと!って納得(←個人の懐事情から勝手に)。

 

 そしてお目当ての店が開いたので行ってみる。

 びっくりだ。外観から大きな建物ではないことは分かっていたが、店の中がくそ狭い。

 奥にキッチンがあって、手前に売り場スペース、それでほぼフロア埋まってるやん。 客が一列になってせいぜい5、6人くらいしか入れない。一列に指定して入ってもらわないとデブった客なら擦れ違えない。

 いくつか小さな個人店も周ったことがあるが、この狭さは初だわ。

 

 透明の壁を挟んで囚人と家族がちょっとの時間面会出来る部屋をドラマで見たことがあるが、なぜかアレを思い出した。そのくらいミニマムにやることが限られるスペース。

 

 この狭さだから家賃は安そう。

 デパートの売り場なんかは、だだっ広いフロアにデカい机を置いて、並ぶことなく誰でもどこからでも好きにパンを取って行けるようになっている。でもここは1列じゃないと入れない。

 さっさと欲しいのを取って出ていかなきゃ!と謎にプレッシャーがかかる。でもそういうプレッシャーを感じても特に行動に反映させず自分ペースでやるのが私の良いところであり厄介なところにもなっている。プレッシャーに強いです。

 狭いくせに種類が多くて頼まれたのがどれか見つけられない。もう面倒くさいから店員にメモを見せて探してもらった。

 

 値段がデパートと比べて随分安い。だからなのか、クソ狭いのに人が結構集まってくる。

 この狭さに群がる人人人と見ればなんかオモロい。狭すぎて笑ったし。狭すぎることで笑いになるんだっていう新しい発見だった。

 それと狭くて空気循環も悪いのか、めちゃ暑い。真夏に来るなら要注意だな。

 

 なんか色んなことを思いながら買い物終了。

 世の中広くに見られるパン屋倒産問題がある中、未だ元気に生き残っているのはすごいことだなとも思った。

 そのパンを届け先に持っていけば信じられないくらい喜んでくれた。じゃあこちら嬉しいよな。

 

 パンとの縁が遠く感じる今日このごろだが、それでも生活の中にはいくらかの癒やしがあるものだ。

 パンなんて親しみのある主食やおやつが生活から遠のく現代のあり方よ、なんとかなれ。

 

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