こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

今年も新年を彩るのはSixTONESで決まり!3rdアルバム「声」レビュー

 今日はSixTONESのデビュー日だ。あれから早いもので3年が経過した。めでたい!

 

 SnowManとセットでデビューが迫った前夜には、無性にワクワクして眠れなかったと記憶している。この快眠快便が売りの私の生活サイクルに異常をきたした衝撃のデビューからもう3年か。実に感慨深い。

 

 そんなデビューから3年目の記念すべき日に、ストの3枚目のアルバム「声」についてあれこれ書き殴っていこう。

 

 ストといえば3作連続でだいたい新年一発目にアルバムをドカンと出してくれる。なんとも嬉しいお年玉。お年玉の初めての使い道はストのアルバム、という人がここ3年は多くいたことだろう。

 

 今年も年明け早々の4日にすごいのをプレゼントしてくれた。1年前に出した「CITY」もかなりスゴイから未だに聴いていたのにもう次だ。これは嬉しい忙しさをくれてありがたい。

 

 まずはジャケットのジェスを見よ。超イイ!こいつは格好良いぜ。断然ジェス推しっす。この前髪のセットは良いな。

 

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 今回は奴らの武器でもある「声」がテーマ。

 声が届きにくいこんな時代だからこそ、ストは熱の籠もった声を発するのだ。良い心がけ。

 

 今回もざっくり見るだけで全体の構成がすごい。これで3年目戦士かってくらい曲も歌唱スキルも強い。

 これは本当にストだけが出せる声であり音である。そんなオリジナリティあるハイセンスな世界観が見えた。

 

 前情報無しになんとなく有線で聴いたとしたら、アイドルでなくこういう才能集団だと思ってしまうことだろう。それくらいアイドル感が薄く、マジでガチのアーティストって感じ。きょもジェスのコンビの奏でるボーカルは綺麗すぎる。

 

 これまでも嵐やSMAP、年が近い軍団でならSnowMan、キンプリが出したアルバムもしっかり聴いていた。それで思うけど、こういうセトリでこういうテーマの世界観を歌い上げるのが出来るのはストだけだな。

 メロウでジャジーでおしゃれで後はとにかくご機嫌過ぎる。

 

 全体の出来はそんな感じですごく良い。オフィスワーク時や特に何にもせずぼぅ~としたい時にもBGMとしてずっとかけていたい。それで心地よくなる。そんな耳に優しい仕上がりだった。

 

 では収録された物を個々に見ていこう。

 

 やっぱり1番のお気に入りは、先にテレビでも披露されたリード曲「Boom-Pow-Wow!」。

 とにかく「外れない」で実用性マックスなSONYイヤホンのCMソングとして起用されている。あのイヤホンもちょっと欲しい。

 この曲はストならではのご機嫌ハイカロリーナンバーで最高に楽しい。そして格好良い。

「右からShout 左もShout」の歌詞は、LRの2つの世界に分けて音楽を楽しませてくれるイヤホンのCMらしいものとして印象的。この歌詞が好き。

 

 タイトルからインパクトのある「人人人」も「ぶんぱうわぁ」に負けず耳残り感が半端ない一曲。

 これはなんというジャンルの曲なのか。初見だととにかく不思議、でも格好良くて面白いという感想が出た。

 微妙に気怠い感じのする曲調や歌い方も素敵。

 この曲でストの新しい一面が見えたような気がする。謎にハマるわぁ。

 マキシマムザホルモンの伝説の名曲「爪爪爪」を思い出すタイトル、というか字面なので、より記憶に残る。マジで内容は関係ないけどね。思い出したついでにそっちもセットで聴いている。

 

SUBWAY DREAMS」は、シティ感あふれる洋楽って感じがする。ポップでおしゃれ。

 これはライブの真ん中くらいでやれば、一旦肩の力を抜こうかって感じになって良いと思う。そんな感じで緊張感を和らげる良さがある。普通にリズムが好き。

 

 そしてやっと出た「PARTY PEOPLE」にも注目。

 去年のまだ暑かった時くらいにMVが解放されたが、CD化はずっと先送りになった。先に出たシングル「Good Luck! / ふたり」に入るかと思いきやそれもまだで、年越しまでリリースを待った。随分焦らしやがったな。

 これも「ぶんぱうわぁ」くらいテンションが上がって良い。格好良いな。ご機嫌ナンバーすぎる。

 正月に聴く分には季節外れなナンバーで、完全に夏曲だな。次の夏になったら再び鬼リピしたいと思う。

 

 ロック感の強い曲が目立つ中でしっとり爽やかに聴かせる「Always」も名曲になってしまった。

 ストメンバーそれぞれの伸びやかなボーカルが聞こえ、改めて声が綺麗なグループだと分かる。

 これは新たなる希望をイメージする景気の良い曲。もう終わった話だけど、初日の出を見ながら聴きたいナンバーだと思った。来年挑戦しよう。

 

 そしてここからは以前のアルバムの時も思った形態によって収録曲が違う問題に突っ込んでいくことになる。

 今回は3形態で発売されている。おまけが違うとかならまだしも、CDすらそれぞれ別物になっているのだ。せめてCDの内容は全部共通にしてくれよな。まぁそうなったら売上が落ちると思うけど。

 CDの内容自体を変えたら、狭義の話をすればもはや別物の作品なんだよな。だって3つ集めないと全部聴けないし。

 今回のアルバムでは、全部で21曲が楽しめる。3つを集めれば21曲をいつでも聴けるが、出費の額が結構痛いぜ。

 

 その内、通常盤のみで聴ける「オンガク -声ver.-」が改めて良い。

 こちらの楽曲はシングル「わたし」のカップリング曲をパワーアップさせたものだ。そのパワーアップ内容だが、アレンジが違うどころの話ではない。まず楽曲の時間が全然違う。長いのだ。

 それもそのはずで歌詞が追加されている。こうなると別物くらい新鮮に楽しめる。

 シングルには無かった素晴らしき樹ラップが追加されている。これが格好良い。ラップ付きのこっちの方が良い。

 メンバー数である「6」を超大事にした事が伝わる「五線じゃ足りない 六線のスコア」のラップ歌詞は最高にエモい。

 これは「声」を届けたい今のストの想いにマッチした良い曲。このタイミングでパワーアップしたニューバージョンをリリースしたのはベストな巡り合わせだった。

 

 同じく通常盤のみに収録されている「Cat Call」も妙に良い。

 これをライブでやるなら、とりあえず慎太郎には猫耳をつけて歌って欲しい。聴いた人の多くが賛同してくれることだろう。

 ジャニーズの猫ソングとしては大先輩のテゴマスの「猫中毒」の事も思い出した。あれも久しぶりに聴いてみよう。ちなみに私は完全に犬派だし、もっと広い話をすればアリクイ派です。

 

 いや~素晴らしい。

 今回もおしゃれ格好良すぎた。間違いなく2023年最初の名盤。

 年明け4日しか経過していない段階での発売だから、多分コレを追い抜いて世に出た今年の名盤は無かったはず。

 

 正月は去年の終盤も終盤に発売した結束バンドのアルバムとセットでストの3rdアルバム「声」を楽しんだ。

 6人の最高の声が我が心を熱くする。そんな中で過ごしたこの1月は大変楽しかった。

 

 

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