9月にもなれば盛夏時と比べて日が登るのが遅く、沈むのが早くなる。これすなわち地球が正しく息をしている証拠。なんだけど、9月にしては熱が残り過ぎな感じもする。そこは正しいどころか乱れじゃないかなとも思うわけで。そんなこんな地球さんの今と未来が心配です。しっかりしろよ地球!
7月真ん中くらいだったら朝の5時には外の光だけでも部屋が結構明るかったが、9月だったら5時になってもまだまだ暗い。6時になってもまだ照明無しでの活動がキツいくらいかな。
夏は朝の早い時間からも電気をつけなくて行けるから、そこは節約になって良かったのに。という完全朝方人間だかこそ感じる季節ごとの日照時間の都合っすね。太陽が昇る瞬間を見て感じることで、結構な幸福感を得ます。
そうして太陽の動き的には季節が動いた感じがするのに、気温的には真夏の時とそんなに変わらん。9月も調子良く地表を熱々にしてくれやがる。早くクリスマス来ないかな。暑すぎて文章を作る頭の動きも鈍るのよ。
じゃあそんな暑い中でも私に元気と勇気を与えてくれる愛しきポップソング達をまとめていくか。音楽無き我が人生なんてあり得ないぜ。
最近は益々ポップソングを聞くようになった。小難しいものは聞くと疲れるぜ。音楽は自由に楽にだな。なんかジャイアンもシンガーをやる身からそんな感じのことを言っていた気がする。
この夏のどデカいミュージックトピックといえば、ホロライブが誇るスーパーメイドアイドルのあくたんこと湊あくあちゃんが卒業ライブを開催したこと。あれにはマジで興奮&感動が止まらなかった。
あのことがあった関係から、8月も9月もあくたん周りの楽曲を多めに聞いています。しかし早いものであれからもう1月が経過するっていうのか。矢の如しだな。
ではゆるりと楽しめる愛しいヤツら大集合!
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- チャージ! / 小玉ひかり
- ハニーシトロン / 神宮寺琉実(CV.後本萌葉)、神宮寺那織(CV.内田真礼)
- Fake.Fake.Fake / AZKi
- I LOVE MEでいられるように feat. 湊あくあ / ナナヲアカリ
- キズナトキセキ with hololive JP / 湊あくあ
- #きみいろプリンセス / 湊あくあ
チャージ! / 小玉ひかり
テレビアニメ「女神のカフェテラス 第2期」OP曲。
1期OP曲「運命共同体!」が強すぎたことで、続く2期のOP曲を作るハードルが上がっちまったが、こちらも問題なく乗れて可愛い。ご機嫌アニソンの新顔誕生です。
ピコピコ言わせている演奏はお耳に心地よい。
チャージしたいのはやっぱりラブで、ギブアップするまで愛してあげるし、逆に愛しても欲しい。そんなことを言いながらフルチャージラブのやり取りを行う楽曲内容が良い。
楽しく萌えて心の幸福感が満タンになる曲でした。ありがとう。
ハニーシトロン / 神宮寺琉実(CV.後本萌葉)、神宮寺那織(CV.内田真礼)
テレビアニメ「恋は双子で割り切れない」ED曲。
微妙な出来でクセが強い双子ラブアニメとなったが、こちらのED曲は大変良し。アニメも曲も楽しく視聴しています。
ハニーシトロンという語感の良いタイトルについては、それってなに?となった。聞き馴染みがあるようで無いワードだな。
ハニーははちみつの意で、シトロンはレモン的な果実のはずだから、甘くて酸っぱい素敵ラブ世界ってことなのかな。まぁ確かに恋の味なんてそんなものさ。味わってさほど日が経っていないので確かな感想です。
二人して同じ一人を好きになってしまったが、相手の出方が曖昧で割り切れないことでもどかしい&イライラ。でもそこも含めてすきなのさ。という乙女心が見えて来ます。分かる。
元来割り切りが悪いものを嫌う質な私だが、恋ってのは前提としてすっぱり割れないものだから、七面倒臭いその都合はよく分かる。むしろ簡単に割れちゃったらそれはそれで偽物の想いだ。
というわけで正直な恋模様を歌った良曲です。←我ながら解説にクセとウザさがあって喧しいという自覚があります。
シンプルながらも妙に刺さるサビのメロディが心地よい。これはすぐに覚えちゃう。
ワンサビで特徴的なそのメロディを2度繰り返す仕様なのは、更にサビを印象つけるテクになっていて良し。サビが可愛いんです。だから聴きたくなる。
Fake.Fake.Fake / AZKi
8月にライブを見てからというもの、シンガー AZKiのボーカルに惚れ込んじまってもう大好き!顔も声もめっちゃ良い。この曲もお気に入りっす。
この人も同門のそらちゃんやすいちゃんと同じく、これのために神によって仕組まれた命だったのだなぁ。清々しく歌姫アイドルをしていて、見ていて気分が良い。ホロライブには秀逸な歌姫がいっぱいだぁ。
ジャケ写にはあくたん、MVにもあくたん。なのに歌唱はアズちゃん。意外な組み合わせで売り出したフェイク風味な企画でした。
ジャケ写のあくたんが珍しくデコ出し舌出しなのにも「えっ、フェイク?」となっちゃいそうだけど、あくたんの可愛さにフェイクはないのだ。
アズちゃんの曲だけど、湊あくあを巡る旅に出ればぶつかること不可避な楽曲なのだ。あくたん卒業報告を受けてあくたん強化期間に入った際にこちらもしっかりチェックしました。
アズちゃんの代表曲のひとつ「いのち」と同時リリースしたロック調の楽曲であり、そのリリース日は平成ラストデーとなった2019年4月30日だった。というわけで、めでたくAZKiの楽曲が2曲同時に平成最後の名曲となりました。おめでとう。
偽物だらけの異常な世界でも己が信ずる真実を掴め。それが青春だ、人生だ!
そんな想いが伝わるアズロックでした。素晴らしい。
アズちゃんの持ち曲にしては珍しいロックに振り切った楽曲だったことが印象的。
卒業間近のあくたんとお歌配信で歌ったバージョンも良かった。あくたんの卒業だけはフェイクじゃなかったのかぁ。それも真実なので受け止めるのみ。
しかしこんなにフェイクフェイク言ってる曲もミスチルの名作ロック曲「フェイク」以来かも。
I LOVE MEでいられるように feat. 湊あくあ / ナナヲアカリ
おぉ!「チューリングラブ」で弾けるセンスを出してんなぁ~と大変感心したナナヲアカリとあくたんがコラボしていたのか。良きことです。
I LOVEとくれば次にはYOUと来そうなものだが、ここではYOUでなくMEを愛することの大切さを歌っている。そんな自己肯定感アップナンバー。私も人生の中で妥協なき努力を続けたことでそれを実現させた。なにっていうと、過信、嘘、現実逃避でなく、正面切って愛せる自分の構築だ。確信を持って自分で自分を愛せるって素敵だし格好良いと思うっす。それで「異論は認めない」とまとめている歌詞も良し。
あくたんのキラーワード「あてぃしのこと好きすぎ」も歌詞に含まれていることから、タイトルの「feat.」 のワードが持つ意味がしっかり発揮されている。
明るくキラキラしたノリノリポップ調でとにかくお耳に心地よい。
キズナトキセキ with hololive JP / 湊あくあ
あくたんが卒業間近にリリースした素晴らしい曲。あくたんを見送るため、ホロJPの仲間達総出でボーカルに参加している。全部で一体何人いたことか。すごい企画です。
卒業ソング的な名曲が欲しいとのことで、こんなすごいことになった記念碑的ソング。メロディ、歌詞、6年の想いを込めてのあくたんの歌唱、どこを切り取ってもエモさ満タンの感動ソングでした。
そもそもエモいことをやろうという企画のもとで作られたエモエモソングなだけに、視聴時にはエモさで殴り殺す気なのか!とビックリでした。殴るのは得意だけど、受け身に徹するのはそこまで達者ではありません。
あくたんのソロパートの「そうでしょ」のところが超可愛い。
後半歌詞の「6年分の笑顔をありがとう」は、最も印象的な歌詞でマジで泣ける。こっちこそ6年もありがとうだよ。
あくたんとホロと我々がいた。そんな奇跡の6年間の軌跡を綴った内容歌詞には、エモさと感動があってマジに良い。それを受けての最後の歌詞「だから永遠を願う」はマジにそう思っちゃう。
先日の卒業ライブでは、めでたくボーカル全員が大集合してホロ大アイドル絵巻が完成した。このステージがマジでエモくて可愛くて格好良くてで……泣く。アーカイブで何回も見て聴いて泣きました。
ああして全員並ぶと、格好良いアイドルとして大きく見えたあくたんが本当に小さい。事務所全体で見てもかなり小さい方なんだな。あんなに小さい女子が大きな夢を見せてくれたなんてことを考えるとキュンと来ますなぁ。
あのステージは、湊あくあ最高到達点を踏んだのと同時に、アイドル事務所 ホロライブとしても現在目指せる最高地点を踏んだ瞬間になったと思う。思い出の素晴らしいステージ、素晴らしいアイドル達でした。あくたんが愛したホロ、我々が愛したホロ、最高の景色がそこにあった。楽曲に参加したアイドル達全員が21世紀の誇りです。
#きみいろプリンセス / 湊あくあ
「キズナトキセキ」の段階で会心の一撃が入りまくっているというのに、更にその後、卒業ライブのだいたい2時間前に音源が公開された湊あくあ最終曲がこの曲だ。
こうも短いスパンでホイホイ新曲を追加するのはもはやオーバーキル。死んで動けないところに、更に火を放って火葬も済まされたみたいなものだ。そんなわけでこの曲に向き合うにあたっては、なんだか疲弊というか、ただボゥ~としちまっていたかも。まさか卒業当日にも新曲があるとはビックリじゃないか。
卒業ライブを行った8月28日が終わりを迎え、日付が変更した29日0時から配信がスタートした。泣きながら聴きました。
しかしもうあれから約1月が経過するのか。この期間が短かかったようで長かったようで……。
デビュー曲「#あくあ色ぱれっと」のアンサーソングとして放たれた湊あくあラストソングです。
初心に帰って最後を迎える。道を歩む者として良き心のあり方が見えますなぁ。私の人生もそうであるようこの先を生きよう。
あくたんも一部作詞を行っているという。歌唱する本人の想いもこもった真心ソングだな。
あくあ色に染められちまった我々の色で更に染め上げたプリンセスがあくたんなのだ。そんなこんなあくたんとあくあクルーの愛しい距離感と絆をたっぷり感じる内容で良し。
「#あくあ色ぱれっと」に登場した印象的フレーズ「Oh Ah Oh Ah Oh」や「約束」の歌詞がここにもまた登場するのがエモい作り。
ジャケット、MV共に髪を降ろした私服姿のあくたんが描かれている。メイド服とツインテのアイドル武装を解いたあくたんがアートワークとして描かれるあたり、マジに最後の曲なんだなと分かってキュンと来ました。最後に見るこの姿のあくたんは珍しい。
これから卒業するのに最後の歌詞は「これからも私を見てて」で、余韻少なくアウトロ無しでスパッと曲が終わる。
あくたんの活動の記録も記憶もしっかり残っているから、そこを忘れないでいてという意味がこもった最後の歌詞が良いじゃないか。
敢えてアウトロ無しにスパッと行ったのか。キレイな卒業を迎えたアイドルの最終曲の終わり方としてこれはベストなものだったと言えるだろう。
これからも記憶に見るあくたんと共に青春ライフを楽しくやって行きますね。最後も良い曲でした。ありがとう。
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