こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

こんな今だからこそ「TOKIO」を聴こう!

 TOKIOの皆にはお疲れ様と言いたい。

 4月に起こった例の騒動で去った者も残った者も大変だったはず。

 どんな騒ぎを起こそうが、結果として私はメンバー五人合わせて「TOKIO」というグループが好き。

 アイドルとして、バンドマンとしてこれだけ愉快な連中はそうないないぜ。

 

 実は本日たまたま通りかかった場末の宅配屋に、TOKIO五人が写った宣伝用の旗が立っていた。山口君を含めた五人のTOKIOをもう見ることができないのだなと悲しくなった。

 別に猥褻物を出しているわけではないが、山口君が去ったということで、この旗を店の前に出して何か言われないのかなと想ったりもした。

 

 良いことではないが、TOKIOの歴史に一つ区切りが出来たので、最近は彼らの過去曲をやたらと聴いている。

 

 というワケでTOKIOの好き曲をあげていこう。

 

・LOVE YOU ONLY

 言わずと知れたデビュー曲。ステキに良い曲。

 この頃の長瀬君は「魂の短パンルックス」だった。斬新なファッションで歌う彼には「あんよが冷えるでしょうが」と想った。

 

 初デートにドキドキしている奴のピュアな心情を描いた歌詞が良い。

 「これはデートなのか?」という歌詞は面白いし共感する。初めてだったらそんなことを想って、あてもなくブラブラしている内に帰りの電車を待つ「駅はもう目の前だけど」になるわけだ。

 で、サビだけめっちゃ強気で男らしいことを言っているこのギャップ感も良い。

 

・NaNaNa (太陽なんていらねぇ)

 なきゃ困るものをいらねぇと言い切れる掟破りのアイドルロックバンドらしいイキったタイトルが良い。作詞、作曲を担当した「安全地帯」玉置浩二は、彼らのそこのところが良く分かっている。

 サビ終わりの「ナナナ~~ナナナ~」は永遠にのれる。

 

・こころ

 20周年記念のファンセレクションベストアルバムに収録された記念ソング。これ用に書き下ろされた新曲であった。すごく良い曲なのでシングルにしてテレビで歌ってほしかった。

 作詞、作曲は茂君が担当している。自らの20年の活動を振り返ったような歌詞は胸にぐっと来る。 

 「振り向けば笑えるような昨日であれ」の歌詞にはマジで共感する。私の人生の目指すところである。

 

・どいつもこいつも

 実はTOKIOの中で一番好きな曲である。20周年のファンベストアルバム収録曲投票では、この曲に投票したのだが、落選してベストアルバムに入っていなかった。なんでだ。

 

 ソニーでデビューしたTOKIOユニバーサルJに移籍してから一発目に出した曲がこれである。新たなスタートを切ったこの曲には色々な仕掛けがあった。

 まず、シングルでは珍しく五人全員にソロパートがある。

 山口→松岡→茂→長瀬→太一→皆でサビ となっている。

 そして、かなりコミカルでクセになるパパイヤ鈴木考案の振り付けがついている。このダンスはマジで好きで踊っていた。デビューしてからの方が踊っていないという珍しいアイドルスタイルの彼らのダンスが見れる貴重な曲。PVでダンスが見れる。あとPV冒頭で、植木職人に扮した山口君が働かない若者に説教を垂れるシーンがちょっとだけあったのも印象的。

 明るく前向きになれるアゲソンである。

 共感できる歌詞「言い訳するのは趣味じゃない」は良い。

 

羽田空港の奇跡

 ここには行ったことはない。

 

 TOKIOで一番格好良いバンドサウンドが聞ける曲かもしれない。本当に格好良い。それもそのはずで楽曲提供者はクレイジーケンバンド横山剣である。

 ジャズ感があるのも良い。

 茂君のギターがすごい格好良い。

 皆で「ベイベ!ベイベ!」という所はマジであがる。

 

・東京ドライブ

 TOKIOで東京というおしゃれでコントな組み合わせが良い。

 この曲はPVで見て聞くのを勧める。

 車のCMソングだっただけに、サビ前には車のエンジンをふかすかのごとく「ブブンブブンブンブン」と歌い、サビへと入る構成は良い。簡単な振り付けがある。

 PVの最後にメンバーが順番にフェードアウトし、最後に茂君だけが残って終わる。山口君の抜け方が面白く、最後に残っている茂君も面白かった。

 格好良い曲だけど、ちょっと遊んできているのが余裕があって良い。

 

・君を想うとき

 長瀬君がメロウに歌い上げるしっとりとしたバラードナンバー。

 バラードだけどしっかり格好良い。

 曲名がいいわ。

 最後の「う~いえいいえい~」の所が一番気持ちがこもっている。

 

見上げた流星

 この曲はすごくはまった。

 長瀬君だけでなく、山口君と茂君のソロパートも多い。山口君のセクシーでちょっとねっとりしたボーカルは良い。

 

・リリック

 これはマジで良い曲だと想う。ベストアルバムのファン投票で一位を取った曲だけのことはある。

 作詞、作曲は長瀬君が担当した。長瀬君の言葉で愛とは何かを解いているステキな歌詞に酔いしれる。

 長瀬君の魂を揺さ振る高音ボーカルも良いが、サビでの太一君のハモリもかなり良い仕事をしている。

 最後の「明日も君に会えると願う 人はそれを愛と呼ぶのかな」の歌詞はマジで傑作だと想う。聞けば簡素な言葉だが、「愛」とは結果これで正解なのだ。

 

ハートを磨くっきゃない

 「なんだこのタイトル?」と想ったけど、聞けばはまる曲。

 初期のTOKIOの曲にはダサかったり、謎だったりするものが多かったような気がする。 

 中古でこれのCDを買ったら、普通にCDが割れていて再生出来なかったという嫌且つレアな思い出がある。これも記念なのでそのまま押入れにしまってある。

 

・AMBITIOUS JAPAN!

 テレビでかなり歌われるナンバー。

 この曲の山口君のソロパートが特に好き。大サビの山口君のソロのところは良い。

 茂君もサビに入る前のおいしいパートを持っている。

 

 

 

 改めてTOKIOを振り返ったが、やはり農業をやるより音楽をする彼らが好き。私は元々音楽好きということで彼らにはまった訳である。

 音楽活動の方は白紙となっているらしいので残念。

 去年のシングル「クモ」がまさか五人の最後のシングルとなるとは全く想わなかった。

 

 新曲を楽しみに待っているぜ、頑張れTOKIO。僕達の時代(とき)をよろしく!

 

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