こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

人型猫がやって来る「ネコぱらOVA」

「ネコぱらOVA」は2017年12月に配信されたOVA作品である。

 中身はタイトルの通りで、猫耳をした可愛い子ちゃん達によるパラダイスを映像化したものである。これは目の保養でしかなかった。

 私の猫耳萌えの入り口が我らがドラえもんの妹であるドラミ氏だったのであるが、時代を経て猫耳萌えも多様化したものだ。いや~ここまで萌える感じできたかって感心してしまった。

 

ネコぱら vol.1 ソレイユ開店しました!画集なし版 NEKO WORKs さより 雪仁

 

ネコぱら vol.3 ネコたちのアロマティゼ 通常版

 

 

 

 ネコぱらOVAとか言われても「今まではどういった商品展開をしてOVAに辿りついたんだ」って思うくらいにこの作品のことは何も知らなかった。たまたまネットをウロウロしていたらいい感じの猫耳娘アニメがあるじゃないかと思い、とても軽いノリで見ただけのことであった。

 せっかくなのでこの「ネコぱら」をネットで調べてみたら原作はPCゲームだとわかった。お、そこそこ売れているぞ。

 私もここ最近は前線を離れPCゲームはすっかりやらなくなった。PCゲームならだいたい10年くらい前に出た「リトルバスターズ! エクスタシー」をやったのが最後かもしれない。アレにはハマりまくって、その当時私の資本たる体内を侵食していたインフルエンザ菌と格闘しながらもやりこんだゲームだった。安静を惜しんでまでやったため体の治癒の方が少々遅れたが、今振り返れば何かも皆懐かしい&美しい思い出でしかない。

 

 ネコぱらは日本で生まれたゲームだが、売り上げのほとんどは海外のお客さんらしい。そして中でも中国人から大変ウケがよいとのことである。中国人ってホント猫娘が好きなんだから。いい趣味してらぁ。

 

 肝心なOVAの内容は、和菓子屋の息子でありながら洋菓子職人になって洋菓子店を出した主人公の下に、実家で飼っていた人型猫(メス)がご主人恋しさに押しかけて来て楽しく過すというものである。ご主人様大好きな人型猫と猫想いなご主人様のハートフルストーリーであった。猫を飼ったことがない私だが、猫もいいものだなと思ってしまった。

 

 本作のキーとなるのが人型猫。人でなくあくまで猫扱いである。これがめちゃ可愛い。あまりに可愛いので「なにコレ、カワユス」と歓喜の一声を漏らしてしまった。

 主人公の下に最初に二匹やってきて、後に主人公の妹が追加で四匹連れてくる。ちなみに妹も可愛い。

 登場する猫達には唾液分泌を促進させるかのような洋菓子にまつわるオシャレネームがついている。ショコラとかバニラとかがそうである。

 人型猫は首に鈴をつけていれば一匹で勝手に外をうろついても良いが、鈴のついていない人型猫は飼い主同伴でないと外出は出来ない。決まりを破ってご主人無しで勝手に外出した猫は警察に補導されるという設定がなされている。結構管理が厳しい。人型猫が鈴をもらうためには厳しい検定を受けないといけないらしい。

 

 和菓子店の息子なら和菓子職人の道を行くのが妥当なところを、あえて洋菓子職人の道を行った反骨精神はある意味ロックである。ここは良いポイント。

 

 映像はなんだかカラフルだし、発色が良く鮮明である。キャラ絵は可愛いし綺麗。

 Rayの歌うOP曲、KOTOKOの歌うED曲はどちらも可愛くてキャッチーな仕上がりになっていた。というかRayって去年に引退しちゃったので久しぶりに歌声を聞いた。可愛い声してる。私の好きな声優井口裕香がラジオで「Rayちゃん可愛い」ってよく言ってた。

 


NEKOPARA ネコぱら【ネコぱらMAD】

 

  ↑ 何この歌、かわいいと思った。

 

 

 この作品の制作費集めはクラウドファンディングという資金繰りを用いているということで、ファンの皆で叶えた物語なんですね。私はお金を払っていないけど、皆のおかげで良い作品が見られたのは本当に喜ばしいことである。

 約1時間の作品であったが、見終わって何だか幸せになりました。猫耳娘っていいね。

 

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