聞いたで!
来年9月で安室ちゃんが引退するらしい。
去年のSMAP解散に続いてまた音楽界が寂しくなる。
私は安室奈美恵をデビューから今までずっと聴いていたという程どっぷりハマったファンではない。しかし、私の人生のある時期が彼女の歌を聴くことによって華やかに彩られたことは確かなことである。思い出のあるシンガーである。
彼女は女子のファッションリーダーとして君臨し、流行語の「アムラー」なる言葉の産みの親になり時代の潮流を持っていたカリスマシンガーである。世故に疎い私でも彼女の存在のでかさは意識せずにはいられなかった。
この時には「シノラー」とか「ハマダー」などもはやよく分からない新語が出来て混乱したよね。
歌って踊ってのイメージの彼女だが、わたしが大好きで見ていた「ひらけ!ポンキッキー」に出演していたり、映画「学校Ⅱ」に出ていたりして音楽以外に私が首を突っ込んだ趣味においても彼女の存在は目立つものとなった。若い時は結構色々やってたみたい。
あと、セガっ子の私が大好きなゲーム機「セガサターン」で発売した安室奈美恵のソフトを購入してやってみたんだが、これはクソでした。彼女に罪は無い。今もこのソフトは押入れに入っている。欲しい奴はどうぞ持っていけ状態である。
初めて彼女を見た時が一体いつだったか覚えていないが、まだ彼女が「スーパーモンキーズ」なるグループで活動していた頃に彼女を存在を知ったはずだ。昔の8cmシングルだとスーパーモンキーズって書いてある。同じく沖縄から放たれた刺客「MAX」とセットで応援してたよ。
今までに見た事の無いタイプの女性で「何かエロい」と確かに思ったのだ。
ミニスカを穿いているイメージが強かったので、TV出演の時にはよ~く見たらどっかでスカートのもうひとつ下の素敵な布が写ってんじゃないのとか思って集中して見ていたことを思い出す。
品の無い話は早々におしまいにしておこう・・・
そんな私がCDを買ってまでよく聴いていた安室奈美恵ソングを振り返ろう。
まずはコレ
TRY ME 〜私を信じて〜
1995年発売曲。古い。懐かしの8cmシングルである。8cmは軽くて良かった。
この曲はかなり枚数が出たので中古レコード屋で安く買ってきた。
この時期は世の流行がそうだったのかユーロビート調の曲が結構目立っていた。MAXとか初期のV6の曲もユーロビート調の物が多かった。
音が多くて大きいユーロビートはお耳に心地よいのだが寝りを妨げ、脳を覚醒させる働きがあるので私のお兄ちゃんが寝ている時に聴いていると「うるさい!」と怒られたものだ。
この曲はカッコイイ。安室ちゃんの煉瓦をも突き抜けるかのようなハイトーンボイスがお耳に心地よい一曲だった。
あと、平成ノブシコブシの破天荒な方が脇をパンパン鳴らして一曲奏でるっていう謎のネタをやっていて、その時の脇で奏でる一曲にこの曲が使われたことがあった。なんか嬉しかった。
太陽のSEASON
か~み(神)な曲。
今でこそバラードナンバーがいける歌手のイメージの彼女だが、この時期はイケイケナンバーでめっちゃ踊っている。
この曲は大好きでかなり保存状態の良いCDを今でも大切に持っているぜ。まぁ中古だけどな。関係ない話だが、当時の私はCDを新品で購入するような贅沢は出来なかった。なので、ラジオで流れるのをカセットに録音して聞いたりしていたな(ただしカセットテープはメタル)。今にこの「ラジオをカセットで録音」していた奴らも絶滅するんだろうな。
この曲も激しいユーロビート調。イントロからゾックゾク来る。パラパラが踊れそうな曲だ。
初期の楽曲だが、私のお気に入り安室ソングのトップ10にはまず入る一曲。いや、もしかしたら一位かもしれん。
私と大変波長が合う楽曲でこれを聴くと今でもテンションがあがる。理性が飛ぶ程にアガる曲である。
カラオケ版を聴くだけでも楽しいが、歌とダンスのセットでテレビで見てカッコイイとしか思えなかった。
女性が歌ってカッコイイと思ったのは工藤静香の「黄砂に吹かれて」以来のことであった。
夏になると聴きたい一曲。歌詞の「二人の季節が始まるの」の「はじ~まるの~」の部分が一番高まる。
ベスト版で歌い直したりしているが、この曲に関してはオリジナルが良い。彼女の若さをぶつけたこの時期だからこそのパワフルさとフレッシュさが味なんだよね。
Body Feels EXIT
1995年発売。
音楽の帝国avexに移籍後初のシングルである。そして本曲はTコムロ(小室哲哉)がプロデュースし、安室ちゃんが小室ファミリーに仲間入りしたシングルでもある。
力強い激しいナンバーでとても好き。安室ちゃんはバラードも良いけどこっちの激しめのナンバーの方が良い。
この頃くらいから私は広い世界には日本以外の国も存在すると知り、そしてその国々にはその国特有の言葉があると知った。日本人の私にとってはそれらを外国語と呼ぶわけだ。
曲にちょいちょい外国語を入れてくるというのがアニソンばかり聴いていた私には新鮮であった。私の人生において英語の存在を強く意識したきっかけになった一曲である。今じゃペラペラだぜ!
と言っても地方で暮らす私は、当時「東京」「沖縄」は外国と思っていたのだが・・
それで言うと安室ちゃんも私にとっては外国人だったわけなのだが・・・
まぁ、こんな女の人は学校やそこらにはいないからな。彼女と比べると周りの女の人はエノキかシメジくらいに見えたよ。どっちもおいしいから好きだけどね。
You're my sunshine
これもよく売れたシングルだったな。高音ボーカルが気持ちよい一曲だった。
「汗ばむ肌を見せつけ」という力強い歌詞が印象的だった。
汗ばむ肌を見せつけるなんて普通の女子なら躊躇してしまうであろう行為でも安室ちゃんは臆さない。
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