こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

こしのり良い曲 その17 最近よく聴いているアルバム(2019年4月~6月)

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 平成が終わって令和になっても私の音楽好きは終わらない。

 

 ここ最近楽しんだCDアルバムを振り返ろう。

 

 

「clear」「CoLoR」

clear / CoLoR(通常盤)(特典なし)

clear / CoLoR(通常盤)(特典なし)

 

 バーチャルシンガー YuNiのCDデビューアルバムである。

 新時代「令和」のカウントダウンが聞こえる頃に発売し、私にとっては平成ラストアルバムとなった。

 そう言えば、普通に寝過ごしてYuNiの令和カウントダウンライブを見に行けなかった。後になって櫻井くんのNEWS ZEROでその模様をちょっとだけ見れた。

 

 ぶっちゃけ、それまではYuNiの歌をあまり聴いたことがなかったのだけど、これより一月前に出たVチューバーときのそらのデビューアルバムが想った以上に出来が良かったので、Vの歌姫に可能性を感じてこちらも聴いてみた。するととても良かった。

 

 YuNiの歌声は透明感ある美声で、可愛い声や情感のこもった力強い声も出せる。表現力のある歌唱法も素晴らしく、とにかく歌声が好み。可愛いVチューバーがちょっと歌ってみたに留まるようなレベルではなく、シンガーとして非常に優秀である。

 それにしてもべしゃりと歌唱で声が違いすぎると思う。ギャップがすごい。どうなんだろうこれ?べしゃりと歌で二人用意してるとかないよな。

 

 アルバム構成はカバー曲部門とオリジナル曲部門に分かれているが、どれを聴いても良い出来だった。

 

 先日のYoutubeデビュー1周年記念イベントで歌った「透明声彩」「ウタオウヨ、ウタオウヨ」の二曲が特に良かった。

 

透明声彩
透明声彩

透明声彩

  • YuNi
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 タイトルにふさわしい透明な声で歌い上げている。

 何か「コロコロ」言ってるイントロ の音がお耳に心地よい。

 テンポが上がるサビ部分は格好良い。  

 

ウタオウヨ、ウタオウヨ
ウタオウヨ、ウタオウヨ

ウタオウヨ、ウタオウヨ

  • YuNi
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 明るくポップな曲調で良い。

 サビの「ウタオウヨ、ウタオウヨ」のパートはライブで盛り上がる。

  

 

  カバー部門ではボカロ曲をカバーして歌っている。ボカロには詳しくないのでどの曲も知らなかったけど、YuNiバージョンで初視聴したらどれも良い曲だった。中でも「命に嫌われている。」という曲がかなり刺さった。

 

命に嫌われている。
命に嫌われている。

命に嫌われている。

  • YuNi
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 命を扱っているあたり死生観を語ったとても重めの歌詞となっているけど、曲が格好良くて好み。 

 普段は可愛らしい声のYuNiだけど、曲の世界観に合わせてやや低音ボイスで歌っている。歌声が格好良くて良かった。

 この重めの感じの曲の原曲を歌っていたのが初音ミクだとはちょっと驚いた。アイドル感がまるでない曲である。

 

 

hello, world

hello, world

hello, world

 

  Vチューバーの走りであるキズナアイのファーストアルバム。

 これまで配信した曲がたっぷり詰まっている。

 3月に配信した「AIAIAI 」にハマり、それきっかけで他の曲も聴きたくなった。

 知らなかったけど、キズナアイって自分で作詞するんだ。収録曲の多くは自身で作詞している。すごいぜ。

 歌声は可愛く、歌も上手。歌声は声優の豊崎愛生にちょっと似ていると感じた。

 

 どの曲もポップで聴きやすいけど、やはりPVもセットで大変ハマる曲は「AIAIAI 」。

 

AIAIAI 
AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)

AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)

  • provided courtesy of iTunes

 プロデュースした中田ヤスタカが良い仕事をしている。この曲はきゃりーやPerfumeでなくキズナアイでないと歌えないと思う。繰り返す「チュメテ」の歌詞と曲の世界観はキズナアイの可愛さがないと成立しない。

 

over the reality
over the reality

over the reality

  • Kizuna AI
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  他の曲とは違い、ちょっと力を抜いてのアンニュイな歌唱法を用いている。サビのバックで聞こえる「YO! YO!」の掛け声が可愛らしい。

 スマホゲームの「アズールレーン」とコラボし、ゲーム内でもこの曲が流れるという。私はスマホを持っていないのでゲームはチェックしていないが、ゲームを楽しんでいる私のお兄ちゃんがこの曲を絶賛していた。

 

 

King & Prince 

King & Prince(初回限定盤B)(2CD)

King & Prince(初回限定盤B)(2CD)

 

  待ってましたファーストアルバム。しかも堂々のセルフタイトルと来ている。

 出来はとても良かった。若さ溢れる新人の勢いだけでなく、このグループはきっちり歌が歌える。ただ一つ残念なのは、ファーストアルバムまでに岩橋が合流出来なかったこと。6人が揃ったジャケット写真を見たかった。個人的には「Prince 」推しなので(特に岸くん)彼の復帰を望む。

 それにしても、一年ちょっとの間にキンプリも売れたものだ。現在は平野がセンターに寄りがちだが、誰がセンターを飾っても問題ないグループだと思うので、行く行くはそうなって欲しい。

 

 男性アーティストのファーストアルバム初週売上歴代3位を記録したとかで、売上は好成績となった。デビューシングル初週売上記録でも彼らの頭上に君臨したKAT-TUNの名がここでも登場し、ファーストアルバム初週売上歴1位はCHEMISTRY、そして2位がKAT-TUNだった。キンプリももちろん良いが、改めてKAT-TUN兄さんも強いと感じた。最近ラップを頑張っている上田君を応援します。

 

 さてさてこのファーストアルバムだが、なかなかご機嫌なナンバーが揃っている。

 キンプリといえば岸君が圧倒的に美声だから一番覚えやすい声なのだが、最近気づいたのは神宮寺と高橋も良い仕事をしているということ。皆歌が上手いけど最近はこの二人の歌声に注目している。

 テレビで一番良く歌われる曲「シンデレラガール」は結構テンポが速めなので歌声をじっくり楽しむのには向かない。もう少し遅めのテンポの曲でじっくり聴けばメンバーの歌声の良さがもっとよく分かる。キンプリの歌声を真においしく見せるのはシングルではなくこのアルバムにある。

 

 先輩のキスマイなんかもそうだが、キンプリもユニゾンパートが綺麗に聴こえる。全体的に高音ボイスのグループなので高めのユニゾンは耳に心地よい。

 

 アルバムに収録された内で特にお気に入りの三曲をあげよう。

 

 ↓ 

  

Sha-la-laハジけるLove

 変なタイトルと想ったけど爽やかでかなり上がる。

 サビの音の上がり具合が気持ち良い。キラキラしたまさにアイドルソング

 

別々の空

 グループの声を一番綺麗に聴かている曲だと思う。

 おしゃれで切ない格好良いソング。

 別れを歌っていても寂しすぎないこういう感じはとても好き。

 キンプリはこういうミディアム調の曲を歌うのが良い。

 

Naughty Girl

 アルバムリード曲。最初はこれなんて読むんだって想った。

 シングル曲とは雰囲気が大きく異なるセクシーなダンスナンバーで、グループの新たな一面を開拓したナンバーとなった。

 PVのフォーメーションダンスも素晴らしかった。

 

 

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