こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

三文以上の価値ある作品「三文オペラ」

 

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 ブレヒト作の戯曲「三文オペラ」。

 

 乞食と盗賊と娼婦の栄えるというなんともダークな要素の揃ったロンドンの貧民街を舞台として、お尋ね者の盗賊ボス メッキースの大捕り物を描く内容となっている。

 

 タイトルに「三文」と付く通り、気品溢れる従来のオペラと違って野蛮にして猥雑な内容となっている。だが、それが良い。

 話の所々に痛烈な社会批判が読み取られ、なんとも風刺がかった作品となっていた。ピーチャム夫妻が詩にのせて、人間は誰しも善良でいたいと思うものだが社会の仕組みがそれを許さないと指摘したのは印象的であった。

 

 主な登場人物のメッキースとその子分達、ピーチャム夫妻などがとにかく口が悪く、愉快に皮肉めいた諧謔を飛ばすのが印象的であった。

 

 ピーチャム夫妻が手掛ける事業が乞食商会という設定が斬新で不謹慎。乞食のネットワークを構築し、乞食にも縄張りがあることがわかる。ピーチャムが乞食の元締めという日常では聞いたことのない肩書きを持っているのが印象的であった。乞食がビジネスになっている社会なんて嫌だけどね。

 

 盗賊メッキースはピーチャムの娘ポリーと勝手に結婚してしまい、これに怒った父ピーチャムは何とかして娘を取り返し、メッキースをお縄にかけようとする。

 なんと警視総監のブラウンと盗賊のメッキースには親友という繋がりあった。人情からブラウンがメッキース捕縛に乗り気でないのに対して、ピーチャムはメッキースを捕まえないと近く迫る女王の戴冠式に山程の乞食共を向かわせてパレードを滅茶苦茶にしてやると未だかつて類をみない脅しをかける。なんだコレ?っていう特殊な脅しの術に笑えた。

 

 メッキースは早くから警察の追っ手が来ることを知っていたのに娼婦通いの癖が抜けず何時までも近場をうろついていたためにあっさり捕まってしまう。しかも2度。

 一回逃げて、また簡単に捕まっている。どちらも訪ねた先の娼婦に密告されてのことである。女好きな男は仕方無いんだなと呆れてしまう展開であった。

 

 どんなに気品漂う男性にアプローチをかけられてもなぜか最後は「いや」の一言で関係が終わってしまう一見身持ちの硬そうなポリーが、メッキースに対しては粗暴な盗賊なのに何故か「いや」とは言えない。危険な者に不思議と引かれてしまう乙女の心理を吐露する場面が印象的であった。

 

 警察に捕らえられたメッキースの絞首刑が執行される直前に、女王の特例が言い渡されメッキースは無罪放免となった。この流れについては本来こんな結末はありえないが物語ゆえ良しとしようというメタフィクション的な語りが行われて物語は幕を閉じた。

 

 常にドタバタとして軽快にしてコミカルな楽しい戯曲であった。

 

三文オペラ (光文社古典新訳文庫)

三文オペラ (光文社古典新訳文庫)

 

 

  三文の価値しかない人生なんて絶対に送るんじゃないぜ。

赤い不死鳥「スーパーロボット レッドバロン」

 「スーパーロボット レッドバロン」とは1973年~1974年にかけて放送した全39話の特撮番組である。

 シンプルな赤きボディはナイスデザイン。カッコいいぜ!

 赤いロボといえば何もシャアだけのモノでは無い。日本の赤いロボはここにもいると若い世代に声を大にして言いたい。やはり赤色っていいな。

 

 レッドバロンって「鋼鉄ジーグ」と似ているね。

 

スーパロボットレッドバロン 宣弘社75周年記念パッケージ(Blu-ray全巻セット)(10巻組)

 

内容 ~平和を愛する心には鉄面党が許せない~

 世界征服を企む悪の組織「鉄面党」は万国ロボット博覧会に展示された優秀なロボット達を根こそぎ盗み、それらを悪用して侵略行為に及んだ。

 人の作品を盗んで悪用するとはふてぇ奴らだぜ。

 

 レッドバロンの産みの親である紅健一郎博士は鉄面党に誘拐され、体に爆弾を埋め込まれた奴隷人間に改造されてしまう。

 鉄面党の奴らは血も涙も無いので「ザンボット3」みたいなえぐい作戦も平気でやってのけるのだ。

 

 紅博士は弟の紅健にレッドバロンを託して爆死してしまう。兄の紅博士は男前で弟の健はなんだか安心する味のある顔をしている。そして髭が濃い。

 

 紅健は両親を殺され、次いで兄をも殺された怒りを胸にレッドバロンに乗り込み、自らが所属する科学秘密特捜隊(通称SSI)の面々と共に打倒鉄面党の激しい戦いに挑むのだ。

 

 というお話です。

 

 

感想

 まず、巨大ロボ同士のバトルは燃える。こちらのレッドバロンがそうなら向こうも屈強なロボを放つわけである。で、この敵側のロボもなかなかデザインが良い。

 

 マジンガーZを髣髴させるところがいくつかある。レッドバロン発進シーンはまさにそうである。プールの底が開いてロボが出てくるというのは同じ。レッドバロンの発進時はプールの水ごとしまわれて下に水が落ちていないように見える。

 使用時には奇抜なカットインが入るレッドバロンお得意の技バロンパンチは腕がぶっ飛ぶロケットパンチであるし、後半での宇宙飛行用ユニット スペースウィングスを装着するのはマジンガーZのジェットスクランダーを思い出させる。

 

 ロボットでの戦闘がメインではあるが、腕利きのメンバーで構成されるSSIの面々と鉄面党戦闘員の戦闘パートも中々見所である。アクロバットを用いたバトルも熱い。

 ここで一番注目なのはSSI隊員の紅一点である真理隊員のアクションである。ミニスカートで戦場に赴く彼女はどうしてもパンチラしてしまうことがあるんだよね。レッドバロンの見所の一つが真理隊員のパンチラである。今のテレビではパンチラを流すのは難しいのでこの時代ならではの目の保養となる要素が楽しめるのだ。

 真理隊員は美人である。ヒーローやメカがカッコイイというのは特撮番組では最も重要なことではあるが、荒んだ戦場に華を添える役目を担う素敵なヒロインが登場しなければ100点の番組とは言えない。レッドバロンはそこら辺を分かっている番組である。

 

 SSIのメンバーは鉄面党と闘う以外のオフの時にはだいたいが自動車関係の仕事についている。今も昔も日本を支える重要な産業の一つだ。

 

 レッドバロンのストーリーは二部構成になっている。一部はデビラー博士率いる鉄面党の討伐、二部では鉄面党は宇宙にも基地を持っていることが確認され、宇宙鉄面党としてパワーアップしたのと戦うことになる。

 相手もさすがに強敵なので激闘の末、5人のSSIメンバーの内2人が倒されてしまう。

 コミカルな役柄を勤めた大作と、冷静沈着な大郷ボスが第一部のラストで戦死してしまうのは悲しかった。このあたりからストーリーの重い回も出て来た。

 大作も敵の手によって体に爆弾を埋め込まれた奴隷人間にされてしまう。そんな中でも最後までいつもの飄々とした感じでSSIの皆に別れを告げて爆死するシーンはジーンと来た。

 ボスのデビラーを追い詰めて鉄面党が宇宙にも勢力を広めていることを突き止めた大郷ボスの死ぬところは作中で一番緊張感が走った。健が大郷ボスと自動車修理の仕事をしているシーンが懐かしく思い返された。 

 第二部では残ったSSIメンバー3人に三神博士が加わっての戦いとなった。メンバーそれぞれが良いキャラをしていたので5人揃って完走して欲しかった。

 三神博士の顔をどこかで絶対に見た顔だと思ったら「快傑ライオン丸」の主人公 獅子丸の人だった。

 

 SSIと連携して事件解決にあたるもう一人のヒーロー熊野警部が一番好きな人物であった。自動車免許をもっていないのか、いつも自転車で巡回している。皆には自転車警部と呼ばれて親しまれていた名物キャラであった。コミカルな一面を見せて番組を楽しませてくれたが、実力はピカイチでしっかりお強い。SSIよりも年長者だけあってここぞでいいことを言う。味のあるキャラであった。仕込み杖や傘型の銃などスパイアクションのような武器をも扱う闘うカッコイイお巡りさんで警察のイメージアップにもなったキャラである。彼のように足を使って捜査をすること、現代の警察も彼を見習おう。

 

 前期後期共にカッコイイOPではクレジットのラストが監督や局の名前でなく熊野警部の配役で締まるというのが良い。特に前期OPでSSIの皆に混じってすぅ~と登場するのが良い。屋内バトルなのにちゃんと自転車も持ち込んでいるのがナイス。

 


スーパーロボットレッドバロン OP


スーパーロボットレッドバロン OP2

 

 

 

 鉄面党のやり口が汚く、子供のロボを送り込んで健や熊野警部の優しい心を利用した作戦をとったこともあった。汚いが結構賢い作戦を練ってくる。

 

 第二部のラストではレッドバロンで火星の鉄面党基地に乗り込む。闘いの規模が一気に広がった。殺された健の父がロボット手術を受けて火星基地の支配者になっていたというショッキングな展開であった。

 ボスのギラスQまでもが機械のシステムであって不気味な存在であった。

 鉄面党が何から何まで機械の力で支配しようとしたことに対し、健は人間はロボットになれてもロボットは人間にはなれない、機械を使っても支配されてはいけないといったような深い考察を行って最終回は幕を閉じた。

 そして機械の体になった父健一郎博士が機械の力で生かされたくはないと願って弱った機械の心臓を交換することなく死を選んだことに対して、熊野警部が放った「機械仕掛けの明日」と言うセリフが心に刺さった。

 

 現代の問題になりつつある機械が浸透しすぎた人間の日常生活にかなり早い段階で警鐘を鳴らしていた作品であった。終盤でのテーマがなんだかすごく深かった。

 便利は便利だが、生活に機械を導入しすぎるために人間の人間たる性質が損なわれるのではないかといったことを考えてしまった。

 健が言った通り、人間は機械に支配されてはいけないのだ。

リアル路線の社会恐怖「セールスマンの死」

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 アーサー・ミラーによる戯曲作品、それが「セールスマンの死」である。

 作品の内容はタイトルが示す通りに、とあるセールスマンが死ぬお話である。

 

 セールスマンのウィリー・ローマンが死を迎えるまでの過程を見ると創作物だからといって無関心でいることは出来ない。

 大昔の本なのに現代の日本社会でも十分ありえるような死へのジェットコースターを描いている風刺のきいた深い作品である。

 

 昔は腕利きのセールスマンであったウィリーも今では歳を取り会社では戦力にならない立場となっている。そんな中で家庭生活での様々な支払い問題でまた頭を悩ませることになる。それに更におまけしていい歳して定職に就けない息子2人を抱え、長男のビフとは不和の仲となって親父としは大変寂しい立場に陥っている。

 八方塞がりの中、妻リンダの支えがある状態でも心身共に疲れきったウィリーは自殺願望を抱くなど、他にも言動の節々にイカれた様子が見られるようになる。

 

 どこを切り取っても暗い現在のストーリーが展開するのと同時に、ウィリーが夢と希望に満ち、息子ととても仲がよかった過去の栄光の回想とが交錯する。

 現代の話の中で唐突に回想が放り込まれるので読んでいて少々混乱した。これが戯曲だからこそ成立する独特な見せ方と言えよう。

 

 とにかく追い込まれた状態のウィリーが可哀想だが、息子のビフの苦しい心理にも焦点が当てられる。この親子不和の問題を第三者目線で追っていくと、どちらもつらい立場なので歯痒い想いになった。

 

 労働と家庭問題とで疲弊しきったウィリーは自ら死を選ぶ。色々な支払いに困っていた家庭だが、最後はウィリーの死亡で手にした保険金を持ってして全ての支払いを完済するという何とも皮肉なエンドであった。

 

 現代でも労働のしすぎ、家庭内問題のストレスで押しつぶされるなどの原因で欝になる社会人はたくさんいる。違う国、時代であっても社会というものがあればこの手の問題はゼロには出来ないのであろう。

 私が息をしている今にも世界のどこかで第2、第3のウィリーのような人物が存在しているのかもしれないと思うとぞっとする。

 ウィリーが死に追い込まれた厳しい生活環境に落ちる可能性は私にだって十分にありえる。リアルにありえそうだからこそ下手なホラー小説よりも怖い作品だった。

 この本で底知れない社会の闇を見た。

  

 そして、ウィリーがセールスマンとして何を売り歩いていたのかは最後までわからない。

 

アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫)

アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫)

 

  

 我が家にもたまにセールスマンとかセールスレディが訪ねて来るが、忙しい身の私はアポ無しの客は絶対に応対しない。

 悪いセールスマンもいるので気をつけよう。

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その3

学園戦記ムリョウ

 

学園戦記ムリョウ Blu-ray BOX(普及版)

 

 なんだか妙なテンションの学園もの+SFアニメ。

 学生達で街に攻め入る宇宙人を追っ払ったりするアニメ。

 最後の方は宇宙規模の闘いになって壮大であった。

 謎の少年ムリョウは私服登校の学校でも常に学生服を着用するというこだわりを持っている。

 もう一人の主人公の村田始は次々と起こる珍騒動に対してかなりの順応性を見せている。

 キャラ同士の軽妙な会話劇も楽しめた。

  

 

だぁ!だぁ!だぁ!

だぁ!だぁ!だぁ! ― オリジナル・サウンドトラック 2

 

 西遠寺という寺で中学生の男女、宇宙人の赤ちゃん、それの子守役の猫型なのか犬型なのかわからないロボが共同生活するお話。

 学校の愉快な仲間達とのドタバタしたコメディも展開し楽しかった。

 

 メインの男女二人の恋の物語にもどきどきしました。

 クラスメイトの二重人格少女クリスちゃん、いくつもの異色の職歴を持つ水野先生はとても好きだった。

 途中から出てくる宇宙人の夜星星矢君が学校の女子の間で人気だった。

 

 OP曲の「ハートのつばさ」は名曲。

 


【高画質】だぁ!だぁ!だぁ!OP (第一期)オープニング

 

 

カスミン

カスミン オリジナル・サウンドトラック

 

 主人公の少女カスミン(本名 春野カスミ)とヘナモンと呼ばれる妖怪みたいな連中との交流を描くハートフルストーリー。

 

 家事全般をこなせるカスミンは女子力がかなり高い。

 カスミン役の水橋かおりの声は可愛い。

  

 「ヘナモンみたもんへんなもん」という謎なキャッチーフレーズが今でも頭に残る。

 

 おじゃる丸のOP曲を大物サブちゃんが担当したが、こちらのOP曲は安田姉妹(安田祥子由紀さおり)が担当している。しっとり聞かせるね~。

 


カスミンOP

 

 

十二国記

十二国記 Blu-ray BOX

 

 日本人の女子校生が中華風な異世界に旅立つファンタジーストーリー。 

 

 「カードキャプターさくら」で大阪弁を話すお調子者のケロちゃんを演じていた久川綾がこちらでは真面目な主人公の女子を演じているので当時は同じ人がやっているとは思えなかった。

 

 鈴村健一が演じた人語を話すネズミ男がすごく印象的で今でも覚えている。

 

 

 

精霊の守り人

精霊の守り人 Blu-ray BOX

 

 こちらも中華風なファンタジー

 

 三十路の槍使い女のバルサが主人公。かなり強い。

 この年齢設定の主人公は珍しい。

 バルサの唇がトゥルントゥルンなのが印象的。

 

 めっちゃ絵が綺麗である。

 

 ラルクの歌うOP曲、タイナカサチのED曲共に良かった。

 

 最近、綾瀬はるか主演で実写化した。

 

 


精霊の守り人ED - 愛しい人へ

  

 

 

メジャー

メジャー 完全燃焼!夢の舞台編 コレクターズボックス [DVD]

 

 原作漫画も長く続けばアニメシリーズも長く続いた胸が熱くなる野球アニメ。

  

 主人公 本田吾朗(途中で苗字が茂野に変わる)が野球少年からメジャーリーガーになるまでの長い成長を描く。

  

 吾朗が両親を「おとさん」「おかさん」と呼ぶのが印象的であった。

 

 小学校からの友人である清水と吾朗が結婚するまでの恋の物語もドキドキする見所であった。

 

 中学生編で吾朗がショートカットのためにチャリで高速道路に侵入して警察に捕まる回が一番記憶に残っているかもしれない。真似をしてはいけない。

 


メジャー OP 心絵 Full

 

 

団地ともお

団地ともお (1) [DVD]

 

 マンモス団地を舞台とし、主人公にして結構アホな子供であるともおのたわいもない日常を描く。

 

 ともおが元気すぎる。

 

 人気の無い高台に一軒屋を構えて住む私からすると本作は異次元のようなお話に思えた。団地は団地でうるさそうだけど楽しそうと思えた。

 

 筋力の発達した足を持つ同級生女子のケリ子というキャラが好きだった。

 

 

プラネテス

プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition

 

 2075年の宇宙を舞台とし、スペースデブリ(宇宙に漂うゴミ)回収作業を行う人々の姿を描いた宇宙お仕事系ヒューマンストーリーである。

 

 格式高いBS-2放送作品であるので、シナリオ、画像共に質の高い作品であった。

 

 主人公のハチマチが老若男女の間で楽しまれるゲーム「しりとり」の攻防戦の中で巧みに言葉を操りヒロインタナベにプロポーズした演出は一周回ってロマンティックな名場面となった。

 

プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition

プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition

 

 

 

 ニルスのふしぎな旅

ニルスのふしぎな旅 新価格版 1 [DVD]

 

 いたずら少年ニルスは妖精の怒りをかって小人にされてしまい、家で飼っているガチョウのモルテン、ネズミのキャロットと共に図らずながらもガンの群れに混じって未開の楽園ラップランドに向けて不思議な旅に出る。まさに不思議な旅のお話。

 

 小さくなった少年ニルスが動物と同じ目線で世界を見て成長していく教育番組らしい良質な作品であった。

 作中に登場する活き活きと動く動物キャラは可愛い。

 

 親元を離れたニルスを暖かく見守るガンの群れのアッカー隊長は教訓めいたことをいくつか教えてくれて良いお母さんをしている。ちなみにアッカー隊長はガンの身でありながらイヌワシの子を育てたという過去を持っている。

 

 最終回の成長した少年ニルスとガン達との別れには涙した。

 荒んだ現代社会の子供にはこういう自然をいっぱい写したハートフル作品を見せるのが良いと思える。

 

 加橋かつみの歌うOP曲、ED曲は共に名曲。


Nils No Fushigi Na Tabi - Opening

 

 

 

 

バクマン。

バクマン。 1stシリーズ DVD-SET

 

  サイコウとシュージンの二人の学生が出会い漫画家を目指すお話。 

  漫画家はデビューしてからも生き残っていくのが大変とわかった。

 

 熱い漫画家魂を感じるシナリオも良いが、メイン2人のそれぞれの恋の物語も私は好きだった。

 シュージンは格闘女子の見吉(みよし)と結婚したが、その他の女からもかなりモテていた。

 

 お仕事系アニメの要素が多く編集社でのシーンを描くなどして、リアルに漫画の作り方を視聴者に伝えるという教育番組をお届けするNHKらしさも出ていた。

 

 作中に多く登場する漫画家が描く劇中作も魅力的であった。

 

 コブクロの歌うOP曲が最高に好きだった。

 

 


bakuman op 1

 

 

 

 こうして振り返るとNHKは良い仕事をしている。

 

 現在は「クラシカロイド」というアニメを放送しているが、コレが困ったことに私には楽しめない。ただし声優は人気者ばかりを集めて豪華メンバーでお届けしている。

 

 私はクラシック音楽が大好きだからとりあえず見ているけどね。

 

 たくさんもらった受信料でこれからも名作番組を生んで欲しいね。

 

koshinori.hatenablog.com

 

koshinori.hatenablog.com

 

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その2

 引き続き輝かしいNHKアニメを振り返ろう。

 

ふしぎの海のナディア

ふしぎの海のナディア DVD-BOX

 

 ジュール・ヴェルヌの「海底二万里」を原作としたアニメ。

 海洋冒険ものではあるが原作とは内容が大きく異なる。まず原作にはナディアが出てこないし。

 この作品でヒロインのナディアを好きになってからというもの、褐色の美女に目が行くようになってしまった。

 可愛いヒロインなのだが、かなりわがままで相手するのが面倒くさいというメインヒロインにしては新鮮なキャラだったかもしれない。ジャンはよくナディアの面倒を見たと褒めてあげたい。

 

 エヴァンゲリオン庵野監督作品でエヴァに通ずる世界観を有する作品でもある。

 ナディアあってのエヴァと考えるので、ナディアを知らないのにエヴァを語る奴は似非ファンと認定している。(あくまでもどこまでも個人的な考え)

 


Fushigi no Umi no Nadia ふしぎの海のナディア - Nadia : The Secret of Blue Water - OP1 HD

 

ふしぎの海のナディア Blu-ray BOX【完全生産限定版】

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カードキャプターさくら

カードキャプターさくら Blu-ray BOX

 

 カリスマ漫画家集団「CLAMP」原作作品。

 

 バク転もできるスポーツ万能ヒロインの桜ちゃんが街に散らばった不思議なカードを集めるというお話。カードのデザインが良い。

 多くの少年が恋したであろう桜ちゃんはローラーブレードで学校に通学するという田舎暮らしの私にはカルチャーショックなライフスタイルを送っていた。

 変身ヒロインと思いきや毎度のハイセンスな衣装は親友の知世ちゃんの自前で実は変身していない。可愛い衣装にも注目の作品。

 私の学校では男子は桜ちゃん、女子はシャオラン君にはまって見ていたので少年少女のハートを掴んだ作品であった。

  

 来年、アニメ新シリーズがスタートするので楽しみ。

 

 

 

コレクター・ユイ

コレクター・ユイ ― オリジナル・サウンドトラック Folder 2

 

 コムネットという仮想空間を舞台にコレクター・ユイが活躍する変身ヒロインもの。

 南総里見八犬伝をモチーフにし、ユイのお供として8人の仲間達が登場する。その内の一人、レスキューという女性キャラはすごく好きだった。二期からは8人中で人気のある奴数名を抜選して登場させるスタイルが取られた。なので「あいつ、最近見ねえな」と言ってしまうことがあった。

 

 NHKにしては類を見ないようなちょっと大人のお友達ウケのするキャラ絵だったように思える。ユイはすごく可愛い。

 

 「ごみばこポイポイのポイよ!」の決めセリフは印象的だった。

 

 二期からは追加戦士のコレクター・アイとコレクター・ハルナが登場する。

 長らくソフト化せず視聴困難であったが、今年になってやっと全話DVD化された。

 

コレクター・ユイ DVD-BOX 1

コレクター・ユイ DVD-BOX 1

 
コレクター・ユイ DVD-BOX 2

コレクター・ユイ DVD-BOX 2

 

 

 

YAT安心!宇宙旅行

YAT安心!宇宙旅行 Vol.1 [VHS]

YAT安心!宇宙旅行 Vol.13 [VHS]

 行方不明の親父を探しながら少年ゴローが宇宙旅行会社で働くお話。

 

 ゴローの髪型どうなってんの?と一部で話題になった。

 社長がハチャメチャで面白かった。

 椎名へきる演じるヒロインの桂さんは今見ても可愛い。

 

 アニメ「ポケットモンスター」のポリゴンが登場した回のポケモンショックの影に隠れてそこまで有名では無いが、実は本作でも激しい点滅シーンのため見ていた子供が気分が悪くなって病院送りになったという放送事故を起こした回がある。

 ちなみに私はリアルタイムで本作とポケモンの共に問題になったシーンを見ていたが何ともなかった。アニメが大好きな私がアニメに倒されるワケが無い。

 

 好きな作品なのだが、VHSとLDのみのリリース作品でDVD化していない。DVDかBDでもう一度見たいものだ。 

 

 

アリソンとリリア

アリソンとリリア 第IV巻 [DVD]

 親子二代に渡って展開される大河ストーリーとなっている。

 航空機を駆る美少女の物語で大空を舞うシーンは美しい。

  

 視聴し始めてからアリソンは出ているがリリアって誰やねん?となったことを思い出す。リリアは中盤からの登場となる。

 

 絵が綺麗で登場する女性キャラがとにかく可愛い。キャラ絵で視聴を決定したがストーリーも結構深いものであった。

 

 

 

おじゃる丸

おじゃる丸 おじゃるとゆかいななかまたち [DVD]

 

 千年前の世界から現代にやって来たやんごとなき雅なお子様のおじゃる丸と愉快な仲間たちでワイワイするお話。

 

 おじゃる丸がエンマ大王からパクったシャクを取り返すために奮闘する三匹の子鬼の活躍も面白い。

 

 「月光町ちっちゃいものクラブ」というおかしな集団が好きだった。

 とにかくプリンが食いたくなるアニメ。

 

 

忍たま乱太郎

劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段

  NHKアニメの中で最長寿番組である。

 忍者の卵である乱太郎とその他大勢の個性豊かな忍者共で繰り広げられる忍者コメディ。

 お金大好きのキリちゃんがよく言う「お駄賃」という言葉はこのアニメで初めて知った。

 イケメンの土井先生が練り物が大嫌いという設定は、学校帰りに竹輪を買って食うくらいに練り物大好きの私からすると「どうかしているぜ」と思えた。

 

 OP曲はジャニーズ内で歌い継がれる名曲「勇気100%」。この歌はやっぱり好きだ。グループ解散後も長らく使われていた光GENJI版が一番好きかな。

 

 それにしても、いつまでもあんな様の乱太郎より後に世に出た忍者ナルトがさっさと火影になったことを考えると「なんだかな~」って思ってしまう。 

 

NHKの良いところを振り返ろう。名作アニメたち その1

 NHKの悪口をたくさん聞くので、私くらいは良いところを見てやろうと天上から地上を見下ろす神のごとき気持ちでいる今日この頃である。

 

 NHKと言えばなんといっても良い子の味方のチャンネルである。

 

 「おかあさんといっしょ。」

 「いないいないばあっ!」

 「ひとりでできるもん!」

 「さわやか3組

 「ざわざわ森のがんこちゃん

 「ストレッチマン

 「ひょっこりひょうたん島

 「つくってあそぼ」

 

 などなど・・・ かつて私も楽しんだ子供が喜ぶ番組を挙げれば切りがない。

 

 そんな楽しい番組群の中でも一番齧りついて見ていたのはやはりアニメ作品である。なんと言っても私は三度の飯の次にアニメが好きなのだ。

 

 NHKのすばらしきアニメ作品を振り返ろう。

 本当にこの部門では良い仕事をしていたんだよ。

 

 

あずきちゃん

あずきちゃん 第2シリーズ(1) [VHS]

 小学校を舞台とし、主人公あずきちゃん(本名はあずさ)が恋に悩み、そして個性豊かな同級生達と楽しく学校生活を送るお話。

 この作品で交換日記、ランドセルでない手提げ鞄での登校、そしてキッスだけでは子供は生まれないというそれまで私の知らなかった文化や様々な知識を得ることが出来た。

 OP曲の「素敵な君」はマジ神曲

 学校の女子の間では、クラスメイトのゆうのすけ君とけんちゃんの二人のどっち派?という話題で盛り上がった。

 


あずきちゃん 素敵な君

 

あずきちゃん DVD-BOX(復刻版-初回限定生産版-)

あずきちゃん DVD-BOX(復刻版-初回限定生産版-)

 

 

 

飛べ!イサミ 

飛べ!イサミ DVD-BOX 下

  

 新撰組をモチーフにしたオリジナルアニメ作品。

 特筆する点はOP曲をあのアイドル帝国ジャニーズの所属グループにしてカリスマバンドであるTOKIOが担当していること。

 

 OP曲「ハートを磨くっきゃない」のCDを中古で買ったらディスクにヒビが入って聞けなかったという残念な思い出がある。

 


飛べ!イサミ OP [ハートを磨くっきゃない]

 

 

飛べ!イサミ DVD-BOX 上

飛べ!イサミ DVD-BOX 上

 
飛べ!イサミ DVD-BOX 下

飛べ!イサミ DVD-BOX 下

 

 

 

はりもぐハーリー

NHKはりもぐハーリーVol.8 [VHS]

 かなり個性的なキャラが目立つ動物による学園もの。

 シーラカンスの校長先生、病的なまでに食欲魔人であるガブリーヌちゃんは最高に好きだった。 

 

 

おばけのホーリー

おばけのホーリー1 ぼくがおばけのホーリーだ [VHS]

 児童書を原作としたアニメ作品。

 このアニメを見て人生においてはじめて「おばけ」なる存在を認識した。しかし、未だに会った事は無い。

 なんだかアンパンマンみたいな絵だなと思ったら一人だけちょっと可愛い魔女がいるのが気になった。

 

  

無人惑星サヴァイヴ

無人惑星サヴァイヴ DVD?BOX1

 SFと漂流モノの合わせ技作品。

 少年少女のみでサバイバル生活をし、最後はどうなるのかとワクワクさせられた作品である。

 困難にも負けない強い心を持つ主人公の少女ルナを中心として個性的なメンバーで送る漂流記は私を夢中にさせた。

 ファザコンが過ぎるハワード、子供とは思えない程しっかりしたメノリ、どこか影があるクールなイケメンのカオルなどのキャラは大好きだった。

 Kiroroの歌うOP曲は神。

 


Uninhabited Planet Survive OP Opening

 

無人惑星サヴァイヴ DVD?BOX1

無人惑星サヴァイヴ DVD?BOX1

 
無人惑星サヴァイヴ DVD?BOX2

無人惑星サヴァイヴ DVD?BOX2

 
無人惑星サヴァイヴ DVD-BOX 3

無人惑星サヴァイヴ DVD-BOX 3

 
無人惑星サヴァイヴ DVD-BOX 4

無人惑星サヴァイヴ DVD-BOX 4

 

 

 

電脳コイル

電脳コイル Blu-ray Disc Box

 「電脳メガネ」をかけることによって電脳空間を見ることが可能となった近未来世界が舞台のちょっと特殊で時代を先どったアニメ。

 優子(通称やさこ)と勇子(通称いさこ)の二人の「ゆうこ」の交流を描くのが印象的。

 最終回でやさこがいさこに言った「痛みを感じる方に出口がある!」は名セリフ。

 電脳空間が日常に馴染みすぎた子供達に現実の大切さを改めて教えたNHKの教育概念が詰まった作品でもあった。

 


電脳コイル OP

 

電脳コイル Blu-ray Disc Box

電脳コイル Blu-ray Disc Box

 

 

 

アリスSOS 

アリスSOS DVD-BOX

 「天才てれびくん」の枠内で放送されたアニメ。

 ルイス・キャロルの名作本「不思議の国のアリス」の主人公アリスがしょっちゅう悪者に連れ去られるのを4人の少年少女がお助けして無事元の本の中に返してあげるというファンタジックなお話。アリスが超可愛い。

 主人公達を助けてくれるジイさんのM1(エムワン)のお決まりの呪文「サイン・コサイン・Vサイン」は学校で皆真似をしていた。オネエ口調の西村君など面白いキャラも目立った。

 OP曲はピンレディーの名曲「S・O・S」を出演声優の池澤春菜豊口めぐみがをカバーしたものとなっている。原曲よりも先にこっちのアニメバージョンを知った。

 

 

アリスSOS DVD-BOX

アリスSOS DVD-BOX

 

 

 

アリス探偵局

アリス探偵局I [DVD]

 

 こちらも「天才てれびくん」の枠内で放送されたアニメ。

 アリスSOSのファンなのでアリスと付けばなんでも見るというノリで視聴したら関係ない作品でした。こっちはこっちで良い作品である。

 ゆるい推理モノというか、ギャグアニメかな。殺人事件は無いので安心して見れます。

 

アリス探偵局I [DVD]

アリス探偵局I [DVD]

 
アリス探偵局II [DVD]

アリス探偵局II [DVD]

 

 

 

プリンセスナイン 如月女子高野球部

想い出のアニメライブラリー 第32集 プリンセスナイン 如月女子高野球部 DVD-BOX  デジタルリマスター版

 これはBS-2で放送された作品。当時、私の家の近所ではBSが見れない家庭が結構あったんだぜ。

 お嬢様学校の花も恥じらう女子高生達9人が、野球男児を相手取ってバットと硬球を握り甲子園を目指すというとんでもないお話。

 主人公の投げる魔球「イナズマボール」の存在は今でも忘れらない。

 人気声優が多数出演したため声優好きの私は楽しめた作品。

 ちなみに女の子が野球するアニメなら他に「大正野球娘。」というのがあるが、こちらもオススメである。

 

 

 

 

koshinori.hatenablog.com

 

NHKの良いところを振り返ろう。大河ドラマ「黄金の日日」

 NHK受信料がどうのこうので争った裁判の記事を先日のヤフーニュースで拝見したところ、結構な量のNHKへの攻撃的コメントが投稿されていたのでNHKだって良い所はあるんだぜと言っておきたい。

 

 NHKと言えば、大河ドラマだよね。

 

 いつから始まったか、古くから今日までNHKの看板となっている大河ドラマ。これは今でもシリーズが続いているのだが、現在は忙しく見られないので何を放送しているのか知らない。思えば、香取君が出ていた「新撰組」を見たのが最後だったかもしれない。放送したのは多分15年くらい前だ。香取君が大口を開けて己の拳骨をくわえるという変わった画のポスターがあったのを覚えている。

 

 そんな大河ドラマもまだカラーでないモノクロ放送時代から歴史が続いているのだが、そのたくさんある作品の中で私が一番はまったのがコレだ!

 

松本幸四郎主演 大河ドラマ 黄金の日日 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚【NHKスクエア限定商品】

 

 1978年放放送作品である。

 

 ポイントは黄金の日々でなく「黄金の日日」となっていること。

 このドラマが熱いんだな~。コレが一位。

 

 豪商 助左衛門を中心として商人のあれこれを語る~ とまぁ内容とかあらすじはウィキでも見れば一発だから置いておこう。

 

 このドラマの一番印象的なシーンは助左衛門の友人 石川五右衛門が処刑されるシーンである。

 ご存知の通り石川五右衛門といえば天下に名を馳せた盗賊である。五右衛門がどういう奴であれ世間様にとって盗賊といえば悪さをする連中であり、それを捕まえたとなれば罰を与えるのが当然の流れとなる。そして、五右衛門は数ある死刑の中でもかなりえぐい物に分類される入り釜の刑に処される。

 

 これを考えると五右衛門風呂って釜で茹でられているみたいだよね。

 もう国民の半分くらいかそれ以上は五右衛門風呂なんて入ったことがないって人になるのかもしれないな。沸かし方に気をつけないとめちゃ熱いんだぜアレ。

 

 

 

 死に行く友人への手向けとして助左衛門が鐘を鳴らす所が最高に良い。大昔の日本では異国の宗教を信仰することが厳しく禁じれた時期があり、作中でも鐘撞き堂が封鎖されている。

 罰を覚悟してまでご禁制の鐘であるバテレンの鐘を鳴らす助左衛門に涙する。

「聞こえているか五右衛門!」のセリフをめっちゃ良い声で言う松本幸四郎の演技は100点。

 

 「わいも大きくなったら南蛮酒飲むんや」と思って見ていた。

 

 出てくる男達の顔面が皆男前なんだよね。

 

 とにかくこの回は強烈に印象に残っている。

 

 

 たまにはNHKもいいもんだろう