こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

アイドル帝国「ジャニーズ事務所」の帝王ジャニー氏の死去について

 今朝たまたまニュース番組を見てジャニーさんが亡くなったことを知った。これはショック。数日前に倒れて入院したとは聞いていたけど、まさかそのまま帰らぬ人になるとは思わなかった。嵐のデビュー20週年でお祭り騒ぎのところにこの訃報は痛い。

 

 思えば今日のニュースを見るまでまともに素顔を見たことがなかった人だけど、私の好きなたくさんのジャニーズアイドルの育ての親と思えば、とても無関心ではいられない。

 午前中にリアタイでテレビ番組を見ることなど滅多にないのだが、ジャニーズ好きとしてはこのニュースは気になる。しばらく番組を見ていた。

 

 朝の番組を見るのが久しぶりだから知らなかったけど、チャンネルを回すと他の番組でもジャニーさんの死去について扱っている。同じ日に同じ時間、そして同じネタを扱うニュース番組をしてるとか、見る人は何を基準にどれを選ぶのだろう。私は羽鳥さんの司会の番組を見たけど、同じ時間には太一君のと極楽とんぼのものやっていた。朝に同じような番組をたくさんやってることをもそうだけど、そのどれもで扱うくらいジャニーさんという男は社会から注目を集めているとも分かった。

 

 番組ではジャニーさんの功績を振り返るVTRを流していた。そこには歴代ジャニーズアイドルがたくさん映っていた。三人揃っている少年隊、あの日のSMAP渋谷すばるが歌っている映像など、見ていると懐かしくて泣けて来た。

 

「ウエストサイド物語」視聴に端を発してジャニーさんのアイドル育成人生が始まったという。あれは私も楽しんだ作品だ。チンピラの喧嘩をおしゃれで美しく見せる、あの手法には私も確かに目を奪われた。

 VTRを見てジャニーさんってすごい人生を送っているのだと分かった。

 

 ジャニーズという組織は、振り返ると確かに色々あった。それは良し悪し含めてのこと。しかし、なんだかんだあっても私はやはりジャニーズが好き。そしてこのジャニー喜多川という男はすごい人物だと改めて分かった。

 私はジャニーズアイドルが大好きで、テレビでのパフォーマンスはよく見ている。私の青春を楽しませてくれたアイドル達の世話をした男なのだから、感謝したくもなる。すばらしいアイドルを世に送ってくれたことには感謝の拍手を送りたい。

 

 番組ではジャニーズさんの先見の明の冴えたる証を紹介していた。昔からよく言われていることだが、ジャニーさんには子供の10年後のビジョンが見えるらしい。人はこれを第六感、英語的に言うとシックスセンスと言う。この能力がすごい。大物アイドルプロデューサーの座を締める所以がここにある。

 A.B.C-Zの河合くんが言うに、ジャニーさんはグループを作るにあたって、バランス良いグループ作りを可能とするメンバーを的確に選ぶと言う。ダウンタウンDXで聴いた河合くんの解説には納得。

 昭和、平成、令和と続いて敏腕を振るった彼のプロデュース能力には脱帽する。

 

 ジャニーさんと言えば変なグループ名を考えるおじさんのイメージがあるが、なんだかんだで個人的に好きなネーミングセンスだとも想う。

 番組ではこれまで彼が命名したグループの一覧が出た。これだけのグループを作って育てたんだなと想うとやっぱりすごい。

 

 一年と少し前にキンプリがデビューし、彼らがジャニーさんが世話した最後のデビュー組となってしまった。令和時代一発目にジャニーさんがデビューさせるのは誰なのかを楽しみにしていたのにそれは叶わず。こうなったら後はタッキーが何とかするしかない。

 

 巨星墜つの苦しい展開を迎えたジャニーズがこれからテレビ業界でどう生き抜いて行くのか、今後もそこを追って行きたい。なにせ私はジャニーズウォッチャーなのだから。

 

 夢をありがとうジャニーさん。安らかに眠ってください。

 

 

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