夏休みの時期だな~と思っていたのがもうとっくに終わり、こないだの休日なんて子供達のお神輿ワッショイの掛け声が外から聞こえるようになっていた。もうそんな時期かよ。ていうことは秋だなぁ~。子供のワッショイと鈴虫の演奏が外から聞こえるようになったらそりゃもう秋ですわ。でも秋にしてはちょっと暑いかも。
ちょっと異質で面白く見えたのが、お神輿を担ぐでもなくコロコロタイヤをつけて引っ張るでもなく軽トラに乗せてゆっくり走っていたという景色。
ゆっくり軽トラに合わせて子供もトコトコ歩いていく感じ。声を出して歩くだけで全然力を使わない現代式のお神輿スタイルなのね。まぁ子供個々のパワーも落ちたのかもだが、全体数が減っちまったから昔みたいに人力で引っ張れないんだろうなぁ。
これも少子化の波によって変化した社会の景色の一幕なんですね。新しい物が見れました。
そんな軽トラに運ばれるお神輿を窓越しに見ながら私がこの10月に楽しんだ音楽達をまとめて行くぜ。ホント私ってば何でもまとめて行くのが好きだし得意だしで、集団のまとめ役に向くんだと思います。←自画自賛が嫌いじゃないから継続してきた人生。
ライクとヘイト / さくらみこ
実在されたら困る架空のカードショップ「みこのあな」店内BGMになっちゃったお気に入りソング。楽曲制作時には、こういう使われ方をするとは思わなかっただろうな。
先月発売されたアルバム「flower rhapsody」収録曲。収録曲を順番に聴いていく中で、この曲に感じるテンションの違いに注目するしかなかった。作風としてはこれが一番目立って他と違ったかも。
どこかのレトロゲーからでも聞こえそうなちょっと間抜けな感じのイントロから独特の雰囲気がある。まったりなテンポ感でお気楽調子な曲だが、歌詞には結構なシリアスさとリアルさがあって思わず頷けちゃう。
ライクもヘイトも人が人に向ける分には一定量あって当然の感情である。それもネット世界で配信者なんてやっていれば余計に感じるもの。そこんところの都合をみこちが歌っている点に、エモさや説得性があって注目できる。
複雑で難しい想いのバランスがありますなぁ。人間心理の真を突いたすごく良い歌だと思う。
一聴して間抜け感のある曲に合わせて言ってることはリアルで深い。その点に面白さがあった。意外性ある作りでグッド。
あと最近ショップに行ってみこちのフュギュアを見るとビックリするくらい高かったので買えませんでした。すまん。
ムーンライト / 星街すいせい
先日話題となったゲリラライブで披露された楽曲。その後にはしっかりと予定日を発表した上でヒット曲「ビビデバ」と共にCDTVでも披露された。
事前にあれが分かってこれが分からないという差に人生の刺激を見出すことが出来る。昨今のすいちゃんの活動からそういう人生真理が見えて来ました。これだからアイドルは教養になり得るのである。ありがとう。好きです。←以上、唐突な悟りと告白終わり。
最近のすいちゃんの躍進ぶりはすごい。外部から事務所入りして苦労の道もあったと配信で話したことがあったが、そこからよくぞここまで駆け上がった。マジで格好良いっす。歌う、貫く、その大事さと清さを学べる活動スタイルです。ナイス。
新曲を世に放つ手法としてVの路上ゲリラライブをぶっ込むというのは「どういうことやねん?」となる話題性あるアイデアだった。その謎が浮かんだだけで、人の心には1つ何かが刻まれている。そうして刻んで行くのは活動者として大事なこと。
予告無しにある日ある時間街を歩いていると、辻斬りならぬ辻星街をやられたら心の準備が出来てなさすぎて困る。残念ながら私は現地から離れた場所で日々呼吸して人生を営んでいるため不参加となりました。現地で見てみたかった。
こちらの楽曲を楽しく見せるMVも視聴した。微妙に不機嫌そうに見えるチビすいちゃんがとことこ歩いているMVは可愛かった。ビビデバも踊っていた。
この楽曲パフォーマンスをCDTVで見れたのは大変嬉しかった。SP放送での登場で出番がマジでケツの方だったから「すいちゃんまだかいな?早く見て寝る準備したいんだけど」と文句を垂れながら待ったことはこの際隠さずバラしておこう。ゴメンけど出るのが遅いのにはちょっと焦れてもっとちょっとだけイラついた。
「けいおん!」の楽曲がCDTVランキングにランクインした当時だと、音楽マニアのアニメ楽曲に対する風当たりがキツかったそうな。すいちゃんもCDTV出演後の配信でそれっぽい事を話していた。まぁそういう時代も経て今に至りますわなぁ。
アニメやバーチャルを嫌って下げての意見が飛び交う停滞の時代を越えて、バーチャル女のすいちゃんがお茶の間で一発ぶちかましてくれたことが爽快だった。よくやってくれた。CDTVもナイス。
で、肝心の楽曲はスローでクールで雰囲気としてアダルティ。都会の夜のおしゃれな感じが伝わり、カクテル片手にバーで聴くと雰囲気として大変マッチしそう。そこまでの想像をしておきながら私は自宅で青汁とコーヒーしかやりません。カクテルなんて飲んだこともないっす。
「あの一等星になって街をハイジャックしようぜ」の印象的な歌詞は、街をジャックしてゲリラライブした実績とマッチしておる。どうぞ辻星街でジャックしてくれ。
声がイケメン過ぎてうっとりでした。ビビデバやソワレみたいなアップテンポの楽しい感じも良いが、こういうスローでメロウな感じも行けるなぁ。すいちゃんがめっちゃ大人のお姉さんに見えた。良い曲です。
あとつい最近のことなんだけど、すいちゃんのねんどろいどが欲しいな~とか言いながら近所のショップに見に行くとちょっとビビっちゃう意外な高額設定だったのでビビるままにお家に帰りました。我が家にお持ち帰りしてあげられなくてスマン。
KONKON Beats / 白上フブキ
コンコンき~つね!なあの子が歌うノリノリのアイドルロックソングです。
コンコンきつねが人を化かすのに適した秋に聴く分にはオツですな。というわけでこの10月にめっちゃ聴くことになった。
コンコン言ってるビートに心がご機嫌に揺れる秋時間を送っています。ちなみに私はタヌキ、ウサギ、シカ、イノシシはどれも山でリアルに遭遇したことがあるが、きつねのガチのは見たことがない。他に比べて数が少ない動物なのかな。
曲は格好良くフブさんのボーカルは超可愛い。明るくノリノリでめちゃ好きになる曲。このテンポ感とグルーブ感は気持ち良い。
これを3Dライブで歌っている映像を見たのが、清潔感と可愛さがエグくてヤバかった。こういうのが同級生にいたとしたら、ここは夢の中で嘘の話とすぐに目が覚めそう。
歌って踊るフブさんは文化財の10、20くらい消滅出来るレベルで可愛かった。あんまり可愛いのも破壊の種になって困りものだな。←我ながら感想がおバカ。
和楽器バンドみたいに聞こえる和風アレンジの「KONKON Beats (ヤマトファンタジアver.)」というバージョン違いもある。そっちもかなり格好良い。
「人間事(ヒトゴト)みたいじゃん だって狐だし」の印象的な歌詞は、人間だったら言えない狐のアイドルならではのフレーズだな。ホントソレなと気づくある種発明的な歌詞だった。好きです。
ラスサビで「もう一回」を言って追いサビをぶっ込む盛り上げ方も好き。大塚愛の「さくらんぼ」、ジャニーズWESTの「ええじゃない」でも見られるもう一回盛り上げ手法がここでも見られた。嬉しいことです。
シミ feat.新しい学校のリーダーズ / マキシマム ザ ホルモン
すっかり今年の名盤となってしまった「キ・セ・イ・ラッシュ」。こいつを連日聴いています。
先にMVが出た「殺意vs殺意」に次いで、この秋にはこちらもMVが発表された。CD発売が6月なので随分経過しての発表だったな。
このシミのMVがめっちゃ格好良い。ごめんけどこれまでリーダーズのパフォーマンスを見たことがなかった。ここで初めて見たけどなかなか良いパフォーマンス集団だったぞ。黒髪ロングのお姉さんが格好良かった。
情熱を込めてダイナミックに踊るリーダーズのパフォーマンスとホルモンのバンド演奏シーンのそれぞれが良い。ていうかホルモンのMVは毎度どういう発注でこうなるの?ってくらい構造として入り組んでいて、発想が謎でとにかくすごい!これは芸術です。何度も見たくなる作りの良きビデオでした。
私はMVにおけるナヲちゃんは完全に俳優だと思って見てます。今回も名女優の風格がエグい。後半で花魁のボスみたいな格好で出てくるのは美しかった。ナヲ史上一番綺麗に映っていたぞ。
そして楽曲「シミ」もやはり良い。「殺意vs殺意」を聴いた時にも同じことを思ったが、やっぱりなんて素敵な曲なんだぁ~が最初に出てくる。この「シミ」という曲もオリジナルは10年以上前のものなのか。音楽的に心に染み付く思い出の楽曲になったものだ。
MV終盤でホルモンとリーダーズが合流して全員で歌っている所が格好良い。
素敵なMVが届いたのでまた勢いを盛り返してたくさん聴くようになった。
こうなったら「キ・セ・イ・ラッシュ」に収録された残る1曲のanoちゃんとのコラボ曲もMVにして欲しい。anoちゃんのことはデデデのアニメに声優で出たこともあって最近気になっています。そっちのMV作りにも期待。
こういう曲を聴いていると知ったことで家族にビックリされがちなアーティストナンバー1のホルモンだが、本当に素敵な曲作りを行う良き音楽集団なんだよ。もっと広範囲に向けて布教したいです。過去曲を素敵な形で復活できるようアシストしてくれたリーダーズにも拍手と感謝を。突発的に来たこの秋の良き出会いでした。
アルバム
どこにいても君は君 / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
完結編映画の序章が遂に開幕を迎えた虹ヶ咲からミニアルバムが届きました。
ごめんけど新作をやるにあたって新曲を上げるまでの間は、ホロライブを楽しんでいました。でも浮気しっ放し人間ではないので、もっと古くからの付き合いのラブライブにもちゃんと帰って来ます。しっかり聴きました。
キャラ絵がけろりら先生の絵に変わったことで激震が走り、ケロライブ化されたとかいう意見もあちこちで聴くが、楽曲は目を封じて耳だけでも楽しめるものだ。とりあえず作画変更のことは置いといて新曲を聴くべし。
今回はしずく、彼方、ランジュ、エマ、歩夢、5人それぞれのソロと全員曲の構成で1枚の素敵アルバム世界をお届け。
去年聞きまくった4thアルバムからもう1年が経とうとしているのか。早すぎてヤバっ!
そんな懐かしい事を想いつつ今回の新作を聴いたところ、とても良かったっす。
ソロ曲は全体的に疾走感ありありで格好良い感じの曲が集中している。どの曲も随分難しいんだな。
全員曲ではかすみんの歌声もしっかり聞けた。次に来るであろう彼女のソロ曲も楽しみに待とう。
from Z to ABC-Ⅰ- / A.B.C-Z
エビが大好きです。海のエビもアイドルのエビも最高。
後輩達がどんどん売れている中だとちょっと見てもらえない時期もあるかもだが、内容は益々クールに、パフォーマンス精度も上げてしっかり熟して来ている。なんだかんだここにジャニイズムの完成形がある。それが私からエビに送る評価です。
4人になってからどんどん曲をリリースし、目覚ましい活躍を見せている。今年出したシングルもアルバムも大変楽しかった。特に8月に出したアルバムなんて素晴らしく良かった。河合くんが抜けて大きな穴が空いたことが嘘みたいに元気に飛ばしている。
エビはもっと売れても良いと思う。ていうかもっとテレビで歌ってよ。マジで出てこなさすぎるから、事務所の中でも遭遇する率が低すぎレア人間達の扱いやないか。
秀逸なアルバムをリリースして約1月後にはデジタルEPとして「from Z to ABC-Ⅰ-」をリリースした。ファーストアルバムのタイトルと似ている。あれも発売から10年かぁ。エビも長く歌って来たものだ。
そうして長く歌って来たエビの名曲達を4人で再録するのが今回企画。素敵なソング5選で構成されたこちらのEPもご機嫌すぎる。
今年のエビは昭和平成リバイバルをテーマに売っているから、選曲センスにもそこの影響が見られるような。
前作アルバムジャケがMD風なデザインだったのに対し、今作ジャケはカセットテープというレトロ音楽アイテムなのもグッドな仕掛け。ちなみに私はカセット、CDに触れた時期が長く、そこから一気に飛んで今のデジタルオーディオプレーヤーに移行したのでMDに触れたことがない。
収録曲には懐かしみあるポップ感やトレンディな感じのする物が多い。
収録された中で最もお気に入りなのは「ONE MORE KISS」。これのオリジナルがリリースされた時にもめっちゃ気に入っていて、当時もここに褒めコメントを打ち込んだはず。
この曲はおしゃれでクールでめちゃポップで好き。河合くんの声が抜けているのは寂しいが、それでも再度歌ってくれたのが嬉しい。名曲だわ。
はっしーのメロウかつエロティックな感じのするボーカルが曲調とすごくマッチしている。
トッツーが歌う「恋は忘れな~よ~」のところがすごく心地よい。ここの歌い方が格好良い。
「fragrance」「Enamel Slow」はトレンディ感があって大人格好良い。
「Enamel Slow」の変則的なテンポ感は作りとして面白いしクセになる。
落ち着いた感じの曲が連続する中、最後の「Finally Over」がめちゃくちゃ情熱的にロックしているのは構成としてナイス。圧倒的に暑苦しい曲で締めるこのやり口は私好み。
こちらのオリジナルが収録されたセカンドアルバム「A.B.Sea Market」はマジでめっちゃ聴いた。このアルバムを聴いて本格的にエビにハマったものなぁ。マジで思い出深い。
すごく情熱的でゾクゾク来る格好良い曲なのでまた歌ってくれて嬉しい。この曲でのハッシーのシャウトは気持ち良い。
こうして配信で誰でもどこでも視聴出来るようになったことが嬉しい。皆さんにもっと聴いて知ってもらいたいものだ。何って?そりゃもちろん五関くんの良さ。
そんな五関くんの良さがまだまだ知れる次の機会が到来。なんと11月に新シングルが出るのだ~。そっちも聴くしかない。今年はエビがたくさん歌ってくれて嬉しい。
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