こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

こしのり映画

強盗の青春「俺たちに明日はない」

「俺たちに明日はない」は、1967年のアメリカ映画。 その昔実在したボニーとクライドの男女強盗コンビの青春を描いた物語である。 この二人の名前を始めて知ったきかっけはTM NETWORKの「SELF CONTROL」を聴いたことだった。歌詞に二人の名前が出てくる。聴…

殺しの合図「ダイヤルMを廻せ!」

「ダイヤルMを廻せ!」は、1954年に公開されたアメリカ映画。 ヒッチコック監督作品の上質なサスペンスミステリーである。 このタイトルは格好良くて思わず気になってしまう。ウルトラマンのサブタイトルにでもありそうだな。 1954年作品といえばゴジラだな。…

暗黒時代の尻尾を掴めスーパーチーム「アンタッチャブル」

「アンタッチャブル」は、1987年に公開されたアメリカ映画。 噂に聞く名作ではあるが、公開からこれだけ時が過ぎてまだ見ていなかった。 BSプレミアムで割と頻繁に放送されていたが、色々あってこれまで見逃していた。先日放送したのをやっと視聴出来た。こ…

地球人類よ選択せよ「地球の静止する日」

「地球の静止する日」は、1951年に公開されたアメリカ映画。 2008年にリメイク版が公開されている。そちらの宣伝だけは見たことがあったような気がする。リメイク版だとタイトルがちょっとだけ変わって「地球が静止する日」になっている。 アニメ好きとして…

宗教と法律の間で苦悩する「私は告白する」

「私は告白する」は、1953年に公開されたアメリカ映画。 一風変わったサスペンス展開が面白いヒッチコック監督作品である。 とある殺人事件の解決をテーマにしたサスペンスだが、ちょっと変わっているのはそこに宗教の概念が絡んでいること。これがあるから…

空飛ぶゴースト「オールウェイズ 」

「オールウェイズ 」は、1989年に公開されたアメリカ映画。 平成1年目に放たれた作品を今になって見る。こいつはなかなかにオツというもの。 意外にもスティーヴン・スピルバーグ監督作品だった。スピルバーグの中ではちょっとマイナーな部類なのか、普通に…

娘の結婚式はとにかく大変だ「花嫁のパパ」

「花嫁のパパ」は、1991年に公開されたアメリカ映画。 1950年に公開された「花嫁の父」のリメイク作品である。 白黒映画だったオリジナルの方は結構前に見たことがある。その時からほっこりする良い映画だなとかなり好感が持てた。 その40年後に公開されたリ…

純度高き青春の1ページ「小さな恋のメロディ」

「小さな恋のメロディ」は、1971年に公開されたイギリス映画。 イギリスの作品なのに当時は地元で受けず、その代わり日本ではめっちゃ受けたらしい。日本人の琴線に触れる何かがある。それも見れば分かる。 内容 作品の舞台はロンドン。主役は学校に通う子供…

突然提案の交換殺人「見知らぬ乗客」

「見知らぬ乗客」は、1951年に公開されたアメリカ映画。 最近はアニメやゲームでお楽しみだったが、ここへ来てふとゴリゴリの古典映画が見たくなった。そこで日々大昔の映画を流しているBSプレミアムにチャンネルを合わせると、こんな素敵な作品に出会えた。…

プレイボーイの行きつく先は天国か地獄か「天国は待ってくれる」

「天国は待ってくれる」は、1943年に公開されたアメリカ映画。 古い!ここまで古いものを今更見るというが逆に趣があって良いではないか。 1943年だと日本は戦時中。しかし遠く離れた国が舞台となるこの作品の内容はかなりお気楽なコメディである。大変朗ら…

サメと私の恐怖の休日「ロスト・バケーション」

「ロスト・バケーション」は、2016年に公開されたアメリカ映画。 うん、まず思うのがとっても新しい。 著作権の権限が及ぶ範囲としてこんなに若い作品を見るのが珍しい。それくらいに私はクラシック思考。 たかだか5年前の作品なんて最新映像みたいなもの。…

詐欺師たちの宴「スティング 」

「スティング 」は、1973年に公開されたアメリカ映画。 詐欺師達の物語というわけで、犯罪と人間ドラマをテーマにしたものである。 長らくインテリ寄りのオタクをやっているマナー良き私とは接点無き詐欺師達の物語に、どういうわけか心惹かれるものがある。…

愛した我が子は悪魔か「悪い種子」

「悪い種子」は、1956年に公開されたアメリカ映画。 タイトルの種子は「たね」と読む。 内容としては、8歳の少女の犯罪を扱っている。すごく怖い。視覚的よりもディープな人間心理面の怖さを描いている。 どの局で流すにしても攻めたヤバい作品だったが、ま…

138階建ての地獄「タワーリング・インフェルノ」

「タワーリング・インフェルノ」は、1974年に公開されたアメリカ映画。 138階建てのビルが大火事になるお話である。どんだけ高いんだよって思う。 作中で消防士が「7階建てより高いと消火作業が難しくなる」と言っているのに、まずは81階が燃え、最終的には…

倫理観はさておき、覗きは最高の暇潰し「裏窓」

「裏窓」は、1954年に公開されたアメリカ映画。 だいたいのヤツがカレーが好き。みたいな感じで、映画を見るヤツのだいたいに好まれるのがアルフレッド・ヒッチコック。そんな彼が手掛ける見せ方としては地味だが、技法としては最良なものをぶち込んだ名作サ…

コロナ時代の今だからこそ刺さる「アウトブレイク」

「アウトブレイク」は、1995年に公開されたアメリカ映画。 がっつり実写映画を見るのがマジで久しぶり。昨今はアニメのBDやゲームを楽しんでいたので、映画鑑賞はしばらくお休みだったな。だがそこはシネマの申し子ということで、どうしても定期的に何か見た…

青春の立てこもりがアニメで復活「ぼくらの7日間戦争」

「ぼくらの7日間戦争」は、2019年12月に公開されて劇場版アニメ。 宮沢りえの代表作である実写版を先日視聴した。あの実写版から30年の時が流れた2020年が舞台の新たな物語となっている。 子供が大人を相手にして施設に立てこもるという構造を残しつつも、あ…

酸いも甘いもある庶民生活「鉄道員」

「鉄道員」は、1956年に公開されたイタリア映画。 列車が激しく遅刻しているのに、いつまでもその情報をホームに放送しないことをはじめ、様々な落ち度から私を怒らせるのが鉄道会社である。売ったつもりもないのに度々私の怒りを買いにくる点であまり良いイ…

とにかく華やかな映像化「オペラ座の怪人」

「オペラ座の怪人」は、2004年に公開された映画。 ガストン・ルルーの原作は先にチェックしたが、映像化されたものはこれまで見たことがなかった。長く愛される名作である本作は、幾度となく映画化、舞台演劇化されて楽しまれている。今回私が視聴したのは20…

宮沢りえも青春の反逆に出る!「ぼくらの七日間戦争」

「ぼくらの七日間戦争」は、1988年公開の日本映画。 本作の原作小説は児童文学として、または児童を抜け出て大きくなったものが過去を振り返ってちょっとした気づきを得るに丁度良い一作としてなかなかの地位にある有名作品である。 さすがにこれの原作は読…

深淵から人類の歴史を見る民たちから学びを得る「アビス」

「アビス」は、1989年に公開されたアメリカ映画。 本作には劇場公開した140分のもの、後に未公開シーンを贅沢に追加した170分の完全版のツーバージョンが存在する。見るなら当然完全版。今回見たのは完全版の方である。約3時間もあったからなかなかのボリュ…

心理戦に長ける犯行が見どころ「ガス燈」

「ガス燈」は1944年に公開されたアメリカ映画。主演はイングリッド・バーグマン。 5年程前にたまたま見たことがあり、面白かったので記憶している。このくそ暑い夏に再び視聴してみて改めて面白いと感じた。 マジでものすごく古いけど大変好きな作品だ。 ま…

もっと楽しくなって帰ってきたおばけの一家「アダムス・ファミリー2」

「アダムス・ファミリー2」は1993年に公開されたアメリカ映画。 個人的には一作目よりも楽しい二作目だった。 内容 序盤でゴメズとモーティシアの間に待望の赤ちゃんが生まれ、今回からは新ファミリーが増える。 赤ちゃんのベビーシッターを雇うことになるが…

盲導犬と人間のハートフルストーリー「クイール」

「クイール」は、2004年に公開された日本映画。 テレビドラマ「電車男」の作中に登場したことで有名。思えば私もこれきっかけで視聴した。電車男とエルメスたんが一緒に見て感動していた本作は、この私をも感動させてくれた。 今回で人生3回目の視聴となる本…

沈みゆく日本の中で光るヒューマンストーリー「日本沈没」

「日本沈没」は、1973年に公開された映画。 「日本沈没」と言えば、今年には「日本沈没2020」と銘打ってアニメ化もされたことで再び注目を集めている。私の推し声優上田麗奈主演でアニメ化したこちらはまだ視聴していないのだが、その内絶対にチェックしたい…

楽しいおばけの一家「アダムス・ファミリー」

「アダムス・ファミリー」は、1991年に公開されたアメリカ映画。 そういえばコレのスーファミソフトが出ていたのを思い出す。しかしどんな内容かよく覚えていないし、どうもタイトルからトラップ一家と混同して記憶の整理が出来ない。そんな中、先日BSで放送…

猿から学べる人類の危機「猿の惑星」

「猿の惑星」は、1968年に公開されたアメリカ映画。 先日BSで放送したのを懐かしいと思って見たら「あれ?なにこれ、こんな作品だっけ?」となった。どうやら同じく賢い猿が人間を圧倒する様を描いた日本の特撮ドラマ「猿の軍団」と勘違いしていたようだ。 …

人生は輝いている「シャイン」

「シャイン」は、1996年に公開されたオーストラリア映画。 実在するピアノ弾きデイヴィッド・ヘルフゴットの半生を綴ったヒューマンドラマである。 ピアノのことは素人なので彼のことは知らないままに視聴したが、なかなかの熱量で描かれる味わい深い作品だ…

パニック映画の始祖「ポセイドン・アドベンチャー」

「ポセイドン・アドベンチャー」は、1972年に公開されたアメリカ映画。 これよりも先輩作品があったのかどうか知らないが、とにかく私にとっては人生初のパニック作品である。まだ毛も生え揃わないくらいチビの時分にこいつをたまたまBSで見た時には、面白い…

その老人の戦いに我々は鼓舞される「老人と海」

「老人と海」は、1958年に公開されたアメリカ映画。 アーネスト・ヘミングウェイ作の短編小説を映画化したものである。文学青年を長年やって来た身なので、さすがにこのクラスの有名どころは読んだことがある。本は薄く、一日あれば読めるものだった。 話の…