こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

6本の神剣の行方を辿る「八雲立つ」

 

 「八雲立つ」は1997年に発売した全2話のOVA作品である。

 

八雲立つ [DVD]

 

 私が先日視聴した「BLUE SEED」と同じく日本神話を底に敷いた設定で、スサノオとかヤマタノオロチクシナダなど出雲あたりの神話に関するワードが多く出てくる。この辺の神話って日本人に人気があるんだね。

 呪詛がどうとか怨霊がどうとか言うオカルティックホラー要素あり、アクションありの中々面白い作品だった。

 

 主人公七地健生は刀剣の研磨を生業にしていた祖父の形見の刀を話の流れ上で訪れた神社に奉納しようと思った。しかしそこへ行った先で偉い騒ぎに巻き込まれる。鞘から抜けない刀だが、サツに見つかれば銃刀法違反とか言われそうとか思って見ていた。

 

 メインキャラ闇己(くらき)君の天邪鬼っぽくてちょい面倒臭そうな性格も個人的には気に入った。初っ端から闇落ち寸前な危なっかしいところがまた良い。

 クールなイケメンの闇己とおっちょこちょいな感じの眼鏡キャラの健生の凸凹コンビは良い組み合わせだ。

 

 闇己君の家系では一族党首交代時には前党首の首を新党首が刀で切り落としてその命を天に返すという衝撃的恐ろしさの因習があった。闇己君もそれに習ってお父さんの首を切り落としたのだが、なかなかショッキングなシーンであった。私は無神論者なものでこういう因習についてはどうかと思う。

 

 メインキャラ二人を関智一浪川大輔が担当している。20年も前の作品なので若き日の二人の演技が見られた。

 関智一演じる闇己の姉の役を桜井智が演じていた。この人の声は好きだったのだが、声優を引退してしまったので懐かしく演技を見させてもらった。

 

 2話で一時間しかなく、原作第一巻の内容のみしか映像化していないとのことである。

 話の中で触れた神社から盗まれた6本の剣の行方なんかはこれからわかるのであろうと十分に次の展開を期待させておいての終幕であった。これは続きが気になる感じにまとめて原作を買わす原作販促作品と言えよう出来であった。まさにオレ達の旅はこれからだせ!落ちであった。しかし、話が面白そうなのでこれは時間さえあれば原作本を手に取りたい。続きが気になるぜ・・・・・・。