こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

伝説のSFシューティング「R-TYPE」

 この夏はPCエンジンで乗り切ろうというわけで今日もせっせとプレイしている。

 で、ここ最近はそんなレトロゲームの中でもシューティングゲームにはまっている。

 気づいたけど、シューティングって面白い。ただただスカッっとする。

 

 そんな訳で手に取ったのは名作「R-TYPE」である。

 

 「英語!おしゃれ」

 

 このゲームに関してはこう思うばかりであった。なんたって前にやったソフトが「はなたーかだか!?」なんておかしな名前だったからな。

 アーケードで名を上げたシューティングの名作で、PCエンジンでは1988年に発売した。ジャスト30年前だ。

 

R-TYPE1 【PCエンジン】

 

 どうやら私はシューティングの腕はいまいちらしく、だいたいどのゲームも最初は一面をクリアするかしないかで死ぬ。視力はマックスで良いのだが、動体視力というはそうではないようで、敵の打つ弾の動きを見極めて避けるのが上手いこといかない。

 これは何度も死んでパターンを覚えるしかない。

 

 「R-TYPE」はスーパーファミコンで新しいのが出ているのでそっちで遊んだことはあるが、今回はオリジナルのやつで遊んだ。PCエンジンSFC並に映像が綺麗だなと思う。

 

 「R-TYPE」は簡単とか言う人もいるのだが、私としてはこれは難しい。しかしこのゲーム、何度死んでも挑みたくなる。そう、つまりは面白いのである。

 

 多くのシューティングゲームはいきなり始まるので、こいつらは何の目的で何と戦っているのだろうと思うのは思うのだが、楽しければそこらへんはどうでも良い。

 このゲームはSFチックで、敵の中にはロボっぽいのやエイリアンみたいなグロキモイのがいる。グラフィックはよろしい。

 

 こちらの攻撃はタメ打ちができるので、豆鉄砲とタメ打ちとをうまいこと使い分けて効率よく敵どもをやっつけないといけない。戦略面では結構頭を使うと思う。

 このゲームの一番のポイントは、アイテムを取ってパワーアップすると「フォース」という攻防一体のオプションがつくことである。着脱可能なフォースは機体の先っぽとお尻につけることが出来、敵にぶつけたり、フォース単体で敵に攻撃も出来る。実機から取り外した武器がそれ単体で行動して敵を攻撃するというガンダムでいう「ファンネル」みたいな感じで格好良い。 

 フォースの着脱による戦略を立てることで面白さが倍増する。

 このシステムは新しい。

 

 

 ゲームには全4ステージが収録されている。 

 一面は楽勝だけど、二面でさっそく躓く。敵が多い。上下から一気に来られたらもう混乱状態で、気づくと死んでいる。

 

 三面は画面に収まりきらないくらいの巨大戦艦を叩くという内容になっていて、これには燃えた。このステージは楽しかった。

 ラスボスとなる四面のボスがすごい強かった。宇宙戦艦で、後に三つに分かれて攻撃してくる。

 

 これには「キングジョーかよと思った」

 

 こうやって一遍にあれこれが別々に動いて攻撃してくると頭が追いつかん。自分の後ろに来たり前に来たりするので、フォースをぶつけて攻撃しまくってなんとか倒せた。四面のボスは意地が悪いと思う。

 四面をクリアすると、ムービーが流れて終わってしまった。

 どうやらこの先は「R-TYPE2」に続くということである。

 

 というわけで、2もやるしかないとなり私の戦いも続く。

 

 やりすぎて指が痛い。後日手のひらが筋肉痛になっていた。

 

 


PCエンジン版「R-TYPE」をノーミスクリアしてみた(1周目のみ)

 

R-TYPE1 【PCエンジン】

R-TYPE1 【PCエンジン】

 

 

R-TYPE [3DSで遊べるPCエンジンソフト][オンラインコード]

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個人的に2017年一位だったアニメ「月がきれい」

「月がきれい」Blu-ray Disc BOX(初回生産限定版) 

 

 去年の4月~6月にかけて全12話を放送したアニメ「月がきれい」をBDで再び視聴した。本放送の時点で毎週続きが気になって仕方ない作品であった。

 本放送を見終わった段階でも、この作品に対して思ったことをとにかくブログに殴り書きしたのだが、二回目を見て新しい気づきがあり、また感動したのでやっぱりまた書きたくなった。良いものは何度見ても良いものだ。

 

 

 アニメが好きでたくさん数を見ていると、その積んだ知識量から「ああ、またコレね」「どうせこうなるんでしょ」みたいな先入観を持ち、それが邪魔をして手放しで楽しめなくなるという悲しい性がついて回るようになる。趣味であり日課であり、もはや使命感の元に日々アニメを見続けている身の私にとって心から楽しめる、感動できるというアニメは少なくなっていった。そんな中でこの作品はマジで面白かった。すばらしい。個人的には2017年で一番好きだった作品だ。

 

 下手をするとマジコケするので、挑戦するのも結構勇気がいると思われるオリジナル作品で勝負してきたのをまず評価したい。既に原作が世間に受けている物を映像化すればリスクも少ないだろうが、なんたってアニメなのだから小説や漫画よりも表現の幅は広いはず。

 最初から映像ありきの企画を行う。アニメだろうがドラマだろうがテレビの仕事をする者ならここで勝負して成功を掴んでこそ達成感があるというものだろう。と勝手なことを考えてスタッフ達を褒めちぎっている。

 今ならアニメ「刀使ノ巫女」なんかがオリジナルアニメだが、日本アニメはもっとオリジナルで攻めてほしいよね。

 

 BDで二周目に入ったわけだが、やはりこの作品、どこまでもきれいで良い。

 純文学のようで、全然エロくない。こんなに汚れ知らずな作品は、薄汚れた現代にはそうたくさんはない。

 

 このBDについてだが、昨今割と見られる初っ端から単巻でなくBOX売りするというスタイルが良かった。単巻で買い集めて後でおもいっきり安くしてBOXが出ているを知ったらどうしても悔しいからね。

 日本のBD-BOXといえば、バカ高いイメージしかない。このBOXはこの内容でこの価格なら「まぁ良いでしょう」と思える。それにしてもBD画質はやはり綺麗。

 

 

 放送から一年が経ったが、私はまだLINE未使用者のままである。というかガラケーを使っている。LINEがなければ主人公の安曇君と水野さんはくっついてないと思う。LINEありきの現代ラブストーリーだ。

 運動会の委員会の連絡事項をLINEを介して皆に発信するという現代ならではの連絡方法が作中で用いられていた。これって私のようにスマホを持っていない奴だと自然と仲間はずれになり、下手をしたらイジメや不仲にもなりそうだと思った。連絡事項がLINEでというのが信じられなかったな。

 聞くところによるとLINEで会社の欠席連絡をするとか、退職届けもコレで済ます猛者もいると聞く。

 

 「う~ん時代が変わったな」 

 

 と思わずにはいられない。

 

 

 BDといえば付加価値としてオーディオコメンタリーがついてくるわな~。これをつけないBDって嫌って思うくらい。

 このオーディコメンタリーは聞く価値あるものであった。声優陣はもちろんスタッフの話も聞けて、作品への理解が深まる。スタッフコメンタリーはおっさん達が喋っているばかりだが、これが結構賑やかで聞いていて楽しかった。

 

 作品を作る上で中学生のリアル性を追求することに重きをおき、取材を元にして中学生あるあるを詰め込んだ作品だということである。これは目の付けところが良いではないかと思った。私も義務教育を受けたことはあるが、あまりにも自分本位で周りに目を向けなかったため、自分以外の広く一般の中学生の価値観が分からない。なので「あるある~」と共感できるところばかりではなかったが、「今の子供らはこんなの」というのが分かる作りは興味深いものであった。

 

 運動会では皆ハチマキを巻くわけだが、その巻き方も人それぞれで、注意して見るとキャラクターそれぞれで巻き方が違う。こういう点にこだわりが感じられる。

 そういえば、本作を含み色んな作品で見る運動会競技の「借り物競争」って実際にやったことないんだけど。あれをやっている学校に通ったことがない。

 

 アニメなのに、アニメだからと意識しすぎないリアルな作りで、メインの安曇君と水野さんが必要以上に喋らないというのが印象的だった。実際の人間なら、視聴者を意識しての不自然な説明口調になったりしないだろうからその点は確かにリアルだなと思う。アニメキャラみたいに言葉巧みに饒舌に喋りまくる中学生もそうそういないだろうし。

 神社で月をみながら安曇君が水野さんに告白するシーンなんかは、言葉選びがリアルだったと思う。もちろん私がその辺の情報をたくさん持っているわけではないが、あの緊張して言葉につまり、その場で考えて考えて何とか言葉を搾り出している必死感はウブな中学生っぽいとは思う。あのシーンでが「月きれい」と言ったあとにニカッと笑う水野さんが可愛すぎた。

 

 安曇君と水野さんが付き合い始めたところで、水野さんの友人の千夏も安曇君が好きとか言って来る。これを水野さんが姉に相談すると、冷たくも姉は友人でも好きな人が一緒だったら即絶交し、友人関係を続けるのは無理と言う。

 こういうことは経験がないのだが、実際にこの状況になったら現代人はこうするのかと深く考えて聞いてしまった。広瀬香美の歌でも幸せになりたかったら友情より愛情を取ると言っているのを思い出したので、姉の言うのが正解かもしれない。

 りえしょん(村川梨衣)演じる千夏が結構な仕掛け人で、ストーリーを盛り上げる役を担っている。二回目を見て千夏がもっと好きになった。陸上部の最後の試合で弁当食いながら泣いているシーンなんかを見るといい娘だなと思う。

 

 千夏と比良君が恋の敗れ役だが、この二人も本当に純粋な若者で好感が持てた。比良がすごい好きになったな。

 しかし、比良に告白される水野さんを見て嫉妬した安曇君が、その後水野さんに冷たくあたったのを見た時は、殴り倒してやりたいと思った。安曇君のあの態度はよくない。

 

 本放送を見た時に、メインの二人は「声がなんだか素人っぽいなぁ」と思ったが、監督から「アニメの芝居をしないで」と言われていたとのことであった。メインの二人は他作品でもメインを張ったことがあるが、このアニメと全然声が違っていた。

 水野さんって小原好美が演じていたのかとBDを見て知った。去年放送の「魔法陣グルグル」でククリを演じて、すごいアニメ声を作っている人でないかと思ったのだが、この作品では普通の女子が喋っているみたいだった。素人風に演技するという新技が見られた。

 最近覚えた気になる声優の石見舞菜香もコレに出ていたのかと新たな発見があった。この人も今出ているアニメとは声を変えてきている。

 全体的に声優の演技が良い作品であった。

 

 改めて主題歌、挿入歌を東山奈央ちゃん縛りにしたのは良かったと思えた。

 挿入歌でCHARAの「やさしい気持ち」を東山奈央がカバーしたバージョンが流れるのだが、オリジナルを歌うCHARAの歌い方のクセがすごすぎて、本人以外誰が歌っても別の曲に聞こえる。この曲が流行った時はCHARAの真似をする奴らがたくさん出て来たと思い返す。

 

 という訳で、総括するととっても良いアニメだということである。

 もうたくさん見すぎてアニメではお腹一杯という奴でもきっと楽しめる名作だと思う。

 

「月がきれい」Blu-ray Disc BOX(初回生産限定版)

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 今晩の月もきっと綺麗。

 

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MUSIC FAIR アニソンSP回が神だった。

 

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 昨日のMUSIC FAIRは文句なしの神回でした。

 

 

出演者

 

 高橋洋子

 氷川きよし

 水樹奈々

 宮野真守

 三森すずこ

 

 なかなか揃わない強いメンバーである。有名な声優とアニソンシンガーの方々の中に演歌のきよしが混じっているが、さすがのきよし、どこにいても浮かない融和性を見せた。それにしてもきよしは歳を取らないな~。顔がずっと若い。そんで良い声している。

 

 「魂のルフラン」をこの5人で歌ったのは貴重だった。

 この曲は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の主題歌で、8cmシングルCDも買ったな~と思い出す。歌詞が難しいのでいまいち頭に入らないが、荘厳かつ格好良い曲なのでいつまでも頭に残る。

 

 皆歌うまいな。奈々様の曲は良く聴いているので歌唱力についてはよく知っていた。マモとみもりんの歌を改めて聞くと、やっぱり上手いと思う。マモはトークがうるさ面白いイメージが強いが、歌うとまた違う顔を見せる。

 みもりんはやっぱり可愛かった。この人もずっと顔が若いままだな。

 歌ってくれた「ユニバーページ」は懐かしかった。アニメ「アウトブレイク・カンパニー」見てたな~。

 

 

 本命は奈々様目当てで見たのだが、やっぱり歌声がステキ。

  マモとデュエットした「ETERNAL BLAZE」は良かった。これ13年も前の曲か、古いな~と思ってしまった。未だにiPodで聴いている。歌もアニメも良かった。

 

 この回で一番良かったのは、歌よりトーク

 声優水樹奈々として演じたキャラクターで印象的だったのは、新人時代にやった「シスター・プリンセス」の亞里亞だったと言っていた。久しぶりに演技もしてくれた。確かにアニメを見ていても声が奈々様だとは分からなかった。

 シスプリには、お兄ちゃん一人と妹が13人(一人は潜りで実質は12人)も出てくる。このアニメめっちゃ好きだった。中居君の番組でアニオタ芸人の天津向がシスプリと奈々様のファンだと言っていたので、きっと向も歓喜したであろう。

 歌番組でまさかシスプリの話が聞けるとは思わなかった。妹萌えホイホイアニメなのでそっち方面に造詣が深い方にはおすすめアニメである。

 

 昨日のMフェアは目と耳が幸せになる内容だった。

 

 それからいつの間にか司会が仲間由紀恵から加藤綾子に変わっていた。

 調べたら彼女は産休で休んでいるとのこと。仲間さんおめでとう。

 

 アニソン最高!