ノストラダムスの大予言の通りに終わる終わると噂されていた世界だが、まるっと無事に時代は00年代を迎えた。
この年には「2000」と書いて「ミレニアム」と読み、世間でもやたらとミレニアムというワードが囁かれた。
ゴジラの新作タイトルが「ゴジラ2000(ミレニアム)」、この年に産まれた子供は「ミレニアムベイベー」とか言われていた。あとはテレビアニメ「あたしンち」で立花家のお母さんがステーキ屋でミディアムをミレニアムと間違って頼むと、大食いチャレンジメニューミレニアムステーキというのがドンと出てくる回があったりと、何かと「ミレニアム」というワードが記憶に残る年であった。
この年になっても私はバリバリ現役でカセットテープで音楽を聞いていたが、個人で使用できるCDラジカセをゲットしたため、少しずつCDでも音楽を聞くようになっていた。
この時分にはそれまでの8センチシングルが段々となくなり、今の12センチシングルが主流となっていった。中には8センチと12センチで2タイプ出す作品もあった。個人的には8センチ派だった。12センチのプラケースが意外にも重く、並べると嵩張るから嫌だったんだな~。
そんな訳で、大変楽しかった2000年に私が好んで聴いていたお気に入りソングを丸っと振り返ろう。
鳥の詩 / Lia
Farewell song / Lia
青空 / Lia
この年には後にアニメにもなった名作PCゲーム「AIR」が発売された。
「Kanon」に次いでKeyが世に放った作品であり、こちらでも音楽面での出来が大変良かった。
Key作品と言えばの歌姫Liaによる劇中歌はどれもこれも名曲で我が耳を癒やした。
その内の一曲「鳥の詩」はファンの間では国歌と呼ばれている。運動会で歌うアレも国歌だが、Liaが歌うこっちの歌の方が8倍良い。
夏影 / 麻枝准
PCゲーム「AIR」のBGMで歌詞はない。
聞けば誰にでもあったはずなあの夏を思い出し、とにかくうっとりしてしまう。
夏になるとどうしても聞きたくなるので、未だに体がそのクソ暑さを忘れぬ今年の夏もこの曲を聞いて癒やされた。マジで心地よいメロディー。
さよなら大好きな人 / 花*花
桜坂 / 福山雅治
HEY! / 福山雅治
この年には桜坂が売れまくって話題がそっちばかりになったが、個人的にはこっちの曲の方が好き。
ボーイフレンド / aiko
歌詞には印象的なワード「テトラポット」が登場する。当時はなんだろうそれと想っていたが、海に置いてあるアレだとかなり後になって知った。
桜の時 / aiko
ちょっとアンニュイな感じで歌う「右手を繋いで~」の部分が良い。
if... / DA PUMP
イントロから淋しげな感じのする曲なのだが、ラップの部分が好き。聴くとあがる。
とまどい / GLAY
人生順風満帆に行っていたため、「とまどい」というのを体感したことがなかった。そんな時分にこの曲を聴いた。縁がない概念だけに感慨深いものがある曲。
Missing You / GLAY
NEO UNIVERSE / L'Arc~en~Ciel
爽やかな曲調とサビで声が高いのが気持ちよい。
STAY AWAY / L'Arc~en~Ciel
格好良い曲で好き。
PVの最後の方でラルクの皆がダンスを踊っているのが好き。
楽器もやればダンスもやるグループなのかと思いきや、ダンスシーンは顔を合成しておいて違う人が踊っているとのこと。
Everything / MISIA
テレビドラマ「やまとなでしこ」主題歌。
MISIAの歌声はもちろん良いが、サビ部分のコーラスもかなり好き。
NOT FOUND / Mr.Children
深い歌詞。これが櫻井さんの人生観かと思わせる一曲だった。結局人生微笑みが大事。
何かと見つからないことが多いのが人生。名曲だ。
口笛 / Mr.Children
小学校の帰り道を想起させる哀愁漂うイントロが好き。
これがミスチル最後の8センチシングル作品だった。
つよがり / Mr.Children
友とコーヒーと嘘と胃袋 / Mr.Children
二曲ともアルバム「Q」に収録。
潜水服を来ているジャケットが印象的だった。
「友とコーヒーと嘘と胃袋」は、アルバム曲ならではの面白い曲だと想って気に入って聞いていた。
Believe / Folder 5
テレビアニメ「ワンピース」OP曲。
ハイトーンボイスが印象的。
Chicken guys / 野猿
芸人が歌って踊ってだけのグループではなく、なかなかパフォーマン力があった。
COUNT DOWN / Little Voice
テレビアニメ「GEAR戦士電童」ED曲。
「輝く未来(とき)へとCOUNT DOWN」という歌詞は希望に満ちた良き響き。
JUMP~メイっぱい抱きしめて / P-chicks
テレビアニメ「HAND MAID メイ」OP曲。
ハロプロのアイドルユニット「ミニモニ」のごとく、背丈の小さなアイドル三人を集めて結成したグループ。CDはこれっきりの一枚しか出していないが、結構ハマるテンポ感の一曲で、個人的にはお気に入りソング。
mexican flyer
セガの名機「ドリームキャスト」対応ゲームソフト「スペースチャンネル5」テーマ曲。
ヒット映画「スウィングガールズ」や、最近では何かの車のCMでも使われた楽曲。
大変格好良い。
このゲームのサントラを購入して聴いてしまった。
MY FIRST KISS
キテレツ大百科で有名な曲「はじめてのチュウ」を英詩にし、大胆にアレンジしたもの。ラストサビの日本語で「はじめてのチュウ」と歌うところがぐっとくる。
W-Infinity / 三重野瞳with影山ヒロノブ
テレビアニメ「GEAR戦士電童」OP曲。
おジャ魔女はココにいる / MAHO堂
テレビアニメ「おジャ魔女どれみ♯」OP曲。
さよならありがとう / こばやしさちこ
アニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」主題歌。
アニメにはさっちゃんも登場する。
グロウアップ / Hysteric Blue
テレビアニメ「学校の怪談 」OPの曲。
サクラサク / 林原めぐみ
テレビアニメ「ラブひな」OP曲。
ラブと大学受験をテーマにしたアニメだっただけに、主題歌も受験にまつわるこの言葉。
ダメダメのうた / Lady Q, 野原しんのすけ (矢島晶子), 野原みさえ (ならはしみき)
テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」OP曲。
大人は何でもダメダメ言いがちということを大変早いテンポで歌っている面白い曲。
ナンダカンダ / 藤井隆
歌詞も曲も明るく元気でとても良い曲だと想う。
藤井隆ってこんなに踊るんだと想った曲。
ハートのつばさ / 中島礼香
テレビアニメ「だぁ!だぁ!だぁ!」OP曲。
歌っているのはグラビアアイドルの方。
好きな相手に対して友達に以上になりたいだけと言ってるピュアで切実な歌詞にキュンとくる。
明日へのメロディー / CHAKA
アニメ映画「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」主題歌。
アニメ最終回で残した謎を明らかにした本当に本当の最終回となった劇場版。
ラストシーンで階段から飛び降りて小狼君にハグしたさくらが「だーいすき」と言うと、「とどけて~」とこの曲が始まる。あのタイミングで曲がかかるのは最高。それゆえ印象的な曲。
月光 / 鬼束ちひろ
涙そうそう / BEGIN
飛べない鳥 / ゆず
赤い糸 / コブクロ
メジャーデビュー前のコブクロの名曲。
永遠に / ゴスペラーズ
HOTEL PACIFIC / サザンオールスターズ
この曲はイントロがとにかく格好良い。
テレビで歌った時には、サビ部分でちょっと変な振り付けがあった。
TSUNAMI / サザンオールスターズ
ものすごい売れたシングル。
個人的には「オーマイデスティニー」の部分が好き。
KinKiのやる気まんまんソング / KinKi Kids
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」OP曲。
作詞はさくらももこ。
キンキがアニメ楽曲を担当するのは珍しいので印象的だった。
信号機が赤から青になるまでちゃんと待つ、雨が降れば虹が出るなど当たり前のことを言ってばかりの歌詞が逆に印象的で記憶に残るものとなった。かなりノリが良くて好き。
もう君以外愛せない / KinKi Kids
バラードを歌わすとやっぱりキンキは強い。かなり好きな曲。
夏の王様 / KinKi Kids
サビのキーが高いので、本気で歌うと喉がやられる。
好きになってく 愛してく / KinKi Kids
欲望のレイン / KinKi Kids
本人達のもそうだが、「ザ少年倶楽部」で後輩達が結構歌いがちだったのでそっちでもよく聴いた曲。
Let It Be / SMAP
ダンサブルで格好良いナンバー。
らいおんハート / SMAP
メンバーの草彅剛主演ドラマ「フードファイト」主題歌。
自分を癒やしてくれる人を薬箱と例える歌詞はセンスがあって良い。
オレンジ / SMAP
キムタクが歌う「その日まで」の部分の「まで」の歌い方が格好良い。
みんなでワーッハッハ! / TOKIO
かなり元気が出るソング。
CHANGE THE WORLD / V6
テレビアニメ「犬夜叉」OP曲。
CDの初回盤には作品原作者である高橋留美子がV6メンバー6人を描いたファイルがついていた。これは今でも大事に持っている。
IN THE WIND / V6
爽やかだし格好良い。
都会の風をイメージする曲。
慎吾ママのおはロック / 慎吾ママ
歌詞に出てくる「マヨチュッチュ」が何気にパワーワード。
香取慎吾が女装して歌うというアホっぽい企画かと想ったらハマる楽曲に仕上がっていて、気づけば風呂で歌っていた。
歌の途中で慎吾ママがSMAPメンバーに話しかけるセリフがあるのだが、中居くんの扱いが面白い。
SUNRISE日本 / 嵐
台風ジェネレーション Typhoon Generation / 嵐
デビュー曲ではラップが出来るグループということを見せ、サードシングルであるこの曲では芝居に定評がある二宮のセリフから始まる。上手にグループの武器を使ってくる。
二宮君の「じゃあ~行ってくる。あっさよならじゃないよね、また会えるから」のセリフからの櫻井君の「YO!YO!」と続く芝居からラップへのバトンタッチがとても良い。
段々とテンポが上がってくる曲調の変化っぷりや、学校を出て離れ離れになる二人を歌った切ない歌詞も良かった。初期の名曲だと思う。
感謝カンゲキ雨嵐 / 嵐
大野君の「スマイル アゲイン」からの櫻井君のテンション高めなラップで始まる構成が見事。
ライブだとテンションが上がって、CDよりずっとハイテンションでラップやってる櫻井君が素敵。
「感謝感激雨あられ」をいじったネーミングセンスも良し。
サウダージ / ポルノグラフィティ
ザボテン / ポルノグラフィティ
ヒトリノ夜 / ポルノグラフィティ
ミュージック・アワー / ポルノグラフィティ
この年にはポルノが精力的に活動してヒットを飛ばしていた。
特に思い入れがあるのはテレビアニメ「GTO」OP曲になった「ヒトリノ夜」。アニメのOP動画がおしゃれ格好良くってそれに曲が大変合っていた。
地上の星 / 中島みゆき
ヘッドライト・テールライト / 中島みゆき
NHK放送のドキュメント番組「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」主題歌の二曲。
この番組、面白かったんだよな。ためになるからと言うことで学校の授業でも見せられた。この時分のNHKは今程悪口を言われてなかったんだよなと思い出す。
「地上の星」は喉を唸らせて力強く歌われる。それに対して「ヘッドライト・テールライト」はなんとも優しく歌い上げるしっとりソングになっている。このギャップは良し。
Wait & See ~リスク~ / 宇多田ヒカル
近未来的映像満載なPVが印象的だった。PVではヒッキーが影分身で三人になっている。
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