学園戦記ムリョウ
なんだか妙なテンションの学園もの+SFアニメ。
学生達で街に攻め入る宇宙人を追っ払ったりするアニメ。
最後の方は宇宙規模の闘いになって壮大であった。
謎の少年ムリョウは私服登校の学校でも常に学生服を着用するというこだわりを持っている。
もう一人の主人公の村田始は次々と起こる珍騒動に対してかなりの順応性を見せている。
キャラ同士の軽妙な会話劇も楽しめた。
だぁ!だぁ!だぁ!
西遠寺という寺で中学生の男女、宇宙人の赤ちゃん、それの子守役の猫型なのか犬型なのかわからないロボが共同生活するお話。
学校の愉快な仲間達とのドタバタしたコメディも展開し楽しかった。
メインの男女二人の恋の物語にもどきどきしました。
クラスメイトの二重人格少女クリスちゃん、いくつもの異色の職歴を持つ水野先生はとても好きだった。
途中から出てくる宇宙人の夜星星矢君が学校の女子の間で人気だった。
OP曲の「ハートのつばさ」は名曲。
カスミン
主人公の少女カスミン(本名 春野カスミ)とヘナモンと呼ばれる妖怪みたいな連中との交流を描くハートフルストーリー。
家事全般をこなせるカスミンは女子力がかなり高い。
「ヘナモンみたもんへんなもん」という謎なキャッチーフレーズが今でも頭に残る。
おじゃる丸のOP曲を大物サブちゃんが担当したが、こちらのOP曲は安田姉妹(安田祥子・由紀さおり)が担当している。しっとり聞かせるね~。
十二国記
日本人の女子校生が中華風な異世界に旅立つファンタジーストーリー。
「カードキャプターさくら」で大阪弁を話すお調子者のケロちゃんを演じていた久川綾がこちらでは真面目な主人公の女子を演じているので当時は同じ人がやっているとは思えなかった。
鈴村健一が演じた人語を話すネズミ男がすごく印象的で今でも覚えている。
精霊の守り人
こちらも中華風なファンタジー
三十路の槍使い女のバルサが主人公。かなり強い。
この年齢設定の主人公は珍しい。
バルサの唇がトゥルントゥルンなのが印象的。
めっちゃ絵が綺麗である。
最近、綾瀬はるか主演で実写化した。
メジャー
原作漫画も長く続けばアニメシリーズも長く続いた胸が熱くなる野球アニメ。
主人公 本田吾朗(途中で苗字が茂野に変わる)が野球少年からメジャーリーガーになるまでの長い成長を描く。
吾朗が両親を「おとさん」「おかさん」と呼ぶのが印象的であった。
小学校からの友人である清水と吾朗が結婚するまでの恋の物語もドキドキする見所であった。
中学生編で吾朗がショートカットのためにチャリで高速道路に侵入して警察に捕まる回が一番記憶に残っているかもしれない。真似をしてはいけない。
団地ともお
マンモス団地を舞台とし、主人公にして結構アホな子供であるともおのたわいもない日常を描く。
ともおが元気すぎる。
人気の無い高台に一軒屋を構えて住む私からすると本作は異次元のようなお話に思えた。団地は団地でうるさそうだけど楽しそうと思えた。
筋力の発達した足を持つ同級生女子のケリ子というキャラが好きだった。
プラネテス
2075年の宇宙を舞台とし、スペースデブリ(宇宙に漂うゴミ)回収作業を行う人々の姿を描いた宇宙お仕事系ヒューマンストーリーである。
格式高いBS-2放送作品であるので、シナリオ、画像共に質の高い作品であった。
主人公のハチマキが老若男女の間で楽しまれるゲーム「しりとり」の攻防戦の中で巧みに言葉を操りヒロインタナベにプロポーズした演出は一周回ってロマンティックな名場面となった。

プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition
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ニルスのふしぎな旅
いたずら少年ニルスは妖精の怒りをかって小人にされてしまい、家で飼っているガチョウのモルテン、ネズミのキャロットと共に図らずながらもガンの群れに混じって未開の楽園ラップランドに向けて不思議な旅に出る。まさに不思議な旅のお話。
小さくなった少年ニルスが動物と同じ目線で世界を見て成長していく教育番組らしい良質な作品であった。
作中に登場する活き活きと動く動物キャラは可愛い。
親元を離れたニルスを暖かく見守るガンの群れのアッカー隊長は教訓めいたことをいくつか教えてくれて良いお母さんをしている。ちなみにアッカー隊長はガンの身でありながらイヌワシの子を育てたという過去を持っている。
最終回の成長した少年ニルスとガン達との別れには涙した。
荒んだ現代社会の子供にはこういう自然をいっぱい写したハートフル作品を見せるのが良いと思える。
加橋かつみの歌うOP曲、ED曲は共に名曲。
Nils No Fushigi Na Tabi - Opening
バクマン。
サイコウとシュージンの二人の学生が出会い漫画家を目指すお話。
漫画家はデビューしてからも生き残っていくのが大変とわかった。
熱い漫画家魂を感じるシナリオも良いが、メイン2人のそれぞれの恋の物語も私は好きだった。
シュージンは格闘女子の見吉(みよし)と結婚したが、その他の女からもかなりモテていた。
お仕事系アニメの要素が多く、編集社でのシーンを描くなどして、リアルに漫画の作り方を視聴者に伝えるという教育番組らしさも出ていた。
登場人物の漫画家達が描く多くの劇中作も魅力的であった。
コブクロの歌うOP曲が最高に好きだった。
こうして振り返るとNHKは良い仕事をしている。
現在は「クラシカロイド」というアニメを放送しているが、コレが困ったことに私には楽しめない。ただし声優は人気者ばかりを集めて豪華メンバーでお届けしている。
私はクラシック音楽が大好きだからとりあえず見ているけどね。
たくさんもらった受信料でこれからも名作番組を生んで欲しいね。
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