こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2021年の良かった曲(6月~8月)

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 クソ暑い夏、大雨や台風が襲う夏、そんな大変な時期を乗り越えるお供となるのが音楽である。

 6~8月に聞いた曲達を上げていこう。やっぱりアニソンとジャニソンが多い。

 

 

 

サムシング・ニュー / ジャニーズWEST

喜努愛楽 / ジャニーズWEST

 

  今年はデビュー7年目。メンバーが7人。7色の虹をイメージした7枚目のアルバム「rainboW」なんての出すくらい、このグループは7という数字に拘る。7年目のWESTはマジ。だから今年は、シングル3枚、アルバム1枚をリリースし勢力的に活動している。益々の活躍と新曲リリースは嬉しい。だが、チェックが疲れ、ファンの懐は寒くなる。

 

 サムシング・ニューは、シンガーのあいみょん提供曲。あいみょんの曲は聴いたことがないけど、この曲は好き。グループとあいみょんがコンビを組んで楽曲をリリースするのはこれで二度目だ。

 

 これから夫婦になる男女の物語が綴られるハートフルラブが詰まった元気ナンバーになっている。

 曲中で嫁のことを「姫」と称している点に今時のカップル感が出ている(のだと想う)。

 注目点は、花嫁目線で物を言う安室ちゃんのウェディングソングとは違い、新郎目線で熱い想いを語る内容になっていること。

 

 バラエティ番組「パパジャニWEST」には、メンバー全員が独身代表として参戦している。いつか各員が新郎になる日がくるのかもしれない。その時には改めて聴いて、そして歌って「僕らは最強なんだぜ」と言ってもらいたいものだ。特に桐山に。

 

 今年3枚目のシングルとして「でっかい愛 / 喜努愛楽」をリリース。恐怖のダブルA面シングルである。両曲共シゲ、濱ちゃん、それぞれが主演するドラマの主題歌になった。

 

 でっかい愛というタイトルは笑えるパワーワード。だが、でかいだけに愛は美しく清いもの。というわけでこちらはハートフルな良い曲だった。

 

 個人的にこちらの方が好きと言えるのが「喜怒哀楽」。濱ちゃんがお侍のヅラを被って主演するドラマ主題歌。というわけで、普段は軍団の脇を固める濱ちゃんがセンターを占めるという珍しい現象が見られる曲になっている。濱田推しは聴くしかない一曲だ。PVのダンスは格好良く、空を飛んでいる濱ちゃんが遠くに見えるのが面白い。

 ゆったり目のでっかい愛と違い、ガンガン楽器を鳴らすバンドサウンドで攻める格好良い曲だった。バズリズムでパフォーマンスを見て「かっこえぇ~!」ってなった。

 

 

Viewtiful Days! / 和氣あず未

記憶に恋をした / 和氣あず未

 

 最近益々の活躍を見せる推し声優である。歌声も元気で可愛らしくて良い。そんな彼女の両A面シングルを楽しませてもらった。

 

 Viewtiful Days!は、アニメ「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」のED曲。何それ?ってなりそうなタイトルのアニメだが、このアニメも楽しんだ。

 Bから始まる方のビューティフルではないんだ。ビューティフルジョーの方のビューティフルになっている。ちょっと洒落っ気のあるおしゃれタイトルが良い。

 元気で明るく可愛らしい曲で平和なアニメのEDにはぴったりな好きになる曲だった。

 

 可愛いアニソンのViewtiful Days!と打って変わってアーティスト感が出た「記憶に恋をした」は切なげなラブソングで心に染みる。

 自身がMCを務める番組「アニゲーイレブン」テーマソングになっていたのを聴いて「ええ歌や」と思ってこっちもチェックした。

 

 記憶に眠る愛しき日々というものがあり、それにこそ人は恋するのではないだろうか。誰しもがそれと知らずこういうことを己自身の中でやっている、という説得性のある切ないポップナンバーだった。 

 

 いつぞや待ち合わせ場所にしていたあの駅が今はもうないという切ない内容が曲中で描かれている。愛しき場所を失って悲しんでも時は移り変わり、それがやがて恋しい記憶になっていく、そんなことが分かる点にキュンとした。

 この点には、ゆずが歌う「桜木町」的なキュンとする切なさがある。心揺さぶるこの感じが良い。

 

 

鼓動 / 藍井エイル

 テレビアニメ「バック・アロウ」2クール目のOP曲。

 軽快なテンポでロックに歌い上げる格好良い曲でハマった。

 嘘はやめて自分らしく生き続けるというスマートな生き様が歌われている。歌詞内容がまるで主人公バック・アロウの生き様を表しているようで良い。そして生きている限り我々が日々続ける魂の活動のことを「鳴らせ鼓動を」という歌詞で表しているのも良い。

 

BURN / NEWS

 テレビアニメ「半妖の夜叉姫」後期OP曲。

 アニメでは年始くらいにはもう流れていたけど、発売は6月まで待ったな。遅っ!

 BURNの音源化いつよ!と長く待ってやっとのフル視聴が出来た。

 

 色々あってまた人数が減ったNEWSだが、今は数が減った視覚的寂しさをぶっ飛ばすため、このような熱いロックな曲で攻めたのは良い作戦だったと想う。まっすーはずっと格好良い。

 数は減ったが、それでも黄金色のフレイムをいつまでも絶やさない強きグループであって欲しい。

 

Champagne Gold / NEWS

 前作シングルにカップリング曲として収録された「Champagne Gold」が装いも新たに「Champagne Gold(STUDIO LIVE RECORDING Ver.)」として再びカップリングされた。BURN収録版のこちらも格好良い。シャンパンなんて飲まないけど、視聴後にはグラスの中で弾ける泡が見えたぜ。

 この曲はなんだかオシャレにジャズチックで格好良い。これまでのNEWSにはなかなか見られないテイストの良曲だと想う。シゲがファルセットを聴かせる点にも注目出来る。

 

ひとりにしないよ / 関ジャニ∞

 そういえば、関ジャニを見る時には、センターの概念を用いることがあまりなかった。がしかし、今回はしっかりセンターを決める曲で、なんと横山くんがセンター。

 ここへ来て彼がセンターに来るのか。あんな大学生上がりの新人社員みたいなフレッシュな感じなのに、もう40代というのが凄い。ココと三宅健アンチエイジングがすごいと想う。

 

 これだけあれこれと様々な楽曲を出して来た関ジャニが、ここへ来てこんなに優しい感じのポップソングを歌うとは、まず選曲が意外。そしてこの感じの曲でなんと振り付けがついているのも意外。基本的にはやんわり目に踊っているが、サビの振り付けがややトリッキー。

 5人体制になってからは、確実にイケるっていうヤツを慎重に上げてきていると想う。5人になってからのそれぞれの楽曲の完成度は高いと想う。

 

 大サビを横山くんがソロで歌い上げる点が最大の聴き所だといえよう。意外と甘い声をしているんだよな。

 

「ジャニ勉」が終わったのは寂しいが、それでも5人の関ジャニを応援するぜ。

 

愛のシュプリーム! / fhána

 テレビアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」OP曲。

 シュプリームとは、位や品質などが最上位であることを意味している。というわけで、すんごい大きな愛があるっていうことを言っているハートフルソングに仕上がっている。

 

 テロリストによって大打撃を受けた京アニ再始動の狼煙となったアニメOP曲らしく、景気良く元気でポップな記念碑的一曲になった。とても可愛い曲になっていて視聴して楽しい。PVのダンスも可愛い。

 まさか主メロを男女混合ボーカルで歌い繋ぐのは意外な仕掛けだった。

 

僕らは まだ / V6

 今年で解散のV6の勇姿を最後まで見届けたい。そんな想いがどうしても強まってしまうラストイヤーに出したシングル曲。

 本当にこんなに長い間よくぞ戦い抜いたと想う。何かを四半世紀やり続けるって大変なことだ。

 

 どこか懐かしげなメロディー、そしてグループが重ねた歴史、時間の事を歌ったような歌詞が心に響く。

 

 かつて後輩の嵐は「未完」なんていう楽曲を出し、最後には「This is 嵐」というアルバムを出した。未完だった段階を経て、最後にはこれが嵐で俺たちのやり方だ!的な熱いメッセージを置き土産に一旦のピリオドを打った。

 

 そこへ来てV6は、自分達はまだ未完成で完璧には遠い。自分で自分達はまだその段階だと言い、あえて未完のまま完成を迎えるという一件矛盾にも取れる確かな美学を持ってしてフィナーレに向かう形となった。これはこれで彼らのグループ性が出ている。いつまでも完成しないからこそ見ていたい、見るのが楽しい、そんな芸術品だってあるだろう。V6もソレなのだ。

 

 良い歌、そして良いグループだった。長野くんが推しです。

 

 

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